JPH0541539A - 光半導体装置の製造方法 - Google Patents

光半導体装置の製造方法

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JPH0541539A
JPH0541539A JP21644091A JP21644091A JPH0541539A JP H0541539 A JPH0541539 A JP H0541539A JP 21644091 A JP21644091 A JP 21644091A JP 21644091 A JP21644091 A JP 21644091A JP H0541539 A JPH0541539 A JP H0541539A
Authority
JP
Japan
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substrate
etching
light
mask
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP21644091A
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English (en)
Inventor
Hajime Momoi
元 桃井
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
Nikko Kyodo Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP21644091A priority Critical patent/JPH0541539A/ja
Publication of JPH0541539A publication Critical patent/JPH0541539A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/52PV systems with concentrators

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  • Weting (AREA)
  • Led Devices (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 加工しようとする基板の表面に、基板のエッ
チングの際にエッチングされずかつ光透過性と非透過性
の2種の材料からなるマスク層を、光透過性膜を上にし
て例えば円形に積層して形成しておいて、これをマスク
にしてエッチングを行なって基板を少し削った後、ウェ
ットエッチングにより下層のマスク層をサイドエッチン
グさせる工程とその後光エッチングで基板を少し削る工
程とを繰り返すことで基板表面をレンズ状に加工させる
ようにした。 【効果】 フォトリソグラフィ工程で用いるマスクは一
つで済むようになり、加工精度を高める場合にもそれほ
どコストが高くならないとともに、セルフアラインでエ
ッチングが繰り返されマスクの位置ずれによる加工精度
の低下がないため、ウェットエッチングによる下層のマ
スク層のサイドエッチング工程と基板の光エッチング工
程との繰返し回数を多くすることで容易に加工精度(球
面性)を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光ダイオードや受光
ダイオードのような光半導体装置の製造方法に関し、特
に光半導体装置を構成する半導体基板に直接レンズを形
成する加工を行なう場合に利用して効果的な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、直接遷移形半導体を用いた発光ダ
イオードが種々実用化されており、これらは通常レンズ
を取付けた構造で使用されている。ところで、直接遷移
形半導体を用いた発光ダイオードのうち、InP系の発
光ダイオードのように発光層を構成する半導体層の禁制
帯幅が基板を構成する半導体の禁制帯幅よりも小さくて
基板による光吸収量が少ないものにおいては、発光層を
下にしてワイヤボンディングを行なって基板側から光を
放出させる構造が有効とされている。この場合、基板を
直接レンズ状に加工することで光の放出効率を高める技
術が提案されている(F.D.King et.al.
Jounal of Electronic Mat
erials,VoL.4,No.2 1975 pp
243−pp253)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記レンズ一体形の光
半導体装置は、半導体製造技術の一つであるエッチング
技術を用いてレンズの加工を行なうことが可能であり、
半導体プロセスで発光ダイオードの形成工程に引き続い
てレンズ加工をすることで大幅なコストダウンの可能性
がある。しかしながら、従来提案されている基板へのレ
ンズ加工方法はいずれも加工工程数が非常に多いか形状
制御が悪いという問題点があった。
【0004】例えば、エッチングマスクの径を徐々に小
さくさせながら少しずつ繰り返し基板のエッチングを行
なってゆくことで、ある程度滑らかな球面加工を施すこ
とが可能である。しかし、この方法にあっては、球面性
を良くしようとすればするほどマスクの数が多くなり、
フォトリソグラフィ工程もマスクの数だけ必要となるた
め、工程数が非常に多くなってしまうとともに、マスク
の位置ずれも生じ易いため加工精度にも限界がある。
【0005】本発明は上記のような問題点に着目してな
されたもので、その目的とするところは、少ないマスク
で比較的精度の高い球面加工が可能な光半導体装置の製
造技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、加工しよう
とする基板の表面に、基板のエッチングの際にエッチン
グされずかつ光透過性と光遮断性の2種の材料からなる
マスク層を、光透過性膜を上にして例えば円形に積層形
成する工程と、この積層膜をマスクにして基板をエッチ
ングする工程と、ウェットエッチングにより下層の光遮
断膜をサイドエッチングする工程と、光を照射しながら
基板をエッチングする工程とからなり、上記サイドエッ
チング工程と光エッチング工程とを繰り返すことで基板
表面をレンズ状に加工させるようにしたものである。こ
こで、光エッチングとは、光を照射しながらエッチング
液に基板を浸すと光の当っている部分だけエッチングさ
れるという技術である。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、フォトリソグラフィ工
程で用いるマスクは一つで済むため加工精度を高める場
合にもそれほどコストが高くならないとともに、セルフ
アラインでエッチングが繰り返されマスクの位置ずれに
よる加工精度の低下がないため、ウェットエッチングに
よる下層の光遮断膜のサイドエッチング工程と光エッチ
ング工程との繰返し回数を多くすることで容易に加工精
度(球面性)を高めることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本発明をInP発光ダイ
オードの製造に適用した場合の一実施例のプロセスを工
程順に説明する。先ず、エピタキシャル成長法により表
面にInGaAsP層11とInP層12が積層されて
なるInP基板1の裏面に、金層2を全面的に蒸着して
からその上にフォトレジスト膜3を塗付する。この際、
フォトレジストとしてはヨウ化カリウム水溶液に解けな
い性質のものを使用する。そして、フォトリソグラフィ
技術により上記フォトレジスト膜3をパターニングして
円形状に残し、このフォトレジスト膜3をマスクにして
ヨウ化カリウム水溶液で金層2をエッチングし、InP
基板1の裏面を露出させる(図1参照)。
【0009】次に、上記基板1を、FeCl3溶液の入
ったエッチング槽20内に浸漬し、白色ランプの光を照
射する。すると、ランプの光は金層2によって遮断され
るため、その外側の基板表面のみエッチングされる(図
2参照)。それから、上記基板1をFeCl3溶液より
引き上げて洗浄した後、薄いヨウ化カリウム水溶液の入
ったエッチング槽21内に浸漬する。すると、ヨウ化カ
リウム水溶液はフォトレジストは溶かさず金のみを溶か
すので、金層2がサイドエッチングされてその径が小さ
くなる(図3参照)。
【0010】次に、上記基板1を、再びFeCl3溶液
の入ったエッチング槽20内に浸漬し、白色ランプの光
を照射する。すると、ランプの光はレジスト膜3を透過
し金層2によって遮断されるため、金層2の外側の基板
表面のみエッチングされて、基板表面に円形の階段状段
差が形成される(図4参照)。このようにして、基板1
の光エッチングと金層2のサイドエッチングを繰り返す
とともに、エッチング量を次第に少なくなるように光エ
ッチングの時間、ランプの光の強さ、FeCl3溶液の
濃度等を制御する。
【0011】上記の場合、当初、基板表面に円形の階段
状段差が形成されていたものが、光エッチングとサイド
エッチングを繰り返しているうちに表面の角部がとれて
次第に滑らかになっていく。そして、最後に基板1をH
Br(ブロム酸)溶液の入ったエッチング槽22内に浸
漬してさらに表面が滑らかにように処理して終了する
(図5参照)。
【0012】なお、上記実施例では、光透過性の膜3の
材料としてフォトレジストを、また光遮断性の膜2の材
料として金を用いているが、それに限定されるものでな
く、基板を含め互いに同じエッチング液でエッチングさ
れないものであればどのような材料であってもよい。ま
た、上記実施例では、基板のエッチングをすべて光エッ
チングで行なっているが、最初の基板のエッチングは光
エッチングでなくても異方性の少ないエッチングであれ
ばドライエッチングその他任意のエッチングを利用する
ことができる。
【0013】さらに、上記実施例ではレンズ加工のため
のエッチングマスクとなる積層膜を円形に残すようにし
ているが、楕円形状や長円形状その他の形状に残すよう
にしても良い。また、上記実施例は、InP発光ダイオ
ードの製造プロセスを例にとって説明したが、GaAs
発光ダイオードや受光ダイオードその他光半導体装置の
製造一般に適用することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、加工し
ようとする基板の表面に、基板のエッチングの際にエッ
チングされずかつ光透過性と非透過性の2種の材料から
なるマスク層を、光透過性膜を上にして例えば円形に積
層形成する工程と、この積層膜をマスクにして基板をエ
ッチングする工程と、ウェットエッチングにより下層の
光遮断膜をサイドエッチングする工程と、光を照射しな
がら基板をエッチングする工程とからなり、上記サイド
エッチング工程と光エッチング工程とを繰り返すことで
基板表面をレンズ状に加工させるようにしたので、フォ
トリソグラフィ工程で用いるマスクは一つで済むように
なり、加工精度を高める場合にもそれほどコストが高く
ならないとともに、セルフアラインでエッチングが繰り
返されマスクの位置ずれによる加工精度の低下がないた
め、ウェットエッチングによる下層の光遮断膜のサイド
エッチング工程と基板の光エッチング工程との繰返し回
数を多くすることで容易に加工精度(球面性)を高める
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をInP発光ダイオードの製造に適用し
た場合の一実施例のプロセスの第1工程を示す断面図で
ある。
【図2】本発明をInP発光ダイオードの製造に適用し
た場合の一実施例のプロセスの第2工程を示す断面図で
ある。
【図3】本発明をInP発光ダイオードの製造に適用し
た場合の一実施例のプロセスの第3工程を示す断面図で
ある。
【図4】本発明をInP発光ダイオードの製造に適用し
た場合の一実施例のプロセスの第4工程を示す断面図で
ある。
【図5】本発明をInP発光ダイオードの製造に適用し
た場合の一実施例のプロセスの最終工程を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 基板 2 光遮断膜(金層) 3 光透過性膜(フォトレジスト膜)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 31/10 33/00 N 8934−4M

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工しようとする基板の表面に、基板の
    エッチングの際にエッチングされずかつ光透過性と光遮
    断性の2種の材料からなるマスク層を、光透過性膜を上
    にして積層形成する工程と、この積層膜をマスクにして
    基板をエッチングする工程と、ウェットエッチングによ
    り下層の光遮断膜をサイドエッチングする工程と、光を
    照射しながら基板をエッチングする工程とからなり、上
    記サイドエッチング工程と光エッチング工程とを繰り返
    すことで基板表面をレンズ状に加工させるようにしたこ
    とを特徴とする光半導体装置の製造方法。
JP21644091A 1991-08-02 1991-08-02 光半導体装置の製造方法 Pending JPH0541539A (ja)

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