JPH0540166Y2 - - Google Patents

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JPH0540166Y2
JPH0540166Y2 JP6161587U JP6161587U JPH0540166Y2 JP H0540166 Y2 JPH0540166 Y2 JP H0540166Y2 JP 6161587 U JP6161587 U JP 6161587U JP 6161587 U JP6161587 U JP 6161587U JP H0540166 Y2 JPH0540166 Y2 JP H0540166Y2
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JP
Japan
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ceiling
plate
cover
lighting
opening
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JP6161587U
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、住宅等の建物において、和室の天
井を形成する際に用いる天井材の構造に関するも
のである。
〔背景技術〕
従来、住宅等の建物において和室を設けた場合
に、天井を形成しその裏面側に照明器具を埋込ん
だ天井材の構造として、以下に述べるものが提案
されている。すなわち、天井板の裏面の両側縁に
縦桟を設け、この縦桟の間に複数の横桟を設け、
天井板に開口を設け、この開口周縁を補強桟で補
強し、下方に開口し内部に照明器具を設けた照明
カバーを補強桟に取付け、天井板の開口を透光板
で覆つたものである。そして、このように形成し
た天井材の縦桟や横桟を、上階の梁や小屋梁から
垂設した吊木等の天井支持材に固定し天井を形成
していた。
しかし、この構造においては、天井材は天井支
持材によつて支持されており、しかも天井支持材
は天井材の縦桟および横桟のみに固着しただけな
ので、天井板の照明カバーが固定された箇所は、
たとえ補強桟が設けてあつても照明カバーの重量
により撓み易くなつていた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、照明カバーを直接天井支持
材で支持することにより、天井板の撓みが防止で
きる天井材の構造を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の天井材の構造は、天井板の裏面両側
縁にそれぞれの長手方向に沿つて縦桟を設け、こ
の縦桟間に複数の横桟を横架し、前記天井板に開
口を設け、この開口の縁部に沿つて前記天井板の
裏面に補強桟を設け、下方に開口し内部に照明器
具を備えた照明カバーを前記補強桟に固定し、前
記天井板の前記開口を透光板で覆つた天井材の構
造において、前記照明カバーの両端部に天井支持
材に吊持可能な吊持部を設けたことを特徴とする
ものである。
この考案の構成によれば、内部に照明器具を備
えた照明カバーの両端部に天井支持材に吊持可能
な吊持部を設けたので、照明カバーを天井支持材
で直接支持することができ、天井板が撓むのを防
止することができる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基
づいて説明する。この天井材の構造は、第1図に
示すように、天井板1の裏面両側縁にそれぞれそ
の長手方向に沿って縦桟2を設け、この縦桟2間
に複数の横桟3を横架し、天井板1に開口1aを
設け、この開口1aの縁部に沿つて天井板1の裏
面に補強桟4を設け、下方に開口し内部に照明器
具8を備えた照明カバー5を補強桟4に固定し、
天井板1の開口1aを透光板9で覆つた天井材の
構造において、照明カバー5の両端部に天井支持
材に吊持可能な吊持部5eを設けたことを特徴と
するものである。
天井板1は、化粧合板や無垢の木材がなる。こ
の天井板1には開口1aが形成してあり、開口1
aの周囲に沿つて裏面に木材等からなる補強桟4
が固定してある。また、開口1aの内周側には透
光板9が載置できるように額縁10が設けてあ
る。
縦桟2および横桟3は、木材等からなる。この
縦桟2および横桟3は、はしご状に形成してあ
り、天井板1の裏面に固定した。
照明カバー5は、下方に開口した箱形形状をし
ており、底板部5a、側板部5b、端板部5cか
らなる。側板部5bの下端は外側に折り曲げら
れ、天井板1の補強桟4に固定してある。
底板部5aおよび側板部5bは、プラスチツク
や鋼板等からなり、端板部5cは、木材等からな
る。
底板部5aには、照明器具取付用穴5fおよび
配線用穴5gが複数設けてある。
側板部5bには、配線工事用穴と兼用した放熱
口5dが形成してある。この放熱口5dの構造
は、第2図に示すように、側板部5bの一部を円
形に打抜くことにより形成した。そして、この打
抜かれた部材を蓋板6として利用した。打抜く場
合に、円形の蓋板6の端面の相対する位置に一対
の耳状の突出部6aが形成できるように打抜き、
この突出部6aにビス挿通孔(図示せず)を設け
た。放熱口5dの内周端面は、軟質塩化ビニルや
ゴム等からなるV形断面のカバー材11で覆うこ
とにより、作業時のけがを防止した。また、側板
部5bには、蓋板6の突出部6aに設けたビス挿
通孔の位置に対応して一対のビス孔5hが形成し
てある。
底板部5aおよび側板部5bの端部には、端板
部5cを固定するための固着具12が挿通できる
固着具挿通孔13が設けてある。
放熱口5dには、これを塞ぐための蓋板6が設
けてある。この蓋板6は、側板部5bを打抜いて
形成した放熱口5dの打抜かれた部分をそのま利
用したものである。また、蓋板6には、多数の通
気孔6bが形成してある。この蓋板6は、照明カ
バー5の内側からビス7等により固定する。第3
図は、蓋板6を取付けた状態の放熱口5の部分断
面図である。
端板部5cは、木材等からなる。この端板部5
cは、照明カバー5の両端部を形成し、釘等の固
着具備12で固定した。端板部5cの外面には木
材等からなる角材が固定してあり、吊持部5eを
形成した。この吊持部5eは、垂下した天井支持
材の側面に固定することにより、照明カバー5を
吊持するために設けたものである。
額縁10は、木材等からなり、天井板1の開口
1aの内周に沿つて固定してある。額縁10の表
面にはニス等の手垢防止処理が施してあり、透光
板9が載置される面にはスポンジテープ等からな
る防虫パツキン(図示せず)が貼着してある。
透光板9は、半乳白アクリル板等からなり、天
井板1の開口1aを塞いだ。この透光板9は照明
カバー5を固定したあとに、下方から差し込み、
開口1aの周囲に設けた額縁10の上面に載置す
る。額縁10の上面には防虫パツキンが貼着して
あり、透光板9を載置した際に、透光板9の自重
により防虫パツキンが押圧され、額縁10と透光
板9との間の隙間をなくすことができる。
この実施例による天井材の形成手順を説明す
る。天井板1に縦桟2、横桟3、補強桟4を固定
し、開口1aの裏面側に照明器具8を固定した照
明カバー5を固定しておく。天井材をその配置に
従つて順次天井支持材に固定し、配線ケーブル
(図示せず)を天井材の裏面に這わせておく。照
明カバー5を固定した天井材を天井支持材に固定
する。天井材が全面に固定されたのちに、照明カ
バー5を固定した天井材の開口1aから手を入
れ、放熱口5dを利用して天井裏に這わせた配線
ケーブルを照明カバー5の底板部5aの配線用穴
5gから差し込み、照明器具8と接続する。蓋板
6で放熱口5dを内側から塞ぐ。この場合、蓋板
6の耳状に形成した突出部6aのビス挿通孔と照
明カバー5の側板部5bに形成したビス孔5hと
を合わせてビス7で固定する。開口1aの下方か
ら透光板9を差し込み、天井材の額縁10上に透
光板9を載置する。以上で天井材の取付けが完了
する。
この実施例の構成によると、照明カバー5の両
端部に吊持部5eを設けたので、照明カバー5が
直接天井支持材で支持できる。そのために、天井
材自体に照明カバー5の重量がかからず、天井材
が撓むことがない。また、この天井材は、照明カ
バー5を固定したものを含む全ての天井材を天井
支持材に固定し終わつた後でも、照明器具8と配
線ケーブルとの接続作業が天井裏においてでな
く、室内側からできるので、施工を容易に行うこ
とができる。また、照明カバー5の側板部5bに
は配線工事用穴と兼用できる放熱口5dを設け、
この放熱口5dを通気孔6bを設けた蓋板6で塞
いだので、照明カバー5内に熱気がこもることが
ない。また、この放熱口5dを蓋板6で塞ぐこと
により、天井裏から鼠や虫等が侵入するのを防止
することができる。
なお、第4図はこの考案の他の実施例の分解斜
視図である。この例においては、前記実施例にお
ける照明器具8の配置が直列から並列に変わつた
もので、それに伴つて、縦桟2、横桟3、補強桟
4の配置および照明カバー5の形状が変わつたも
のである。その他の構造は、前記実施例と同様な
ので説明は省略する。
また、前記実施例において、放熱口5dは円形
に形成していたが、円形以外のもの、例えば正方
形等でもよい。
〔考案の効果〕
この考案の天井材の構造によると、内部に照明
器具を備えた照明カバーの両端部に天井支持材に
吊持可能な吊持部を設けたので、照明カバーを天
井支持材で直接支持することができ、天井板が撓
むのを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第
2図はその部分詳細図、第3図は第2図の−
断面図、第4図はその考案の他の実施例の分解斜
視図である。 1……天井板、1a……開口、2……縦桟、3
……横桟、4……補強桟、5……照明カバー、5
d……放熱口、5e……吊持部、6……蓋板、8
……照明器具、9……透光板、10……額縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井板の裏面両側縁にそれぞれその長手方向に
    沿つて縦桟を設け、この縦桟間に複数の横桟を横
    架し、前記天井板に開口を設け、この開口の縁部
    に沿つて前記天井板の裏面に補強桟を設け、下方
    に開口し内部に照明器具を備えた照明カバーを前
    記補強桟に固定し、前記天井板の前記開口を透光
    板で覆つた天井材の構造において、前記照明カバ
    ーの両端部に天井支持材に吊持可能な吊持部を設
    けたことを特徴とする天井材の構造。
JP6161587U 1987-04-23 1987-04-23 Expired - Lifetime JPH0540166Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6161587U JPH0540166Y2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6161587U JPH0540166Y2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23

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Publication Number Publication Date
JPS63169611U JPS63169611U (ja) 1988-11-04
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JP6161587U Expired - Lifetime JPH0540166Y2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23

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JP2511765B2 (ja) * 1992-02-22 1996-07-03 株式会社アート・ウッド松川 和風照明器具備付け天井板

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JPS63169611U (ja) 1988-11-04

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