JPH0539390U - スポンジ - Google Patents
スポンジInfo
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- JPH0539390U JPH0539390U JP10021291U JP10021291U JPH0539390U JP H0539390 U JPH0539390 U JP H0539390U JP 10021291 U JP10021291 U JP 10021291U JP 10021291 U JP10021291 U JP 10021291U JP H0539390 U JPH0539390 U JP H0539390U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sponge
- protein
- present
- synthetic resin
- derivative
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 しっとりとした柔らかな手触りを有し肌当た
りの良好なスポンジを提供する。 【構成】 スポンジ本体11に、各種蛋白質を分解した
ものまたはその誘導体からなる蛋白質体20が付着形成
されてなることを特徴とするスポンジ。
りの良好なスポンジを提供する。 【構成】 スポンジ本体11に、各種蛋白質を分解した
ものまたはその誘導体からなる蛋白質体20が付着形成
されてなることを特徴とするスポンジ。
Description
【0001】
この考案は浴用または化粧用などに使用されるスポンジに関する。
【0002】
一般に、浴用あるいは化粧用のスポンジ類は、ポリウレタンなどが所望の形状 に発泡成形された合成樹脂発泡体や海綿などの天然素材が用いられている。
【0003】 しかしながら、前者の合成樹脂発泡体よりなるスポンジにあっては、価格は安 価であるものの、保水性や肌当たりなどの使用感においていまだ天然素材には及 ばなかった。 また、長年の使用によってスポンジが変成し手触りがごわごわして使用の際に 不快感を感じるだけでなく、皮膚に細かな傷を付けるおそれがあった。
【0004】 一方、後者の毛材は天然素材であるため皮膚に対する感触が良好で使用感に優 れているものの、天然の資源であるがゆえに、将来的に安定した品質の原料を定 量的に供給することが難しくなるおそれがある。
【0005】
この考案は、上記した問題点に鑑み提案されたものであって、しっとりとした 柔らかな手触りを有し肌当たりの良好なスポンジを提供しようとするものである 。
【0006】
すなわち、この考案は、スポンジ本体に、各種蛋白質を分解したものまたはそ の誘導体からなる蛋白質体が付着形成されてなることを特徴とするスポンジに係 る。
【0007】
以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説明する。 図1はこの考案の一例を示す浴用スポンジの斜視図、図2はこの考案の他の例 を示す化粧用スポンジ斜視図である。
【0008】 図1に示されるように、この考案のスポンジ10は、ポリウレタンなどの合成 樹脂発泡体または海綿などの天然素材が用途に応じて適宜の形状に形成されたス ポンジ本体11よりなる。
【0009】 この実施例において、前記スポンジ本体11にはその中央部に握り部12が形 成されている。
【0010】 このスポンジ本体11には、各種の蛋白質を分解したもの、またはその誘導体 からなる蛋白質体20が付着形成されている。
【0011】 前記蛋白質体20にはコラーゲン、ケラチン、シルクなど各種の高分子量の蛋 白質を加水分解することにより、蛋白質本来の高い保湿性と皮膚への吸着性をを 損なうことなく利用しやすい低分子量に分解して得られたポリペプチドおよびそ の誘導体が好ましく用いられ、例えば商品名「プロモイス」が有用である。
【0012】 この蛋白質体20は、たとえば、スポンジが合成樹脂発泡体よりなる場合、原 料となるウレタンなどの合成樹脂材料に添加されて一体に混練、スポンジに発泡 成形される。
【0013】 あるいは、天然素材または合成樹脂よりなるスポンジ本体11に、前記蛋白質 体20の溶液を塗布、噴霧したり、あるいはスポンジ本体11を蛋白質体20の 溶液中に浸漬することによってその表面に該蛋白質体20の皮膜を吸着または造 膜させてもよい。
【0014】 この蛋白質体20の存在によって、スポンジ本体に適度のしっとり感を与え、 合成樹脂の変成によるスポンジのごわつきがなくいつまでも柔らかな使用感を保 つことができる。
【0015】 図2は化粧用スポンジの例である。 この化粧用スポンジ30は、いわゆる化粧用パフと呼ばれるもので、スポンジ 本体31の片面に持ち手32が取り付けられている。
【0016】 このスポンジ本体31は合成樹脂発泡体あるいは海綿などの天然素材よりなり 、蛋白質体20が混入、浸漬、造膜、塗布など前述した方法によって付着形成さ れている。 なお、この実施例によるスポンジ本体31は、図示したように、スポンジ体の 表面が起毛された布帛33によって被覆されてなり、該布帛33にも前記蛋白質 体20が付着形成されている。
【0017】
以上図示し説明したように、この考案のスポンジによれば、スポンジ本体に各 種の蛋白質を分解したもの、またはその誘導体からなる蛋白質体が付着形成され ているものであるから、いつまでも柔らかな使用感を有し肌当たりの良好なスポ ンジを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一例を示す浴用スポンジの斜視図で
ある。
ある。
【図2】この考案の他の例を示す化粧用スポンジ斜視図
である。
である。
10 スポンジ 11 スポンジ本体 20 蛋白質体
Claims (3)
- 【請求項1】 スポンジ本体に、各種蛋白質を分解した
ものまたはその誘導体からなる蛋白質体が付着形成され
てなることを特徴とするスポンジ。 - 【請求項2】 請求項1において、蛋白質体がスポンジ
本体内に一体に混入されてなるスポンジ。 - 【請求項3】 請求項1において、蛋白質体がスポンジ
本体表面に吸着または造膜されてなるスポンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991100212U JPH0748156Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | スポンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991100212U JPH0748156Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | スポンジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539390U true JPH0539390U (ja) | 1993-05-28 |
JPH0748156Y2 JPH0748156Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=14267997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991100212U Expired - Lifetime JPH0748156Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | スポンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748156Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6421608U (ja) * | 1987-07-29 | 1989-02-03 | ||
JPH03205011A (ja) * | 1989-12-30 | 1991-09-06 | Kenji Nakamura | 化粧用塗布具およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP1991100212U patent/JPH0748156Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6421608U (ja) * | 1987-07-29 | 1989-02-03 | ||
JPH03205011A (ja) * | 1989-12-30 | 1991-09-06 | Kenji Nakamura | 化粧用塗布具およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0748156Y2 (ja) | 1995-11-08 |
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