JPH0541651B2 - - Google Patents

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JPH0541651B2
JPH0541651B2 JP61501268A JP50126886A JPH0541651B2 JP H0541651 B2 JPH0541651 B2 JP H0541651B2 JP 61501268 A JP61501268 A JP 61501268A JP 50126886 A JP50126886 A JP 50126886A JP H0541651 B2 JPH0541651 B2 JP H0541651B2
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polymer
bis
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biphenyl
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JP61501268A
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Jeemusu Erumaa Harisu
Ruisu Mikaeru Maresuka
Marukasu Matsutsuenaa
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BP Corp North America Inc
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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/34Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives
    • C08G65/38Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives derived from phenols
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    • C08G75/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen, or carbon in the main chain of the macromolecule
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  • Polyethers (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 以下のランダムに配列した繰り返し単位 (i) と、 (ii) からなり、重量平均分子量15000〜130000を有し、
    繰り返し単位(i)の、繰り返し単位(ii)に対するモル
    比が、75:24.4から50:50迄であるポリアリール
    エーテルスルホン重合体。 【産業上の利用分野】 本発明はポリアリールエーテルスルホン重合体
    に関する。 【従来の技術】 4,4−ビス(p−ハロフエニルスルホニル)
    ビフエニルから誘導される単位を含有するポリア
    リールエーテルスルホン類の選ばれた部類は、こ
    の技術で記述されている。合衆国特許第3647751
    号は、次式の重合体類を記述している。 式中Arはジフエニレン又はナフチレン基、又
    は式 の二価の多核基として定義され、ここでZは1−
    8個の炭素原子又は−O−、−S−、−SO−、−
    SO2−又は−CO−を含有する二価の脂肪族、脂
    環式、又は芳香脂肪族基である。合衆国特許第
    3647751号の実施例3は、4,4−ビス(p−ハ
    ロベンゼンスルホニル)ビフエニルから誘導され
    る重合体の唯一の実施例であるが、次の構造を表
    わしている。 合衆国特許第3634355号は、4,4′−ビス(4
    −クロロフエニルスルホニル)ビフエニルからつ
    くれらる幾つかの重合体を記述している。実施例
    15に次の重合体が提供されている。 実施例16には、次の重合体が記載されている。 ()【式】(80モル %) 及び () (20モル%) 実施例16の後半には、同じ構造が示されている
    が、但し両単位とは50モル%の量になつてい
    る。 合衆国特許第4009149号は、その唯一の重合体
    として、次式をもつ繰り返し単位からなる芳香属
    ポリスルホンを記述している。 重合体は非晶質で、約260℃のガラス転移温度
    (Tg)をもつと記述されている。しかし、出願人
    らはこの重合体をつくり(第1表の対照例Bを参
    照)、これがわずかに結晶質で、非晶質ではない
    ことを見出した。 英国特許明細書第1295584号は第1表で、ヒド
    ロキノンと4,4′−ビス(4−クロロフエニルス
    ルホニル)ジフエニルからつくられる重合体を記
    述している。この重合体は上記の合衆国特許第
    4009149号の重合体と構造的に同じである。しか
    し、英国特許明細書では重合体は350℃の結晶融
    点をもつ点で結晶質と記述している。また英国特
    許明細書の第1表には、ジチオヒドロキノンと
    4,4′−ビス(4−クロロフエニルスルホニル)
    ジフエニルから、及びモノチオヒドロキノンと
    4,4′−ビス(4−クロロフエニルスルホニル)
    ジフエニルからつくられる重合体類が記述されて
    いる。後者の重合体は非晶質と記述されている。
    英国特許明細書の実施例4は、モノチオヒドロキ
    ノン、4,4′−ジクロロジフエニルスルホン及び
    4,4′−ビス(4−クロロフエニルスルホニル)
    ビフエニルからの重合体調製を記述している。 合衆国特許第4008203号は、多数のポリスルホ
    ン類を広範囲に明らかにしている。しかし、この
    特許は4,4′−ビス(ハロフエニルスルホニル)
    ビフエニルから誘導される重合体類を特定的に開
    示ないし記述していないが、その中に広く定義さ
    れた繰り返し単位が4,4′−ビス(ハロフエニル
    スルホニル)ビフエニルから誘導される単位をも
    つものとみなす者もいよう。 合衆国特許第4009149号と英国特許明細書第
    1295584号に記述されたとおりにヒドロキノンと
    4,4′−ビス(4−クロロフエニルスルホニル)
    ジフエニルからつくられる先行技術の重合体類
    は、N−メチルピロリドンのような普通の溶媒に
    簡単には溶けないため、フイルムに流延できない
    という欠点がある。合衆国特許第3647751号に記
    述されている4,4′−ビス(4−クロロフエニル
    スルホニル)ジフエニルとビフエノールからつく
    られる重合体類は、270℃のTgをもつ結晶性重合
    体類である。これらはN−メチルピロリジノンの
    ような普通の溶媒に簡単には溶けず、フイルムへ
    の流延も、中空フアイバーへの紡糸も困難であ
    る。 更に、該発明の重合体類は溶液からの結晶化に
    対する感受性が低く、これが重合体類の製造及び
    回収手順の改良を可能としている。ポリアリール
    エーテルスルホン合成において、凝固又は脱可溶
    化に先立つて反応混合物のろ過により塩副生物を
    除去するのが通例である。塩除去は電気的性質を
    改良し、透明度を高め、溶融安定性を改良する。
    ヒドロキノンと4,4′−ビス(4−クロロフエニ
    ルスルホニル)ビフエニルからの共重合体のスル
    ホラン反応溶液をろ過する試みは、副生物の塩溶
    解度を最小限に抑える温度で重合体が結晶化する
    ため成功しなかつた。4,4′−ビス(4−クロロ
    フエニルスルホニル)ビフエニル、ヒドロキノン
    及びビフエノール(100:30:70)からつくられ
    る重合体は、任意付加的にクロロベンゼンを含有
    し得る室温のスルホラン溶液から結晶化しない。
    ろ過し、凝固によつて回収されると、重合体は<
    50百万分率(ppm)(50ppm)より小さい)の重
    合体塩含有量をもち、ほぼ定量的収率で得られ
    る。ろ過なしでは、>500ppm(500ppmより大き
    い)の塩濃度が定常的に見られる。 【発明が解決しようとする課題】 本発明の重合体は非晶質で処理が容易である。
    本発明重合体類のTgは、含まれる単位を変える
    ことによつて調整できる。このため、他の方法で
    は処理が困難なこれらの構造からなる重合体類
    が、構造の比率を変えることによつて処理可能な
    ものにできる。更に本発明の重合体類はN−メチ
    ルピロリジノンに可溶であり、この溶媒でフイル
    ムに流延できる。最も重要の点としては、本発明
    の重合体類は良好な機械的性質の組合せをもつて
    いる。 【課題を解決する手段】 本発明は以下のランダムに配列した繰り返し単
    位 (i) と、 (ii) からなり、重量平均分子量15000〜130000を有し、
    繰り返し単位(i)の、繰り返し単位(ii)に対するモル
    比が、75:24.4から50:50迄であるポリアリール
    エーテルスルホン重合体に関する。 当然、上の単位に示す末端酸素原子が単位のい
    ずれかの末端にあり、各単位がエーテル酸素によ
    つてのみ相互に連結されることは自明である。 重合体は典型的には、4,4′−ビス(p−ハロ
    フエニルスルホニル)ビフエニルとビフエノール
    から誘導される単位約50ないし約75.6モル%、
    4,4′−ビス(p−ハロフエニルスルホニル)ビ
    フエニルとジヒドロキシジフエニルスルホンから
    誘導される単位約50ないし24.4モル%を含有し、
    全体は常に100モル%に等しい。 本発明の重合体類は、ビスフエノール(又はそ
    のジアルカリ金属塩)をジハロベンゼノイド化合
    物と反応させる上記の特許中に記載の任意の方法
    によつてつくることができる。ビスフエノール類
    は次式をもつ。 【式】及び 【式】 式中Rは上に定義されたとおりのもの、又はこ
    れらのアルカリ金属塩である。ジハロベンゼノイ
    ド化合物は次式をもつ。 式中XとX′はハロゲン原子で、好ましくは同
    じものであり、また好ましくは塩素又はフツ素で
    ある。 本発明の重合体類は25℃のN−メチルピロリジ
    ノン(0.2g/100ml)中での測定で、約0.2ない
    し約1.0(重量平均分子量15000〜130000に相当)、
    好ましくは約0.4ないし約0.7dl/gの換算粘度を
    もつ。重合体類は実質的に非結晶質で、約230な
    いし約290℃、好ましくは約250ないし約270℃の
    Tgをもつ。 本発明の重合体類は好ましくは、実質的に等モ
    ル量のヒドロキシ含有化合物類[式()と
    ()で示すもの]及びハロ含有化合物類[式
    ()で示すもの]と、ヒドロキシル基のモル当
    たり約0.5ないし約1.0モルのアルカリ金属炭酸塩
    とを、極性の非プロトン性溶媒及び、重合中に実
    質的に無水条件下に反応媒体を保持するために水
    との共沸混合物を形成するような溶媒を含む溶媒
    混合物中で接触させることによつてつくられる。 反応混合物の温度を約120ないし約180℃に約1
    時間ないし約5時間保持し、次に約200ないし約
    250℃、好ましくは約210ないし約230℃に上げ、
    約1−10時間保持する。 反応は常圧で不活性雰囲気、例えば窒素下に実
    施されるが、それより高圧あるいは低圧も使用で
    きる。 次にポリアリールスルホンは凝固、溶媒蒸発等
    の慣用技術によつて回収される。 溶媒混合物は、水と共沸混合物を形成する溶媒
    と極性の非プロトン性溶媒とを含む。水と共沸物
    を形成する溶媒はベンゼン、トルエン、キシレ
    ン、エチルベンゼン、クロロベンゼン等の芳香族
    炭化水素を包含する。 使用する極性の非プロトン性溶媒はポリアリー
    ルエーテルスルホン類の製造技術で一般に知られ
    たものであり、式 R5−S(O)b−R5 [式中各R5は、好ましくは約8個に満たない炭
    素原子を含有し脂肪族不飽和を含んでいない一価
    の低級炭化水素基を表わし、一緒に結合された時
    は二価のアルキレン基を表わし、bは1ないし2
    の整数である]のものなどの硫黄含有溶媒を包含
    する。このように、これらの溶媒全部ですべての
    酸素と2個の炭素原子は硫黄原子に結合される。
    本発明用に考えられるのは、式 【式】及び【式】 [式中R6は独立にメチル、エチル、プロピル、
    ブチル等の低級アルキル、及びフエニルのような
    アリール基、及びトリル基のようなアルキルフエ
    ニル基である]をもつた溶媒、並びにテトラヒド
    ロチオフエンオキシドやジオキシド中に存在する などの二価のアルキレン架橋のように、R6基が
    相互連結された場合のものである。特定的には、
    これらの溶媒はジメチルスルホキド、ジメチルス
    ルホン、ジフエニルスルホン、ジエチルスルホキ
    シド、ジエチルスルホン、ジイソプロピルスルホ
    ン、テトラヒドロチオフエン−1,1−ジオキシ
    ド(一般にテトラメチレンスルホン又はスルホラ
    ンと呼ばれるもの)及びテトラヒドロチオフエン
    −1モノオキシドを包含する。 更に窒素を含有する非プロトン性溶媒を使用で
    きる。これらはジメチルアセトアミド、ジメチル
    ホルムアミド及びN−メチルピロリドンを包含す
    る。 共沸混合物形成溶媒と極性の非プロトン性溶媒
    は、約1:10ないし約1:1、好ましくは約1:
    5ないし約1:3の重量比で使用される。 反応中、ヒドロキシ含有化合物は、アルカリ金
    属炭酸塩又は重炭酸塩と反応させることによつ
    て、そのアルカリ塩にその塩で徐々に転化され
    る。アルカリ金属炭酸塩又は重炭酸塩は、炭酸カ
    リウム又は重炭酸カリウムであるのが好ましい。
    カリウム及びナトリウムの炭酸塩又は重炭酸塩の
    ような炭酸塩類の混合物も使用できる。 重合中、実質的に無水条件が保持されるよう
    に、水を共沸混合物形成溶媒との共沸混合物とし
    て絶えず反応塊から除去する。 高分子量重合体類を確保するために、反応媒体
    を重縮合中、実質的に無水に保持すべきである。
    系が反応中、好ましくは0.5重量%に満たない水
    を含むようにするのがよい。本発明の重合体類は
    白亜、方解石、及びドロマイトを含めた炭酸塩;
    雲母、滑石、ウオラストナイトを含めた珪酸塩、
    二酸化珪酸、ガラス球、ガラス粉末、アルミニウ
    ム、粘土、石英等のような鉱物性充填剤を包含で
    きる。また、ガラス繊維、炭素繊維等の強化用繊
    維も使用できる。重合体類はまた、二酸化チタ
    ン、熱安定剤、紫外線安定剤、可塑剤等のような
    添加剤を包含できる。 本発明の重合体類は任意所望の形態、すなわち
    成型品、塗膜、フイルム又は繊維に二次加工する
    ことができる。 【実施例】 以下の実施例は本発明実施の特定的な例示を与
    えるものであるが、いかなる形においても本発明
    の範囲を限定する意図はない。 例 1(実施例) 一般的重合手順 重合装置は窒素入口管、機械的かきまぜ機、及
    びクライゼン・アダプターを備えた1リツトル四
    つ首丸底フラスコからなる。アダプターの一つの
    首に熱調節装置に連結された熱電対を置き、他方
    の首に冷却器付きのデイーン・スターク・トラツ
    プフイルターを置いた。フラスコに4,4′−ビス
    (4−クロロフエニルスルホニル)ビフエニル
    45.31g(0.09モル)、ビフエノール12.48g
    (0.067モル)、ジヒドロキシジフエニルスルホン
    5.51g(0.022モル)、p−フエニルフエノール
    0.34g(0.002モル)、炭酸カリウム14.93g
    (0.108モル)、スルホラン110g及びクロロベンゼ
    ン110gを加えた。窒素を30分吹込んで混合物を
    脱気し、次に230℃に加熱した。クロロベンゼン
    のほとんど(約90%)を留去した後、追加ろうと
    をフラスコに取り付け、ゆるやかな環流を維持す
    るのに十分な速度でクロロベンゼンを滴加した。
    加熱を4時間続け、この時点で混合物は極めて粘
    性であつた。これを130℃まで冷却し、クロロベ
    ンゼン55gを加え、続いて水2ml中水酸化ナトリ
    ウム0.25gを加え、塩化メチルを溶液に30分吹込
    んだ。この期間の終わりにクロロベンゼン90mlを
    加え、反応混合物を室温に冷却し、次に粗い多孔
    質の焼結ガラスろうとに通してろ過した。ろ過過
    程は1−4時間を要した。重合体溶液をメタノー
    ル中で凝固させ、重合体をろ過によつて単離し
    た。これをメタノール中で再びかきまぜ、ブレン
    ダーで再粉砕し、再びろ過した。最後にこれを修
    酸5重量%中で3時間沸騰させ、真空炉内で90℃
    で乾燥した。25℃でN−メチルピロリドン中0.2
    g/dlの濃度で測定される換算粘度は0.57dl/g
    であつた。共重合体の全部に対して同じ装置及び
    手順を使用した。 例2−7 対照例A−C これらの例と対照例で例1の手順を正確に繰り
    返した。反応中に使用される4,4′−ビス(4−
    クロロフエニルスルホニル)ビフエニル、ビフエ
    ノール、ジヒドロキシジフエニルスルホン及びヒ
    ドロキノンのモルを第1表に示す。 【表】 【表】 (1)メタノール中で凝固後、これらの重合体類の
    X線回折を測定した。対照例Cは実質的に結晶質
    であることを示した。対照例Bはやや結晶質であ
    つた。対照例A及び例4と5は非晶質であつた。 例2、3、5、6、8、9及び対照例A、B、C 実施例、参考例、及び対照例の重合体類をつく
    るために、例1の手順を正確に繰り返した。第2
    表は、重合体をつくるために使用されたヒドロキ
    ノン、ジヒドロキシジフエニルスルホン、及びビ
    フエノールのモル%を示す。また例8−17と対照
    例D−Gの重合体類を380℃のキヤビテイ金型で
    4×4×0.020インチのプラツクに成型した。加
    熱定盤をもつサウスベンド油圧プレスで成型を行
    なつた。プラツクをプレス後、定盤に水を通して
    金型を約5分間に室温まで冷却した。成型プラツ
    クを幅1/8インチの切片にせん断した。これらの
    切片をASTM D−638に類似した手順による1
    %割線モジユラス、ASTM D−638による引張
    り強さと破断点伸び、及び振子型衝撃強さについ
    て試験した[振子型衝撃強さを次のように測定す
    る。直径0.83インチの円筒形で重さ1.562ポンド
    の鋼鉄性振り子を使用する。振り子のほぼ上部に
    据えられる打撃片は直径0.3インチの円筒である。
    長さ4インチ、幅0.125インチ及び厚さ約1−30
    ミルのフイルム標本を試験機のジヨーの間に締め
    つけ、ジヨーが互いに1インチ離れるようにす
    る。0.125インチ幅のフイルムを垂直に取り付け
    る。標本に対して1.13フートポンドを加えるため
    に振り子を一定の高さに上げる。振り子を放す
    と、円筒形の打撃片がその平らな末端で標本を打
    ち、フイルムを破つて、反対側の測定される高さ
    まで移動する。復帰高さの差(すなわち最大上揺
    れ地点における振り子の位置エネルギーの差)が
    破断中の標本に吸収されるエネルギーを表わす。
    立方インチ当たりフートポンドで表わされる衝撃
    強さは、振り子のエネルギー損失を標本容積で割
    ることによつて得られる。]重合体の溶融流れを
    ASTM D−635によつて測定した。また重合体
    類のガラス転移温度をオラビシ(Olabisi)らの
    「ポリマー/ポリマー・ミシビリテイ」(アカデミ
    ツクプレス社、ニユーヨーク(1979年)、126−
    127頁)に記述された方法によつて測定した。第
    2表に結果を示す。以下の第2表及び第3表に於
    いて、4,4′−ビス(4−クロロフエニルスルホ
    ニル)ビフエノールの量は100である。 【表】 【表】 例2、5、6、8、9、10及び対照例B−C 実施例、参考例及び対照例の重合体類をつくる
    ために、例1の手順を正確に繰り返した。第3表
    は重合体をつくるために使用されたヒドロキノ
    ン、ジヒドロキシジフエニルスルホン及びビフエ
    ノールのモル%を示す。また、試験標本(幅1/8
    インチ、厚さ25ミル、圧縮成型試料から注型)を
    第2表に示す応力下に置いた。第3表で確認され
    る化学環境で飽和させた綿棒を試験標本の中心に
    くつつけた。標本が破断する時間を記録した。結
    果を第3表に示す。 【表】
JP61501268A 1985-02-13 1986-02-12 ポリアリ−ルエ−テルスルホン重合体 Granted JPS62502407A (ja)

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US70123485A 1985-02-13 1985-02-13
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JPS62502407A JPS62502407A (ja) 1987-09-17
JPH0541651B2 true JPH0541651B2 (ja) 1993-06-24

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