JPH0540437Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0540437Y2 JPH0540437Y2 JP12472788U JP12472788U JPH0540437Y2 JP H0540437 Y2 JPH0540437 Y2 JP H0540437Y2 JP 12472788 U JP12472788 U JP 12472788U JP 12472788 U JP12472788 U JP 12472788U JP H0540437 Y2 JPH0540437 Y2 JP H0540437Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indenter
- spring
- hardness
- reset
- cylindrical body
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 9
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 6
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007542 hardness measurement Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はタービンローターやボイラーヘツダー
等の内面の硬さ測定に適用される反発式硬さ計に
関する。
等の内面の硬さ測定に適用される反発式硬さ計に
関する。
従来の反発式硬さ計は、第3図縦断面図に示す
ように、下端がシール材7を介して被検体面21
に法線方向に当てられた外筒1の頭部に圧縮ばね
2を介して圧子3が挿入され、圧子3はクランプ
爪19によつてばね2に抗してリセツト位置にロ
ツクされており、硬さ測定に当つて、上端の押釦
16を押すと、押棒18が下動して、クランプ爪
19を開くので、圧子3はばね2により付勢され
て勢よく被検体面21を叩き、その際の圧子3の
速度及び跳ね返り速度をコイル4及びリード線5
を介して取出すことにより、硬さを求めるように
している。ここで、6はコイル4を外筒1に支持
するコイル支持体、7はゴム、スポンジ等よりな
り、外筒1の下端を被検体面21になじませるシ
ール材である。
ように、下端がシール材7を介して被検体面21
に法線方向に当てられた外筒1の頭部に圧縮ばね
2を介して圧子3が挿入され、圧子3はクランプ
爪19によつてばね2に抗してリセツト位置にロ
ツクされており、硬さ測定に当つて、上端の押釦
16を押すと、押棒18が下動して、クランプ爪
19を開くので、圧子3はばね2により付勢され
て勢よく被検体面21を叩き、その際の圧子3の
速度及び跳ね返り速度をコイル4及びリード線5
を介して取出すことにより、硬さを求めるように
している。ここで、6はコイル4を外筒1に支持
するコイル支持体、7はゴム、スポンジ等よりな
り、外筒1の下端を被検体面21になじませるシ
ール材である。
この種の硬さ計は圧子を硬さ計の頭部にセツト
し、測定後リセツトする必要があり、このリセツ
ト方法は硬さ計先端部からリセツト棒を押込んで
圧子をクランプさせるタイプと、圧子のガイド筒
を二重構造にしてクランプ部が下降するタイプと
に大別される。
し、測定後リセツトする必要があり、このリセツ
ト方法は硬さ計先端部からリセツト棒を押込んで
圧子をクランプさせるタイプと、圧子のガイド筒
を二重構造にしてクランプ部が下降するタイプと
に大別される。
反発式硬さ計では、同図に示すように、圧子3
と、16〜19よりなるクランプ機構とが、同一
直線上に直列的に配設されている関係上、長さが
比較的長く、前者のタイプは約90mm、後者のタイ
プは約150mmもあるので、下記のような問題があ
る。
と、16〜19よりなるクランプ機構とが、同一
直線上に直列的に配設されている関係上、長さが
比較的長く、前者のタイプは約90mm、後者のタイ
プは約150mmもあるので、下記のような問題があ
る。
(1) 内径が約50〜90mmの孔の内周面の硬さ測定
は、不可能である。これらは、圧子をクランプ
させる機構部が硬さ計の頭部にあるために全長
が長すぎることによる。
は、不可能である。これらは、圧子をクランプ
させる機構部が硬さ計の頭部にあるために全長
が長すぎることによる。
(2) また、連続的測定のためには、前者のタイプ
は圧子のリセツトのために、硬さ計を90度近く
傾ける必要があり、自動化においては、機構が
複雑となり、後者のタイプは寸法的な制約のた
め狭隘な個所では使用できない。
は圧子のリセツトのために、硬さ計を90度近く
傾ける必要があり、自動化においては、機構が
複雑となり、後者のタイプは寸法的な制約のた
め狭隘な個所では使用できない。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、長さを短かくするとともに、リセツト機構
を合理化することにより、小型かつ取扱容易な反
発式硬さ計を提供することを目的とする。
ので、長さを短かくするとともに、リセツト機構
を合理化することにより、小型かつ取扱容易な反
発式硬さ計を提供することを目的とする。
そのために本考案は、鉛直筒体内に摺動自在に
挿入さればねに付勢されて被検体面に衝突する可
動圧子を有するとともに、同圧子をリセツト時に
上記ばねに抗して一時的にクランプするロツク手
段とを有し、同圧子の被検体面に衝突する速度及
びその跳ね返り速度に基づいて硬度を測定するも
のにおいて、上記筒体の下部に圧縮ガスを供給す
ることにより同圧子をリセツト位置へ圧送する移
動手段と、上記筒体に対し横方向に突設され同圧
子をリセツト位置にクランプするロツク手段とを
具えたことを特徴とする。
挿入さればねに付勢されて被検体面に衝突する可
動圧子を有するとともに、同圧子をリセツト時に
上記ばねに抗して一時的にクランプするロツク手
段とを有し、同圧子の被検体面に衝突する速度及
びその跳ね返り速度に基づいて硬度を測定するも
のにおいて、上記筒体の下部に圧縮ガスを供給す
ることにより同圧子をリセツト位置へ圧送する移
動手段と、上記筒体に対し横方向に突設され同圧
子をリセツト位置にクランプするロツク手段とを
具えたことを特徴とする。
硬さ計先端部を被検体面に押当てた状態で硬さ
測定を行つたのち、先端部気体供給口から空気あ
るいは窒素ガス等を送給すると、圧子は上方へ浮
上し、ここで圧子の中央部でクランプピンを打込
むとリセツトが完了し、次の測定点まで、硬さ計
を移動し、再び硬さ計先端部を被検体面に押当て
る作業をくり返すことができる。
測定を行つたのち、先端部気体供給口から空気あ
るいは窒素ガス等を送給すると、圧子は上方へ浮
上し、ここで圧子の中央部でクランプピンを打込
むとリセツトが完了し、次の測定点まで、硬さ計
を移動し、再び硬さ計先端部を被検体面に押当て
る作業をくり返すことができる。
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第1図はその測定直前のセツト状態を示す縦断面
図、第2図は測定直後のリセツト状態を示す縦断
面図である。
第1図はその測定直前のセツト状態を示す縦断面
図、第2図は測定直後のリセツト状態を示す縦断
面図である。
上図において、第3図と同一の符番はそれぞれ
同図と同一の部材を示し、8はシール材7の1ケ
所に空気や窒素ガスなどの気体15を供給するた
めの供給口、9〜14は圧子3を外筒1の頭部で
保持させるためのクランプ機構であり、9はシリ
ンダーで、外筒1上部に側方を突設されており、
10はキヤツプで、電磁石11をシリンダー9に
取付けており、12はクランパーで、シリンダー
9内にスライド可能に内挿されている。14はダ
ンパー、20は硬さ計を支持するアームである。
同図と同一の部材を示し、8はシール材7の1ケ
所に空気や窒素ガスなどの気体15を供給するた
めの供給口、9〜14は圧子3を外筒1の頭部で
保持させるためのクランプ機構であり、9はシリ
ンダーで、外筒1上部に側方を突設されており、
10はキヤツプで、電磁石11をシリンダー9に
取付けており、12はクランパーで、シリンダー
9内にスライド可能に内挿されている。14はダ
ンパー、20は硬さ計を支持するアームである。
このような構造において、測定に当つて、第1
図に示すように、図示省略のスイツチをオンする
と、電磁石11が付勢され、クランパー12はば
ね13に抗して右方へ移動する。そこで、圧子3
のロツクは解除され、圧子3はばね2により勢よ
く被検体面に落下衝突する。
図に示すように、図示省略のスイツチをオンする
と、電磁石11が付勢され、クランパー12はば
ね13に抗して右方へ移動する。そこで、圧子3
のロツクは解除され、圧子3はばね2により勢よ
く被検体面に落下衝突する。
測定後、図示省略のスイツチをオフとすると、
第2図に示すように、圧縮空気が供給口8から外
筒下部に送入され、これにより圧子3は押上げら
れるとともに、電磁石11の除勢に伴いクランパ
ー12がばね13により左方へ移動して、圧子を
リセツト位置にロツクし、次の測定の準備が整
う。
第2図に示すように、圧縮空気が供給口8から外
筒下部に送入され、これにより圧子3は押上げら
れるとともに、電磁石11の除勢に伴いクランパ
ー12がばね13により左方へ移動して、圧子を
リセツト位置にロツクし、次の測定の準備が整
う。
このような構成によれば、下記の効果が奏せら
れる。
れる。
(1) 硬さ計の長さを短かくできるので、小径孔内
面の硬さ測定が可能となる。
面の硬さ測定が可能となる。
(2) 圧子のリセツトに気体を利用することによ
り、硬さ計を90度旋回させなく、自動的にリセ
ツトできるので、連続測定作業により硬度測定
のスピード化が図れる。
り、硬さ計を90度旋回させなく、自動的にリセ
ツトできるので、連続測定作業により硬度測定
のスピード化が図れる。
要するに本考案によれば、鉛直筒体内に摺動自
在に挿入さればねに付勢されて被検体面に衝突す
る可動圧子を有するとともに、同圧子をリセツト
時に上記ばねに抗して一時的にクランプするロツ
ク手段とを有し、同圧子の被検体面に衝突する速
度及びその跳ね返り速度に基づいて硬度を測定す
るものにおいて、上記筒体の下部に圧縮ガスを供
給することにより同圧子をリセツト位置へ圧送す
る移動手段と、上記筒体に対し横方向に突設され
同圧子をリセツト位置にクランプするロツク手段
とを具えたことにより、長さを短かくするととも
に、リセツト機構を合理化することにより、小型
かつ取扱容易な反発式硬さ計を得るから、本考案
は産業上極めて有益なものである。
在に挿入さればねに付勢されて被検体面に衝突す
る可動圧子を有するとともに、同圧子をリセツト
時に上記ばねに抗して一時的にクランプするロツ
ク手段とを有し、同圧子の被検体面に衝突する速
度及びその跳ね返り速度に基づいて硬度を測定す
るものにおいて、上記筒体の下部に圧縮ガスを供
給することにより同圧子をリセツト位置へ圧送す
る移動手段と、上記筒体に対し横方向に突設され
同圧子をリセツト位置にクランプするロツク手段
とを具えたことにより、長さを短かくするととも
に、リセツト機構を合理化することにより、小型
かつ取扱容易な反発式硬さ計を得るから、本考案
は産業上極めて有益なものである。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は測定直後のリセツト状態を示す縦断面図で
ある。第3図は従来の市販の硬さ計を示す縦断面
図である。 1……外筒、2……ばね、3……圧子、4……
コイル、5……リード線、6……コイル支持材、
7……シール材、8……供給口、9……シリンダ
ー、10……キヤツプ、11……電磁石、12…
…クランパー、13……ばね、14……ダンパ
ー、15……気体、16……押釦、17……圧縮
ばね、18……押え棒、19……クランプ爪、2
0……アーム、21……被検体面。
2図は測定直後のリセツト状態を示す縦断面図で
ある。第3図は従来の市販の硬さ計を示す縦断面
図である。 1……外筒、2……ばね、3……圧子、4……
コイル、5……リード線、6……コイル支持材、
7……シール材、8……供給口、9……シリンダ
ー、10……キヤツプ、11……電磁石、12…
…クランパー、13……ばね、14……ダンパ
ー、15……気体、16……押釦、17……圧縮
ばね、18……押え棒、19……クランプ爪、2
0……アーム、21……被検体面。
Claims (1)
- 鉛直筒体内に摺動自在に挿入さればねに付勢さ
れて被検体面に衝突する可動圧子を有するととも
に、同圧子をリセツト時に上記ばねに抗して一時
的にクランプするロツク手段とを有し、同圧子の
被検体面に衝突する速度及びその跳ね返り速度に
基づいて硬度を測定するものにおいて、上記筒体
の下部に圧縮ガスを供給することにより同圧子を
リセツト位置へ圧送する移動手段と、上記筒体に
対し横方向に突設され同圧子をリセツト位置にク
ランプするロツク手段とを具えたことを特徴とす
る反発式硬さ計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12472788U JPH0540437Y2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12472788U JPH0540437Y2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0247547U JPH0247547U (ja) | 1990-03-30 |
JPH0540437Y2 true JPH0540437Y2 (ja) | 1993-10-14 |
Family
ID=31374710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12472788U Expired - Lifetime JPH0540437Y2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540437Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011039905A1 (ja) * | 2009-10-03 | 2011-04-07 | アサヒビール株式会社 | 落体式粘度計の落体の送出方法、落体送出装置、及び、それを備える落体式粘度計 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0749407Y2 (ja) * | 1992-09-28 | 1995-11-13 | 中外商工株式会社 | 落球式衝撃試験機 |
-
1988
- 1988-09-26 JP JP12472788U patent/JPH0540437Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011039905A1 (ja) * | 2009-10-03 | 2011-04-07 | アサヒビール株式会社 | 落体式粘度計の落体の送出方法、落体送出装置、及び、それを備える落体式粘度計 |
JP5436567B2 (ja) * | 2009-10-03 | 2014-03-05 | アサヒグループホールディングス株式会社 | 落体式粘度計の落体の送出方法、落体送出装置、及び、それを備える落体式粘度計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0247547U (ja) | 1990-03-30 |
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