JPH0540415Y2 - - Google Patents

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JPH0540415Y2
JPH0540415Y2 JP5562588U JP5562588U JPH0540415Y2 JP H0540415 Y2 JPH0540415 Y2 JP H0540415Y2 JP 5562588 U JP5562588 U JP 5562588U JP 5562588 U JP5562588 U JP 5562588U JP H0540415 Y2 JPH0540415 Y2 JP H0540415Y2
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instrument
ultraviolet
light
transparent
meter panel
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車両用計器の照明装置に関するもの
である。
[従来の技術] 自動車に設備される一般的な機械式計器の表示
部形態は第2図及び第3図に示す如くであつて、
1はそのメータパネルで、このメータパネル1に
は、各計器の文字板2を透視させるための窓3が
形成されている。そして通常は、各計器文字板2
の照明手段として、該文字板2を反射照明するか
あるいは透過照明して、夜間時あるいは暗所での
照明を行なつているが、一般的にメータパネル1
は照明する構造となつていない。即ちこのメータ
パネル1は不透光性樹脂例えばABS樹脂又はPP
等の樹脂で形成されているものであるから、その
メータパネル1を透過光で照明することはできな
い。強いて、このメータパネルを照明しようとす
るならば、例えばメータパネル1の前面に一乃至
複数個の照明ランプ4を配設し、このランプ4を
点灯することにより、メータパネル1の前面を発
光表示させることができる。
[考案が解決しようとする課題] ところが上記メータパネル前面の照明手段のな
い計器にあつては、特に夜間、暗所において表示
板2を照明したときにその表示板とメータパネル
との照明コントラストが強過ぎて、運転時におい
て目がつかれやすくなるあるいは表示の視認性が
悪い等の不具合が生じる。また上記メータパネル
1の前面を、一乃至複数の照明球で照明するもの
にあつては、その照明球を配置した近辺が高輝度
で遠くなるにしたがつて低輝度となる照明むらを
生じて照明されたメータパネルが見にくくなると
いつた不具合がある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、かかる従来の不具合に着目してなさ
れたもので、メータパネルと計器文字板とからな
る計器表示面の前面に紫外光で励起発光する蛍光
顔料が混入された透明塗料層を形成すると共に、
その表示面の前方に紫外線発光光源を配置し、さ
らには上記計器表示面の前方に位置される透明カ
バーの内側面に透明なる紫外線吸収層を形成し
て、上記計器表示面を均一に励起発光表示せしめ
ることができると共に、運転者への紫外線照射を
阻止して人体への悪影響をなくし、さらには太陽
光による紫外線を遮断して、前記蛍光顔料混入の
透明塗料層の耐久性を向上せしめることができる
計器の照明装置を提供することにある。
従つてこの計器照明装置によれば、きわめて簡
単な構造によつてメータの表示全体を均一に照明
発光せしめることができるので、経済性に優れた
照明が得られ、しかもその透明塗料層の耐久性を
高めると共に、紫外線による人体への悪影響が皆
無となる。
[実施例] 以下に本考案を第1図に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
同図において、10は計器の表示面であつて、
この表示面は後述するメータパネル14′と文字
板18で構成される。11はABS又はPP等の樹
脂製ロアハウジング、12はそのロアハウジング
11内に組付けられている計器機械体、13は積
算車を示す。14はロアハウジング11の前面に
取付けられる前記同様の樹脂製アツパハウジング
であつて、このアツパハウジング14には文字板
透視窓15が形成されていて、この透視窓15の
内側には、計器機械体12の指針軸16に取付け
られる指針17の指示値を示す文字板18が取付
けられている。14′はアツパハウジング14の
前面(正面)を形成して文字板18の周囲を囲つ
ているメータパネルであつて、このメータパネル
14′及び文字板18の前面、即ち表示面10に
は紫外線を受けて励起発光する蛍光顔料が混入さ
れた透明な塗料層19が塗布されている。この塗
料層19を形成する塗料は、例えばインキ、塗料
等のベースレジンと酸化物又は硫化物蛍光体との
混合物であるが、望ましくは耐光性の良い硫化物
蛍光体を使用する。20はアツパハウジング14
の前方に取付けられている透明なる前面カバー、
21はアツパハウジング14の前方に配置されて
上記の塗料層19を励起発光させる紫外線発光ラ
ンプである。22は上記前面カバー20の裏面に
塗布された透明なる紫外線吸収層であつて、この
紫外線吸収層22は、例えばベンゾトリアゾー
ル、シアノアクリレート、ヒソダードアミン系等
の紫外線吸収剤及び安定剤が混和された透明なる
塗料で形成される。
以上が本実施例の構成であるが、次にその作用
について述べると、計器機械体12の動作により
検出値の指示がなされることは、周知の如くであ
つて、従来動作と変りないが、この計器機械体1
2の前面に設けられている表示面10は、昼間に
あつては反射照明で、また夜間にあつては不図示
の光源によつて透過照明又は反射照明により表示
されるものである。ところが、この実施例にあつ
ては、紫外線発光ランプ21を点灯することによ
り表示面10に塗布形成されている塗料層19が
励起発光される。ところが、そのランプ21から
発光された紫外線の一部は表示面10で反射され
て前面カバー20を透過しようとするが、この前
面カバー20の裏面には紫外線吸収層22が施さ
れていることから、その紫外線吸収層22に遮ら
れて、紫外光が外部へ漏光されることはない。従
つて運転者等への紫外光による弊害は皆無とな
る。また昼間にあつて、太陽光中の紫外線が上記
塗料層19に常に照射されるならばその塗料層1
9の耐久性が劣化されるが、この実施例では前面
カバー20に紫外線吸収層22が施されているこ
とで外光中の紫外線はその紫外線吸収層22で遮
断されて塗料層19に作用されることがないの
で、その塗料層19の耐久性を高めることができ
る。なお上記実施例では、前面カバー20面に紫
外線吸収層22を形成したが、その層22を省
き、前面カバー20内に紫外線吸収剤を混入して
もよい。
[考案の効果] 従つてこの計器照明装置によれば、計器表示面
10が紫外線ランプ21の点灯により、所定の発
光色で励起発光されるが、その表示面で反射し前
面カバー20方向へ向う紫外線は紫外線吸収層に
吸収されて計器外部へ放出されることがないの
で、人体への紫外線悪影響が皆無となる。また上
記したように昼間において外光(太陽光)による
紫外線は塗料層19に及ぶことがないので、この
塗料層19の劣化が抑制でき、その耐久性が高め
られる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる計器照射装置の実施例
を示した縦断面説明図、第2図は計器の正面説明
図、第3図は従来例の縦断面説明図である。 10……表示面、11……ロアハウジング、1
2……計器機械体、13……積算車、14……ア
ツパハウジング、14′……メータパネル、15
……透視窓、16……指針軸、17……指針、1
8……文字板、19……塗料層、20……前面カ
バー、21……紫外線ランプ、22……紫外線吸
収層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計器ケース11内に装着された非透光性の表示
    面10の少くとも一部の表面に、紫外線を受けて
    励起発光する蛍光顔料が混入された透明な塗料層
    19が被着され、前記表示面10の前方に紫外線
    を発して前記蛍光顔料を励起発光させる光源21
    を設け、更に該光源21の前方に透明カバー20
    を設けると共に該透明カバー20に紫外線吸収手
    段22を設けたことを特徴とする計器の照明装
    置。
JP5562588U 1988-04-25 1988-04-25 Expired - Lifetime JPH0540415Y2 (ja)

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JP5562588U JPH0540415Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25

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Publication Number Publication Date
JPH01158921U JPH01158921U (ja) 1989-11-02
JPH0540415Y2 true JPH0540415Y2 (ja) 1993-10-14

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