JPH0540016Y2 - - Google Patents

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JPH0540016Y2
JPH0540016Y2 JP13420988U JP13420988U JPH0540016Y2 JP H0540016 Y2 JPH0540016 Y2 JP H0540016Y2 JP 13420988 U JP13420988 U JP 13420988U JP 13420988 U JP13420988 U JP 13420988U JP H0540016 Y2 JPH0540016 Y2 JP H0540016Y2
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paper
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separation
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数枚の未印字用紙を一枚に分離し
て、印字部に供給する分離給紙装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、プリンタには、複数枚の未印字用紙を
一枚に分離して、印字部に供給するため、例え
ば、実開昭63−17146号公報に開示されるような
分離給紙装置が配置されている。
第14図は、この種の分離給紙装置を備えた自
動給紙装置を示すもので、図において符号11は、
積層された未印字用紙13を立て掛け状態で収容
する未印字スタツカを示している。
この未印字スタツカ11は、分離給紙装置を構
成するプレツシヤプレート15と紙分離部材17
とを有しており、プレツシヤプレート15は、筐
体19に一端を固定される板ばね21により前方
に付勢されている。
そして、紙分離部材17の前方には、所定間隔
を置いて送りローラ23が配置されている。
送りローラ23の前方には、所定間隔を置い
て、プラテン25を通過し印字された印字済用紙
27を後壁29に立て掛け状態で積層して収容す
る印字済スタツカ31が配置されている。
そして、この印字済スタツカ31の前方には、
印字済用紙27を排紙する排紙ローラ33が配置
されている。
以上のように構成された自動給紙装置では、未
印字スタツカ11に積層させた未印字用紙13
は、送りローラ23の回転により、送りローラ2
3と紙分離部材17との間を通過する間に分離さ
れ、プラテン25を通過する間に印字され、印字
済用紙27は、排紙ローラ33の回転により印字
済スタツカ31に送られ、ここにおいて積層され
る。
そして、以上のように構成された自動給紙装置
では、分離給紙装置における未印字用紙13の分
離は、第15図に示すように、紙分離部材17の
載置面35に未印字用紙13を載置し、プレツシ
ヤプレート15により未印字用紙13を送りロー
ラ23に押圧した状態で、送りローラ23を矢符
A方向に回転することにより行なわる。
すなわち、送りローラ23の回転により、未印
字用紙13の下端が滑動案内面37を下方に滑
り、規制面39に数枚が達し、送りローラ23に
直接当接する一枚目の未印字用紙13の弾性によ
り他の未印字用紙13が規制面39上に取り残さ
れ、一枚目の未印字用紙13のみが規制面39の
縁部40を超えてプラテン25に向けて移送され
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の分離給紙装置
では、例えば、葉書等の厚手の剛性の強い用意の
分離に長年使用すると規制面39の縁部40の摩
耗が早く、この摩耗量が大きくなると、未印字用
紙13の分離が不確実になり、重送の原因になる
という問題があつた。
そこで、このような場合には、紙分離部材17
を交換する必要が生ずるが、従来、紙分離部材1
7が、自動給紙装置の筐体19に一体に形成され
ているため、筐体19を全部交換する必要があ
り、筐体19の交換に多大な時間を要するととも
に、筐体19が比較的高価であるため、交換コス
トが増大するという問題があつた。
本考案は、上記のような問題を解決したもの
で、紙分離部材の規制面のみを迅速に交換するこ
とのできる分離給紙装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかわる分離給紙装置は、筐体に、水
平方向に所定間隔を置いて、複数の紙分離部材を
配置するとともに、前記紙分離部材の上部に、未
印字スタツカに積層して立て掛けられる複数枚の
未印字用紙の下端部を支持する載置面と、この載
置面に連続し送りローラ側に傾斜して形成される
滑動案内面と、この滑動案内面に連続し送りロー
ラ側に形成され未印字用紙を一枚に分離する規制
面とを形成してなる分離給紙装置において、前記
紙分離部材の少なくとも前記規制面部分を前記筐
体に対して着脱自在に配置したものである。
〔作用〕
本考案においては、紙分離部材の少なくとも規
制面部分を筐体に対して着脱自在に配置したの
で、規制面が摩耗した時には、規制面のみが交換
される。
〔実施例〕 以下、本考案の詳細を図面に示す実施例につい
て説明する。
第1図は、本考案の分離給紙装置の一実施例を
示しており、第2図ないし第4図は、第1図の分
離給紙装置を備えて自動給紙装置を示している。
第2図ないし第4図において符号41は、積層
された未印字用紙43を立て掛け状態で収容する
未印字スタツカを示している。
この未印字スタツカ41は、分離給紙装置を構
成するプレツシヤプレート45と紙分離部材47
とを有しており、プレツシヤプレート45は、筐
体49に一端を固定される板ばね51により前方
に付勢されている。
そして、分離リブ47の前方には、所定間隔を
置いて送りローラ53が配置されている。
送りローラ53の前方には、所定間隔を置い
て、プラテン55を通過し印字された印字済用紙
57を立て掛け状態で積層して収容する印字済ス
タツカ59が配置されている。
そして、この印字済スタツカ59の前方には、
印字済用紙57を排紙する排紙ローラ61が配置
されている。
なお、第3図および第4図において、符号62
は幅決め部材を、符号63はクラツチ機構を、符
号64はプラテン軸を示している。
第1図は、分離給紙装置の詳細を示すもので、
図において符号49は、自動給紙装置の筐体を示
している。
この筐体49の水平面66には、水平方向に所
定間隔を置いて、一対の紙分離部材47が配置さ
れ、この紙分離部材47の外側に所定間隔を置い
て一対の載置リブ67が形成されている。
紙分離部材47および載置リブ67の上面に
は、プレツシヤプレート45が配置され、紙分離
部材47の前方には、送りローラ53が配置され
ている。
この実施例では、紙分離部材47の上部には、
プレツシヤプレート45に積層して立て掛けられ
る複数枚の未印字用紙43の下端部を支持する載
置面68と、この載置面68に連続し送りローラ
53側に傾斜して形成される滑動案内面69と、
この滑動案内面69に連続し送りローラ53側に
形成され未印字用紙43を一枚に分離する規制面
70とが形成されている。
しかして、この実施例では、紙分離部材47
が、筐体49に対して着脱自在に配置されてい
る。
すなわち、第5図に示すように、紙分離部材4
7の側面には、L字形状の係合駒71が一体に突
設されており、この係合駒71の内面には、上下
方向に三角形状の係止凹溝72が形成されてい
る。
一方、筐体49の水平面66には、紙分離部材
47を固定するための固定リブ73が一体に形成
されており、この固定リブ73には、挿通窓74
および係合窓75が連続して形成され、係合窓7
5の上部には、係止凹溝72に対応する形状の係
止凸条76が一体に形成されている。
そして、紙分離部材47は、第5図に矢符で示
したように、紙分離部材47の係合駒71を、固
定リブ73の挿通窓74から挿通した後、係合窓
75側に移動し、係止凹溝72を係止凸条76に
係止することにより、固定リブ73を介して筐体
49に着脱自在に固定される。
なお、紙分離部材47の材質は、耐磨耗性の大
きい材質が望ましいが、ポリアミド、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の熱可
塑性樹脂の他、ポリエステル、エポキシ等の熱硬
化性樹脂あるいはこれ等の樹脂をガラス、カーボ
ン、ウイスカ等で補強したFRPでも良く、さら
に、ステンレス鋼、チタン等の金属あるいは炭化
珪素、アルミナ等のセラミツクスでも良い。
以上のように構成された自動給紙装置では、第
2図に示したように、未印字スタツカ41に積層
された未印字用紙43は、送りローラ53の回転
により、送りローラ53と紙分離部材47との間
を通過する間に分離され、プラテン55を通過す
る間に印字され、印字済用紙57は、排紙ローラ
61の回転にり印字済スタツカ59に送られ、こ
こにおいて積層される。
しかして、以上のように構成された分離給紙装
置では、紙分離部材47を固定リブ73を介して
筐体49に対して着脱自在に配置したので、長年
の使用により規制面70の縁部77が磨耗した場
合には、筐体49の固定リブ73から磨耗した紙
分離部材47を取り外し、新たな紙分離部材47
を装着することにより、紙分離部材47の規制面
70のみを迅速に交換することが可能となる。
そして、比較的高価な筐体49を交換する必要
がなくなるため、交換コストを低減することが可
能となる。
さらに、以上のように構成された分離給紙装置
では、未印字スタツカ41の上方から、紙分離部
材47を脱着することが可能であるため、未印字
スタツカ41あるいは印字済スタツカ59等を分
解することなく紙分離部材47の交換を行なうこ
とが可能である。
また、紙分離部材47の交換が容易であること
から、未印字用紙43の厚み、剛性、表面状態等
の紙質に対応して、紙分離部材47を交換するこ
とにより、未印字用紙43の損傷、重送等を確実
に防止することが可能となる。
第6図および第7図は、本考案の分離給紙装置
の他の実施例を示すもので、この実施例では、紙
分離部材78の下面に係止爪79が形成され、ま
た、後面には、突部80が形成されている。
一方、筐体49の水平面66には、挿通窓81
および係止窓82が形成され、垂直面83には、
係合窓84が形成されている。
そして、紙分離部材78は、第6図に矢符で示
したように、紙分離部材78の係止爪79を、筐
体49の挿通窓81から挿通した後、係合窓84
側に移動し、係合窓84に突部80を嵌合し、係
止爪79を係止窓82に係止することにより、筐
体49に着脱自在に固定される。
以上のように構成された分離給紙装置において
も第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を得る
ことができる。
第8図および第9図は、本考案の分離給紙装置
のさらに他の実施例を示すもので、この実施例で
は、底板86の両端に一対の紙分離部材87が立
設されており、一対の紙分離部材87の側面に係
止爪88が形成されている。
一方、筐体49の水平面66には、係止窓89
が形成されている。
そして、紙分離部材87は、第8図に矢符で示
したように、紙分離部材87の係止爪88を、筐
体49の係止窓89に係止することにより、筐体
49に着脱自在に固定される。なお、この実施例
では、底板86の底面の一部が、筐体49の凹部
90に嵌合される構造とされている。
以上のように構成された分離給紙装置において
も第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を得る
ことができる。
第10図および第11図は、本考案の分離給紙
装置のさらに他の実施例を示すもので、この実施
例では、紙分離部材91は、載置面68および滑
動案内面69の形成される載置リブ92と、規制
面70の形成される規制面部材93とから構成さ
れている。
規制面部材93は、後面に沿つて係止突条94
が形成されている。
一方、載置リブ92は、規制面部材93の厚み
に対応する間隔を置いて一対配置され、筐体49
の水平面66に一体に形成され、さらに、内側面
には、係止凹溝95が形成されている。
そして、規制面部材93は、第10図に矢符で
示したように、一対の載置リブ92の係止凹溝9
5を係止される。
以上のように構成された分離給紙装置において
も第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を得る
ことができるが、この実施例では、規制面部材9
3だけの交換が可能となるため、規制面70の交
換をさらに安価に行なうことが可能となる。
第12図および第13図は、本考案の分離給紙
装置のさらに他の実施例を示すもので、この実施
例では、紙分離部材96は、載置面68および滑
動案内面69の形成される載置リブ97と、規制
面70の形成される規制面部材98とから構成さ
れている。
規制面部材98には、後面側に開口する係止凹
溝99ガ形成されており、この係止凹溝99に
は、図示しない凹溝が形成されている。
一方、載置リブ97は、筐体49に一体に形成
され、この載置リブ97には、規制面部材98を
収容する凹部100が形成され、この凹部100
には、凸部101が形成されている。
そして、規制面部材98は、第12図に矢符で
示したように、載置リブ97の凹部100に係止
凹溝99を嵌合され、載置リブ97の突部10に
規制面部材98の係止凹溝99に形成される図示
しない凹溝が係止されている。
以上のように構成された分離給紙装置において
も第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を得る
ことができるが、この実施例では、規制面部材9
8だけの交換が可能となるため、規制面70の交
換をさらに安価に行なうことが可能となる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の分離給紙装置によ
れば、紙分離部材の少なくとも規制面部分を筐体
に対して着脱自在に配置したので、紙分離部材の
規制面のみを迅速に交換することができるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の分離給紙装置の一実施例を示
す斜視図である。第2図は第1図の分離給紙装置
を備えた自動給紙装置を示す縦断面図である。第
3図は第2図の上面図である。第4図は第2図の
正面図である。第5図は第1図の紙分離部材の詳
細を示す斜視図である。第6図ないし第13図は
本考案の分離給紙装置の他の実施例の要部を示す
説明図である。第14図は従来の自動給紙装置を
示す縦断面図である。第15図および第16図は
第14図の自動給紙装置における分離給紙装置の
作動状態を示す説明図である。 主要な部分の符号の説明、41……未印字スタ
ツカ、43……未印字用紙、47……紙分離部
材、49……筐体、53……送りローラ、68…
…載置面、69……滑動案内面、70……規制
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体に、水平方向に所定間隔を置いて、複数の
    紙分離部材を配置するとともに、前記紙分離部材
    の上部に、未印字スタツカに積層して立て掛けら
    れる複数枚の未印字用紙の下端部を支持する載置
    面と、この載置面に連続し送りローラ側に傾斜し
    て形成される滑動案内面と、この滑動案内面に連
    続し送りローラ側に形成され未印字用紙を一枚に
    分離する規制面とを形成してなる分離給紙装置に
    おいて、前記紙分離部材の少なくとも前記規制面
    部分を前記筐体に対して着脱自在に配置したこと
    を特徴とする分離給紙装置。
JP13420988U 1988-10-14 1988-10-14 Expired - Lifetime JPH0540016Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13420988U JPH0540016Y2 (ja) 1988-10-14 1988-10-14

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JP13420988U JPH0540016Y2 (ja) 1988-10-14 1988-10-14

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Publication Number Publication Date
JPH0255634U JPH0255634U (ja) 1990-04-23
JPH0540016Y2 true JPH0540016Y2 (ja) 1993-10-12

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JP13420988U Expired - Lifetime JPH0540016Y2 (ja) 1988-10-14 1988-10-14

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