JPH0541576U - 練習用ゴルフクラブ - Google Patents

練習用ゴルフクラブ

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JPH0541576U
JPH0541576U JP10144391U JP10144391U JPH0541576U JP H0541576 U JPH0541576 U JP H0541576U JP 10144391 U JP10144391 U JP 10144391U JP 10144391 U JP10144391 U JP 10144391U JP H0541576 U JPH0541576 U JP H0541576U
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ball
golf club
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雅夫 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 球が球打部のどの位置に当たったかを手で感
じることができるようにして、球打部のどの位置に球が
当たったかを正確に知ることのできる練習用ゴルフクラ
ブを提供することを目的とする。 【構成】 練習用ゴルフクラブ1の先端側のヘッド2の
ヘッド面21に、ゴルフボールが当たった部位を検出す
る圧力部位検出ヘッド22が設けられており、基部側の
グリップ部4には、振動出力ヘッド41、42及び電気
回路部43が設けられている。圧力部位検出ヘッド22
は、複数の検出素子を備えており、ゴルフボールの当た
った部位を検出して、検出結果を電気回路部43に出力
する。電気回路部43は、この検出結果に基づいて、ゴ
ルフボールの当たった部位に対応する振動出力ヘッド4
1、42の振動素子41a〜41e、42a〜42eを
駆動して、振動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、練習用ゴルフクラブに関し、詳しくは、球打部のどの位置に球が当 たったかを容易にわかるようにした練習用ゴルフクラブに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ゴルフの上手下手は、球(ゴルフボール)をクラブの球打部(ヘッド )の意図する位置にいかに的確に当てるかによる。すなわち、同じスイングでク ラブを振り抜いても、ヘッドのどの位置にゴルフボールが当たるかにより、打球 の方向性と飛距離が変るからである。 しかしながら、従来では、ゴルフボールがヘッドのどの位置に当たったかを容 易に知ることのできるゴルフクラブはなかった。そのため、従来では、ゴルフの 練習に際して、何度もゴルフクラブでゴルフボールを打ち、打球の方向性と飛距 離をみて、ヘッドのどの位置にゴルフボールが当たったかのおおよその検討をつ け、その検討に応じた修正を行って、次にスイングすることにより、ヘッドの意 図する位置にゴルフボールが当たるように練習を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の練習方法では、ゴルフボールがヘッドのどの 位置に当たったかを正確に知ることができず、ゴルフの上達を図る上で最大の問 題となっていた。 そこで、本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので、球(ゴルフ ボール)がヘッド(球打部)のどの位置に当たったかを正確にわかる練習用ゴル フクラブを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、先端側の球打部の前面側に、球が当たった部位を検出 する圧力部位検出手段が設けられる一方、基部側のグリップ部の表面側に、前記 圧力部位検出手段の検出に基づいて振動する振動手段が設けられていることを特 徴としている。
【0005】 請求項2記載の考案は、前記圧力部位検出手段が、前記球打部の前面側に沿っ て複数配設されるとともに、前記振動手段が、前記グリップ部の表面側長手方向 に沿って複数配設されていることを特徴としている。
【0006】 請求項3記載の考案は、前記圧力部位検出手段の検出結果に応じて、前記振動 手段の振動パターンを変化させる振動制御手段を設けたことを特徴としている。
【0007】 請求項4記載の考案は、前記圧力部位検出手段の検出結果に基づいて、前記振 動制御手段が、前記圧力部位検出手段と圧力部位検出手段との間の球の当たった 部位を判別し、該判別結果に応じて、前記振動手段のうち該球の当たった部位に 対応する2つの振動手段を、その球の当たった部位に応じた振動の大きさで振動 させることを特徴としている。
【0008】 請求項5記載の考案は、前記グリップの前記振動手段に対応する位置に発光手 段を設け、前記圧力部位検出手段の検出結果に基づいて該発光手段を発光させる 発光制御手段を設けたことを特徴としている。
【0009】 請求項6記載の考案は、前記球打部のスイートスポットに設けられた前記圧力 部位検出手段が球が当たったことを検出すると、前記振動制御手段が、前記振動 手段を所定の振動パターンにより振動させることを特徴としている。
【0010】 請求項7記載の考案は、前記球打部のスイートスポットに設けられた前記圧力 部位検出手段が球が当たったことを検出すると、前記振動制御手段が、前記振動 手段の全てを振動させることを特徴としている。
【0011】 請求項8記載の考案は、前記球打部のスイートスポットに設けられた前記圧力 部位検出手段が球が当たったことを検出すると、前記発光制御手段が、前記発光 手段の全てを発光させることを特徴としている。
【0012】
【作用】
請求項1記載の考案によれば、練習用ゴルフクラブの先端側の球打部の前面側 に、球が当たった部位を検出する圧力部位検出手段が設けられる一方、基部側の グリップ部の表面側に、前記圧力部位検出手段の検出に基づいて振動する振動手 段が設けられている。 したがって、球打部の球が当たった部位をグリップ部の振動手段の振動により 手で感じることができ、球打部のどの部位に球が当たったかを正確に知ることが できる。その結果、球打部のうち意図する部位に球を当てる練習を容易に行うこ とができ、ゴルフを飛躍的に上達させることができる。
【0013】 請求項2記載の考案によれば、圧力部位検出手段が、前記球打部の前面側に沿 って複数配設されるとともに、振動手段が、グリップ部の表面側長手方向に沿っ て複数配設されているので、球打部のどの位置に球が当たったかをより一層正確 に知ることができ、ゴルフの上達をより一層飛躍的に向上させることができる。
【0014】 請求項3記載の考案によれば、圧力部位検出手段の検出結果に応じて、振動手 段の振動パターンを変化させる振動制御手段を設けているので、球打部のどの位 置に球が当たったかを振動パターンの変化により知ることができ、球打部のどの 位置に球が当たったかをより一層分りやすくすることができる。
【0015】 請求項4記載の考案によれば、圧力部位検出手段の検出結果に基づいて、振動 制御手段が、圧力部位検出手段と圧力部位検出手段との間の球の当たった部位を 判別し、該判別結果に応じて、前記振動手段のうち該球の当たった部位に対応す る2つの振動手段を、その球の当たった部位に応じた振動の大きさで振動させる ので、球打部のどの位置に球が当たったかをより詳細に知ることができる。
【0016】 請求項5記載の考案によれば、グリップの振動手段に対応する位置に、発光手 段を設け、圧力部位検出手段の検出結果に基づいて該発光手段を発光させる発光 制御手段を設けているので、球打部のどの位置に球が当たったかを視覚により認 識することができ、球打部のどの位置に球が当たったかをより一層正確に知るこ とができる。
【0017】 請求項6、7及び8記載の考案によれば、球打部のスイートスポットに設けら れた圧力部位検出手段が球が当たったことを検出すると、振動制御手段が、振動 手段を所定の振動パターンにより振動させ、また、振動制御手段が、振動手段の 全てを振動させ、さらに、発光制御手段が、発光手段の全てを発光させるので、 球がスイートスポットに当たったことを正確かつ確実に知ることができる。
【0018】
【実施例】
図1〜図3は、本考案の練習用ゴルフクラブの一実施例を示す図である。 図1は練習用ゴルフクラブの斜視図、図2は練習用ゴルフクラブの上面部分断 面図、図3は練習用ゴルフクラブ内に設けられる圧力部位検出ヘッド、振動出力 ヘッド及び電気回路部の構成図である。
【0019】 図1及び図2に示すように、本実施例に係る練習用ゴルフクラブ1は、ウッド クラブに適用したものであり、ヘッド(球打部)2、シャフト3及びグリップ部 4により構成されている。練習用ゴルフクラブ1は、シャフト3を挟んで、ヘッ ド2が先端側に、グリップ部4が基部側に形成されている。
【0020】 以下、構成各部について説明する。 ヘッド2は、その前面側にゴルフボール(球)60を打撃するヘッド面(球打 面)21が形成されており、ヘッド2の内部のヘッド面21側には、ヘッド面2 1のゴルフボール60(図3参照)が当たった部位を検出する圧力部位検出ヘッ ド(圧力部位検出手段)22が設けられている。この圧力部位検出ヘッド22と しては、ヘッド面21にゴルフボール60が当たった位置を検出することのでき るものであればよく、例えば、圧電素子や圧力センサー及び歪センサー等が利用 可能である。また、圧力部位検出ヘッド22は、ヘッド面21の長手方向(シャ フト側から先端側方向)に長く複数の検出素子22a〜22j(図3参照)が設 けられており、ゴルフボール60の当たった位置を複数(例えば、10個)の検 出素子22a〜22jにより検出する。
【0021】 シャフト3は、その両端にヘッド2及びグリップ部4が連結され、その素材と しては、通常のゴルフクラブに使用される素材が使用される。
【0022】 グリップ部4は、グリップ感に合せてシャフト3よりも太く形成されており、 グリップ部4には、2つの振動出力ヘッド(振動手段)41、42及び電気回路 部43が設けられている。各振動出力ヘッド41、42は、複数(例えば、上記 圧力部位検出ヘッド22の検出素子の数の半分の数の5つ、2つの振動出力ヘッ ドを合せて10個)の振動素子41a〜41e、42a〜42eで構成されてお り、各振動素子41a〜41e、42a〜42eは、グリップ部4の長手方向に 沿って配設されている。各振動素子41a〜41e、42a〜42eは、リード 線により電気回路部43に接続されており、電気回路部43により駆動されて、 振動を発生する。振動出力ヘッド41、42としては、グリップ部4を握った人 間の手に振動を感知させることのできる振動を発生するものであればよく、例え ば、振動子等が利用される。振動ヘッド41は、グリップ部4を握ったとき、左 手の手のひらに当たる位置に設けられており、振動ヘッド42は、グリップ部4 を握ったとき、右手の手のひらに当たる位置に設けられている。具体的には、各 振動素子41a〜41e、42a〜42eは、上記検出素子22a〜22jと対 応した配列順序で配列されており、ヘッド面21の検出素子22a〜22jの先 端部分から基端部分への配列順序と同じ配列順序で、グリップ部4のシャフト3 側から順に振動素子42a〜42e及び振動素子41a〜41eの順に配列され ている。
【0023】 電気回路部43は、図3に示すように、リード線50、51、52により圧力 部位検出ヘッド22の各検出素子22a〜22j及び振動ヘッド41、42の各 振動素子41a〜41e、42a〜42eに接続されており、リード線50を介 して、圧力部位検出ヘッド22の各検出素子22a〜22jの検出信号が電気回 路部43に入力される。電気回路部43は、各検出素子22a〜22jからの検 出信号によりどの検出素子22a〜22jの設けられた部位にゴルフボール60 が当たったかを判別し、ゴルフボール60が当たった部位に該当する振動素子4 1a〜41e、42a〜42eにリードせん51、52を介して駆動信号を出力 して、振動させる。したがって、電気回路部43は、圧力部位検出ヘッド22の 検出結果に基づいて振動出力ヘッド41の振動を制御する振動制御手段として機 能する。
【0024】 次に、作用を説明する。 練習用ゴルフクラブ1を使用してゴルフの練習を行なう場合、通常のグリップ の握り方によりグリップ部4を握り、スイングを行なってゴルフボール60を打 つ。ゴルフボール60がヘッド面21に当たると、ゴルフボール60の当たった 部位の検出素子22a〜22jがゴルフボール60の当たったことを検出し、検 出信号を電気回路部43に出力する。具体的には、例えば、ゴルフボール60の 当たった部位に最も近い検出素子22a〜22jが最もレベルの大きい検出信号 を電気回路43に出力し、ゴルフボール60の当たった部位から遠くにある検出 素子22a〜22jほど小さいレベルの検出信号を電気回路43に出力する。
【0025】 電気回路43は、検出素子22a〜22jからの検出信号によりヘッド面21 のどの部位にゴルフボール60が当たったかを判別し、ゴルフボール60の当た った部位に対応する位置の振動素子41a〜41e、42a〜42eを駆動して 、振動させる。具体的には、例えば、検出素子22bの部位にゴルフボール60 が当たると、電気回路部43は、振動素子42bを駆動して、振動させる。
【0026】 また、ゴルフボール60が検出素子22a〜22jと検出素子22a〜22j の間の部位に当たると、電気回路43は、ゴルフボール60の当たったことを検 出した検出素子22a〜22jに対応する2つの振動素子41a〜41e、42 a〜42eを駆動して、振動を起こさせるとともに、そのゴルフボール60が当 たった部位に応じて、振動素子41a〜41e、42a〜42eの振動の大きさ を変化させ、どちら側の検出素子22a〜22jにより近い部位にゴルフボール 60が当たったかが分かるようにする。
【0027】 また、ゴルフボール60の当たった部位に応じて、電気回路43が、駆動する 振動素子41a〜41e、42a〜42eの振動パターンを変化させてもよく、 振動素子41a〜41e、42a〜42eの振動パターンを変化させることによ り、振動する振動素子41a〜41e、42a〜42eの位置と振動パターンに より、より一層ゴルフボール60の当たった部位を手のひらでより一層正確に認 識することができる。さらに、ゴルフボール60がいわゆるスイートポイントに 当たったときには、電気回路43が、スイートポイントに該当する振動素子41 a〜41e、42a〜42eの振動パターンを他の部位に該当する振動素子41 a〜41e、42a〜42eの振動パターンと異なる振動パターンで振動させる ようにしてもよく、また、スイートポイントにゴルフボール60が当たったとき に、全ての振動素子41a〜41e、42a〜42eを振動させるようにしても よい。このようにすることにより、ゴルフボール60がスイートポイントに当た ったことをより一層確実に認識することができるとともに、ある種の感激を持っ てスイートポイントに当たったことを体験することができる。
【0028】 図4は、本考案の練習用ゴルフクラブの他の実施例を示す図であり、本実施例 は、上記実施例のグリップ部4にさらに発光素子を設けたものである。そこで、 本実施例の説明に当たり、上記実施例と同様の構成部分には、同一の符号を付し てその説明を省略する。
【0029】 図4において、練習用ゴルフクラブ70には、そのグリップ部4に、上記実施 例と同様に、振動出力ヘッド41、42が設けられるとともに、二組の発光ヘッ ド71、72が設けられており、各発光ヘッド71、72は、夫々振動出力ヘッ ド41及び振動出力ヘッド42の平行してグリップ部4に設けられている。各発 光ヘッド71、72は、夫々複数(振動素子41a〜41e、42a〜42eと 同じ数)の発光素子71a〜71e、72a〜72eを備えており、各発光素子 71a〜71e、72a〜72eは、リード線53、54により電気回路部73 に接続されている。
【0030】 電気回路部73は、圧力部位検出ヘッド22の検出結果に基づいて上述のよう に振動素子41a〜41e、42a〜42eの振動を制御するとともに、各発光 素子71a〜71e、72a〜72eの発光を制御する。したがって、電気回路 部73は、検出ヘッド22の検出結果に基づいて振動素子41a〜41e、42 a〜42eの振動を制御する振動制御手段として機能するとともに、発光素子7 1a〜71e、72a〜72eの発光を制御する発光制御手段として機能する。
【0031】 本実施例においては、電気回路部73は、圧力部位検出ヘッド22の各検出素 子22a〜22jの検出結果に基づいてゴルフボール60の当たった部位に対応 する位置の振動素子41a〜41e、42a〜42eを振動させるとともに、該 対応する位置の発光素子71a〜71e、72a〜72eを発光させる。この発 光素子71a〜71e、72a〜72eの発光時間は適宜設定することができる 。したがって、本実施例の練習用ゴルフクラブ70を使用してゴルフボール60 を打つと、ヘッド面21のどの部位にゴルフボール60が当たったかを振動素子 41a〜41e、42a〜42eの振動により手のひらで知ることができるとと もに、発光素子71a〜71e、72a〜72eの発光により視覚により知るこ とができる。その結果、ヘッド2のどの部位にゴルフボール60が当たったかを より一層明確かつ確実に知ることができる。このとき、ゴルフボールがスイート スポットに当たったときには、全ての発光素子71a〜71e、72a〜72e を発光させたり、発光の方法を通常の発光時とは異なる発光の方法で発光させて もよい。
【0032】 なお、上記他の実施例においては、振動素子41a〜41e、42a〜42e による振動と発光素子71a〜71e、72a〜72eによる発光の双方でゴル フボール60の当たった部位が分かるようにしているが、発光素子71a〜71 e、72a〜72eのみを使用してゴルフボール60の当たった部位が分かるよ うにしてもよい。
【0033】 また、上記各実施例においては、振動出力ヘッドをグリップ部を握ったときに 、手のひらに当たる部分に設けるようにしているが、各手の指に当たる部分に設 けてもよく、その他手の感じやすい部分に当たるように設けてもよい。
【0034】 さらに、上記各実施例では、ウッドクラブに適用した場合について説明してい るが、これに限るものではなく、アイアンクラブやパター等にも同様に適用する ことができる。
【0035】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、球打部の球が当たった部位を検出してグリップ 部に設けた振動手段を振動させているので、球打部の球が当たった部位をグリッ プ部の振動手段の振動により手で感じることができ、球打部のどの部位に球が当 たったかを正確に知ることができる。その結果、球打部のうち意図する部位に球 を当てる練習を容易に行うことができ、ゴルフを飛躍的に上達させることができ る。
【0036】 請求項2記載の考案によれば、圧力部位検出手段が球打部に沿って複数配設さ れ、振動手段がグリップ部の長手方向に沿って複数配設されているので、球打部 のどの位置に球が当たったかをより一層正確に知ることができ、ゴルフをより一 層飛躍的に上達させることができる。
【0037】 請求項3記載の考案によれば、圧力部位検出手段の検出結果に応じて、振動手 段の振動パターンを変化させているので、球打部のどの位置に球が当たったかを 振動パターンの変化により知ることができ、球打部のどの位置に球が当たったか をより一層分りやすくすることができる。
【0038】 請求項4記載の考案によれば、圧力部位検出手段の検出結果に基づいて、圧力 部位検出手段と圧力部位検出手段との間の球の当たった部位を判別して、該球の 当たった部位に対応する2つの振動手段を、その球の当たった部位に応じた振動 の大きさで振動させているので、球打部のどの位置に球打当たったかをより詳細 に知ることができる。
【0039】 請求項5記載の考案によれば、グリップの振動手段に対応する位置に、発光手 段を設け、圧力部位検出手段の検出結果に基づいて該発光手段を発光させている ので、球打部のどの位置に球が当たったかを視覚により認識することができ、球 打部のどの位置に球が当たったかをより一層正確かつ確実に知ることができる。
【0040】 請求項6、7及び8記載の考案によれば、球打部のスイートスポットに球が当 たったことを検出すると、振動手段を所定の振動パターンにより振動させたり、 振動手段の全てを振動させたり、さらには、発光手段の全てを発光させているの で、球がスイートスポットに当たったことを正確かつ確実に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の練習用ゴルフクラブの一実施例の斜視
図。
【図2】本考案の練習用ゴルフクラブの一実施例の上面
部分断面図。
【図3】本考案の練習用ゴルフクラブの一実施例の内部
に設けられる圧力部位検出ヘッド、振動出力ヘッド及び
電気回路部の構成図。
【図4】本考案の練習用ゴルフクラブの他の実施例の内
部に設けられる圧力部位検出ヘッド、振動出力ヘッド、
発光ヘッド及び電気回路部の構成図。
【符号の説明】
1、70 練習用ゴルフクラブ 2 ヘッド 3 シャフト 4 グリップ部 21 ヘッド面 22 圧力部位検出ヘッド 22a〜22j 検出素子 41、42 振動出力ヘッド 41a〜41e、42a〜42e 振動素子 43、73 電気回路部 51、52、53、54 リード線 71、72 発光ヘッド 71a〜71e、72a〜72e 発光素子

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側の球打部の前面側に、球が当たっ
    た部位を検出する圧力部位検出手段が設けられる一方、
    基部側のグリップ部の表面側に、前記圧力部位検出手段
    の検出に基づいて振動する振動手段が設けられているこ
    とを特徴とする練習用ゴルフクラブ。
  2. 【請求項2】 前記圧力部位検出手段が、前記球打部の
    前面側に沿って複数配設されるとともに、前記振動手段
    が、前記グリップ部の表面側長手方向に沿って複数配設
    されていることを特徴とする請求項1記載の練習用ゴル
    フクラブ。
  3. 【請求項3】 前記圧力部位検出手段の検出結果に応じ
    て、前記振動手段の振動パターンを変化させる振動制御
    手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の練習用ゴルフクラブ。
  4. 【請求項4】 前記圧力部位検出手段の検出結果に基づ
    いて、前記振動制御手段が、前記圧力部位検出手段と圧
    力部位検出手段との間の球の当たった部位を判別し、該
    判別結果に応じて、前記振動手段のうち該球の当たった
    部位に対応する2つの振動手段を、その球の当たった部
    位に応じた振動の大きさで振動させることを特徴とする
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の練習用ゴルフ
    クラブ。
  5. 【請求項5】 前記グリップの前記振動手段に対応する
    位置に発光手段を設け、前記圧力部位検出手段の検出結
    果に基づいて該発光手段を発光させる発光制御手段を設
    けたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか
    に記載の練習用ゴルフクラブ。
  6. 【請求項6】 前記球打部のスイートスポットに設けら
    れた前記圧力部位検出手段が球が当たったことを検出す
    ると、前記振動制御手段が、前記振動手段を所定の振動
    パターンにより振動させることを特徴とする請求項1か
    ら請求項5のいずれかに記載の練習用ゴルフクラブ。
  7. 【請求項7】 前記球打部のスイートスポットに設けら
    れた前記圧力部位検出手段が球が当たったことを検出す
    ると、前記振動制御手段が、前記振動手段の全てを振動
    させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれ
    かに記載の練習用ゴルフクラブ。
  8. 【請求項8】 前記球打部のスイートスポットに設けら
    れた前記圧力部位検出手段が球が当たったことを検出す
    ると、前記発光制御手段が、前記発光手段の全てを発光
    させることを特徴とする請求項5記載の練習用ゴルフク
    ラブ。
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