JPH0540554Y2 - - Google Patents

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JPH0540554Y2
JPH0540554Y2 JP1751086U JP1751086U JPH0540554Y2 JP H0540554 Y2 JPH0540554 Y2 JP H0540554Y2 JP 1751086 U JP1751086 U JP 1751086U JP 1751086 U JP1751086 U JP 1751086U JP H0540554 Y2 JPH0540554 Y2 JP H0540554Y2
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stopper
treadle
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は外観形状がスツキリして見栄えを向
上させ得るようにした電子楽器のエクスプレツシ
ヨン装置に関する。
〔従来の技術〕
電子楽器のエクスプレツシヨン装置は、楽器本
体の下部に配設され、必要に応じて踏込み操作さ
れることにより、楽音出力の音量、ピツチ等を制
御するもので、効果制御の内容によつて多少構造
が異なるが、基本的構成としては支持台と、この
支持台上に前後(上下)方向に傾動自在に配設さ
れた踏板と、踏板の傾動に伴つて動作される効果
音制御用電気部品等からなり、例えば音量調整の
場合は踏板を適宜な摩擦機構によつて任意の踏込
み位置に停止させ得るようにし、ピツチ制御の場
合は踏板を中点復帰機構によつて自動的に中点位
置に復帰させるようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、従来のこの種のエクスプレツシヨン
装置としては種々提案されているが、そのいずれ
も踏板の回動角度を設定するストツパを支持台上
に設けている(例:実開昭54−125625公報)の
で、側方から見た場合、見栄えが悪いという問題
があつた。特にストツパのうち踏板の最小踏込み
時、すなわち初期位置を設定するストツパは支持
台の上面前端部を斜面に形成しているためさほど
問題はないが、最大踏込み時のストツパは支持台
上に突設された突起で構成されているため、支持
台の外観形状が複雑になり、好ましくない。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電子楽器のエクスプレツシヨン
装置は上述したような問題を解決すべくなされた
もので、支持台と、この支持台上に水平軸を介し
て前後方向に傾動自在に配設され踏込み操作され
ることにより楽音の制御を行う踏板とを備え、前
記支持台の内部に前記踏板の回動角度を設定する
第1および第2ストツパを設け、これらストツパ
に対応して前記踏板の下部にストツパ部を設けた
ものである。
〔作用〕
この考案においては支持台の内部に第1および
第2のストツパを設けているので、支持台の外観
がスツキリし、見栄えを良好にする。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図はこの考案に係るエクスプレツシヨン装
置の一実施例を示す一部破断側面図、第2図は第
1図−線断面図、第3図は第2図−断面
図、第4図は第3図−線断面図、第5図は最
大踏込み操作時における第1図−線断面図で
ある。これらの図において、エクスプレツシヨン
装置1は、床面上に設置される支持台2と、この
支持台2上に水平軸3を介して前後(上下)方向
に傾動自在に配設された踏板4と、支持台2内に
配設され前記踏板4の踏込み操作によつて作動さ
れる効果音制御用電気部品としての回転式可変抵
抗器5と、同じく支持台2内に配設され前記踏板
4を所定位置に停止させる所定位置停止機構6等
で概ね構成されている。
前記支持台2は、ベース8と、ベース8上に配
置されるブラケツト9と、ブラケツト9上に配設
される支持台本体10とで構成されている。前記
ベース8はプラスチツク材料によつて浅底箱形に
形成されることにより、底板8aと、左右一対の
側板8b,8cと、後板8dとを備え、底板8a
の上面前端部で中央部分にはねじ取付部11が一
体に突設されている。また、各側板8b,8cの
基部内側面にはブラケツト係止用溝12,13が
全長に亘つて形成され、これに対応して前記底板
8aの上面両側部には一対の突条部14,15が
一体に突設されている。
前記ブラケツト9は、金属板の折曲げ加工によ
つて形成されることにより、上板9aと、左右一
対の側板9b,9cと、前面板9dと、ストツパ
片9eとで構成され、各側板9b,9cの下端に
は外側に水平にそれぞれ折曲され、その先端部が
前記ブラケツト係止用溝12,13に前方から挿
入される固定片9f,9gが一体に設けられ、各
突条部14,15の外側面に各側板9b,9cの
内側面下端部が当接することにより、前記ブラケ
ツト係止用溝12,13と共に該ブラケツト9の
左右方向のガタ付きを防止している。ブラケツト
9をベース8内に装着した状態において、ストツ
パ片9eが該ベース8の後板8dの内側面に当接
し、前面板9dの中央部が前記ねじ取付部11に
前方から当接し、かつ止めねじ18によつて固定
される。
前記支持台本体10は、下面が開放し、前面上
部が所定角度で傾斜する箱形に形成され、前記ブ
ラケツト9上に載置固定されるもので、そのため
内部には前後一対ずつ合計4個のねじ取付部20
a,20b,20c,20dが、前面板21aお
よび後面板21bの内側面に沿つて突設されてい
る。支持台本体10をブラケツト9に固定する止
めねじ(図示せず)は、前記ベース8の底面8a
に設けられたねじ取付用孔(図示せず)よりブラ
ケツト9の上板9aを通して前記各ねじ取付部2
0a〜20dのねじ孔23にねじ込まれ、これに
よつてベース8、ブラケツト9および支持台本体
10が一体的に結合される。
前記支持台本体10の上板21c上には前記水
平軸3の各軸端を軸支する左右一対の軸受部24
が一体に突設され、また上面中央部には斜板21
dの下端部にまで延在する開口部26(第1図参
照)が形成され、この開口部26より踏板4の下
面中央部に一体的に突設された枠状突出部27の
下端部が前記支持台本体10内に挿入されてい
る。前記前面板21aおよび後面板21bの内側
面略中央部には踏板4の回動角度を規制する第1
および第2ストツパ30,31がそれぞれ一体に
突設されており、これらのストツパ30,31に
対応して前記踏板4の枠状突出部27内にストツ
パ部としてのブロツク32がその一部を下方に突
出させて配設されている。この場合、踏板4は、
ブロツク32の後面が前記第2ストツパ31の前
面に当接することにより、第3図実線で示す初期
位置に係止され、踏込み操作されて後方に所定角
度回動すると、ブロツク32の前面が前記第1ス
トツパ30の後面に当接し、第3図一点鎖線で示
す最大踏込み位置に係止される。
前記所定位置停止機構6は前記支持台本体10
の一方の側板21fの内側面と、前記踏板4の枠
状突出部27との間に形成された空間38に配置
されるもので、前後方向に長いブロツグ40と、
このブロツク40の中央部に上端がボルト41お
よびナツト42によつて連結されたトルクレバー
43と、トルクレバー43の下端と前記踏板4の
枠状突出部27に取付けられたブロツク32とを
連結する連結部材44とで構成されることによ
り、摩擦力によつて踏板4を任意の踏込み位置に
停止させることができる摩擦機構を構成してい
る。この摩擦力はブロツク40の軸受部とトルク
レバー43の軸受部を面接触させ、ボルト41と
ナツト42で互いに圧接させることにより容易に
得られる。前記ブロツク40は支持台本体10の
上板21cの下面に一体に突設された部材受部4
6(第3図)に前後一対の止めねじ47,48に
よつて固定されている。前記トルクレバー43の
下端部には長孔49が形成されており、この長孔
49には前記連結部材44に一体に突設されたピ
ン50の先端部が挿入されている。これは踏板4
とトルクレバー43の回動中心が異なることによ
る該トルクレバー43もしくは連結部材44の破
損を防止する上で有効とされ、これによつてトル
クレバー43の円滑な回動を可能にしている。
前記回転式可変抵抗器5は、第5図および第6
図に示すように支持台本体10内に配設されるも
ので、抵抗器本体5Aと、回転軸5Bと、回転軸
5Bの先端に取付けられたアーム5Cと、アーム
5Cの先端に植設されたピン5Dとを有し、この
ピン5Dに踏板4の下面に設けられた駆動片55
が係合している。したがつて、踏板4の踏込み操
作により駆動片55がピン5Dを押圧すると、ア
ーム5Cは第6図矢印方向に回動され、この結果
回転軸5Bも回転して抵抗器本体5Aの抵抗値が
踏込量に応じて変化し、楽音の音量を変化させ
る。
ここで、楽音の音量制御を行う代りに楽音のピ
ツチを無段階で上下させるエクスプレツシヨン装
置として使用する場合には、前述した摩擦機構か
らなる所定位置停止機構6の代りに第7図に示す
中点復帰機構からなる所定位置停止機構60が組
込まれる。すなわち、この所定位置停止機構60
は、支持台本体10の部材受部46に固定された
ピストンベース61と、ピストンベース61の下
面に固定されたピストンケース62と、踏板4の
ブロツク32に固定されたストツパ63と、スト
ツパ63を挟んで前後に配設された一対のピスト
ン64,65を備え、各ピストン64,65は前
記ピストンケース62の下面に形成された前後方
向に長い一対のガイド溝67,68によつて摺動
自在に案内保持され、かつばね69,70によつ
て互いに接近する方向に付勢されることにより、
ピストンケース62の略中央位置にて前記ストツ
パ63の上端部を挟持し、これによつて踏板4を
第7図実線で示す中立位置に通常設定保持してい
る。踏板4の後端側を踏込んで第7図二点鎖線で
示すように水平状態に近づけると、ストツパ63
が前方側のピストン64を押圧するため、ばね6
9が圧縮し、踏板4から操作力を取り除くと、ば
ね69の弾撥力によりストツパ63を後方に押圧
移動させるため、踏板4は元の中立位置に自動的
に復帰する。同様に踏板4の前端側を踏込んで第
7図一点鎖線で示すように傾斜角度を大きくする
と、ストツパ63が今度は後方側のピストン65
を押圧するためばね70が圧縮し、踏板4から外
力を取り除くと、ばね70の弾撥力によりストツ
パ63を前方に押圧移動させるため、踏板4は元
の中立位置に自動的に復帰する。
なお、この場合においても踏板4が二点鎖線位
置に達した時、ブロツク32の前面が第1ストツ
パ30の後面に当接し、一点鎖線位置に達した
時、ブロツク32の後面が第2ストツパ31の前
面に当接することは第1図〜第5図構成と同様で
ある。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案における電子楽器の
エクスプレツシヨン装置は支持台内に踏板の回動
角度を設定する第1および第2ストツパを設けて
いるので、踏込み操作時に踏板を支持台上面に当
接させる必要がなく、したがつて支持台の上面に
傷がついたりフエルトを貼着する必要がなく、ま
た表面側にストツパが設けられていないので支持
台の外観形状がスツキリしたものとなり、見栄え
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す一部破断側
面図、第2図は第1図−線断面図、第3図は
第2図−線断面図、第4図は第3図−線
断面図、第5図は最大踏込み時の第1図−線
断面図、第6図は要部断面図、第7図は中点復帰
機構を組込んだ場合の第1図−線断面図であ
る。 2……支持台、3……水平軸、4……踏板、5
……回転式可変抵抗器、6……所定位置停止機
構、30……第1ストツパ、31……第2ストツ
パ、32……ブロツク(ストツパ部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持台と、この支持台上に水平軸を介して前後
    方向に傾動自在に配設され踏込み操作されること
    により楽音の制御を行う踏板とを備え、前記支持
    台の内部に前記踏板の回動角度を設定する第1お
    よび第2ストツパを設け、これらストツパに対応
    して前記踏板の下部にストツパ部を設けたことを
    特徴とする電子楽器のエクスプレツシヨン装置。
JP1751086U 1986-02-12 1986-02-12 Expired - Lifetime JPH0540554Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1751086U JPH0540554Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1751086U JPH0540554Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62129598U JPS62129598U (ja) 1987-08-15
JPH0540554Y2 true JPH0540554Y2 (ja) 1993-10-14

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ID=30810334

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JP1751086U Expired - Lifetime JPH0540554Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

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JPS62129598U (ja) 1987-08-15

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