JPH0541243U - 携帯通信機器 - Google Patents
携帯通信機器Info
- Publication number
- JPH0541243U JPH0541243U JP8923391U JP8923391U JPH0541243U JP H0541243 U JPH0541243 U JP H0541243U JP 8923391 U JP8923391 U JP 8923391U JP 8923391 U JP8923391 U JP 8923391U JP H0541243 U JPH0541243 U JP H0541243U
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- JP
- Japan
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- charging terminal
- cabinet
- communication device
- mobile communication
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- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コードレス電話機の子機等において、キャビ
ネットにおける充電用端子挿通部の防水を専用のパッキ
ンを用いることなく行い、部品点数の削減を図る。 【構成】 キースイッチ装置のラバーコンタクト12に
その一部を延長して防水パッキン部15を形成し、この
防水パッキン部15をキャビネット3のリブ10上端部
に嵌合した後、その貫通孔17に充電用端子20を挿通
して外方に臨ませることにより、充電用端子20とキャ
ビネット3間の防水が行われる。
ネットにおける充電用端子挿通部の防水を専用のパッキ
ンを用いることなく行い、部品点数の削減を図る。 【構成】 キースイッチ装置のラバーコンタクト12に
その一部を延長して防水パッキン部15を形成し、この
防水パッキン部15をキャビネット3のリブ10上端部
に嵌合した後、その貫通孔17に充電用端子20を挿通
して外方に臨ませることにより、充電用端子20とキャ
ビネット3間の防水が行われる。
Description
【0001】
本考案は、コードレス電話機の子機や携帯電話機等の携帯通信機器に係り、特 に電源として充電電池を備える携帯通信機器に関するものである。
【0002】
例えば、コードレス電話機は、通常、図3に示すように、待機時には充電器1 上に子機2をセットして充電状態において置くものであるが、家事等を行う場合 に子機2を充電器1より外してその場所まで持ち運び、傍らにおいて置くような ことも多々あり、台所や洗面所のように水を扱う場所に置かれた場合に、子機1 が水に濡れ、キャビネットにおける充電用端子の挿通部分から内部に入り込み、 故障等を引き起こす虞れを有するものであった。
【0003】 そこで、従来においては、図4に示すように、子機2のキャビネット3に充電 用端子4の挿通孔5を形成し、この挿通孔5内にその外側から防水パッキン6を 嵌め込み、しかる後、充電用端子4を挿通孔5に挿入して先端のねじ部をターミ ナル付板ナット7に螺合し締着することにより、充電用端子4の挿通部分の防水 をなし、又、充電用端子4は板ナット7のターミナルに半田付けしたリード線8 を介して回路部に電気的に接続していた。
【0004】
しかし、従来の構造では、防水のために専用のパッキンが必要になる上に、充 電用端子と回路部との電気的接続にリード線等も必要になり、部品点数が多く、 組立時の作業性が悪くなるばかりか、コスト的にも不利なものになっていた。
【0005】
本考案は上記課題の解決を目的としてなされたものであり、 請求項1記載の考案は、複数の固定接点部を有する基板及び可動接点部を有す るキートップ部を複数形成したラバーコンタクト等からなるキースイッチ装置を 具備すると共に、電源として充電電池を内蔵し、この充電電池に充電するための 充電用端子をその一端を外部に臨出させて設けた携帯通信機器において、上記キ ャビネットの充電用端子挿通部を上記ラバーコンタクトにより水密的に閉塞した ものである。
【0006】 又、請求項2記載の考案は、請求項1記載の携帯用通信機器において、充電用 端子の一端部と基板とをキャビネットのボス部にねじ止めして充電用端子と基板 の回路部とを電気的に接続すると共に、上記充電用端子とキャビネット間にラバ ーコンタクトを挟着し、このラバーコンタクトの充電用端子圧着面には突起を形 成するものである。
【0007】
請求項1記載の構成によれば、キースイッチ装置のラバーコンタクトを利用し て、キャビネットの充電用端子挿通部の防水を行うことができ、専用のパッキン を省略し部品点数の削減を図ることができる。
【0008】 又、請求項2記載の構成によれば、充電用端子と回路部とをリード線を用いる ことなく電気的に接続でき、さらに部品点数の削減を図れることにより、組立時 の作業性の向上及びコスト的にも有利なものを提供することができる。
【0009】
以下、図1及び図2に示す本考案の実施例について、図3を参照しながら詳細 に説明する。
【0010】 子機2のキャビネット3は、例えば底部にスリット状の挿通孔9を形成すると 共に、その内面には挿通孔9を取り囲む長方形状のリブ10とこの近傍位置にて ボス部11を一体に突設しており、リブ10のボス部11側部位は他の部位より も一段低く形成してある。
【0011】 ラバーコンタクト12は可動接点部を有する複数個のキートップ部を一体に形 成したもので、複数個の固定接点部を有する基板13とにより従来周知のキース イッチ装置を構成するものであり、このキースイッチ装置は子機2のキャビネッ ト3に内蔵され、各キートップ部をそれぞれダイヤルキー14(図3参照)に対 向配置する。
【0012】 上記ラバーコンタクト12はその一部を延長して防水パッキン部15を形成し ており、この防水パッキン部15はキャビネット3のリブ10の上端部に裏面の 溝16をもって嵌合する。又、防水パッキン部15はキャビネット3の挿通孔9 に対向して貫通孔17を形成すると共に、上面の貫通孔17よりボス部11側の 部位を一段低くして段部18を設け、この段部18の面に複数個の突起19を形 成する。
【0013】 充電用端子20はL字形状をなし、一方の端部20aを上記基板13とともに ボス部11にねじ21止めし、他方の端部20bをラバーコンタクト12の貫通 孔17及び挿通孔9を通してキャビネット3外に臨出する。而して、充電用端子 20は取り付け状態において一方の端部を基板13の接続端に接触して基板5上 の充電回路と電気的に接続される。
【0014】 上記構成において、充電用端子20の取り付けは下記の手順で行われる。 まず、ラバーコンタクト12の防水パッキン部15を裏面の溝16をもってキ ャビネット3のリブ10の上端部に嵌合させ、次に充電用端子20の一方の端部 20bを貫通孔17から挿通孔9の挿通して外方に臨出させる一方、他方の端部 20b側を防水パッキン部15の段部18内に嵌め込むと共にその先端をボス部 11上に位置する。しかる後、基板13を充電用端子20上に重合してねじ21 により充電用端子20とともにボス部11に締着することにより終了する。
【0015】 この状態で、充電用端子20とキャビネット3のリブ10間は防水パッキン部 15により水密的に閉塞され、キャビネット3における充電用端子20挿通部の 防水が行われる。又、充電用端子20は基板13に直接接触して回路部と電気的 に接続され、しかもこの接続状態は、ねじ21に少々緩みが生じても突起19に より接触圧の低下が防止されるため、安定したものとなる。
【0016】
以上のように請求項1記載の考案によれば、コードレス電話機の子機等の携帯 通信機器において、キースイッチ装置のラバーコンタクトを利用してキャビネッ トにおける充電用端子挿通部の防水をなすことができ、従来の如き専用の防水パ ッキンを省略でき、部品点数の削減を図ることができる。
【0017】 又、請求項2記載の考案によれば、充電用端子と回路部とを接続するリード線 も省略でき、さらに部品点数の削減を図れることになり、組立時の作業性を向上 できると共にコスト的にも有利なものを提供することができる。
【図1】本考案の実施例における携帯通信機器の要部を
示す断面図
示す断面図
【図2】同要部の分解構成図
【図3】コードレス電話機の子機の待機状態を示す外観
斜視図
斜視図
【図4】従来における充電用端子挿通部の構造を示す断
面図
面図
2 コードレス電話機の子機 3 キャビネット 9 挿通孔 10 リブ 11 ボス部 12 ラバーコンタクト 13 基板 14 ダイヤルキー 15 防水パッキン部 17 貫通孔 20 充電用端子
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の固定接点部を有する基板及び可動
接点部を有するキートップ部を複数形成したラバーコン
タクト等からなるキースイッチ装置を具備すると共に、
電源として充電電池を内蔵し、この充電電池に充電する
ための充電用端子をその一端を外部に臨出させて設けた
携帯通信機器において、 キャビネットの上記充電用端子挿通部を上記ラバーコン
タクトにより水密的に閉塞したことを特徴とする携帯通
信機器。 - 【請求項2】 充電用端子の一端部と基板とをキャビネ
ットのボス部にねじ止めして充電用端子と基板の回路部
とを電気的に接続すると共に、上記充電用端子とキャビ
ネット間にラバーコンタクトを挟着し、このラバーコン
タクトの充電用端子圧着面には突起を形成してなる上記
請求項1記載の携帯通信機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8923391U JP2523881Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 携帯通信機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8923391U JP2523881Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 携帯通信機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541243U true JPH0541243U (ja) | 1993-06-01 |
JP2523881Y2 JP2523881Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=13965033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8923391U Expired - Lifetime JP2523881Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 携帯通信機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523881Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009267985A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Fujitsu Ltd | 携帯端末装置 |
JP2011248825A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Denso Wave Inc | 携帯型情報読取装置 |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP8923391U patent/JP2523881Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009267985A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Fujitsu Ltd | 携帯端末装置 |
JP2011248825A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Denso Wave Inc | 携帯型情報読取装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2523881Y2 (ja) | 1997-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |