JPH0542126A - 磁気共鳴映像装置 - Google Patents

磁気共鳴映像装置

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JPH0542126A
JPH0542126A JP3201848A JP20184891A JPH0542126A JP H0542126 A JPH0542126 A JP H0542126A JP 3201848 A JP3201848 A JP 3201848A JP 20184891 A JP20184891 A JP 20184891A JP H0542126 A JPH0542126 A JP H0542126A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影面を容易に設定することができ、かつ、
撮影条件をリアルタイムで適宜変更することのできる磁
気共鳴映像装置を提供することを目的とする。 【構成】 被検体の3次元画像をガイド画像として画面
表示し、この上に画像化領域をオーバーラップ表示させ
る。そして、この画像化領域を移動させて、所望の撮影
領域を設定する。また、複数のイベントメモリを設け、
各イベントメモリへの書込み、読み出しを選択的に切換
える。 【効果】 撮影面の設定が著しく容易となり、かつ撮影
条件をリアルタイムで変更することができるようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対話的な撮影条件の設
定や連続的なパルスシーケンスの実行を行なう磁気共鳴
映像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医用画像診断装置の進歩に伴なっ
て、磁気共鳴映像装置の開発が進められている。
【0003】磁気共鳴影像法はよく知られているよう
に、固有の磁気モーメントを持つ核の集団が一様な静磁
場中に置かれたときに、特定の周波数で回転する高周波
磁場のエネルギーを共鳴的に吸収する現象を利用して、
物質の化学的および物理的な微視的情報を影像化する方
法である。この磁気共鳴影像法では、超音波診断装置や
X線CTなどの他の医用画像診断装置に比べてデータ収
集時間が非常に長くかかる。従って、被検体の呼吸など
の動きによってアーチファクトが生じたり動きのある心
臓や血管系の影像化が難しいという問題がある。また撮
影時間が長くなるため、被検者に与える苦痛も大きい。
【0004】そこで、磁気共鳴影像法において高速に画
像を再構成する方法として、Mansfield によるエコープ
ラナー法や、Hutcisonらによる超高速フーリエ法、など
が提案されている。図9は超高速フーリエ法(マルチプ
ルエコー・フーリエ法ともいう)による画像データ収集
法のためのパルスシーケンスを示したものである。高周
波磁場RFとして、選択励起用90°高周波パルスを印
加すると同時に、スライス用勾配磁場Gs を印加してス
ライス面内の磁化を選択的に励起した後、さらに180
°高周波パルスを印加してから、スライス面内に平行な
方向に読みだし用勾配磁場Gr を正負に高速にスイッチ
ングさせて印加し、同時にGs およびGr に直交する方
向に位相エンコード用勾配磁場Ge を読みだし用勾配磁
場Gr のスイッチングのたびにパルス的に印加する。こ
れによって発生する磁気共鳴信号を収集し、磁気共鳴画
像を再構成する。
【0005】また、最近では、上記の方法に加え、従来
のフィールドエコー法を高速化したTurbo FLASH 法など
が提案されている。これらの超高速シーケンスを利用す
ることにより、高速な画像化が可能となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の磁気共鳴映像装置における高速イメージング法に
は以下に示すような欠点がある。
【0007】従来の撮影方法は、高速イメージングに対
応したものではなく、高速イメージングの際には撮影時
間に対応した新たな撮影条件の入力方法が必要である。
たとえば、従来における撮影断面の指定方法では、あら
かじめ撮影した単数もしくは複数の画像から診断に必要
な断面を決定し、対応するパルスシーケンスのパラメー
タを静的に書き換えた後、撮影を行い任意断面の画像を
得ていた。また、パルスシーケンスは1つの撮影条件ご
とにゆっくり設定を行えば十分である。
【0008】しかし、高速シーケンスの場合、操作者が
会話的にシーケンス条件の変更を行って、対応する画像
を即座に観測するなどのリアルタイム的な利用法が考え
られるが、その際の撮影条件の設定が連続的に行えな
い。さらにシーケンス実行の合間に撮影条件を変更する
場合、パルスシーケンスの高速な書き換えが必要である
が、従来のシーケンスコントローラではそのような複雑
な制御は不可能である。
【0009】この発明はこのような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、撮
影面を容易に設定することができ、かつ、撮影条件をリ
アルタイムで適宜変更することのできる磁気共鳴映像装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、一様な静磁場中に置かれた被検体に高周
波磁場と勾配磁場を所定のパルスシーケンスに従って印
加し、被検体内からの核磁気共鳴信号を検出して影像化
する磁気共鳴映像装置において、被検体の任意の撮影断
面および領域、TI時間などの撮影条件を、外部から会
話的に指定入力する撮影条件指定手段と、撮影条件が指
定された被検体を画像化するための勾配磁場や高周波磁
場の制御を該撮影条件指定のたびに行う手段と、を有す
ることが特徴である。
【0011】また、上記高周波磁場や勾配磁場などの制
御手段は、パルスシーケンスを記憶し、実行する複数の
イベントメモリと、前記各イペントメモリへの書き込
み、読みだしを選択的に制御するイベントメモリ制御手
段と、を有することを特徴とする
【0012】
【作用】上述の如く構成すれば、まず、被検体全体から
の磁気共鳴信号が収集され、これによって3次元画像が
再構成されて画像化される。そして、この3次元画像を
ガイド画像として画面表示し、これに画像化領域をオー
バーラップ表示させ、この画像化領域を適宜移動させて
撮影断面を設定する。従って、容易に撮影断面を設定す
ることができるようになる。
【0013】また、複数のイベントメモリか設けられて
おり、1つのイベントメモリの記憶内容が読出されてい
る際に、他のイベントメモリへの書込みが行なわれる。
従って、読み出しを行なうイベントメモリを適宜選択す
ることで、パルスシーケンス等の撮影条件を即時に切換
えることができ、リアルタイムで撮影面を変更し、表示
させることが可能となる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例に係わる磁気共鳴映像
装置の構成を示すブロック図である。同図において、静
磁場磁石1および勾配磁場コイル3はシーケンスコント
ローラ9により制御される励磁用電源2および駆動回路
4によってそれぞれ駆動され、被検体5(例えば人体)
に対して一様な静磁場と、注目する所望の断面(スライ
ス面)内の直交するリード、エンコードの二方向、およ
びそれに垂直なスライス方向に磁場強度がそれぞれ変化
する勾配磁場を印加する。なお本実施例では、スライス
面に直交する方向に印加する勾配磁場をスライス用勾配
磁場Gs 、スライス面内で適当な方向に印加する勾配磁
場を読みだし用勾配磁場Gr 、それと直角方向に印加す
る勾配磁場を位相エンコード用勾配磁場Ge として説明
する。
【0015】被検体5にはさらにシーケンスコントロー
ラ9の制御下で、送信部7からの高周波信号によりプロ
ーブ6から発生される高周波磁場が印加される。本実施
例においては、プローブ6を高周波送信のための送信コ
イルと、被検体5内の各種の原子核に関する磁気共鳴信
号を受信する受信コイルとに共用しているが、送信およ
び受信コイルを別々に設けてもよい。
【0016】プローブ6により受信された磁気共鳴信号
(エコー信号)は、受信部8で増幅および検波された
後、シーケンスコントローラ9の制御下でデータ収集部
10に送られる。
【0017】データ収集部10は、受信部8を介して取
り出された磁気共鳴信号をシーケンスコントローラ9の
制御下で収集し、それをA/D変換した後データ処理部
11に送る。
【0018】データ処理部11は電子計算機12により
制御され、データ収集部10から入力されたエコー信号
についてフーリエ変換によって画像再構成処理を行い、
画像データを得る。そして、この画像データを画像ディ
スプレイ14に出力する。
【0019】画像ディスプレイ14は、データ処理部1
1から与えられた画像データを表示する。また、このデ
ィスプレイ14は、複数の独立した表示画面をもってお
り、各画面を独立に表示したり、重ね合わせて表示する
機能を有する。更に、フルカラー表示が可能となってい
る。
【0020】電子計算機12は、コンソール13からの
指令によって動作するものであり、システムコントロー
ラ9の制御を行なう。また、画像ディスプレイ14の表
示画面の数分だけフレームバッファ(不図示)を有して
おり、例えばMRI画像上にオーバラップさせる画像等
を、データ処理部11を介して画像ディスプレイ14に
供給する。
【0021】次に、画像化領域の指定方法について説明
する。所望する断面の撮影を行なう前に、あらかじめ被
検体5全体から磁気共鳴信号を収集し、3次元画像を撮
影する。そして、この3次元画像を位置決めの際のガイ
ド画像として、ディスプレイ14上に3次元表示する。
なお、被検体の3次元画像が撮影できない場合には、あ
らかじめ、適当な数のボランティアにより収集された3
次元画像から患者の身長、体重などの体格に合わせて選
択したものを用いたり、被検者の体格に合わせてコンピ
ュータグラフィックスにより3次元のガイド画像を作成
しても良い。
【0022】図2(a)はディスプレイ14上の表示例
であり、ガイド画像21が3次元表示されるとともに、
この画像21上に画像化領域を示す断面22がオーバー
ラップされて表示される。また、このディスプレイ14
上には、拡大・縮小を操作するスイッチ23、画像化領
域22の角度を操作するスイッチ24、画像化領域22
の並進を操作するスイッチ25、及び、前記角度及び並
進の方向を指示するスイッチ26が表示される。そし
て、例えばスイッチ26の「X」を押し、並進スイッチ
25を押せば、画像化領域断面22はx軸方向に平行移
動する。また、ガイド画像22の観察方向は固定ではな
く、図示しないマウスやトラックボール等で任意に変更
可能である。
【0023】次に、位置決め操作の手順について説明す
る。まず、被検体の診断部位に適したガイド画像をディ
スプレイ14上に3次元表示させ、操作者がその表示位
置、角度等を変更し、最適な観察位置となるようにす
る。そして、この位置でガイド画像を固定し、図2
(a)に示した各スイッチ23〜26を調整して画像化
領域を選択する。これによって、位置決めの初期設定が
完了する。
【0024】また、コンソール13にてスライス厚等の
撮影条件が設定されると、所定のパルスシーケンスに従
って撮影が開始される。そして、撮影が開始されると画
像ディスプレイ14は図2(b)に示すように切換わり
リアルタイムのMR画像27が表示される。また、この
MR画像27の画像化領域を示すための画像28も表示
され、並進スイッチ29、角度スイッチ30、及び方向
指示スイッチ31を調整することで、シーケンス実行中
であっても画像化領域を変更が可能となっている。従っ
て、シーケンス実行中に画像化領域の変更が行なわれる
と、MR画像27はリアルタイムで時々刻々と変化す
る。
【0025】これによって、操作者は対話形式で画像化
領域を変更させることが可能になり、リアルタイムで所
望の断面を観察することができるようになる。
【0026】また、上記した操作を実施する際には、電
子計算機12では、画像化領域の変更入力と同期的に、
この変更を行なうための勾配磁場強度等のシーケンスパ
ラメータを逐次計算する。
【0027】即ち、画像化領域を拡大する際には、エン
コード方向の勾配磁場強度Ge 、及びリード方向の勾配
磁場強度Gr を大きくする必要があり、また、スライス
厚を薄くするためにはスライス方向の勾配磁場強度Gs
を大きくする必要がある。例えば、勾配磁場強度Gs
s 倍することでスライス厚は1/As となる。
【0028】また、任意の断面を選択するためには、影
像化のための座標系(s,e,r)から、物理的に配置
されている勾配コイルの作る座標系(x,y,z)へ変
換する必要があり、例えば所望する勾配磁場Gs を得る
には、x,y,z軸に印加する勾配磁場強度Gx
y ,Gz のベクトルの合成がGs となれば良い。
【0029】即ち、図3に示すように、角度θ、φで表
現されるGs を生成するためには、次の(1) 〜(3) で示
すGx ,Gy ,Gz を決めればよい。
【0030】 Gx =As ・Gs ・sinθ・cosφ …(1) Gy =As ・Gs ・sinθ・sinφ …(2) Gz =As ・Gs ・cosφ …(3) また、これと同様にGr ,Ge についてもGx ,Gy
z で表現することができる。そして、これらのシーケ
ンスパラメータAs ,θ,φ等は、リアルタイムで連続
的にシーケンスコントローラ9に送られ、実際に勾配コ
イル3への電流の供給が制御される。
【0031】また、画像化領域断面で指定される範囲
が、撮影不可能な領域である場合には、ベル音等で警報
を出したり、入力した指定範囲を限界値でクリップさせ
ることで操作者に知らせる。
【0032】図4はシーケンスコントローラ9の具体的
な構成を示すブロック図であり、当該シーケンスコント
ローラ9を総括的に制御するホストCPU41と、シー
ケンスの動作を制御するSC−CPU44と、これらを
接続するインターフェース42,43と、シーケンスに
従って実際に実行する順序を記憶するイベントメモリ4
6と、選択励起パルスの波形を記憶するRF波形メモリ
47とを有している。また、RFメモリ47の記憶内容
に従って実際に選択励起パルスの出力を制御するRF制
御ユニット50と、撮影面で発生したMR信号を収集す
るデータ収集ユニット51と、ここで収集されたデータ
を記憶する収集データメモリ48と、勾配磁場強度を制
御する勾配磁場制御ユニット52を有している。更に、
例えば図8に示す如くのイベントメモリ46に記憶され
た実行順序に従って、RF制御ユニット50、データ収
集ユニット51、及び勾配磁場制御ユニット52に実行
指令を与えるイベント制御ユニット49と、各制御ユニ
ット49,50,51にタイミングクロックを与える時
計回路45を有している。
【0033】図4はイベントメモリ46、及びSC−C
PU44の更に詳細な構成を示すブロック図である。図
示のように、この例ではイベントメモリ46が複数(図
では3個)設けられており、各イベントメモリ46への
書込み、読み出しはスイッチ53,54を切換えること
で制御される。
【0034】また、SC−CPU44は、マルチスライ
スの領域やエンコードステップ等が記憶される領域設定
テーブル56と、指定されたパラメータに応じて画像化
領域を決める画像領域設定部55を有している。
【0035】そして、例えば、イベントメモリ46aに
記憶された内容に従ってシーケンスが実行されている際
に、画像化領域設定部55に変更を行なうパラメータが
入力されると、新たな画像化領域を撮影するためのシー
ケンスが、例えばイベントメモリ46bに書込まれる。
その後、イベントメモリ46bへの書込みが終了したと
きにスイッチ54を切換えて、該イベントメモリ46b
の内容が読出されるので、即時にシーケンス等の撮影条
件を変更することができる。従って、超高速MRIの撮
影速度に追従した撮影面の設定が可能となり、また、画
像ディスプレイ上ではリアルタイムで撮影領域が変更さ
れる。
【0036】図6は勾配磁場制御ユニットの内部構成を
示すブロック図であり、各方向の勾配磁場Gr ,Ge
s が与えられると、各設定値As ,θ,φ等に従って
x軸、y軸,z軸の各方向の勾配磁場Gx ,Gy ,Gz
を算出する画像領域設定部61と、求められたGx ,G
y ,Gz を一旦記憶するバッファ62a,62b,62
cから構成されている。
【0037】このような構成によれば、特に演算量の多
いオブリーク角度の設定や拡大・縮小等の処理が、図5
に示すイベントメモリ46a〜46cではなく、勾配磁
場制御ユニット内で行なわれるので、演算の高速化が図
れる。従って、画像化領域変更時のタイムラグを低減す
ることができる。
【0038】また、図7は図6に示した勾配磁場制御ユ
ニットをハード的に構成したものであり、画像化領域設
定部71と、複数のレジスタ72〜72と、乗算器73
〜73と、加算器74〜74を有している。そして、各
レジスタ72〜72には、リード、エンコード、スライ
ス方向の勾配磁場の、それぞれx軸、y軸、z軸方向の
勾配磁場への依存度を示す重み付け係数Grx,Gry……
szが画像化領域設定部71によって設定される。そし
て、各乗算器73〜73、及び加算器74〜74によっ
て演算が行なわれ、各軸方向の勾配磁場Gx ,Gy ,G
z が求められる。例えば、Gx は次の(4) 式で求められ
る。
【0039】 Gx =Grx・Gr +Gex・Ge+Gsx・Gs …(4) このような構成においても、勾配磁場Gx ,Gy ,Gz
を迅速に求めることができ、演算の高速化が図れる。
【0040】このようにして、本実施例では、画像ディ
スプレイ上に3次元のガイド画像を表示させ、このガイ
ド画像上に画像化領域をオーバーラップさせて表示し、
この画像化領域を適宜移動させて撮影断面を決めている
ので、容易に撮影断面を決めることができる。また、イ
ベントメモリが複数設けられており、シーケンス等の撮
影条件の書込み、読出しが同時平行的に行なわれるの
で、リアルタイムでの撮影面の変更が可能になる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、被検
体の全体像を3次元表示し、これをガイド画像として撮
影面を選択している。従って、容易に所望する撮影面を
設定することができるようになる。また、設定された撮
影面が撮影可能範囲から逸脱した場合には、これが操作
者に通知されるので、撮影面を誤って選択することはな
い。
【0042】また、複数のイベントメモリが設けられ、
各イベントメモリへの撮影条件の書込み、読出しが同時
平行的に行なわれる。従って、リアルタイムでの撮影面
の変更が可能になり、高速撮影に対応したタイムラグの
ない撮影可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる磁気共鳴映像装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】画像ディスプレイ上に表示される例を示す説明
図である。
【図3】スライス方向の勾配磁場Gs を、x,y,z軸
方向の勾配磁場Gx ,Gy ,Gz に分解する操作を示す
説明図である。
【図4】シーケンスコントローラの詳細構成を示すブロ
ック図である。
【図5】SC−CPU、及びイベントメモリの詳細構成
を示すブロック図である。
【図6】勾配磁場制御ユニットの詳細構成の第1の例を
示すブロック図である。
【図7】勾配磁場制御ユニットの詳細構成の第2の例を
示すブロック図である。
【図8】イベントの記憶内容を示す説明図である。
【図9】高速撮影法のパルスシーケンス図である。
【符号の説明】
9 シーケンスコントローラ 10 データ処理部 12 電子計算器 13 コンソール 14 画像ディスプレイ 44 SC−CPU 46 イベントメモリ 49 イベント制御ユニット 52 勾配磁場制御ユニット 61 画像化領域設定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一様な静磁場中に置かれた被検体に高周
    波磁場と勾配磁場を所定のパルスシーケンスに従って印
    加し、被検体内からの核磁気共鳴信号を検出して影像化
    する磁気共鳴映像装置において、 被検体の任意の撮影断面および領域、TI時間などの撮
    影条件を、外部から会話的に指定入力する撮影条件指定
    手段と、撮影条件が指定された被検体を画像化するため
    の勾配磁場や高周波磁場の制御を該撮影条件指定のたび
    に行う手段と、を有することを特徴とする磁気共鳴映像
    装置。
  2. 【請求項2】 上記撮影条件指定手段は、被検体の任意
    の領域を撮影し、3次元表示する手段と、該3次元画像
    上に画像化領域を表示させ、これを移動させて任意の撮
    影断面を選択する撮影面選択手段と、を有することを特
    徴とする請求項1記載の磁気共鳴映像装置。
  3. 【請求項3】 上記高周波磁場や勾配磁場などの制御手
    段は、パルスシーケンスを記憶し、実行する複数のイベ
    ントメモリと、前記各イペントメモリへの書き込み、読
    みだしを選択的に制御するイベントメモリ制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の磁気共鳴映像
    装置。
  4. 【請求項4】 上記撮影条件指定手段にて選択された撮
    影面が撮影可能領域から逸脱した場合にこれを操作者に
    通知する通知手段を設けた請求項1又は2記載の磁気共
    鳴映像装置。
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