JPH0542066U - 軟式足回りボギー用カートリツジピン - Google Patents

軟式足回りボギー用カートリツジピン

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JPH0542066U
JPH0542066U JP6775091U JP6775091U JPH0542066U JP H0542066 U JPH0542066 U JP H0542066U JP 6775091 U JP6775091 U JP 6775091U JP 6775091 U JP6775091 U JP 6775091U JP H0542066 U JPH0542066 U JP H0542066U
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JP
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bogie
collar
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pivot pin
fitted
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好人 佐藤
育雄 森
栄基 山田
久夫 浅田
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インナボギ−およびアウタボギ−のピボット
ピンに挿入される部分をそれぞれ内外に分割して内側を
ピポットピンにサブAss′yとして外側との脱着を容
易としたもの。 【構成】 インナボギ−1とアウタボギ−2の各孔にピ
ボットピン4を挿入して相互に回動可能とした軟式足回
りボギ−の組立てにおいて、ピボットピン4に同一外径
で、両端にシ−ル部材7、内径部にブッシュ8をそれぞ
れ装着したインナボギ−用カラ−5およびアウタボギ−
用カラ−6を順に挿入し、一端にシ−ル部材6を装着し
た前記カラ−より小径の軸端カラ−9を両側から圧入し
てカ−トリッジピン3とすると共に、インナボギ−1お
よびアウタボギ−2の各孔に挿入時、それぞれインナボ
ギ−用カラ−5およびアウタボギ−用カラ−6と圧入さ
れるようにしたものである。 【効果】 インナボギ−、アウタボギ−を組立てる場
合、カ−トリッジピンを挿入するだけで組立られ、した
がって脱着が極めて容易に行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は建設車両の軟式足回りボギ−用カ−トリッジピンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から装軌式建設車両の下転輪の懸架装置として用いられているものに硬式 と軟式とあり、硬式はトラックフレ−ムの下部に直接下転輪を取り付けたもので 揺動不可であり、主に小型車両に使用されるが、軟式は支点を中心に揺動する脚 部材を枢支し、脚部材の両端部にそれぞれ下転輪を軸支したもので比較的大型の 車両に使用されている。そして軟式の場合、図2および図3に示すように一方の 下転輪21aを支えるインナボギ−22の両側からこれを挟み込むように、他方 の下転輪21bを支えるアウタボギ−23が設けられ、この内外のボギ−には共 に貫通するピボットピン24が設けられている。したがってピボットピン24の 回りにインナおよびアウタのボギ−22,23が回動することによりそれぞれの 下転輪21a,21bが揺動できることになっている。なお、図2は図3のピボ ットピンを装着しない状態を示す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかして図3の構造を、ピボットピン24の回りについて拡大して見ると、図 4に示すようになっており、この場合インナボギ−22とアウタボギ−23の孔 にピボットピン24を貫通してサブAss′yするには、インナボギ−22やア ウタボギ−23に装着されるフロ−ティングシ−ル25,ブッシュ26,リング 27およびスラストメタル28等の多くの部品を片側から順に挿入して行かなけ ればならず、極めて面倒であり、したがって多大の組み立て工数が必要であった 。
【0004】 本考案はこれに鑑み、インナボギ−およびアウタボギ−のピボットピンが挿入 される部分をそれぞれ内外に分割して、内側をピポットピンにサブAss′yと し、外側をサブAss′yの挿入時の脱着を容易とした軟式足回りボギ−用カ− トリッジピンを提供して従来技術の持つ欠点の解消を図ることを目的としてなさ れたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の問題点を解決する手段として本考案は、インナボギ−とアウタ ボギ−の各孔にピボットピンを挿入して相互に回動可能とした軟式足回りボギ− の組立てにおいて、該ピボットピンに同一外径で、両端にシ−ル部材、内径部に ブッシュをそれぞれ装着したインナボギ−用カラ−およびアウタボギ−用カラ− を順に挿入し、一端に前記シ−ル部材を装着した前記カラ−より小径の軸端カラ −を両側から圧入してカ−トリッジピンとすると共に、前記インナボギ−および アウタボギ−の各孔に挿入時、それぞれインナボギ−用カラ−およびアウタボギ −用カラ−と圧入されるように構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、ピボットピンは予めカラ−等を装着した同径のカ−トリッ ジタイプに形成されているから、インナボギ−およびアウタボギ−に挿入時は、 脱着が容易に行える。
【0007】
【実施例】
図1は本考案にかかる軟式足回りボギ−用カ−トリッジピンの一実施例を示す 。
【0008】 本考案は、インナボギ−1とアウタボギ−2の各孔にピボットピン4を挿入し て相互に回動可能とした軟式足回りボギ−の組立てにおいて、該ピボットピン4 に同一外径で、両端にシ−ル部材7、内径部にブッシュ8をそれぞれ装着したイ ンナボギ−用カラ−5およびアウタボギ−用カラ−6を順に挿入し、一端に前記 シ−ル部材6を装着した前記カラ−より小径の軸端カラ−9を両側から圧入して カ−トリッジピン3とすると共に、前記インナボギ−1およびアウタボギ−2の 各孔に挿入時、それぞれインナボギ−用カラ−5およびアウタボギ−用カラ−6 と圧入されるように構成したものである。
【0009】 ピボットピン4の中間には、FC材等で作られたインナボギ−用カラ−5に内 嵌されたブッシュ8が外嵌されており、カラ−5の両端部には前記ピボットピン 4に外嵌されたリング10の外周を介してフロ−ティングシ−ル等の前記シ−ル 部材7が装着されている。インナボギ−用カラ−5の両側のピボットピン4部に は、該カラ−5と同じ材質で同じ外径を有するアウタボギ−用カラ−6,6がブ ッシュ8を介してそれぞれ外嵌されている。前記インナボギ−用カラ−5に設け られたシ−ル部材7と向き合うアウタボギ−用カラ6の一端部には同じシ−ル部 材7同士が互いに向き合うように装着されている。そしてピボットピン4の両側 には、端面4aに接する底縁部を有する適宜長さの筒状体で開放された端部には 鍔11を有する軸部カラ−9が圧入により嵌されており、鍔11の端面には前記 アウタボギ−用カラ−6の他端部に設けられたシ−ル部材7と同じシ−ル部材7 が互いに向き合うように装着されている。また、前記各リング10の左右にはそ れぞれリング状のスラストメタル12が前記ブッシュ8の一側にも接するように 設けられている。図中、13は給油孔、14はプラグである。
【0010】 つぎに作用を説明する。まず、ピボットピン4に上述のような順序でシ−ル部 材7,ブッシュ8,リング10およびスラストメタル12を含む各カラ−5,6 ,9を挿入してカ−トリッジピン3を組み立てる。この場合、カラ−5,6は同 径で、軸部カラ−9はカラ−5,6より小径でかつ、ピボットピン4に圧入され ているから組み立て後、内部部品が不用意に分解することはない。そしてインナ ボギ−1およびアウタボギ−2を組み立てるにはアウタボギ−2の間にインナボ ギ−1を挟みそれぞれの孔にカ−トリッジピン3を圧入すればよい。
【0011】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、インナボギ−とアウタボギ−の各孔にピボット ピンを挿入して相互に回動可能とした軟式足回りボギ−の組立てにおいて、該ピ ボットピンに同一外径で、両端にシ−ル部材、内径部にブッシュをそれぞれ装着 したインナボギ−用カラ−およびアウタボギ−用カラ−を順に挿入し、一端に前 記シ−ル部材を装着した前記カラ−より小径の軸端カラ−を両側から圧入してカ −トリッジピンとすると共に、前記インナボギ−およびアウタボギ−の各孔に挿 入時、それぞれインナボギ−用カラ−およびアウタボギ−用カラ−と圧入される ように構成したから、インナボギ−、アウタボギ−を組立てる場合、カ−トリッ ジピンを挿入するだけで組立られ、したがって脱着が極めて容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる軟式足回りボギ−用カ−トリッ
ジピンの一実施例を示す説明図である。
【図2】従来の軟式足回りボギ−を示す斜視による説明
図である。
【図3】従来の軟式足回りボギ−にピボットピンおよび
下転輪を装着した断面の説明図である。
【図4】従来の軟式足回りボギ−用ピンの装着を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 インナボギ− 2 アウタボギ− 3 カ−トリッチピン 4 ピボットピン 5 インナボギ−用カラ− 6 アウタボギ−用カラ− 7 シ−ル部材 8 ブッシュ 9 軸端カラ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山田 栄基 石川県小松市符津町ツ23 株式会社小松製 作所粟津工場内 (72)考案者 浅田 久夫 石川県小松市符津町ツ23 株式会社小松製 作所粟津工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナボギ−とアウタボギ−の各孔にピ
    ボットピンを挿入して相互に回動可能とした軟式足回り
    ボギ−の組立てにおいて、該ピボットピンに同一外径
    で、両端にシ−ル部材、内径部にブッシュをそれぞれ装
    着したインナボギ−用カラ−およびアウタボギ−用カラ
    −を順に挿入し、一端に前記シ−ル部材を装着した前記
    カラ−より小径の軸端カラ−を両側から圧入してカ−ト
    リッジピンとすると共に、前記インナボギ−およびアウ
    タボギ−の各孔に挿入時、それぞれインナボギ−用カラ
    −およびアウタボギ−用カラ−と圧入されるように構成
    したことを特徴とする軟式足回りボギ−用カ−トリッジ
    ピン。
JP6775091U 1991-07-31 1991-07-31 軟式足回りボギー用カートリッジピン Expired - Fee Related JP2560322Y2 (ja)

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JP2560322Y2 JP2560322Y2 (ja) 1998-01-21

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7013983B2 (en) 2003-06-18 2006-03-21 Komatsu Ltd. Blade mounting structure of bulldozer
US7083002B2 (en) 2003-06-18 2006-08-01 Komatsu Ltd. Blade mounting structure of bulldozer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7013983B2 (en) 2003-06-18 2006-03-21 Komatsu Ltd. Blade mounting structure of bulldozer
US7083002B2 (en) 2003-06-18 2006-08-01 Komatsu Ltd. Blade mounting structure of bulldozer

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