JPH0540054U - 車両用スライドドアのジヤンクシヨンスイツチ - Google Patents

車両用スライドドアのジヤンクシヨンスイツチ

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JPH0540054U
JPH0540054U JP9939891U JP9939891U JPH0540054U JP H0540054 U JPH0540054 U JP H0540054U JP 9939891 U JP9939891 U JP 9939891U JP 9939891 U JP9939891 U JP 9939891U JP H0540054 U JPH0540054 U JP H0540054U
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door
slide door
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socket
guide rail
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義明 長澤
利昭 小野山
幹雄 篠辺
和喜 崎
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドア開口部等の見栄えを向上し、電装品へ給
電する自由度を確保できる車両用スライドドアのジャン
クションスイッチを提供する。 【構成】 ロアガイドレール4bはドア開口3に形成し
たステップ7の下面に固定され、湾曲部yからの先端の
直線部にソケット8を固定する。ソケット8の内面に
は、導電性部材により給電パターン9が形成されてい
る。そして、ロアガイドレール4bに案内されて転動す
る水平ローラ6bを設けた下方のドア支持ブラケット5
bの先端部に、スライドドア1が閉塞すると前記ソケッ
ト8に嵌まる挿嵌部材10を固定する。該挿嵌部材10
には、前記給電パターン9に接触する給電ブラシ12が
形成される。給電パターン9を形成したソケット8と、
給電ブラシ12を形成した挿嵌部材10とによりジャン
クションスイッチJが構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スライドドアの閉塞時スライドドア側と車体側との間で給電を可能 とした車両用スライドドアのジャンクションスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用スライドドアのジャンクションスイッチaの構成は、図6に示す ようにスライドドアbが開くドア開口cの開口縁部に給電端子dを配設し、該給 電端子dと雌雄の関係になる給電端子eをスライドドアbの側端部に固定して、 スライドドアbを閉塞したときの前記両給電端子d,eの嵌合により給電を確保 していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成のジャンクションスイッチの給電端子dまたはeの一 方は、棒状の雄端子となるため乗降時に衣服を引っかけたり、電気的短絡を生じ たりする虞れがある。このため、前記雌雄の関係になる給電端子の相互の嵌合ス トロークは、最大10mm程度として雄端子の突出長を短くしている。このよう に、嵌合ストロークが短いためスライドドアに装備する電装品に給電する自由度 を確保しようとすると、端子数を増加する必要がありジャンクションスイッチが 大きくなり、しかもドア開口部やスライドドアの側端部に現れるから見栄えが悪 いという問題点がある。 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであり、ドア開口部等の見 栄えを向上するとともに、スライドドアに装備する電装品に給電する自由度を確 保できる車両用スライドドアのジャンクションスイッチを提供することを目的と するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための具体的手段として、スライドドアのドア支持ブラケ ットに水平ローラを設け、該水平ローラを車体側に形成したスライドドアガイド レールにより案内して開閉するスライドドアの閉塞時、車体側と前記スライドド ア側との間で給電可能とするものにおいて、前記スライドドアガイドレールの端 部に給電パターン若しくは給電ブラシを配設するとともに、前記ドア支持ブラケ ットに給電ブラシ若しくは給電パターンを固定して、前記スライドドアの閉塞時 前記給電パターンと給電ブラシの接触によりスライドドア側と車体側との間を給 電可能とした車両用スライドドアのジャンクションスイッチが提供される。
【0005】
【作用】
上記構成の車両用スライドドアのジャンクションスイッチは、スライドドアを 閉塞するとスライドドアガイドレールの端部に配設した給電パターン若しくは給 電ブラシと、該スライドドアガイドレールに案内される水平ローラを設けたスラ イドドアのドア支持ブラケットに固定した給電ブラシ若しくは給電パターンとが 接触して、スライドドア側と車体側との間を給電可能にする。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1はスライドドア1を装着した 自動車の概略側面図、図2は図1におけるA−A線断面図、図3は同、B−B線 断面図である。スライドドア1は閉塞位置では、その外面がボデー2の外面と同 一面で収納され、開くときは前記スライドドア1をスライド移動させるとともに 外方へ引き出した後、ボデー2の外面に沿ってスライド移動するようになってい る。このため、ドア開口3の上縁3aと下縁3bに沿って設けられるスライドド ア1のアッパガイドレール4aとロアガイドレール4bとにはそれぞれ湾曲部y を形成し、スライドドア1の内面の上方に固定したドア支持ブラケット5aに設 けた水平ローラ6aと下方に固定したL字形のドア支持ブラケット5bに設けた 水平ローラ6bをそれぞれ案内する。
【0007】 前記ロアガイドレール4bはドア開口3に形成したステップ7の下面に固定さ れ、前記湾曲部yからの先端の直線部にソケット8を固定する。ソケット8の内 面には、導電性部材により給電パターン9が形成されている。そして、ロアガイ ドレール4bに案内されて転動する水平ローラ6bを設けた下方のドア支持ブラ ケット5bの先端部に、スライドドア1が閉塞すると前記ソケット8に嵌まる挿 嵌部材10を取付ボルト11により取付位置調整自由に固定する。該挿嵌部材1 0には、前記給電パターン9に接触する給電ブラシ12が形成される。上記給電 パターン9を形成したソケット8と、給電ブラシ12を形成した挿嵌部材10と によりジャンクションスイッチJが構成される。また、前記ドア支持ブラケット 5bには、前記ステップ7に形成したフロアパネル13上で転動する垂直ローラ 14が設けられる。
【0008】 前記ソケット8の給電パターン9には、一端を図示しない制御回路等に接続し たワイヤーハーネス15を接続する。また、前記挿嵌部材10の給電ブラシ12 には、一端をスライドドア1に装備した図示しない電装品に接続したワイヤーハ ーネス16を接続する。
【0009】 上記構成の本実施例は、開放されたスライドドア1をボデー2の外面に沿って スライド移動させると、アッパガイドレール4aとロアガイドレール4bとに案 内され、最終的にはスライドドア1がドア開口3内に嵌まり込んで閉塞する。こ のとき、ロアガイドレール4bの湾曲部yの端部に固定したソケット8に挿嵌部 材10が嵌まり、給電パターン9と給電ブラシ12とが接触して給電可能となる 。前記ソケット8及びその内部の給電パターン9の長さは、湾曲部yから先端の 直線部の区間x(図5参照)で延長でき、ソケット8と挿嵌部材10との挿嵌スト ロークを必要に応じて自由に調整できる。このとき、挿嵌部材10は取付ボルト 11により、取付位置調整自由にドア支持ブラケット5bに固定しているから、 前記挿嵌ストロークの延長等の調整に対処できる。また、給電パターン9を延長 するとともに給電ブラシ12を増加することにより、給電の自由度を容易に確保 できスライドドア1内に装備する電装品の増加に対応できる。
【0010】 尚、前記ソケット8をドア支持ブラケット5bに固定し、挿嵌部材10をロア ガイドレール4bに固定することもできる。さらに、このソケット8と挿嵌部材 10との組合せになるジャンクションスイッチJは、前記ドア開口3の上縁3a の前記アッパガイドレール4aと上方のドア支持ブラケット5aとの間に設ける こともできる。
【0012】
【考案の効果】
本考案の車両用スライドドアのジャンクションスイッチは上記の構成及び作用 を有し、スライドドアを閉塞するとスライドドアガイドレールの端部に配設した 給電パターン若しくは給電ブラシと、該スライドドアガイドレールに案内される 水平ローラを設けたスライドドアのドア支持ブラケットに固定した給電ブラシ若 しくは給電パターンとが接触して、スライドドア側と車体側との間を給電可能に するもので、ドア開口部及びスライドドア側端部に現れることがないから、ドア 開口部の見栄えが向上するとともに、乗降時に衣服が引っ掛かったり貨物等が当 たったりして電気的短絡を生じる虞れがない。また、給電パターンと給電ブラシ の相互の給電ストロークを調整して、スライドドアに装備する電装品に給電する 自由度を確保できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライドドアを装着した自動車の概略側面図で
ある。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図1におけるB−B線断面図である。
【図4】ジャンクションスイッチを構成するソケットと
挿嵌部材の斜視図である。
【図5】ロアガイドレールとドア支持ブラケットとの関
係を示した概略平断面図である。
【図6】従来例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1...スライドドア、 4a...アッパガイドレール、
4b...ロアガイドレール、 5a,5b...ドア支持ブ
ラケット、8...ソケット、 9...給電パターン、 1
0...挿嵌部材、 12...給電ブラシ、 J...ジャン
クションスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 崎 和喜 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドドアのドア支持ブラケットに水
    平ローラを設け、該水平ローラを車体側に形成したスラ
    イドドアガイドレールにより案内して開閉するスライド
    ドアの閉塞時、車体側と前記スライドドア側との間で給
    電可能とするものにおいて、 前記スライドドアガイドレールの端部に給電パターン若
    しくは給電ブラシを配設するとともに、前記ドア支持ブ
    ラケットに給電ブラシ若しくは給電パターンを固定し
    て、前記スライドドアの閉塞時前記給電パターンと給電
    ブラシの接触によりスライドドア側と車体側との間を給
    電可能とした車両用スライドドアのジャンクションスイ
    ッチ。
JP1991099398U 1991-11-05 1991-11-05 車両用スライドドアのジャンクションスイッチ Expired - Lifetime JP2566161Y2 (ja)

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Publications (2)

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JPH0540054U true JPH0540054U (ja) 1993-05-28
JP2566161Y2 JP2566161Y2 (ja) 1998-03-25

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6122794A (ja) * 1984-07-11 1986-01-31 Toray Ind Inc 電圧型インバ−タの再起動法
JPS62135659U (ja) * 1986-02-21 1987-08-26
JPH0337253A (ja) * 1989-07-05 1991-02-18 Shin Etsu Chem Co Ltd クリーニング組成物

Patent Citations (3)

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