JPH0538822Y2 - - Google Patents

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JPH0538822Y2
JPH0538822Y2 JP1987007250U JP725087U JPH0538822Y2 JP H0538822 Y2 JPH0538822 Y2 JP H0538822Y2 JP 1987007250 U JP1987007250 U JP 1987007250U JP 725087 U JP725087 U JP 725087U JP H0538822 Y2 JPH0538822 Y2 JP H0538822Y2
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paper
hitting
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は主として木工機械の排風中に含まれ
る木片・挽粉その他の異物を除去するのに好適な
除塵機に関するもので、特に、それに用いられる
フイルタ構造に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に上記用途に使用される小型除塵機は、箱
内をフイルタ隔壁によつて上下に区画し、その上
側に設けた電動機と吸出しフアンにより、フイル
タ隔壁に設けた濾紙式のフイルタを介して空気を
循環させている。
そして、星形の円筒状フイルタを隔壁から下方
へ鉛直に吊り下げることで、表面に付着した塵埃
が重力の作用で落下することを期待している(例
えば、実開昭57−173819号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、装置の運転中にはフイルタに吸
引力が作用しているため、一旦付着すると重力で
は落下しないばかりか、濾紙の表面に張りついて
しまい、運転を止めてもその多くが表面に付着し
たまゝ残つて容易に落下しない。そのため、運転
に大きな動力損失を伴う他、かなりの高頻度で除
塵作業を行わなければならない不具合がある。
〔問題を解決するための手段〕
この考案は上記不具合を解消し、構造が簡単で
フイルタの表面に付着した塵埃を容易に除去でき
る除塵構造を得ることを目的とする。すなわち、
外箱2の内部をフイルタ隔壁4によつて上下に区
画し、フイルタ隔壁4の下側を吸込み室5とし上
側を吸出し室7とすると共に、このフイルタ隔壁
4に設けた通気孔を吸入室5に吊り下げた円筒状
のフイルタ8で覆う小型除塵機において、前記円
筒状のフイルタ8は濾紙を順次に折り返したもの
を丸めて環状とし、その両端の端孔8c,8cの
一方を蓋8bで覆い、他方を前記フイルタ隔壁4
の通気孔(図示してない)へ連通させると共に、
その濾紙の中心部に電動機9cによつて駆動され
る上下方向の回転軸9aをほゞ同軸に設置し、そ
の回転軸9aに前記環状の濾紙の内面に接する放
射方向の叩き腕9bを設けた点に特徴がある。
〔作用〕
除塵するときには電動機9cを作動させると、
回転軸9aが回転する。すると、回転軸9aに設
けられた叩き腕9bの先端の叩き指9dが星形に
屈曲された濾紙の内面の凸部へ次々と接触したり
離れたりして衝撃を与える。よつて、フイルタ8
の外面に塵埃が付着しても、その衝撃によつてフ
イルタ8の外面からはじき飛ばされ重力で吸込み
室5内へ落下する。
〔実施例〕
以下、図示の実施例によつてこの考案を説明す
ると、図中、1は小型除塵機である。小型除塵機
1は鋼板製の外箱2内を比較的剛性の高い上側の
構造隔壁3と下側のフイルタ隔壁4とによつて3
室に区画されている。フイルタ隔壁4によつて区
画される両側の室のうち、下側は吸込み室5であ
つてダクト5aを通じて木工機械の排風管(図示
してない)に接続され、上側は吸出し室7であつ
て吸出しフアン6および排出管6aを通して外気
に通じている。
フイルタ隔壁4には後述するフイルタ8の端孔
8cと略同径の通気孔(図示してない)が設けら
れ、各通気孔の下側にはそれぞれ円筒状のフイル
タ8が吸込み室5側へ吊り下げられている。
フイルタ8は第2図、第3図で示すように、濾
紙8aを星形に屈曲させた上、丸めて端部を結合
して円筒状のエレメントとし、そのエレメントの
端孔の一方を環状の鉄板からなる枠板8cへ固定
し、他方を円板蓋8bによつて閉じたものであ
る。斯くて、エレメントの外面から塵埃の混じつ
た空気を濾過して隔壁4に設けた前記通気孔を経
て上側の吸出し室7へ吸入する。
フイルタ8には目詰まりを防止する振動手段9
が設けられている。すなわち、振動手段9は回転
軸9aとこれに設けた叩き腕9b、および電動機
9cによつて要部が構成されている。すなわち、
回転軸9aは円筒形フイルタ8と略同軸に配置さ
れ下端のスラスト軸受8eで支持されると共に、
電動機9c部分をステー8dによつて固定し支持
されている。回転軸9aには叩き腕9bが放射方
向へ突設され、その先端にはウレタンゴムやフエ
ルトからなる叩き指9dが設けられている。叩き
指9dはフイルタ8の内面の凸部へ軽く接触して
おり、回転軸9aが電動機9cによつて回転させ
られたとき、フイルタ8内面の濾紙の折れ曲がつ
た先端部分へ順次に接触し衝撃を与えるする。よ
つて、濾紙の外面に付着した異物をはじき出し吸
込み室5内へ落下させる。
なお、5bは吸込み室5の底部へ堆積した塵埃
や異物を外部へ排除するための排出口であり、常
時は蓋5cによつて閉じてある。
構造隔壁3は一部が上側へ膨出して膨出部3a
をなし、その膨出部3aの側面に開設した透孔3
bに前記吸出しフアン6の吐出口が連通してい
る。11は構造隔壁3に支持された電動機であ
り、Vベルト12を介して前記吸出しフアン6を
駆動する。なお、2aは外箱2の下面に取付けた
小型除塵機1の脚であり、軽量形鋼を切断し溶接
したものである。
次に小型除塵機1の動作を説明すると、電動機
11が回転するとVベルト12を介して吸出しフ
アン6が連動し、それに連結された吸込み室5と
吸出し室7との内部を負圧にするので、ダクト5
aを通して木工機械の近傍から排風が吸入され
る。排風は容量の大きい吸込み室5内に入つて速
度が低下し、気流中の木片や挽粉は分離して底面
へ落下する。この段階で分離しなかつた細かい異
物は気流がフイルタ隔壁4を通過する際、フイル
タ8によつて捕捉され通過を阻止される。
このようにして異物を排除された気流は吸出し
フアン6およびこれに連なる排出管6aを通じて
大気中へ放出される。
フイルタ8の目詰まりが判然としたときは、使
用中、或いは機械の停止中に振動手段9の電動機
9cを作動させ、フイルタ8の内面を叩き腕9
b、叩き指9dによつて叩き、外面に付着した木
片、挽粉などの異物をはじき出して吸込み室5内
へ落下させ排除する。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように、フイルタ8を濾紙に
よつて星形とし、その内部に叩き腕9bを備えた
回転軸9aを持つ振動手段9を設けたので、フイ
ルタ8を除塵機1から取り外すことなく容易に除
塵できる。また、除塵機本体に改造を施す必要が
なく、構造が簡単であるなど、実用上の大きな効
果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1
図は装置の断面図、第2図はその要部の断面図、
第3図はその−断面図である。 8……フイルタ、9……振動手段、9b……叩
き腕、9d……叩き指。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 外箱2の内部をフイルタ隔壁4によつて上下
    に区画し、フイルタ隔壁4の下側を吸込み室5
    とし上側を吸出し室7とすると共に、このフイ
    ルタ隔壁4に設けた通気孔を吸入室5に吊り下
    げた円筒状のフイルタ8で覆う小型除塵機にお
    いて、前記円筒状のフイルタ8は濾紙を順次に
    折り返したものを丸めて環状とし、その両端の
    端孔8c,8cの一方を蓋8bで覆い、他方を
    前記フイルタ隔壁4の通気孔へ連通させると共
    に、その濾紙の中心部に電動機9cによつて駆
    動される上下方向の回転軸9aをほゞ同軸に設
    置し、その回転軸9aに前記環状の濾紙の内面
    に接する放射方向の叩き腕9bを設けてなるフ
    イルタ構造。 2 前記叩き腕9bは鉄製の支持部とゴム製の叩
    き指9dとからなつている実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のフイルタ構造。
JP1987007250U 1987-01-21 1987-01-21 Expired - Lifetime JPH0538822Y2 (ja)

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JPS63115419U JPS63115419U (ja) 1988-07-25
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