JPH0450682Y2 - - Google Patents

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JPH0450682Y2
JPH0450682Y2 JP1987018788U JP1878887U JPH0450682Y2 JP H0450682 Y2 JPH0450682 Y2 JP H0450682Y2 JP 1987018788 U JP1987018788 U JP 1987018788U JP 1878887 U JP1878887 U JP 1878887U JP H0450682 Y2 JPH0450682 Y2 JP H0450682Y2
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handset
charging terminal
receiver
base unit
telephone
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一般家庭等で使用して好適なコード
レス電話装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
この種のコードレス電話装置は、通常の電話機
におけるカールコード(送受器ひも)を無線に置
き換え、家庭内などで電話機を自由に持ち運んで
利用できるようにしたもので、電話回線に接続さ
れる親機(電話機本体)とこの親機に電磁波で送
受信可能に接続される子機(送受器)とから構成
されている。
ところで、この種のコードレス電話装置におい
ては、たとえば特開昭57−112145号公報等に示さ
れるように、子機を親機から取外して移動可能に
構成するための二次電池(バツテリ電源)を子機
内に内蔵しており、かつこれを充電するために親
機上の子機受部に出力側の充電端子を、またこの
受部上に載置される子機側に入力側の充電端子を
それぞれ設け、これら充電端子同士を子機載置時
つまり電話機不使用時に接触させることにより子
機内の二次電池に対する充電を行なうことが従来
から一般に採用されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来構成によるコード
レス電話装置では、親機側の子機受部の一部に出
力側の充電端子を露呈して設けるとともに、これ
に対応する子機側の一部に入力側の端子を設けた
だけのものであり、親機側に対する子機の載置状
態によつては、両充電端子同士の適切かつ確実な
接触状態を確保することができず、これにより充
電できず、子機を用いた無線通信が不可能となつ
てしまう等の問題をもつものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
このような要請に応えるために、本考案に係る
コードレス電話装置は、親機上に子機が傾斜状態
で載置されるように子機受部を、両端部が高低差
をもつような傾斜面で形成し、その上端側両側部
に前記子機上端側を両側から挟み込んで保持する
側壁部を突設するとともに下端側に子機下端部を
係止する係止段部を形成し、この係止段部に出力
側の充電端子を、これに対向する子機下端部に入
力側の充電端子を設けたものである。
〔作用〕
本考案によれば、傾斜面による親機上の子機受
部に対し子機を載置することにより、多少の位置
ずれを生じたとしても、子機が自重により親機上
を滑動して降下し、子機受部に対し適切かつ確実
な状態で載置されることとなり、これにより子機
の入力側充電端子が親機の出力側充電端子に常に
接触し、充電を適切かつ確実に行なえる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第1図ないし第4図は本考案に係るコードレス
電話装置の一実施例を示すものであり、これらの
図において、全体を符号1で示すコードレス電話
装置は、第1図や第4図等から明らかなように、
電話回線に接続されている親機としての電話機本
体2と、この電話機本体2と電磁波によつて送受
信可能に接続される子機としての送受器3とから
構成されている。前記電話機本体2は、前後方向
に長く前下がりな上部傾斜面を有する側面視略々
直角三角形状の樹脂製ケース4を備え、このケー
ス4の上部傾斜面でその最前部には複数個のダイ
ヤル釦、機能釦による操作釦部4aが形成されて
いる。一方、送受器3は略々角筒状を呈する樹脂
製ケース5を有し、その長手方向に湾曲された一
端部に送話器3aが、かつ他端部において膨出し
て形成された膨出部分に受話器3bが設けられて
いる。
また、前記電話機本体2には、第3図に示され
るように、電話回線と接続するためのコネクタを
備えた機ひも6、および商用電源に接続するため
のプラグを備えた電源コード7が導出して設けら
れている。さらに、前記電話機本体2と送受器3
との間は、それぞれに設けられたアンテナ8,9
によつて電磁波による無線通信が行なえるように
構成されている。
10は前記電話機本体2の背面側から前方にか
けて傾斜している上部傾斜面上に形成され送受器
3が載置される送受器受部で、その傾斜面背面側
の最も高い所には、前記送受器3の受話器3b部
分を両側から挟み込む両側壁11a,11bを有
しこの受話器3b部分が載置して保持される凹陥
部11が形成されている。一方、この電話機本体
2の上部傾斜面前側の低い所には、前記受話器3
を載置したときにその送話器3a部分が嵌込まれ
て係止保持される開口部12が形成されており、
この開口部12はケース4内で支軸13aにより
回動自在に枢支されているフツクスイツチ作動板
13によつて常時は閉塞され、かつ前記送話器3
a部分が載置されて重量が加わることにより上部
傾斜面上から下降して落込むような構成とされて
いる。すなわち、このフツクスイツチ作動板13
は、上端部側がケース4内で枢支されるととも
に、ばね14で常時ケース4の上部傾斜面の一部
を形成するような上方への付勢力が与えられた状
態で昇降自在に構成されている。そして、このフ
ツクスイツチ作動板13に送受器3の送話器3a
部分が載置されると、ケース4内に下降して開口
部12を上方に開放し、その凹部内に送話器3a
部分を係入させた状態で前側の係止段部12aで
係止支持するようになつている。
20は送受器3内に設けられた図示しない二次
電池(バツテリ電源)に接続される一対の入力側
の充電端子、21はこれら一対の入力側充電端子
20に対向して電話機本体2側に設けられ商用電
源に図示しない整流回路を経て接続される一対の
出力側の充電端子で、前記入力側の充電端子20
は、前記送受器ケース5の送話器3a側の端部か
ら長手方向外方に向つて突設されるとともに、前
記出力側の充電端子21は、第5図に示されるよ
うに、前記フツクスイツチ作動板13が下降した
ときに開口部12内に係止段部12aの窓部から
臨むように電話機本体2内で回動可能に支持され
た端子支持レバー22の一端部に設けられている
{第6図a,b参照}。すなわち、この支持レバー
22は、常時はばね23により充電端子21が開
口部12側から退出する方向に付勢されるととも
に、前記フツクスイツチ作動板13が下降された
ときに他端係合部22aが押圧されることで前記
充電端子21を開口部12側に臨ませるように支
軸22bでケース4の底部内側に設けられてい
る。そして、上述した充電端子20,21の接触
により送受器3側の二次電池を無線通話のために
充電するような構成とされている。なお、図中2
2c,22cは端子支持レバー22の一端部に設
けられた充電端子21のホルダ部である。
そして、このような構成によれば、上述したよ
うな傾斜面による電話機本体2上の送受器受部1
0に対し送受器3を載置することにより、多少の
位置ずれを生じたとしても、送受器3を自重によ
り受部10の傾斜面上を滑動して降下させ得るも
ので、その結果送受器3を受部10に対し適切か
つ確実な状態で載置し得るため、送受器3の入力
側充電端子20を電話機本体2の出力側充電端子
21に対し常に接触させることが可能で、これに
より上述した充電を適切かつ確実に行なえるもの
である。特に、このような構成では、送受器3が
傾斜して配置されていることにより、その自重に
よる圧接力が前記充電端子20,21同士の接触
に寄与し、その接続がより確実となる等の利点が
ある。また、本実施例のように、電話機本体2側
の出力側の充電端子21を、端子支持レバー22
によりフツクスイツチ作動板13と連動して係止
段部12aから開口部12内に臨ませる構成で
は、この充電端子21が常に外部に露呈して設け
ることに起因する不具合、すなわち出力側充電端
子21に他の金属製品が接触してシヨート等を生
じたりする問題を一掃し得るものである。
なお、第1図および第3図中30は電話機本体
2と送受器3とを停電などの非常時において有線
接続するための有線通話用コード31を不使用時
に収納する収納庫で、この収納庫30は、前記電
話機本体2を上部傾斜面で前下がりとすることに
よつて本体背面側に形成された空間を利用して設
けられている。そして、この収納庫30は下端が
係止されることで揺動可能な開閉蓋32によつて
開閉自在に構成され、必要時に開けて前記有線通
話用コード31を外部に導出し、前記送受器3側
の接続部に接続するような構成とされている。ま
た、この有線通話用コード31は、図示しない
が、送受器3側のケース5の一部に設けたモジユ
ラジヤツクに先端の接続用プラグが差込まれるこ
とで接続されるような構成とされている。
なお、本考案は上述した実施例構造に限定され
ず、各部の形状、構造等を、適宜変形、変更する
ことは自由で、たとえばフツクスイツチ作動板1
3の配設構造や送受器受部10下端側での係止段
部12a構造等を始めとして種々の変形例が考え
られる。
また、上述した実施例では、子機として通話機
能を有する送受器3を備え、音声のみをコードレ
ス化した電話機について説明したが、本考案はこ
れに限定されず、ダイヤル等を備え、発呼・着呼
機能を有する子機を備えたコードレス電話装置で
あつても適用して効果を発揮し得るものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係るコードレス
電話装置によれば、親機上に子機が傾斜状態で載
置されるように子機受部を、両端部が高低差をも
つような傾斜面で形成し、その上端側両側部に前
記子機上端側を両側から挟み込んで保持する側壁
部を突設するとともに下端側に子機下端部を係止
する係止段部を形成し、この係止段部に出力側の
充電端子を、これに対向する子機下端部に入力側
の充電端子を設けたので、簡単かつ安価な構成に
もかかわらず、親機上の子機受部に対し子機を任
意に載置することで、多少の位置ずれを生じたと
しても、子機が自重により親機上を摺動して降下
し、子機受部に対する適正かつ確実な載置状態を
得ることが可能で、これにより子機の入力側充電
端子を親機の出力側充電端子に常に接触させるこ
とで、適切かつ確実な充電を行なえる等の実用上
種々優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係るコードレス電話装置の一実施
例を示し、第1図は装置全体の概略構成を示す一
部切欠き側面図、第2図および第3図はその平面
図および背面図、第4図は装置全体を示す概略分
解斜視図、第5図は子機受部におけるフツクスイ
ツチ作動板部分の拡大断面図、第6図a,bは親
機側に設けられる出力側充電端子を支持する端子
支持レバーの正面図およびその−線断面図で
ある。 1……コードレス電話装置、2……電話機本
体、3……送受器、4,5……樹脂製ケース、1
0……送受器受部、11……凹陥部、11a,1
1b……側壁部、12……開口部、12a……係
止段部、13……フツクスイツチ作動板、20,
21……出力側および入力側充電端子、30……
コード収納庫、31……有線通話用コード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電話回線に接続される親機側に出力側の充電端
    子を設けるとともに、この親機と電磁波によつて
    送受信可能に接続される子機側に入力側の充電端
    子を設け、かつこの子機を前記親機上に載置する
    ことにより前記充電端子同士を接触させて充電を
    行なうコードレス電話装置において、前記親機上
    で子機が傾斜状態で載置される子機受部を、両端
    部が高低差をもつような傾斜面で形成し、その上
    端側両側部に前記子機上端側を両側から挟み込ん
    で保持する側壁部を突設するとともに下端側に子
    機下端部を係止する係止段部を形成し、この係止
    段部に前記出力側の充電端子を、これに対向する
    子機下端部に前記入力側の充電端子を設けたこと
    を特徴とするコードレス電話装置。
JP1987018788U 1987-02-13 1987-02-13 Expired JPH0450682Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987018788U JPH0450682Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13

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JP1987018788U JPH0450682Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13

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Publication Number Publication Date
JPS63131248U JPS63131248U (ja) 1988-08-26
JPH0450682Y2 true JPH0450682Y2 (ja) 1992-11-30

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ID=30812782

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JP1987018788U Expired JPH0450682Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13

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JPH0787483B2 (ja) * 1989-10-20 1995-09-20 松下電器産業株式会社 充電式電話機

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JPS63131248U (ja) 1988-08-26

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