JPH0540139A - 電源ラインのノイズ認識装置 - Google Patents

電源ラインのノイズ認識装置

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JPH0540139A
JPH0540139A JP3219307A JP21930791A JPH0540139A JP H0540139 A JPH0540139 A JP H0540139A JP 3219307 A JP3219307 A JP 3219307A JP 21930791 A JP21930791 A JP 21930791A JP H0540139 A JPH0540139 A JP H0540139A
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JP
Japan
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noise
amount
power supply
supply line
attenuation
Prior art date
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Pending
Application number
JP3219307A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Saka
慎一 阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0540139A publication Critical patent/JPH0540139A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズ認識装置において、電源ラインよりシ
ステムに侵入するノイズ量、減衰量を定量的に測定し、
ノイズフィルタの故障の有無、システム誤動作の原因と
なるノイズの侵入を認識でき、かつ誤動作の迅速な原因
究明を可能とする。 【構成】 電源ラインに侵入するノイズをノイズ量測定
部2で定量的に測定し、その測定されたデータを減衰量
認識部3で比較してノイズの減衰量を測定し、減衰量が
一定値以下になるとアラーム信号を出力する。また、ノ
イズ量が一定値を超えるとノイズ量測定部2からアラー
ム信号を出力する。ノイズ量測定部2で測定したデータ
をメモリ4に記憶する。 【効果】 ノイズフィルタの故障の有無、システム誤動
作の原因となるノイズ侵入の認識が可能となり、かつ誤
動作の迅速な原因究明が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源ラインのノイズ認
識装置に関し、特に、システム立ち上げ時および動作時
における電源ラインよりシステムに侵入するノイズ量、
減衰量を定量的に測定する電源ラインのノイズ認識装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電源ラインより侵入するノイズの
減衰を認識する方法としては、設置予定場所で発生する
恐れがあるノイズを事前に把握し、電源ライン上に特性
の合ったノイズフィルターを設ける。電源ラインより侵
入するノイズに対しては評価段階にノイズシミュレータ
を使用してノイズの侵入量、許容量を測定する方法がと
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
電源ラインにおけるノイズ認識方法にあっては、評価段
階でのノイズシミュレータを使用してのノイズの侵入
量、許容量を測定することによってノイズの減衰を調べ
ているため、運用中に電源ラインより侵入するノイズの
減衰量を完全に検出することはできなかった。また、ノ
イズフィルターの故障も明確に判断することはできなか
った。ノイズフィルターの特性の不適合や許容値を超え
るノイズが電源ラインに乗ったことによりシステムにノ
イズが侵入し、誤動作を起こした場合にその原因を解明
するのに大幅な時間がかかってしまうという問題点があ
った。
【0004】本発明は、上記問題点にかんがみてなされ
たもので、システム立ち上げ時および動作時における電
源ラインよりシステムに侵入するノイズ量、減衰量を定
量的に測定することにより、ノイズフィルタの故障の有
無、システム誤動作の原因となるノイズの侵入を認識で
き、かつ誤動作の迅速な原因究明を可能とした電源ライ
ンのノイズ認識装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電源ラインのノイズ認識装置は、電源ライン
に設けられたノイズフィルタの両端に接続され前記電源
ラインより侵入するノイズを定量的に測定するノイズ量
測定部と、該ノイズ量測定部で測定されたデータを比較
してノイズの減衰量を測定し、該減衰量が一定値以下に
なるとアラーム信号を出力する減衰量認識部とを備える
構成としてあり、好ましくは、前記ノイズ量測定部が、
侵入したノイズが一定値以上になるとアラーム信号を出
力する機能を備える構成としてあり、さらに、前記ノイ
ズ量測定部で測定したデータを記憶するメモリを備える
構成としてある。
【0006】
【作用】ノイズ量測定部で測定したノイズ量から減衰認
識部でノイズ量の減衰量を測定することで、ノイズフィ
ルタの減衰効果を調べる。また、ノイズ量が一定値を超
えると、ノイズ量測定部からアラーム信号を出力し、シ
ステム誤動作の原因となるノイズの侵入を知らせる。ノ
イズ量測定部の測定データは、誤動作の迅速な原因究明
のためにメモリに記憶される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例によるノイズ認
識装置の構成ブロック図である。本ノイズ認識装置1
は、ノイズ量測定部2と、ノイズの減衰量認識部3と、
メモリ4と、バッテリー5を備えて構成される。
【0008】ノイズ量測定部2は、電源ライン10,1
1に挿入されたノイズフィルタ6の両端と接続されてお
り、ノイズフィルタ6の両端の電源ライン10に侵入す
るノイズをノイズ量測定信号12,13により定量的に
測定しデータを得る。また、その測定したデータをノイ
ズ量転送ライン14,16を介して各々メモリ4、減衰
量認識部3へ転送する。また、システム内に侵入するイ
ズ量測定信号13より検出するノイズの値が一定値以上
になるとアラーム信号18を出力する。
【0009】減衰量認識部3は、ノイズ量測定部2より
転送されたノイズフィルタ6の両端の電源ライン10,
11のノイズ量の値を比較しノイズの減衰量を測定す
る。その値がノイズフィルタ6の減衰特性を下回った場
合には、ノイズフィルタ6の故障とみなしアラーム信号
17を出力する。
【0010】メモリ4は、ノイズ量転送ライン14を介
してノイズ量測定部2より転送されたデータを記憶す
る。ノイズ量転送ライン14を介してノイズ量測定部2
より転送されるデータは、例えば、電源ライン10,1
1の電圧のピーク値、周波数変動の最大値、インパルス
電圧の最大値およびそれらの発生時間からなる。また、
メモリ4にはバックアップ電源であるバッテリー5が接
続されていて、このバッテリー5から電力供給ライン1
5を介して電力を供給されシステム停止後もデータを保
持することができる。
【0011】ノイズフィルタ6は、電源ライン10,1
1間に挿入して設けられ、電源ライン10,11のノイ
ズを減衰させる機能を有する。。
【0012】次に、上述した本実施例によるノイズ認識
装置の作用をシステム立ち上げ時にノイズフィルタ6が
故障していた場合を例に説明する。システム立ち上げ時
にノイズフィルタ6の両端の電源ライン10,11から
ノイズが侵入していないかをノイズ量測定部2がノイズ
量測定信号12,13から検出測定する。ノイズ量測定
部2は、そのデータをノイズ量転送ライン16を通して
減衰量認識部3に転送する。減衰量認識部3は、電源ラ
イン10,11のノイズ量を比較し、ノイズの減衰量を
測定する。測定データがノイズフィルタ6の減衰特性か
ら定められた値より下回っている場合、ノイズフィルタ
6の故障とみなし、アラーム信号17を出力してノイズ
フィルタ6の故障を知らせる。
【0013】さらに、システム動作中にノイズフィルタ
6の特性の不適合や許容値を超えるノイズが電源ライン
10,11から侵入したことによってシステムが誤動作
を起こした場合を例に説明する。システム動作中、電源
ライン10,11より侵入した場合、ノイズ量測定部2
はノイズ量測定信号12,13からノイズ量を測定し、
ノイズの侵入を認識する。ノイズが侵入したことを認識
すると、ノイズ量測定部2はノイズ量転送ライン14,
16よりノイズの測定データをメモリ4および減衰量認
識部3へ転送する。減衰量認識部3は、転送されたノイ
ズ量を比較し、ノイズフィルタ6の減衰特性より下回っ
ているかどうかを認識することによってノイズフィルタ
6の故障であるか、一過性のノイズであるかを認識す
る。
【0014】ノイズフィルタ6の故障であればアラーム
信号17を出力し故障を知らせる。また、一過性のノイ
ズであれば、なんら信号を出力せずノイズ量測定部2か
ら転送されたデータをメモリ4で保持される。このメモ
リ4のデータは、バッテリー5から電力供給ライン15
を介して電力を供給されることによりシステム停止後も
保持される。このように、データをメモリ4に保持する
ことから、誤動作の再度の発生を待つことなくデータを
取得できるので、迅速な原因究明が可能である。
【0015】ついで、システム動作中にシステム内に電
源ライン10,11より侵入するノイズが一定値以上に
なった場合を説明する。システム動作中11よりノイズ
が侵入した場合、ノイズ量測定部2はノイズ量測定信号
12,13からノイズ量を測定しノイズの侵入を認識す
る。測定したノイズ量のデータが一定値以上である場
合、ノイズ量測定部2はアラーム信号18を出力する。
このアラーム信号18によって誤動作の原因となり得る
ノイズの侵入を認識することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のノイズ認
識装置は、電源ラインより侵入するノイズをノイズ量測
定部で測定し、ノイズ減衰量認識部でノイズフィルタの
減衰量を測定することによって、ノイズフィルタの減衰
効果を調べることができノイズフィルタの故障の有無を
判明することができる。また、ノイズ量が一定値を超え
た場合に、ノイズ量測定部からアラーム信号を出力する
ことから、システム誤動作の原因となるノイズの侵入を
認識することができる。さらに、ノイズ測定部で測定し
たデータをメモリに保持することによって、誤動作を再
度待つことなくデータを取得でき原因究明の時間が大幅
に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるノイズ認識装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…ノイズ認識装置 2…ノイズ量測定部 3…減衰量認識部 4…メモリ 5…バッテリー 6…ノイズフィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源ラインに設けられたノイズフィルタ
    の両端に接続され前記電源ラインより侵入するノイズを
    定量的に測定するノイズ量測定部と、該ノイズ量測定部
    で測定されたデータを比較してノイズの減衰量を測定
    し、該減衰量が一定値以下になるとアラーム信号を出力
    する減衰量認識部とを備えることを特徴とする電源ライ
    ンのノイズ認識装置。
  2. 【請求項2】 前記ノイズ量測定部が、侵入したノイズ
    が一定値以上になるとアラーム信号を出力する機能を備
    えることを特徴とする請求項1記載の電源ラインのノイ
    ズ認識装置。
  3. 【請求項3】 前記ノイズ量測定部で測定したデータを
    記憶するメモリを備えることを特徴とする請求項1また
    は2記載の電源ラインのノイズ認識装置。
JP3219307A 1991-08-06 1991-08-06 電源ラインのノイズ認識装置 Pending JPH0540139A (ja)

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Cited By (4)

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