JPH054058A - 接着剤の塗布装置 - Google Patents
接着剤の塗布装置Info
- Publication number
- JPH054058A JPH054058A JP15456191A JP15456191A JPH054058A JP H054058 A JPH054058 A JP H054058A JP 15456191 A JP15456191 A JP 15456191A JP 15456191 A JP15456191 A JP 15456191A JP H054058 A JPH054058 A JP H054058A
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- Japan
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- adhesive
- coating surface
- coating
- nozzle
- tank
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大面積に対しても接着剤を均一に塗布するこ
とを目的とする。 【構成】 塗布面に対して一定の速度で走行する走行台
に取付けられたノズルから塗布面に接着剤をスプレーす
るように構成する。
とを目的とする。 【構成】 塗布面に対して一定の速度で走行する走行台
に取付けられたノズルから塗布面に接着剤をスプレーす
るように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はケミカルタンク、食品タ
ンク、バイオリアクター等における薄膜弗素樹脂のライ
ニングなどに適用される接着剤の塗布装置に関する。
ンク、バイオリアクター等における薄膜弗素樹脂のライ
ニングなどに適用される接着剤の塗布装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来のタンク内壁における弗素樹
脂のライニング方法の説明図である。図において、従来
の弗素樹脂のライニング方法はへら等を使用してタンク
内壁１に接着剤２を人手により塗布した後、弗素樹脂の
フィルム３を貼り付ける方法が採られている。また、接
着剤２は熱硬化型のものは施工が煩雑であるために常温
硬化型の接着剤が開発されて使用されており、この常温
硬化型の接着剤２は２種類の液体を等分に混合して使用
する２液混合タイプで、高粘度（２万ＣＰ）であり、混
合後の硬化時間、即ち施工時間は約１時間程度である。
脂のライニング方法の説明図である。図において、従来
の弗素樹脂のライニング方法はへら等を使用してタンク
内壁１に接着剤２を人手により塗布した後、弗素樹脂の
フィルム３を貼り付ける方法が採られている。また、接
着剤２は熱硬化型のものは施工が煩雑であるために常温
硬化型の接着剤が開発されて使用されており、この常温
硬化型の接着剤２は２種類の液体を等分に混合して使用
する２液混合タイプで、高粘度（２万ＣＰ）であり、混
合後の硬化時間、即ち施工時間は約１時間程度である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の例
えば弗素樹脂などのライニング方法は、高粘度の接着剤
２を約１時間程度で塗布しなければならず、小面積に対
する塗布は人手により施工できるが、例えば大型タンク
等の大面積に対しては均一に接着剤２を塗布することは
不可能である。
えば弗素樹脂などのライニング方法は、高粘度の接着剤
２を約１時間程度で塗布しなければならず、小面積に対
する塗布は人手により施工できるが、例えば大型タンク
等の大面積に対しては均一に接着剤２を塗布することは
不可能である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係る接着剤の塗
布装置は上記課題の解決を目的にしており、塗布面に対
して一定の速度で走行する走行台と、該走行台に取付け
られ接着剤を上記塗布面にスプレーするノズルとを備え
た構成を特徴とする。
布装置は上記課題の解決を目的にしており、塗布面に対
して一定の速度で走行する走行台と、該走行台に取付け
られ接着剤を上記塗布面にスプレーするノズルとを備え
た構成を特徴とする。
【０００５】
【作用】即ち、本発明に係る接着剤の塗布装置において
は、塗布面に対して一定の速度で走行する走行台に取付
けられたノズルから塗布面に接着剤をスプレーするよう
になっており、接着剤が塗布面に対して一定の速度でス
プレーされ、連続して均一に塗布される。
は、塗布面に対して一定の速度で走行する走行台に取付
けられたノズルから塗布面に接着剤をスプレーするよう
になっており、接着剤が塗布面に対して一定の速度でス
プレーされ、連続して均一に塗布される。
【０００６】
【実施例】図１および図２は本発明の一実施例に係る接
着剤の塗布装置の構造説明図である。図において、本実
施例に係る接着剤の塗布装置はケミカルタンク、食品タ
ンク、バイオリアクター等のタンク内壁に弗素樹脂等の
フィルタを貼付けてライニングを行う際に使用されるも
ので、図に示すように塗布面を走行する走行台４と、こ
の走行台４にアクチュエータ１０を介して取付けられ接
着剤２をスプレーするエアレスノズル５と、このエアレ
スノズル５と塗布面との間隔や位置関係を検出するレー
ザ変位計７及びラインセンサー８と、走行台４の速度セ
ンサー１１と、接着剤２の飛沫をマスキングするローラ
式マスキング紙６の送出し及び巻き取り機構と、このマ
スキング紙６の速度センサーとが設けられるとともに、
これら各種センサーからの信号を受けてエアレスノズル
５の位置と走行台４の速度とマスキング紙６の速度とを
演算して制御する制御装置などで構成されている。
着剤の塗布装置の構造説明図である。図において、本実
施例に係る接着剤の塗布装置はケミカルタンク、食品タ
ンク、バイオリアクター等のタンク内壁に弗素樹脂等の
フィルタを貼付けてライニングを行う際に使用されるも
ので、図に示すように塗布面を走行する走行台４と、こ
の走行台４にアクチュエータ１０を介して取付けられ接
着剤２をスプレーするエアレスノズル５と、このエアレ
スノズル５と塗布面との間隔や位置関係を検出するレー
ザ変位計７及びラインセンサー８と、走行台４の速度セ
ンサー１１と、接着剤２の飛沫をマスキングするローラ
式マスキング紙６の送出し及び巻き取り機構と、このマ
スキング紙６の速度センサーとが設けられるとともに、
これら各種センサーからの信号を受けてエアレスノズル
５の位置と走行台４の速度とマスキング紙６の速度とを
演算して制御する制御装置などで構成されている。
【０００７】即ち、接着剤２の塗布は２液混合エアレス
スプレーガン等のようにスプレー方式で行われ、塗布面
に接着剤２が均一に塗布されるように走行台４上にエア
レスノズル５が取付けられ、このエアレスノズル５から
接着剤２がスプレーされるようになっている。アクチュ
エータ１０はエアレスノズル５がタンク内壁１の塗布面
に対して常に一定の位置にあるように制御する。塗布面
はタンク内壁１に既に貼付けられた弗素樹脂のフィルタ
３端をレーザ変位計７、ラインセンサー８等で位置を検
出し、位置のデータとしてコントローラ９に入力され
る。コントローラ９はこれらの信号に基づいてエアレス
ノズル５が塗布面に対して常に同じ位置にあるように上
下方向の距離を演算し、アクチュエータ１０に対して距
離の指令信号を出力する。走行台４はラインセンサー８
により位置を検出しながら速度センサー１１により一定
の速度でタンク内壁１の施行面を走行する。また、走行
台４はロール式のマスキング紙６を送出し巻取る機構を
備えており、エアレスノズル５からスプレーされる接着
剤２の飛沫をマスキングして防ぐ。マスキング紙６は速
度センサーからの信号により一定送出し一定巻取りされ
る。
スプレーガン等のようにスプレー方式で行われ、塗布面
に接着剤２が均一に塗布されるように走行台４上にエア
レスノズル５が取付けられ、このエアレスノズル５から
接着剤２がスプレーされるようになっている。アクチュ
エータ１０はエアレスノズル５がタンク内壁１の塗布面
に対して常に一定の位置にあるように制御する。塗布面
はタンク内壁１に既に貼付けられた弗素樹脂のフィルタ
３端をレーザ変位計７、ラインセンサー８等で位置を検
出し、位置のデータとしてコントローラ９に入力され
る。コントローラ９はこれらの信号に基づいてエアレス
ノズル５が塗布面に対して常に同じ位置にあるように上
下方向の距離を演算し、アクチュエータ１０に対して距
離の指令信号を出力する。走行台４はラインセンサー８
により位置を検出しながら速度センサー１１により一定
の速度でタンク内壁１の施行面を走行する。また、走行
台４はロール式のマスキング紙６を送出し巻取る機構を
備えており、エアレスノズル５からスプレーされる接着
剤２の飛沫をマスキングして防ぐ。マスキング紙６は速
度センサーからの信号により一定送出し一定巻取りされ
る。
【０００８】本装置によりタンク内壁１に接着剤２を塗
布する場合は、走行台４に取付けられたエアレスノズル
５から塗布面に接着剤２をスプレーするとともに、走行
台４に取付けたロール式のマスキング紙６により塗布面
外をマスキングして行う。塗布面とエアレスノズル５と
の距離はレーザ変位計７、ラインセンサー８で検出され
てコントローラ９に入力され、演算された制御信号がア
クチュエータ１０に送られてエアレスノズル５の位置が
制御される。また、走行台４は速度センサ１１により一
定の速度制御される。また、マスキング紙６は速度セン
サーからの信号により一定送り一定巻き取りされる。こ
れにより、塗布面に対して常に均一に接着剤２が連続し
て塗布されるとともに、任意に接着剤２の厚さを選定す
ることができる。従って、本装置により大型タンク等に
も接着剤２を均一に短時間で塗布することが可能とな
り、自動化による作業の省人化、高効率化、品質の安定
化などが計られる。
布する場合は、走行台４に取付けられたエアレスノズル
５から塗布面に接着剤２をスプレーするとともに、走行
台４に取付けたロール式のマスキング紙６により塗布面
外をマスキングして行う。塗布面とエアレスノズル５と
の距離はレーザ変位計７、ラインセンサー８で検出され
てコントローラ９に入力され、演算された制御信号がア
クチュエータ１０に送られてエアレスノズル５の位置が
制御される。また、走行台４は速度センサ１１により一
定の速度制御される。また、マスキング紙６は速度セン
サーからの信号により一定送り一定巻き取りされる。こ
れにより、塗布面に対して常に均一に接着剤２が連続し
て塗布されるとともに、任意に接着剤２の厚さを選定す
ることができる。従って、本装置により大型タンク等に
も接着剤２を均一に短時間で塗布することが可能とな
り、自動化による作業の省人化、高効率化、品質の安定
化などが計られる。
【０００９】
【発明の効果】本発明に係る接着剤の塗布装置は前記の
ように構成されており、接着剤が塗布面に対して連続し
て均一に塗布されるので、例えば大型タンク等の大面積
に対しても接着剤を均一に塗布することが可能となる。
ように構成されており、接着剤が塗布面に対して連続し
て均一に塗布されるので、例えば大型タンク等の大面積
に対しても接着剤を均一に塗布することが可能となる。
【図１】図１（ａ）は本発明の一実施例に係る接着剤の
塗布装置の平面図、同図（ｂ）は同図（ａ）におけるｂ
−ｂ断面図である。
塗布装置の平面図、同図（ｂ）は同図（ａ）におけるｂ
−ｂ断面図である。
【図２】図２はその制御ブロック図である。
【図３】図３は従来のライニング方法の説明図である。
１ タンク ２ 接着剤 ３ フィルム ４ 走行台 ５ エアレスノズル ６ マスキング紙 ７ レーザ変位計 ８ ラインサンセー ９ コントローラ １０ アクチュエータ １１ 速度サンセー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 塗布面に対して一定の速度で走行する走
行台と、該走行台に取付けられ接着剤を上記塗布面にス
プレーするノズルとを備えたことを特徴とする接着剤の
塗布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15456191A JPH054058A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 接着剤の塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15456191A JPH054058A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 接着剤の塗布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054058A true JPH054058A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15586938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15456191A Withdrawn JPH054058A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 接着剤の塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054058A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6456494B1 (en) | 1999-09-06 | 2002-09-24 | Sony Computer Entertainment Inc. | Entertainment system and external storage device therefor |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP15456191A patent/JPH054058A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6456494B1 (en) | 1999-09-06 | 2002-09-24 | Sony Computer Entertainment Inc. | Entertainment system and external storage device therefor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |