JPH0541028A - ハードデイスク装置 - Google Patents
ハードデイスク装置Info
- Publication number
- JPH0541028A JPH0541028A JP21799791A JP21799791A JPH0541028A JP H0541028 A JPH0541028 A JP H0541028A JP 21799791 A JP21799791 A JP 21799791A JP 21799791 A JP21799791 A JP 21799791A JP H0541028 A JPH0541028 A JP H0541028A
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- JP
- Japan
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- substrate layer
- hard disk
- ceramics
- ceramic
- layer
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路基板や磁気シールド板等をディスク室と
一体化して薄型化、小型化、軽量化等を実現する。 【構成】 蓋体１６は、第１セラミクス基板層４６、強
磁性セラミクス層４８及び第２セラミクス基板層５０か
らなる。第１セラミクス基板層４６及び第２セラミクス
基板層５０には、金属箔よりなる回路がプリントされ、
立体的な回路を構成している。強磁性セラミクス層４８
は、磁気シールド作用を営む。
一体化して薄型化、小型化、軽量化等を実現する。 【構成】 蓋体１６は、第１セラミクス基板層４６、強
磁性セラミクス層４８及び第２セラミクス基板層５０か
らなる。第１セラミクス基板層４６及び第２セラミクス
基板層５０には、金属箔よりなる回路がプリントされ、
立体的な回路を構成している。強磁性セラミクス層４８
は、磁気シールド作用を営む。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク室内において
ハードディスクを回転駆動するハードディスク装置に関
する。
ハードディスクを回転駆動するハードディスク装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術及び解決しようとする課題】近時におい
て、ノート型パソコン等に対する薄型化、小型化、軽量
化の要請はますます厳しくなりつつある。そしてその要
請に対応するために、ノート型パソコン等に組み込まれ
るハードディスク装置に対しても、一層の薄型化、小型
化、軽量化が要請されている。
て、ノート型パソコン等に対する薄型化、小型化、軽量
化の要請はますます厳しくなりつつある。そしてその要
請に対応するために、ノート型パソコン等に組み込まれ
るハードディスク装置に対しても、一層の薄型化、小型
化、軽量化が要請されている。
【０００３】ところが従来のハードディスク装置は、デ
ィスク室外に、ハードディスク駆動用スピンドルモー
タ、磁気ヘッド等を駆動したり制御したりするための回
路基板や、磁気シールドのための強磁性材料性シールド
板などを設けており、このような点が、薄型化、小型
化、軽量化に関する一つの限界を構成していた。
ィスク室外に、ハードディスク駆動用スピンドルモー
タ、磁気ヘッド等を駆動したり制御したりするための回
路基板や、磁気シールドのための強磁性材料性シールド
板などを設けており、このような点が、薄型化、小型
化、軽量化に関する一つの限界を構成していた。
【０００４】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、回路基板や磁気シールド板等をディスク室と一
体化して薄型化、小型化、軽量化等を実現することがで
きるハードディスク装置を提供することにある。
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、回路基板や磁気シールド板等をディスク室と一
体化して薄型化、小型化、軽量化等を実現することがで
きるハードディスク装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のハードディスク装置は、ディスク室の基盤
又はディスク室の蓋体のうち何れか一方が、少なくとも
セラミクス基板層を有するセラミクス板からなるものと
している。
に、本発明のハードディスク装置は、ディスク室の基盤
又はディスク室の蓋体のうち何れか一方が、少なくとも
セラミクス基板層を有するセラミクス板からなるものと
している。
【０００６】また本発明のハードディスク装置は、ディ
スク室の基盤又はディスク室の蓋体のうち何れか一方
が、少なくとも強磁性セラミクス層を有するセラミクス
板からなるものとしている。
スク室の基盤又はディスク室の蓋体のうち何れか一方
が、少なくとも強磁性セラミクス層を有するセラミクス
板からなるものとしている。
【０００７】
【作用】セラミクス板におけるセラミクス基板層には、
金属箔からなる回路を直接プリントすることができ、ま
たＩＣ等のベアチップを直接搭載することができる。ま
たセラミクス板における強磁性セラミクス層は、磁気シ
ールド作用を営む。
金属箔からなる回路を直接プリントすることができ、ま
たＩＣ等のベアチップを直接搭載することができる。ま
たセラミクス板における強磁性セラミクス層は、磁気シ
ールド作用を営む。
【０００８】
【実施例】本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明す
る。図面は何れも本発明の１実施例についてのものであ
って、そのうち図１は、ハードディスク装置の要部断面
図、図２は、蓋体の要部を切り出した状態の斜視図であ
る。
る。図面は何れも本発明の１実施例についてのものであ
って、そのうち図１は、ハードディスク装置の要部断面
図、図２は、蓋体の要部を切り出した状態の斜視図であ
る。
【０００９】１０は、ディスク室１２の基盤である。基
盤１０はアルミニウム製であり、その外周部に周壁１４
が立設されている。そしてセラミクス積層板（セラミク
ス板）製の蓋体１６によってディスク室１２が密閉され
ている。
盤１０はアルミニウム製であり、その外周部に周壁１４
が立設されている。そしてセラミクス積層板（セラミク
ス板）製の蓋体１６によってディスク室１２が密閉され
ている。
【００１０】１８は、基盤１０のディスク室１２内側に
立設された円柱状の支柱である。支柱１８の基部２０、
すなわち大径部に、ステータコア２２が外嵌固定され、
そのステータコア２２に、ステータコイル２４が捲回さ
れている。そして支柱１８の中間部から端部にかけて、
第１玉軸受２６及び第２玉軸受２８が外嵌固定されてい
る。
立設された円柱状の支柱である。支柱１８の基部２０、
すなわち大径部に、ステータコア２２が外嵌固定され、
そのステータコア２２に、ステータコイル２４が捲回さ
れている。そして支柱１８の中間部から端部にかけて、
第１玉軸受２６及び第２玉軸受２８が外嵌固定されてい
る。
【００１１】３０は、第１玉軸受２６及び第２玉軸受２
８によって回転自在に支持されたロータハブである。ロ
ータハブ３０の大径周壁３２の内側にロータマグネット
３４が固定されており、ステータコア２２と径方向ギャ
ップを隔てて相対している。ロータハブ３０の小径周壁
３６にはハードディスク３８が外嵌され、クランプ部材
４０によって固定保持されている。
８によって回転自在に支持されたロータハブである。ロ
ータハブ３０の大径周壁３２の内側にロータマグネット
３４が固定されており、ステータコア２２と径方向ギャ
ップを隔てて相対している。ロータハブ３０の小径周壁
３６にはハードディスク３８が外嵌され、クランプ部材
４０によって固定保持されている。
【００１２】以上の支柱１８、ステータコア２２、ステ
ータコイル２４、支柱１８、第１玉軸受２６、第２玉軸
受２８、ロータハブ３０、ロータマグネット３４が、ハ
ードディスク駆動用のスピンドルモータ４２を構成して
いる。
ータコイル２４、支柱１８、第１玉軸受２６、第２玉軸
受２８、ロータハブ３０、ロータマグネット３４が、ハ
ードディスク駆動用のスピンドルモータ４２を構成して
いる。
【００１３】そして、そのうちロータハブ３０の大径周
壁３２及びロータマグネット３４の端部（図１における
下端環状部）が、基盤１０に設けられた環状溝部４４に
若干の空隙を隔てた状態で挿入されている。このような
構成によりラビリンスシール効果が得られ、スピンドル
モータ４２内の塵埃やオイル微粒子がディスク室１２内
に飛散することが防がれるものである。
壁３２及びロータマグネット３４の端部（図１における
下端環状部）が、基盤１０に設けられた環状溝部４４に
若干の空隙を隔てた状態で挿入されている。このような
構成によりラビリンスシール効果が得られ、スピンドル
モータ４２内の塵埃やオイル微粒子がディスク室１２内
に飛散することが防がれるものである。
【００１４】蓋体１６は、３層のセラミクス層からな
る。ディスク室１２内に面するのは第１セラミクス基板
層４６である。第１セラミクス基板層４６には、金属箔
からなる回路４８が直接プリントされ、コンデンサ５０
や抵抗器５２等の回路要素が設けられている。またＩＣ
等のベアチップ５４が直接搭載されているので、スペー
スが大幅に節約されている。中間の層は、磁気シールド
作用を営むフェライト製の強磁性セラミクス層５６であ
る。このように蓋体と回路基板と磁気シールド板の機能
をセラミクス積層板が兼ねるので、装置の薄型化、小型
化、軽量化に資するところが大きい。
る。ディスク室１２内に面するのは第１セラミクス基板
層４６である。第１セラミクス基板層４６には、金属箔
からなる回路４８が直接プリントされ、コンデンサ５０
や抵抗器５２等の回路要素が設けられている。またＩＣ
等のベアチップ５４が直接搭載されているので、スペー
スが大幅に節約されている。中間の層は、磁気シールド
作用を営むフェライト製の強磁性セラミクス層５６であ
る。このように蓋体と回路基板と磁気シールド板の機能
をセラミクス積層板が兼ねるので、装置の薄型化、小型
化、軽量化に資するところが大きい。
【００１５】またディスク室１２外に面して第２セラミ
クス基板層５８が設けられている。この第２セラミクス
基板層５８には金属箔からなる回路６０がプリントさ
れ、種々の回路要素が設けられている。そして、回路６
０は、第１セラミクス基板層４６及び強磁性セラミクス
層５６を貫く導電路６２によって第１セラミクス基板層
４６の回路４８と電気的に接続されて、スピンドルモー
タ４２の駆動及び制御を行うための立体的な回路を構成
している。
クス基板層５８が設けられている。この第２セラミクス
基板層５８には金属箔からなる回路６０がプリントさ
れ、種々の回路要素が設けられている。そして、回路６
０は、第１セラミクス基板層４６及び強磁性セラミクス
層５６を貫く導電路６２によって第１セラミクス基板層
４６の回路４８と電気的に接続されて、スピンドルモー
タ４２の駆動及び制御を行うための立体的な回路を構成
している。
【００１６】６４は、蓋体１６を構成するセラミクス積
層板の一部に形成された円形のフィルタ部である。この
フィルタ部６４は、多孔性のセラミクスによって構成さ
れている。フィルタ部６４を通じて空気が出入りするこ
とにより、ディスク室１２内への塵埃等の侵入を防止し
つつ、ハードディスク３８が回転することによるディス
ク室１２内の圧力変動を緩和し、スピンドルモータ４２
内部から塵埃やオイル微粒子が吸い出され、ディスク室
１２内へ飛散することを防ぐものである。
層板の一部に形成された円形のフィルタ部である。この
フィルタ部６４は、多孔性のセラミクスによって構成さ
れている。フィルタ部６４を通じて空気が出入りするこ
とにより、ディスク室１２内への塵埃等の侵入を防止し
つつ、ハードディスク３８が回転することによるディス
ク室１２内の圧力変動を緩和し、スピンドルモータ４２
内部から塵埃やオイル微粒子が吸い出され、ディスク室
１２内へ飛散することを防ぐものである。
【００１７】６６は、スピンドルモータ４２内部の回路
と蓋体１６の回路４８及び６０とを電気的に接続するた
めのフレキシブルリード基板である。このフレキシブル
リード基板６６は、スピンドルモータ４２内部から引き
出され、基盤１０のディスク室１２内側に設けられた案
内溝６８内を通り、周壁１４を経て蓋体１６の端子７０
に接続されている。
と蓋体１６の回路４８及び６０とを電気的に接続するた
めのフレキシブルリード基板である。このフレキシブル
リード基板６６は、スピンドルモータ４２内部から引き
出され、基盤１０のディスク室１２内側に設けられた案
内溝６８内を通り、周壁１４を経て蓋体１６の端子７０
に接続されている。
【００１８】このハードディスク装置では、ディスク室
１２の蓋体１６がセラミクス積層板により構成され、そ
のセラミクス積層板の第１セラミクス基板層４６と第２
セラミクス基板層５８に、回路４８及び６６が形成され
て、種々の回路要素及びＩＣ等のベアチップ５４が搭載
され、スピンドルモータ４２の制御及び駆動を行うため
の立体的な回路が形成されている。
１２の蓋体１６がセラミクス積層板により構成され、そ
のセラミクス積層板の第１セラミクス基板層４６と第２
セラミクス基板層５８に、回路４８及び６６が形成され
て、種々の回路要素及びＩＣ等のベアチップ５４が搭載
され、スピンドルモータ４２の制御及び駆動を行うため
の立体的な回路が形成されている。
【００１９】また強磁性セラミクス層５６が磁気シール
ド作用を営み、更にフィルタ部６４をも備えている。そ
のため、部品点数が削減されて組み立て工数が減り、ま
たハードディスク装置の薄型化、小型化、軽量化に資す
るところが大きい。
ド作用を営み、更にフィルタ部６４をも備えている。そ
のため、部品点数が削減されて組み立て工数が減り、ま
たハードディスク装置の薄型化、小型化、軽量化に資す
るところが大きい。
【００２０】以上、ディスク室１２の蓋体１６がセラミ
クス積層板からなるハードディスク装置の例について説
明したが、もちろん、ディスク室の基盤がセラミクス積
層板からなるものとすることも可能である。
クス積層板からなるハードディスク装置の例について説
明したが、もちろん、ディスク室の基盤がセラミクス積
層板からなるものとすることも可能である。
【００２１】
【発明の効果】請求項１のハードディスク装置では、デ
ィスク室の基盤又はディスク室の蓋体のうち何れか一方
を構成するセラミクス板のセラミクス基板層に、回路を
直接プリントし、またＩＣ等のベアチップを直接搭載す
ることができるので、基盤又は蓋体と回路基板の機能を
セラミクス板が兼ねることが可能となる。従って、装置
の薄型化、小型化、軽量化に資するところが大きい。
ィスク室の基盤又はディスク室の蓋体のうち何れか一方
を構成するセラミクス板のセラミクス基板層に、回路を
直接プリントし、またＩＣ等のベアチップを直接搭載す
ることができるので、基盤又は蓋体と回路基板の機能を
セラミクス板が兼ねることが可能となる。従って、装置
の薄型化、小型化、軽量化に資するところが大きい。
【００２２】請求項２のハードディスク装置では、ディ
スク室の基盤又はディスク室の蓋体のうち何れか一方を
構成するセラミクス板の強磁性セラミクス層が磁気シー
ルド作用を営むので、基盤又は蓋体と磁気シールド板の
機能をセラミクス板が兼ねることが可能となる。従っ
て、装置の薄型化、小型化、軽量化に資するところが大
きい。
スク室の基盤又はディスク室の蓋体のうち何れか一方を
構成するセラミクス板の強磁性セラミクス層が磁気シー
ルド作用を営むので、基盤又は蓋体と磁気シールド板の
機能をセラミクス板が兼ねることが可能となる。従っ
て、装置の薄型化、小型化、軽量化に資するところが大
きい。
【図１】ハードディスク装置の要部断面図である。
【図２】蓋体の要部を切り出した状態の斜視図である。
１０ 基盤 １２ ディスク室 １６ 蓋体 ４６ 第１セラミクス基板層 ５６ 強磁性セラミクス層 ５８ 第２セラミクス基板層
Claims (2)
- 【請求項１】ディスク室の基盤又はディスク室の蓋体の
うち何れか一方が、少なくともセラミクス基板層を有す
るセラミクス板からなることを特徴とするハードディス
ク装置。 - 【請求項２】ディスク室の基盤又はディスク室の蓋体の
うち何れか一方が、少なくとも強磁性セラミクス層を有
するセラミクス板からなることを特徴とするハードディ
スク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03217997A JP3124580B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | ハードディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03217997A JP3124580B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | ハードディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0541028A true JPH0541028A (ja) | 1993-02-19 |
| JP3124580B2 JP3124580B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=16713010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03217997A Expired - Fee Related JP3124580B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | ハードディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3124580B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0702367A2 (en) | 1994-09-14 | 1996-03-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Flexible disk drive unit and frame therefor |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7073419B2 (ja) | 2020-01-09 | 2022-05-23 | 矢崎総業株式会社 | サービスプラグ、及び、サービスプラグの固定構造 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP03217997A patent/JP3124580B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0702367A2 (en) | 1994-09-14 | 1996-03-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Flexible disk drive unit and frame therefor |
| US5870248A (en) * | 1994-09-14 | 1999-02-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Frame for flexible disk drive unit having distortion prevention hole and 2 ribs formed around motor attaching hole |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3124580B2 (ja) | 2001-01-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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