JPH0336130Y2 - - Google Patents

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JPH0336130Y2
JPH0336130Y2 JP11677486U JP11677486U JPH0336130Y2 JP H0336130 Y2 JPH0336130 Y2 JP H0336130Y2 JP 11677486 U JP11677486 U JP 11677486U JP 11677486 U JP11677486 U JP 11677486U JP H0336130 Y2 JPH0336130 Y2 JP H0336130Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は一般家庭等で使用されるコードレス電
話装置に関するものである。
〔従来の技術〕
この種コードレス電話装置は、通常の電話機の
コードを無線に置き換え、家庭内などで電話機を
自由に持ち運んで利用できるようにしたものであ
り、電話回線に接続された親機と、電波で通信さ
れる子機とから構成されている。
ところで、この種のコードレス電話装置におい
て、親機側の商用電源が停電したり、子機側の電
池電源が電圧低下したりすると、通信が不能にな
る。また、同一使用区域内で他の無線装置が使用
されると、電波が妨害されて混信することがあ
る。そのため、従来、このような非常時には親機
と子機との間を有線通話用コードで有線通話が行
えるように構成されている。
すなわち、親機および子機それぞれにはモジユ
ラージヤツクが設けられ、これらジヤツクに有線
通話用コードを接続することによつて無線通話方
式から有線通話方式に切換えるようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このように有線通話用コードの着脱に
より通話方式を切換える構造では、電気エネルギ
で無線通話用回路を接続したり切離したりする接
点を切換えるリレーが必要となるために、製造コ
ストが嵩むばかりでなく、これら部品を収容する
スペースも必要となるために装置が大きくなる不
具合があつた。すなわち、リレーは、接点、接点
ばね、電磁石などの数多くの部品を複雑に組合わ
せて構成されているため、高価で比較的な大きな
形状を有しているからである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、製造コストの低減がはかれるコードレス電話
装置を提供するものである。本考案に係るコード
レス電話装置は、親機および子機のそれぞれに、
無線通話と有線通話とを切換えるスイツチを設
け、このスイツチの操作子をコード接続部の外側
に摺動自在に設ける共に、スイツチと操作子とを
操作子がコード接続部から後退するとスイツチが
有線通話側に切換えられるように連結したもので
ある。
〔作用〕
本考案においては、無線通話時には、コード接
続部は操作子で被覆され、操作子を操作してスイ
ツチを有線通話側に切換えると、コード接続部が
外部に露呈されるので、有線通話用コードを接続
して有線通話が行える。
〔実施例〕
以下、その構成等を図に示す一実施例により詳
細に説明する。第1図は本考案に係るコードレス
電話装置を示す一部断面図、第2図および第3図
は同じく平面図および背面図である。これらの図
において符号1で示すコードレス電話装置は、カ
ールコードレス型のものであり、親機としての電
話機本体2と、子機として送受話器3とから構成
されている。電話機本体2は前後方向に長く前下
がりな上面を有する側面視三角形状の合成樹脂製
ケース4を備え、このケース4の上面前部には複
数個のダイヤルボタン、機能ボタンが配設されて
いる。送受話器3は筒状の合成樹脂製のケース5
を有し、一端部に送話部3aが設けられ、他端部
には受話部3bが設けられている。
また、電話機本体2は電話回線と接続するため
のコネクタを備える機紐6、および商用の交流電
源と接続するためのプラグを備えた電源コード7
が導出されている。そして、電話機本体2と送受
話器3との間は、電話機本体2のアンテナ8およ
び送受話器3のアンテナ9によつて、電磁波によ
る通信が行われるように構成されている。
11は電話機本体2の後部に設けられた送受話
器3を載置する支持部であつて、送受話器3の受
話部3bを嵌入させる凹陥部12を有し、凹陥部
12の底面で受話部3bを支承すると共に、左右
の側壁によつて受話部3bを着脱自在に挾持する
ものである。一方、送受話器3の送話部3aは、
電話機本体2の前部に昇降自在に設けられた板状
のフツクスイツチ作動子13上に載置されてい
る。すなわち、フツクスイツチ作動子13は一端
をケース4に枢着されると共に、ばね14で常時
ケース4の上面の一部を形成するように付勢され
ている。そして、送受話器3が載置されると、ケ
ース4内へ下降することによつて凹陥部15を上
方へ開放し、この凹陥部15に送受話器3の送話
部3aを係入させた状態に支持する。
21は送受話器3の二次電池に接続された一対
の入力端子、22はフツクスイツチ作動子13の
下方に揺動自在に支持された一対の出力端子であ
る。この出力端子22は、整流回路に接続され、
前記フツクスイツチ作動子13の下降によつて先
端部を前記凹陥部15内へ臨ませ、前記入力端子
21に圧接させて二次電池を充電するものであ
り、ばね23で凹陥部15から後退する方向に付
勢されている。
31は印刷配線板32上に実装された手動のス
ライドスイツチで、送受話器3に収容された電気
回路を、無線回路を接続したり切り離すことによ
つて無線通話側と有線通話側とに切換えるもので
あり、受話部3bを形成しているケース5の一側
壁に近接した位置に収容されている。また、同様
に電話機本体2内に収容された印刷配線板33上
の背面および底面に近接した位置には、電話機本
体2側の電気回路を切換えるスライドスイツチ3
4が実装されている。35,36はこれらスイツ
チに近接した位置に実装されたコード接続部とし
てのモジユラージヤツクである。
41,42はスイツチ31,34の外側に摺動
自在に設けられた合成樹脂製の操作子で、何れも
同様な構造であるため、送受話器3側に設けられ
た操作子41の構造について詳細に説明する。す
なわち、スイツチ31は第4図に第1図の−
線断面図を、第5図に−線断面図を示すよう
に、印刷配線板32上に固着された基板31a
と、この基板31a上を摺動して通話方式を切換
える摺動体31bとからなり、ケース5の側壁と
平行に立設されている。操作子41はケース5内
に収容されている平板状の案内部41aと、ケー
ス5の外表面を摺動しモジユラージヤツク35の
外側に設けられた接続孔51を開閉する蓋体部4
1bと、ケース5の透孔52介してこれら両部材
を連結する連結部41cとからなる。前記案内部
41aは下部をケース5の内側に一体に形成され
た案内溝53に係合させ、上部に設けたコ字状の
係合片54をスイツチ31の摺動体31bに係合
させることによつて摺動自在に支持されている。
そして、この摺動ストロークおよび蓋体部41b
の形状は、スイツチ31が無線通話側のときは蓋
体部41bが接続孔51を被覆し、有線通話側の
ときは接続孔51を開くように設定されている。
すなわち、スイツチ31と操作子41とは操作
子41がモジユラージヤツク35から後退すると
スイツチ31が無線通話側から有線通話側に切換
えられるように連結されている。
なお、電話機本体2側については、スイツチ3
1をスイツチ34、操作子41を操作子42、モ
ジユラージヤツク35をモジユラージヤツク3
6、印刷配線板32を印刷配線板33、ケース5
をケース4にそれぞれ置き換え、ケース4の側壁
を傾斜させればよいからその説明は省略する。
61は有線通話用コードを不使用時に収納する
収納空間であり、電話機本体2の上面を前下がり
とすることによつて後部に形成された空間を利用
して設けられている。62はこの空間61を開閉
する蓋体で、先端部にはU字状断面を有する弾性
変形可能な係止部62aおよびこれをケース4に
係止する係止突起62bが設けられている。
このように構成されたコードレス電話装置にお
いては、通常の無線通話時においては、スイツチ
31,34が無線通話側とされているので、第6
図に示すようにモジユラージヤツク35,36は
操作子41,42で被覆される。また、送受話器
3の二次電池の電圧が低下した場合のような非常
時においては、操作子41,42を操作してスイ
ツチ31,34を有線通話側に切換えると、第7
図に示すように、接続孔51を介してモジユラー
ジヤツク35,36が外部に露呈される。そのた
め、先端部にモジユラープラグ65を備えた有線
通話用コード66を接続することができ、このコ
ード66で有線通話を行うことができる。
すなわち、操作子41,42をモジユラージヤ
ツク35,36の蓋体として機能させるようにし
ているので、手動で操作するスイツチ31,34
で通話方式を切換える構造としても、操作子4
1,42を違和感なく設けることができる。ま
た、操作子41,42によつて不使用状態にある
モジユラージヤツク35,36を被覆し、塵埃等
の侵入が防止できるので、塵埃等が接続端子に付
着することによつて生ずる接触不良が防止でき
る。
また、実施例においては、操作子41,42を
電話機本体2および送受話器3のケース4,5と
同様な合成樹脂で形成しているので、モジユラー
ジヤツク35,36が露呈されたままの電話装置
に比較して外観を向上し、商品価値が高められ
る。
なお、送受話器3が電話機本体2上に載置され
ている状態においては、電話機本体2の出力端子
22と、送受話器3の入力端子21とが接触して
いるため、常時送受話器3の二次電池への充電が
可能な待機状態となつている。ここで、送受話器
3は上部が挾持され、前下がりに傾斜しているの
で、載置する位置がずれることがあつても、送受
話器3を下方へ滑らせることができ、より確実に
端子を接触させることができる。
上述した実施例においては、子機として通話機
能を有する送受話器3を備え、音声のみをコード
レス化した電話機について説明したが、本考案は
これに限定されるものではなく、ダイヤル等を備
え発呼・着呼機能を有する子機を備えたコードレ
ス電話装置にも実施することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、親機およ
び子機のそれぞれに、無線通話と有線通話とを切
換えるスイツチを設け、このスイツチの操作子を
前記コード接続部の外側に摺動自在に設ける共
に、スイツチと操作子とを操作子がコード接続部
から後退するとスイツチが有線通話側に切換えら
れるように連結したから、無線通話時には、スイ
ツチ操作子でコード接続部を被覆し、スイツチ操
作子を操作して有線通話側に切換えることによつ
て、コード接続部を外部に露呈させることがで
き、このコード接続部に有線通話用コードを接続
して有線通話が行える。
したがつて、スイツチ操作子をコード接続部の
蓋体としても機能させることによつて、手動のス
イツチで通話方式を切換える構造としても、操作
子を違和感なく設けることができる。その結果、
従来のリレーに比較して安価で小型のスイツチを
使用することができるから、コードレス電話装置
の製造コストの低減ならびに小型化がはかれる。
また、コード接続部を不使用時には被覆している
ので、塵埃の侵入を防止できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコードレス電話装置を示
す一部断面図、第2図は同じく平面図、第3図は
背面図、第4図は第1図の−線断面図、第5
図は第1図の−線断面図、第6図および第7
図は無線通話時および有線通話時における操作子
を示す図である。 2……電話機本体、3……送受話器、31,3
4……スイツチ、35,36……モジユラージヤ
ツク、41,42……操作子、51……接続孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電話回線に接続された親機と、この親機と電磁
    波によつて通信される子機とからなり、これら親
    機および子機のそれぞれに、有線通話用コードを
    接続するコード接続部が設けられたコードレス電
    話装置において、親機および子機のそれぞれに、
    無線通話と有線通話とを切換えるスイツチを設
    け、このスイツチの操作子を前記コード接続部の
    外側に摺動自在に設ける共に、スイツチと操作子
    とを操作子がコード接続部から後退するとスイツ
    チが有線通話側に切換えられるように連結したこ
    とを特徴するコードレス電話装置。
JP11677486U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0336130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11677486U JPH0336130Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11677486U JPH0336130Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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JPS6323843U JPS6323843U (ja) 1988-02-17
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JPH0516752Y2 (ja) * 1987-02-13 1993-05-06
JP2705630B2 (ja) * 1995-03-31 1998-01-28 日本電気株式会社 電話装置の収納容器

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