JPH05956Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH05956Y2 JPH05956Y2 JP1984039978U JP3997884U JPH05956Y2 JP H05956 Y2 JPH05956 Y2 JP H05956Y2 JP 1984039978 U JP1984039978 U JP 1984039978U JP 3997884 U JP3997884 U JP 3997884U JP H05956 Y2 JPH05956 Y2 JP H05956Y2
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- Japan
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- angle
- stand
- playing
- support stand
- angle changing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 210000003423 ankle Anatomy 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
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- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は演奏姿勢に合わせて踏板本体の角度
を変え得るようにした電子楽器用ペダル装置に関
する。
を変え得るようにした電子楽器用ペダル装置に関
する。
従来から電子オルガン等の電子楽器は、楽器本
体の前面下部に配設された複数個のペダル装置を
備え、これらを必要に応じて選択的に操作するこ
とにより、音量制御、トレモロ速度の切替、自動
リズムのオン，オフ制御、プリセツトの切替等の
効果制御を行ない演奏効果の向上を図つている。
例えば、通称エクスプレツシヨンペダルと呼ばれ
るペダル装置は、支持台上に配設された踏板を踏
込み、回転式可変抵抗器の抵抗値を変えたり、シ
ヤツタを開閉制御して光源から受光素子に達する
光量を変化させることにより、楽音出力を踏込角
度に応じて振幅（音量）制御を行なつている。
体の前面下部に配設された複数個のペダル装置を
備え、これらを必要に応じて選択的に操作するこ
とにより、音量制御、トレモロ速度の切替、自動
リズムのオン，オフ制御、プリセツトの切替等の
効果制御を行ない演奏効果の向上を図つている。
例えば、通称エクスプレツシヨンペダルと呼ばれ
るペダル装置は、支持台上に配設された踏板を踏
込み、回転式可変抵抗器の抵抗値を変えたり、シ
ヤツタを開閉制御して光源から受光素子に達する
光量を変化させることにより、楽音出力を踏込角
度に応じて振幅（音量）制御を行なつている。
ところで、従来のペダル装置は腰掛けて演奏す
る場合も立つて演奏する場合も、踏板の床面に対
する初期位置角度が同じであるため、操作性に問
題があつた。すなわち、通常踏板は床面に対して
30°程度傾斜して支持台上に配設され、ほぼ水平
な状態まで踏込まれるように設計されているた
め、第１図ａに示すように椅子に腰掛けて演奏す
る場合にはさして問題はないが、これを同図ｂに
示すように立つて踏込操作する場合には、足首を
上方側に通常の曲げ角度以上に曲げて踏板１上に
載置しなければならず、そのため疲労しやすく長
時間の演奏に不適とされる。そこで、立つて演奏
する場合の操作性を考慮して踏板１の初期位置角
度を小さく設定（最大踏込角度は一定）した場合
には、逆に腰掛けて演奏する際、水平状態より更
に深く踏込まねばならず、そのためには足首を下
方に通常の曲げ角度以上曲げる必要があるため、
操作性が悪く、また踏込力も弱いという不都合が
生じる。
る場合も立つて演奏する場合も、踏板の床面に対
する初期位置角度が同じであるため、操作性に問
題があつた。すなわち、通常踏板は床面に対して
30°程度傾斜して支持台上に配設され、ほぼ水平
な状態まで踏込まれるように設計されているた
め、第１図ａに示すように椅子に腰掛けて演奏す
る場合にはさして問題はないが、これを同図ｂに
示すように立つて踏込操作する場合には、足首を
上方側に通常の曲げ角度以上に曲げて踏板１上に
載置しなければならず、そのため疲労しやすく長
時間の演奏に不適とされる。そこで、立つて演奏
する場合の操作性を考慮して踏板１の初期位置角
度を小さく設定（最大踏込角度は一定）した場合
には、逆に腰掛けて演奏する際、水平状態より更
に深く踏込まねばならず、そのためには足首を下
方に通常の曲げ角度以上曲げる必要があるため、
操作性が悪く、また踏込力も弱いという不都合が
生じる。
この考案は上述したような点に鑑みてなされた
もので、演奏姿勢に応じて前後逆にして使用され
る支持台と、この支持台に上下方向に回動自在に
支持され踏込操作することにより音量等の効果制
御を行う踏板と、前記支持台が着脱自在に載置さ
れる角度変更用台とを備え、前記角度変更用台は
その上面の少なくとも一部が斜面をなし、演奏姿
勢に応じて前後逆に設置されることにより、前記
踏板の初期位置における傾斜角度を変えることに
より、操作性を向上させるようにした電子楽器用
ペダル装置を提供するものである。
もので、演奏姿勢に応じて前後逆にして使用され
る支持台と、この支持台に上下方向に回動自在に
支持され踏込操作することにより音量等の効果制
御を行う踏板と、前記支持台が着脱自在に載置さ
れる角度変更用台とを備え、前記角度変更用台は
その上面の少なくとも一部が斜面をなし、演奏姿
勢に応じて前後逆に設置されることにより、前記
踏板の初期位置における傾斜角度を変えることに
より、操作性を向上させるようにした電子楽器用
ペダル装置を提供するものである。
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第２図はこの考案に係るペダル装置の一実施例
を示す側面図で、腰掛けて演奏する場合の状態、
第３図は立つて演奏する場合の状態、第４図は第
２図−線断面図である。これらの図におい
て、１は踏板、２は支持台、３は角度変更手段と
しての角度変更用台で、前記踏板１はボルトから
なる水平軸４を介して前記支持台２上に上下（前
後）方向に回動自在に配設され、略30°の角度範
囲内で踏込み操作されるように構成されている。
を示す側面図で、腰掛けて演奏する場合の状態、
第３図は立つて演奏する場合の状態、第４図は第
２図−線断面図である。これらの図におい
て、１は踏板、２は支持台、３は角度変更手段と
しての角度変更用台で、前記踏板１はボルトから
なる水平軸４を介して前記支持台２上に上下（前
後）方向に回動自在に配設され、略30°の角度範
囲内で踏込み操作されるように構成されている。
前記支持台２は金属板によつて異形箱形に形成
され、前記角度変更用台３に着脱自在に載置され
るもので、その底板５が中央部にて適宜角度で略
〓形に屈曲されることにより第１および第２の面
５ａ，５ｂを有している。そして、前記支持台２
の両側板６Ａ，６Ｂの下端は前記底板５より下方
に延在されている。
され、前記角度変更用台３に着脱自在に載置され
るもので、その底板５が中央部にて適宜角度で略
〓形に屈曲されることにより第１および第２の面
５ａ，５ｂを有している。そして、前記支持台２
の両側板６Ａ，６Ｂの下端は前記底板５より下方
に延在されている。
前記角度変更用台３の上面は前記底板５の屈曲
形状と同一の形状に形成されることにより、前半
部がほぼ水平な第１載置面７を構成し、後半部が
上方に向つて傾斜する第２載置面８を構成してい
る。前記角度変更用台３の材料としては、プラス
チツク、金属、木材等何でもよいが、特に踏板１
の操作時に発生する振動および雑音が床面に伝達
されるのを防止するためゴム、合成ゴム等で形成
されることが望ましい。そして、前記角度変更用
台３の幅は前記一対の側板６Ａ，６Ｂの内側面間
隔とほぼ等しく設定され、これによつて前記側板
６Ａ，６Ｂの下端部が該台３の両側面に嵌合し、
支持台２の左右方向のガタ付きを防止している。
形状と同一の形状に形成されることにより、前半
部がほぼ水平な第１載置面７を構成し、後半部が
上方に向つて傾斜する第２載置面８を構成してい
る。前記角度変更用台３の材料としては、プラス
チツク、金属、木材等何でもよいが、特に踏板１
の操作時に発生する振動および雑音が床面に伝達
されるのを防止するためゴム、合成ゴム等で形成
されることが望ましい。そして、前記角度変更用
台３の幅は前記一対の側板６Ａ，６Ｂの内側面間
隔とほぼ等しく設定され、これによつて前記側板
６Ａ，６Ｂの下端部が該台３の両側面に嵌合し、
支持台２の左右方向のガタ付きを防止している。
ここで、椅子に腰掛けて演奏する場合には、第
２図に示すように角度変更用台３がその第１載置
面７を演奏者側に向けて床面に設置され、その上
に支持台２を載置すると、床板５の第１の面５ａ
が前記第１載置面７に、第２の面５ｂが第２載置
面８にそれぞれ密接するため、踏板１は実線で示
す初期位置、すなわち床面に対してほぼ30°傾斜
した状態に設定され、この状態から鎖線で示すほ
ぼ水平な状態まで徐々に踏込まれる。したがつ
て、足首を無理に大きく曲げる必要がなく、踏板
１を良好かつ正確に操作し得る。
２図に示すように角度変更用台３がその第１載置
面７を演奏者側に向けて床面に設置され、その上
に支持台２を載置すると、床板５の第１の面５ａ
が前記第１載置面７に、第２の面５ｂが第２載置
面８にそれぞれ密接するため、踏板１は実線で示
す初期位置、すなわち床面に対してほぼ30°傾斜
した状態に設定され、この状態から鎖線で示すほ
ぼ水平な状態まで徐々に踏込まれる。したがつ
て、足首を無理に大きく曲げる必要がなく、踏板
１を良好かつ正確に操作し得る。
一方、立つて演奏する場合には第３図に示すよ
うに角度変更用台３がその第２載置面８を演奏者
側に向けて床面に設置され、その上に支持台２が
載置される。すると今度は第２載置面８に第１の
面５ａが、第１載置面７に第２の面５ｂが密接す
るため、前記支持台２の演奏者側端が上り、踏板
１を床面に対してほぼ20°傾斜した状態（第３図
実線の状態）に設定し、この状態から最大角度
30°まで踏込操作され、鎖線位置で停止する。こ
の場合、立つた姿勢においては足首を水平面に対
して上方に20°、下方に10°程度曲げることは容易
で無理がなく、踏板１を腰掛けて演奏する場合と
同様、良好かつ正確に操作することができる。
うに角度変更用台３がその第２載置面８を演奏者
側に向けて床面に設置され、その上に支持台２が
載置される。すると今度は第２載置面８に第１の
面５ａが、第１載置面７に第２の面５ｂが密接す
るため、前記支持台２の演奏者側端が上り、踏板
１を床面に対してほぼ20°傾斜した状態（第３図
実線の状態）に設定し、この状態から最大角度
30°まで踏込操作され、鎖線位置で停止する。こ
の場合、立つた姿勢においては足首を水平面に対
して上方に20°、下方に10°程度曲げることは容易
で無理がなく、踏板１を腰掛けて演奏する場合と
同様、良好かつ正確に操作することができる。
また、ペダル装置自体は演奏姿勢の違いによる
変更を何ら伴わず、単に角度変更用台３を前後逆
にするだけでよいので、取扱いも容易である。
変更を何ら伴わず、単に角度変更用台３を前後逆
にするだけでよいので、取扱いも容易である。
なお、上記実施例は角度変更用台３の上面を水
平な第１載置面７と斜面からなる第２載置面８と
で構成した場合について説明したが、これに限ら
ず非対称なＶ字形にして異なつた傾斜角度を有す
る２つの載置面を設けたり、あるいはまた全長に
亘つて同一角度で傾斜する１つの斜面で構成する
ことも可能で、それに対応して支持台２の底板形
状を変えればよい。
平な第１載置面７と斜面からなる第２載置面８と
で構成した場合について説明したが、これに限ら
ず非対称なＶ字形にして異なつた傾斜角度を有す
る２つの載置面を設けたり、あるいはまた全長に
亘つて同一角度で傾斜する１つの斜面で構成する
ことも可能で、それに対応して支持台２の底板形
状を変えればよい。
以上説明したようにこの考案に係る電子楽器用
ペダル装置は、上面の少なくとも一部が斜面をな
す角度変更用台を備え、この台を演奏姿勢に応じ
て前後逆に設置し、その上に踏板の支持台を着脱
自在に載置して前記踏板の角度を変えるように構
成したので、椅子に腰掛けて演奏する場合でも立
つて演奏する場合でも、踏板の踏込操作を無理な
く行なえ、操作性を向上させることができる。ま
た、無理がなければ足の疲労が少なく長時間の演
奏を可能にする。また、構造が簡単で、ペダル装
置自体には何ら変更を変える必要がなく、取扱い
が容易であるなどその実用的効果は非常に大であ
る。
ペダル装置は、上面の少なくとも一部が斜面をな
す角度変更用台を備え、この台を演奏姿勢に応じ
て前後逆に設置し、その上に踏板の支持台を着脱
自在に載置して前記踏板の角度を変えるように構
成したので、椅子に腰掛けて演奏する場合でも立
つて演奏する場合でも、踏板の踏込操作を無理な
く行なえ、操作性を向上させることができる。ま
た、無理がなければ足の疲労が少なく長時間の演
奏を可能にする。また、構造が簡単で、ペダル装
置自体には何ら変更を変える必要がなく、取扱い
が容易であるなどその実用的効果は非常に大であ
る。
第１図ａ，ｂは従来のペダル装置の腰掛けて演
奏する場合と、立つて演奏する場合の不都合を説
明するための図、第２図はこの考案に係るペダル
装置の一実施例を示す側面図で、腰掛けて演奏す
る場合の状態、第３図は同装置の立つて演奏する
場合の状態を示す側面図、第４図は第２図−
線断面図である。 １……踏板、２……支持台、３……角度変更用
台、４……水平軸、５……底板、７……第１載置
面、８……第２載置面。
奏する場合と、立つて演奏する場合の不都合を説
明するための図、第２図はこの考案に係るペダル
装置の一実施例を示す側面図で、腰掛けて演奏す
る場合の状態、第３図は同装置の立つて演奏する
場合の状態を示す側面図、第４図は第２図−
線断面図である。 １……踏板、２……支持台、３……角度変更用
台、４……水平軸、５……底板、７……第１載置
面、８……第２載置面。
Claims (1)
- 支持台と、この支持台に上下方向に回動自在に
支持され踏込操作することにより音量等の効果制
御を行う踏板と、前記支持台が着脱自在に載置さ
れる角度変更用台とを備え、前記角度変更用台は
その上面の少なくとも一部が斜面をなし、演奏姿
勢に応じて前後逆に設置されることにより、前記
踏板の初期位置における傾斜角度を変えることを
特徴とする電子楽器用ペダル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3997884U JPS60152197U (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | 電子楽器用ペダル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3997884U JPS60152197U (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | 電子楽器用ペダル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60152197U JPS60152197U (ja) | 1985-10-09 |
| JPH05956Y2 true JPH05956Y2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=30548428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3997884U Granted JPS60152197U (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | 電子楽器用ペダル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60152197U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50113U (ja) * | 1973-05-02 | 1975-01-06 |
-
1984
- 1984-03-22 JP JP3997884U patent/JPS60152197U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50113U (ja) * | 1973-05-02 | 1975-01-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60152197U (ja) | 1985-10-09 |
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