JPH0541646A - トランス駆動回路 - Google Patents

トランス駆動回路

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JPH0541646A
JPH0541646A JP19757691A JP19757691A JPH0541646A JP H0541646 A JPH0541646 A JP H0541646A JP 19757691 A JP19757691 A JP 19757691A JP 19757691 A JP19757691 A JP 19757691A JP H0541646 A JPH0541646 A JP H0541646A
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JP
Japan
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output
switches
analog switch
terminal
binary
Prior art date
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Pending
Application number
JP19757691A
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English (en)
Inventor
秀雄 ▲高▼橋
Hideo Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0541646A publication Critical patent/JPH0541646A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】CCITT勧告I.430のSバス信号である
2進“+0”あるいは2進“−0”出力状態から2進
“1”出力へ遷移する場合に、ある一定の期間、出力端
9,10を接地し過渡的スイッチング雑音を抑えると共
に高インピーダンス状態にすることにより、2進“1”
時の出力インピーダンスの規格を満足させる。 【構成】NOR回路15出力の立上りをトリガーとした
単安定マルチバイブレータ16の出力をOR回路19,
20に入力し、これらOR回路19,20出力を同時に
高レベルにすると、アナログスイッチ6,8がオンし、
出力端9,10が接地レベルになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AMI符号を出力とす
るトランス駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、CCITT勧告I.430で規定
されている基本インタフェースにおいて、その規定点で
あるS点、T点の送信・受信に使用される信号はAMI
(Alternate Mark Inversio
n)符号である。
【0003】従来、その送信用トランス駆動回路は、図
5(a)に示す回路が考案されている。特願平1−17
4607「トランス駆動回路」参照。この回路は、基準
電圧電流源1、クロックドライバ2a、アナログスイッ
チ(以降スイッチという)5,7,31〜33を備えて
いる。
【0004】ここで基準電圧電流源1の出力はスイッチ
5,7の一方の端子に接続され、スイッチ5の他方の端
子はスイッチ31及び33の端子に接続され、この端子
を出力端子9としている。スイッチ7の他方の端子はス
イッチ32及び33の他方の端子に接続され、この端子
を出力端子10としている。
【0005】出力端子9は送信用トランス11の1次側
コイル12(以降L1という)の一方の端子に接続さ
れ、出力端子10は送信用トランス11のL1の残る端
子に接続される。送信用トランス11の2次側コイル3
(以降L2という)の二つの端子は負荷抵抗値Zを有す
る負荷抵抗14に接続される。この送信用トランス11
のL1、L2の巻き極性は黒丸で示している。
【0006】クロックドライバ2aの回路図は図5
(b)に示す通り、バッファ17,18およびNOR回
路34で構成され、スイッチ5,7,31〜33は信号
φ1,φ2,φ3で駆動され、信号φ1が高レベル時に
スイッチ5,32がオン、信号φ2が高レベル時にスイ
ッチ7,31がオン、信号φ3が高レベル時にスイッチ
33がオンになる。
【0007】従って、図6に示すようなタイミング・チ
ャートでIN+、IN−を入力すると信号φ1、φ2、
φ3が発生する。送信用トランス11のL2の負荷抵抗
14の両端の出力電圧VOUT はクロックφ1が高レベル
時に正極性パルス(以下、2進“+0”という)を、ク
ロックφ2が高レベル時に負極性パルス(以下、2進
“−0”という)を、クロックφ3が高レベル時には0
レベル(以下、2進“1”という)になる。
【0008】スイッチ5,7,31,32のオン抵抗を
r0と仮定するとトランス駆動時の等価回路は、図7の
ようになり出力電圧VOUT は次の(1)式のようにな
る。
【0009】VOUT =I×n×Z … (1) ここで、Iは定電流源の電流値、nは送信トランスの巻
き線比、Zは負荷抵抗である。このようにスイッチのオ
ン抵抗r0、コイルの内部抵抗r1,r2に依存しない
ので、伝達特性エラーがなく、また負荷抵抗Zが下がっ
たときは定電流源のために電力は負荷抵抗Zに比例して
減る。
【0010】2進“+0”または2進“−0”発生後、
2進“1”へ移るとき、スイッチS5,7,31,32
がオフしスイッチ33がオンとなるため、コイルL1に
蓄積されたエネルギーを放電することができ、従ってコ
イルのオンからオフ時に発生する過度的スイッチング雑
音を抑えることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のトラン
ス駆動回路は、2進“+0”または2進“−0”発生時
にはエネルギーが放電されるために過度的なスイッチン
グ雑音を抑えることができるが、2進“1”時の出力イ
ンピーダンスは低下し、I.430の規格を満足しなく
なる恐れがある。この出力インピーダンスを満足させる
ために、スイッチ33を取外すと2進“+0”または2
進“−0”発生後、2進“1”へ移るとき過度的スイッ
チング雑音が発生する。従って、図8のVOUT 波形図の
リンギング波形Cに示すように規格を満足しなくなると
いう問題がある。なお、図8には出力波形A′とそのパ
ルスマスクB′を示している。
【0012】本発明の目的は、このような問題を解決
し、出力インピーダンスの規定を満足すると共に、スイ
ッチング雑音を抑えたトランス駆動回路を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のトランス駆動回
路の構成は、基準電圧電流源と、この電流源の出力がそ
れぞれ接続された第1および第2のアナログスイッチ
と、この第1のアナログスイッチの出力に入力が接続さ
れると共にこの接続点をトランスへの第1の出力端とし
かつ他端を接地した第3のアナログスイッチと、前記第
2のアナログスイッチの出力が入力に接続されると共に
この接続点を前記トランスの第2の出力端としかつ他端
を接地した前記第4のアナログスイッチと、前記第1の
アナログスイッチから第4のアナログスイッチのゲート
に各クロックを供給すると共に一定期間前記第3のアナ
ログスイッチと前記第4のアナログスイッチとをオンに
し前記第1および第2の出力端を接地電位のレベルにす
るように駆動するクロックドライバとを備えることを特
徴とする。
【0014】
【実施例】図1(a)は本発明の第1の実施例の回路図
である。本実施例は、基準電圧源1、スイッチ5,6,
7,8及びクロックドライバ2を備えている。ここで基
準電圧電流源1の出力はスイッチ5,7の一方の端子に
接続され、スイッチ5の他方の端子は出力端子9に接続
され、スイッチ6は一方の端子を出力端子9に接続し残
る他方の端子を接地する。スイッチ7の他方の端子は出
力端子10に接続され、スイッイ8は一方の端子を出力
端子10に接続し、残る他方の端子を接地する。
【0015】出力端子9は送信用トランス11の1次側
コイル12(L1)の一方の端子に接続し、出力端子1
0は送信用トランス11のL1の残る端子に接続され、
送信用トランス11の2次側コイル13(L2)の二つ
の端子は負荷抵抗値Zを有する負荷抵抗14に接続され
る。また、送信用トランス11のL1、L2の巻き極性
は黒丸で示している。
【0016】クロックドライバ2の回路図は、図1
(b)に示す通り、バッファ17,18,NOR回路1
5,単安定マルチバイブレータ16およびOR回路1
9,20で構成され、スイッチ5,6,7,8は信号φ
1,φ2D,φ2,φ1Dで駆動され、信号φ1,φ1
Dが高レベル時にスイッチ5,8がオン、信号φ2,φ
2Dが高レベル時にスイッチ6,7がオンとなる。
【0017】送信用トランス11のL2の負荷抵抗14
の両端の出力電圧VOUT は、クロックφ1,φ1Dが高
レベル時に2進“+0”を、クロックφ2,φ2Dが高
レベル時に2進“−0”を、φ1,φ1D,φ2,φ2
Dが低レベル時には2進“1”になる。
【0018】図2に示すようなタイミング・チャート
で、IN+、IN−を入力するとφ1,φ2,φ1D,
φ2Dが発生する。すなわち入力端子IN+,IN−に
接続されたNOR15により、論理(IN+)+(IN
−)が高レベルから低レベルになるとき、単安定マルチ
バイブレータ16からある一定の期間φ1D,φ2Dに
高レベルを出力する。従って、出力端子9,10がそれ
ぞれスイッチ6,8を通して接地されることになり、従
来例と同様にコイルL1に蓄積されたエネルギーを放電
することができ、図3のようにコイルのオンからオフ時
に発生する過度的スイッチング雑音を抑えることができ
る。
【0019】本実施例の場合は、コイルL1に蓄積され
たエネルギーを放電した後すぐにスイッチ6,8をオフ
し出力端子9,10を高インピーダンス状態にするた
め、I.430の2進“1”時の出力インピーダンスは
低下せず規格を満足する。
【0020】図4は本発明の第2の実施例のクロックド
ライバの回路図を示している。本実施例は、インバータ
21,2,25,27,28,NAND回路23,2
6,29,30および遅延回路24で構成される。本実
施例では、図1(b)の単安定マルチバイブレータ16
の代わりに、遅延回路24を用いて単安定マルチバイブ
レータ16と同様の効果を得ている。従って、クロック
φ1,φ2,φ1D,φ2Dの波形は、図1(b)とま
ったく同様である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、2進
“+0”あるいは2進“−0”出力状態から2進“1”
出力へ遷移する場合にある一定の期間、出力端子を接地
し過度的スイッチング雑音を抑えた後、出力端子を高イ
ンピーダンス状態にすることにより、2進“1”時の出
力インピーダンスの規格を満足しながらスイッチング雑
音を抑えることが出来るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明の第1の実施例の回路
図およびそのクロックドライバ2の回路図。
【図2】図1の動作を説明するタイミング・チャート。
【図3】図1の出力波形のVOUT を示す波形図。
【図4】本発明の第2の実施例に用いられるクロックド
ライバの回路図。
【図5】(a),(b)は従来例のトランス駆動回路の
回路図およびそのクロックドライバの回路図。
【図6】従来例の動作を説明するタイミング・チャー
ト。
【図7】図5の等価回路図。
【図8】従来例の出力波形のVOUT 波形図。
【符号の説明】
1 基準電圧電流源 2,2a クロック・ドライバ 3,4 入力端子 5〜8,31〜33 アナログ・スイッチ 9,10 出力端子 11 送信用トランス 12 1次側コイル(L1) 13 2次側コイル(L2) 14 負荷抵抗 15,34 NOR回路 16 単安定マルチバイブレータ 17,18 バッファ 19,20 OR回路 21,22,25,27,28 インバータ 23,26,29,30 NAND回路 24 遅延回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電圧電流源と、この電流源の出力が
    それぞれ接続された第1および第2のアナログスイッチ
    と、この第1のアナログスイッチの出力に入力が接続さ
    れると共にこの接続点をトランスへの第1の出力端とし
    かつ他端を接地した第3のアナログスイッチと、前記第
    2のアナログスイッチの出力が入力に接続されると共に
    この接続点を前記トランスの第2の出力端としかつ他端
    を接地した第4のアナログスイッチと、前記第1のアナ
    ログスイッチから前記第4のアナログスイッチのゲート
    に各クロックを供給すると共に一定期間前記第3のアナ
    ログスイッチと前記第4のアナログスイッチとをオンに
    し前記第1および第2の出力端を接地電位のレベルにす
    るように駆動するクロックドライバとを備えることを特
    徴とするトランス駆動回路。
JP19757691A 1991-08-07 1991-08-07 トランス駆動回路 Pending JPH0541646A (ja)

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JP19757691A JPH0541646A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 トランス駆動回路

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