JPH0541941A - 貝類の身の取り出し方法 - Google Patents
貝類の身の取り出し方法Info
- Publication number
- JPH0541941A JPH0541941A JP22471491A JP22471491A JPH0541941A JP H0541941 A JPH0541941 A JP H0541941A JP 22471491 A JP22471491 A JP 22471491A JP 22471491 A JP22471491 A JP 22471491A JP H0541941 A JPH0541941 A JP H0541941A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shellfish
- shell
- angle
- cutter
- taking out
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は一本のカッターで貝類の貝柱を自動
的にカットする。 【構成】 洗浄され、順次コンベア上より搬送された貝
類をそれぞれ一時固定手段で固定した後、貝殻の周囲の
一部を欠き、この欠除部にカッターを挿入して貝柱を切
って身を取り出す貝類の身の取り出し方法において、貝
の一時固定手段に連接した位置に、基板に蝶番で装着さ
れた角度傾斜板を設け、該角度傾斜板には移動機能を有
する一本のカッターを設け、該カッターで貝殻の欠けた
箇所から内部に挿入するにあたり、カッターの入殻角度
を、基板と角度傾斜板との間に設けた角度調節機で調整
して行うことを特徴とする貝類の身の取り出し方法。
的にカットする。 【構成】 洗浄され、順次コンベア上より搬送された貝
類をそれぞれ一時固定手段で固定した後、貝殻の周囲の
一部を欠き、この欠除部にカッターを挿入して貝柱を切
って身を取り出す貝類の身の取り出し方法において、貝
の一時固定手段に連接した位置に、基板に蝶番で装着さ
れた角度傾斜板を設け、該角度傾斜板には移動機能を有
する一本のカッターを設け、該カッターで貝殻の欠けた
箇所から内部に挿入するにあたり、カッターの入殻角度
を、基板と角度傾斜板との間に設けた角度調節機で調整
して行うことを特徴とする貝類の身の取り出し方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、貝類の身の取り出し
方法に関する。
方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、貝類、特に牡蠣の身の取り出し
は、「打ち子」と呼ばれる女性により一つづつ個手作業
で二枚の貝殻をこじ開け、殻と身とを連結する二個の貝
柱をカットして殻より身を取り出すものであり、その作
業は牡蠣殻の中にある身を傷をつけることなく取り出す
必要があるため、大変な熟練を要し、また、大量に処理
する関係上、長時間にわたっての作業であり、煩雑であ
り、また、その作業賃金も高いものであった。
は、「打ち子」と呼ばれる女性により一つづつ個手作業
で二枚の貝殻をこじ開け、殻と身とを連結する二個の貝
柱をカットして殻より身を取り出すものであり、その作
業は牡蠣殻の中にある身を傷をつけることなく取り出す
必要があるため、大変な熟練を要し、また、大量に処理
する関係上、長時間にわたっての作業であり、煩雑であ
り、また、その作業賃金も高いものであった。
【０００３】しかし、近年熟練した作業者は少なくな
り、新鮮なうちに大量に処理する必要上、これを自動的
に行う装置が要望されていた。
り、新鮮なうちに大量に処理する必要上、これを自動的
に行う装置が要望されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、上
記の欠点を除去し、貝の向き（上向き・下向き）に係わ
らず、一時固定し、貝類の身の取り出しが一本のカッタ
ーだけで自動的に行え、作業効率のよい貝類の身の取り
出し方法を提供するものである。
記の欠点を除去し、貝の向き（上向き・下向き）に係わ
らず、一時固定し、貝類の身の取り出しが一本のカッタ
ーだけで自動的に行え、作業効率のよい貝類の身の取り
出し方法を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄され、順
次コンベア上より搬送された貝類をそれぞれ一時固定手
段で固定した後、貝殻の周囲の一部を欠き、この欠除部
にカッターを挿入して貝柱を切って身を取り出す貝類の
身の取り出し方法において、貝の一時固定手段に連接し
た位置に、基板に蝶番で装着された角度傾斜板を設け、
該角度傾斜板には移動機能を有する一本のカッターを設
け、該カッターで貝殻の欠けた箇所から内部に挿入する
にあたり、カッターの入殻角度を、基板と角度傾斜板と
の間に設けた角度調節機で調整して行うことを特徴とす
る貝類の身の取り出し方法より構成される。
次コンベア上より搬送された貝類をそれぞれ一時固定手
段で固定した後、貝殻の周囲の一部を欠き、この欠除部
にカッターを挿入して貝柱を切って身を取り出す貝類の
身の取り出し方法において、貝の一時固定手段に連接し
た位置に、基板に蝶番で装着された角度傾斜板を設け、
該角度傾斜板には移動機能を有する一本のカッターを設
け、該カッターで貝殻の欠けた箇所から内部に挿入する
にあたり、カッターの入殻角度を、基板と角度傾斜板と
の間に設けた角度調節機で調整して行うことを特徴とす
る貝類の身の取り出し方法より構成される。
【０００６】
【実施例】この発明の一実施例を図１により説明する
と、洗浄され、順次コンベア上より搬送された貝類をそ
れぞれ一時固定手段（Ａ）で固定した後、貝殻（１）の
周囲の一部を欠き、この欠除部（２）にカッターを挿入
して貝柱を切って身を取り出す貝類の身の取り出し方法
において、貝類の一時固定手段（Ａ）に連接した位置
に、基板（Ｗ）に蝶番（Ｘ）で挿着された角度傾斜板
（Ｙ）を設け、該角度傾斜板（Ｙ）には移動機能を有す
る一本のカッター（３）を設け、該カッターで貝殻の欠
けた箇所から内部に挿入するにあたり、カッター（３）
さらに、の入殻角度を、基板（Ｗ）と角度傾斜板（Ｙ）
との間に設けた角度調節機（Ｚ）で調整して行うことを
特徴とする貝類の身の取り出し方法より構成される。
と、洗浄され、順次コンベア上より搬送された貝類をそ
れぞれ一時固定手段（Ａ）で固定した後、貝殻（１）の
周囲の一部を欠き、この欠除部（２）にカッターを挿入
して貝柱を切って身を取り出す貝類の身の取り出し方法
において、貝類の一時固定手段（Ａ）に連接した位置
に、基板（Ｗ）に蝶番（Ｘ）で挿着された角度傾斜板
（Ｙ）を設け、該角度傾斜板（Ｙ）には移動機能を有す
る一本のカッター（３）を設け、該カッターで貝殻の欠
けた箇所から内部に挿入するにあたり、カッター（３）
さらに、の入殻角度を、基板（Ｗ）と角度傾斜板（Ｙ）
との間に設けた角度調節機（Ｚ）で調整して行うことを
特徴とする貝類の身の取り出し方法より構成される。
【０００７】尚、欠除部（２）に一本のカッター（３）
を挿入する際には、必要に応じて水あるいはエアー等も
注入し、二箇所に位置する貝柱（Ｂ）（Ｂ′）を一本の
カッター（３）でカットするものである。
を挿入する際には、必要に応じて水あるいはエアー等も
注入し、二箇所に位置する貝柱（Ｂ）（Ｂ′）を一本の
カッター（３）でカットするものである。
【０００８】また、一度殻内に挿入したカッター（３）
の刃先を殻外に抜くことなく、次の貝柱（Ｂ′）をカッ
トさせるよう角度調節機（Ｚ）で作動するよう構成すれ
ば、より迅速に処理することが可能となる。
の刃先を殻外に抜くことなく、次の貝柱（Ｂ′）をカッ
トさせるよう角度調節機（Ｚ）で作動するよう構成すれ
ば、より迅速に処理することが可能となる。
【０００９】
【発明の効果】この発明によると、貝殻の大小及び向き
に関係なく、一本のカッターで二個の貝柱をカットする
ため、迅速に処理でき、製造コストも安く、自動的に貝
柱をカットできる結果、大量に行える等極めて有益なる
効果を奏するものである。
に関係なく、一本のカッターで二個の貝柱をカットする
ため、迅速に処理でき、製造コストも安く、自動的に貝
柱をカットできる結果、大量に行える等極めて有益なる
効果を奏するものである。
【図１】この発明の一実施例を示す側面図である。
１ 貝殻 ２ 欠除部 ３ カッター Ａ 一時固定手段 Ｂ 貝柱 Ｂ′貝柱 Ｘ 蝶番 Ｙ 角度傾斜板 Ｚ 角度調節機
Claims (1)
- 【請求項１】 洗浄され、順次コンベア上より搬送され
た貝類をそれぞれ一時固定手段で固定した後、貝殻の周
囲の一部を欠き、この欠除部にカッターを挿入して貝柱
を切って身を取り出す貝類の身の取り出し方法におい
て、貝の一時固定手段に連接した位置に、基板に蝶番で
装着された角度傾斜板を設け、該角度傾斜板には移動機
能を有する一本のカッターを設け、該カッターで貝殻の
欠けた箇所から内部に挿入するにあたり、カッターの入
殻角度を、基板と角度傾斜板との間に設けた角度調節機
で調整して行うことを特徴とする貝類の身の取り出し方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22471491A JPH0541941A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 貝類の身の取り出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22471491A JPH0541941A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 貝類の身の取り出し方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0541941A true JPH0541941A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16818102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22471491A Pending JPH0541941A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 貝類の身の取り出し方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0541941A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5977494A (en) * | 1995-09-08 | 1999-11-02 | Yazaki Corporation | Symmetrically mounted switches on steering wheel column body including wiring connection and control unit |
| JP7181444B1 (ja) * | 2022-02-03 | 2022-12-01 | シンセメック株式会社 | 二枚貝開殻装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5151495A (ja) * | 1974-10-29 | 1976-05-07 | Nobushige Sakai | Kairuinokaibashirasetsudan oyobi kaikohoho |
| JPS5348900A (en) * | 1976-10-09 | 1978-05-02 | Ohata Seisakushiyo Kk | Cutter for shelllligament of bivalves |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP22471491A patent/JPH0541941A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5151495A (ja) * | 1974-10-29 | 1976-05-07 | Nobushige Sakai | Kairuinokaibashirasetsudan oyobi kaikohoho |
| JPS5348900A (en) * | 1976-10-09 | 1978-05-02 | Ohata Seisakushiyo Kk | Cutter for shelllligament of bivalves |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5977494A (en) * | 1995-09-08 | 1999-11-02 | Yazaki Corporation | Symmetrically mounted switches on steering wheel column body including wiring connection and control unit |
| JP7181444B1 (ja) * | 2022-02-03 | 2022-12-01 | シンセメック株式会社 | 二枚貝開殻装置 |
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