JPH0440734Y2 - - Google Patents

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JPH0440734Y2
JPH0440734Y2 JP1987068492U JP6849287U JPH0440734Y2 JP H0440734 Y2 JPH0440734 Y2 JP H0440734Y2 JP 1987068492 U JP1987068492 U JP 1987068492U JP 6849287 U JP6849287 U JP 6849287U JP H0440734 Y2 JPH0440734 Y2 JP H0440734Y2
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bran
roll
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rotating shaft
milling
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  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は精穀機にかかり、糠を吸気フアンによ
り外部に排出して集積する構成に関する。
(従来の技術) 従来の精穀機は、排出した糠を本体ケース中に
集積する構成、または、吸気フアンを用いて本体
ケース外へ排除して集積する構成が知られてい
る。そして、この本体ケース内に糠を集積する構
造の精米機では、集積量に限界があるとともにケ
ース体内に散乱し易く、本体ケースを大型化する
ことにもなり、また、吸気フアンを用いて糠を本
体ケース外に排除する精米機としては、搗精ロー
ルと吸気フアンとをそれぞれケース内に配設して
搗精ロールと吸気フアンとをそれぞれ別個の電動
機で駆動させる構造が知られているが、この構造
では、ケース体内に精穀用電動機の他に、別に吸
気フアンを回転させるための電動機を必要とし、
コスト高となりかつ装置が大型化するという問題
があつた。そこで、例えば、実開昭47−22152号
公報、または実開昭59−176647号公報に記載され
ているように、ケース体内に配設した搗精ロール
と吸気フアンとを共通の電動機によつて駆動させ
る構造の精米機が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記実開昭47−22152号公報、実開昭59−
176647号公報に記載されている構造の精米機で
は、搗精ロールと吸気フアンとは同一の電動機で
駆動されているが、搗精ロールと吸気フアンとは
ケース内にそれぞれ独立して配設されているた
め、ケース体内に搗精ロールの他に吸気フアンを
配設するスペースを必要とし、ケース体が大型と
なり、また、搗精ロールと吸気フアンの軸受け機
構がそれぞれ別個に必要となり、部品数が増大
し、組立て工数も多くなり、コスト高となる問題
がある。
また、実開昭57−55543号公報に記載されてい
るように、搗精ロールの回転軸に吸気フアンを設
けた構造が提案されているが、この構造では、吸
気フアンの回転数は搗精ロールの回転数と同一と
なり、搗精ロールの回転数では吸気フアンの回転
数が低すぎ、吸気フアン効率が得られない問題を
有している。
本考案は上述の問題点に鑑みなされたもので、
糠を排除するための吸気フアンを回転させる電動
機を別に設けることなく、搗精ロールを回転させ
る精穀用電動機にて搗精ロールと同軸上の吸気フ
アンを搗精ロールと異なる高速回転数で回転させ
るようにして、確実なフアン効率が得られ、軸受
け部品も少なくでき、小型で安価に得られる精穀
機を提供するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の精穀機は、ケース体内に回転自在に軸
架され空気吸入口を開口し電動機の第1のプーリ
に懸回されたベルトで駆動されて穀粒を搗精ロー
ルに送る送りロール並にこの搗精ロールを駆動す
る中空回転軸と、前記搗精ロールの前記中空回転
軸と連通した空気吹出孔から吹出す空気とともに
前記搗精ロールを囲む除糠網より吹出された糠を
集める集糠容器と、前記中空回転軸に回転自在に
軸架され前記電動機の第2のプーリに懸回したベ
ルトにより駆動されて前記集糠容器より糠を吸引
し前記ケース体外に排出する吸気フアンとよりな
るものである。
(作用) 本考案の精穀機は、電動機の駆動により第1、
第2のプーリが同時に回転し、第1のプーリに懸
回したベルトにより中空回転軸を駆動し搗精ロー
ルを回転させて穀粒を搗精する。同時に第2のプ
ーリに懸回したベルトにより吸気フアンが駆動さ
れ中空回転軸の空気吹出孔から吹出された空気を
集糠容器から糠とともに吸気してケース体の外部
へ排除する。
(実施例) 本考案の一実施例の構成を図面によつて説明す
る。
1はケース体で、このケース体1内の基台2に
軸受筒体3が水平状に支持され、この軸受筒体3
に挿通した中空回転軸4がベアリング5によつて
回転自在に支持されている。さらに、前記軸受筒
体3に形成された中空回転軸4を囲む吸気室6に
は前記中空回転軸4の周面に開口した空気吸入口
7が開口するとともにこの軸受筒体3には吸気室
6に臨ませて空気導入口9が連通開口されてい
る。また、前記軸受筒体3の先方には、ホツパー
10に連通した供給口11を有する供給筒体12
が接続され、この供給筒体12には前記中空回転
軸4に連通直結された中空軸13が配設され、こ
の中空軸13に送りロール14が嵌合支持され、
この送りロール14の先方の中空軸13には搗精
室8に配設した搗精ロール15が嵌合支持されて
いる。
また、前記搗精ロール15の中空軸13には前
記吸入口7に連通する空気吹出孔16が軸方向に
多数形成されている。そして、前記搗精室8には
前記搗精ロール15を囲繞した円筒形除糠網17
が設けられ、この除糠網17の後端は前記供給筒
体12に連通開口されている。
さらに、前記除糠網17は集糠容器18で囲ま
れ、前記集糠容器18の後端は除糠網17の後端
を除いて密閉され、前端は蓋板19で密閉され蓋
板19に除糠網17の先端に臨ませて穀粒排出口
20が開口され、この穀粒排出口20の端面には
ばね21で押されて圧力調節自在の押え板22が
当接されている。そしてこの押え板22の下部に
臨ませて穀粒排出樋23が設けられている。
また、ケース体1内に設けられた電動機24の
回転軸25には第1のプーリ26および第2のプ
ーリ27が設けられ、この第1のプーリ26は第
2のプーリ27よりも小径になつている。
さらに、前記軸受筒体3より後方に突出した中
空回転軸4の後端には、前記電動機24の第1の
プーリ26とベルト50を介して連動する前記第
2のプーリ27よりも大径の回転軸駆動プーリ2
8が固定軸架されている。さらに、この回転軸駆
動プーリ28と軸受筒体3間の中空回転軸4に
は、前記第2のプーリ27とベルト51を介して
連動する前記第1のプーリ26よりも小径のフア
ン駆動プーリ29が軸架され、前記第1のプーリ
26にベルト50を介して回転される回転軸駆動
プーリ28よりも第2のプーリ27にベルト5を
介して回転されるフアン駆動プーリ29が高速で
回転されるようになつている。そして、このフア
ン駆動プーリ29は前記中空回転軸4に挿脱自在
に嵌挿されたスリープ30にニードルローラ31
を介して回転自在に嵌挿されこのフアン駆動プー
リ29に吸気フアン32のボス33が固定されて
いる。そして、吸気フアン32にはカバー体34
が被嵌され、このカバー体34の後端面は着脱自
在の蓋板35で密閉され、さらに、カバー体34
の前端面に形成された開口部36の周囲が前記軸
受筒体3の後端を後方に向つて拡開して開口した
径大部37のフランジ38に密着固定されて径大
部37と開口部36とによつて糠吸入室39を形
成し、この糠吸入室39の軸受筒体3側は密閉板
39aで密閉されている。また前記軸受筒体3の
径大部37の周面より一体に糠吸入口40が突出
形成され、この糠吸入口40が前記集糠容器18
の下部のホツパー部41の一側より突設された排
糠口42に蛇腹状の連通管43によつて連通され
ている。
さらに、前記吸気フアン32のカバー体34の
周面より排出管部44が突出され、この排出管部
44が、蛇腹状の連通管45を介して前記ケース
体1と別個に設けられた糠分離器46の円筒部4
7の接線方向に向つて開口した連通部に接続され
ている。
また、前記糠分離器46は、糠容器48と、こ
の糠容器48上に連通形成された中空円筒部47
とこの円筒部47上に気密に連結されたバツグフ
イルタ49とより形成されている。
次にこの実施例の作用を説明する。
電動機24を駆動で第1のプーリ26と第2の
プーリ27を回転されると、回転軸駆動プーリ2
8とフアン駆動プーリ29がそれぞれベルト5
0,51を介して回転する。そして、ホツパー1
0より供給された穀粒は、供給筒体12より回転
軸4の回転に伴い送りロール14によつて除糠室
8へ送られ、搗精ロール15で搗精され、搗精さ
れた穀粒は、除糠網17の先端の押え板22を押
し開いて穀粒排出樋23より排出される。そし
て、穀粒と分離された糠は、吸気フアン32の吸
引力により空気吹出孔16から吹出される空気と
ともに除糠網17から吹出され、集糠容器18中
に集められ下部のホツパー部41に集中する。こ
のホツパー部41に集中した糠は、連通管43を
経て糠吸入室39に吸入され、さらに、吸気フア
ン32のカバー体34の排出口44より連通管4
5を介してケース体1外の糠分離器46へ排出さ
れる。そして、糠分離器46の円筒部47へ接線
方向より空気と共に吹込まれた糠は下方の糠容器
48に落下し、空気は上方のバツグフイルタ49
に吹上げられて混入した糠を分離して排気され
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、一基の電動機に第1および第
2のプーリを設け、第1のプーリに懸回されたベ
ルトを介して送りロールと搗精ロールを駆動さ
せ、第2のプーリに懸回したベルトを介して吸気
フアンを駆動させるため、吸気用に電動機を別個
に設ける必要がなく、また、吸気フアンを送りロ
ール、搗精ロール駆動用の中空回転軸に軸架した
ため、吸気フアンを搗精ロールに比してフアン効
率が得られる高速回転で回転でき、吸気フアンを
軸支するための回転軸の軸受け機構の必要とせ
ず、部品点数が少なく、組立て工数が低減し、さ
らに、ケース体内に吸気フアンを設置する空間を
別に必要とせず、電動機が一基であること相俟つ
て全体を小型化することができ、安価に製造でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す精穀機の縦断
側面図、第2図は同上糠分離器を接続した背面図
である。 1……ケース体、4……中空回転軸、7……空
気吸入口、14……送りロール、15……搗精ロ
ール、16……空気吹出孔、17……除糠網、1
8……集糠容器、24……電動機、26……第1
のプーリ、27……第2のプーリ、32……吸気
フアン、50,51……ベルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケース体内に回転自在に軸架され空気吸入口を
    開口し電動機の第1のプーリに懸回されたベルト
    で駆動されて穀粒を搗精ロールに送る送りロール
    並にこの搗精ロールを駆動する中空回転軸と、 前記搗精ロールの前記中空回転軸と連通した空
    気吹出孔から吹出す空気とともに前記搗精ロール
    を囲む除糠網より吹出された糠を集める集糠容器
    と、 前記中空回転軸に回転自在に軸架され前記電動
    機の第2のプーリに懸回したベルトにより駆動さ
    れて前記集糠容器より糠を吸引し前記ケース体外
    に排出する吸気フアンとよりなることを特徴とす
    る精穀機。
JP1987068492U 1987-05-08 1987-05-08 Expired JPH0440734Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987068492U JPH0440734Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987068492U JPH0440734Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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Publication Number Publication Date
JPS63176545U JPS63176545U (ja) 1988-11-16
JPH0440734Y2 true JPH0440734Y2 (ja) 1992-09-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755543B2 (ja) * 1978-10-27 1982-11-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532114Y2 (ja) * 1971-04-03 1980-07-31
JPS5755543U (ja) * 1980-09-12 1982-04-01
JPS59176647U (ja) * 1983-05-16 1984-11-26 タイワ農機株式会社 吸引除糠精米機

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JPS5755543B2 (ja) * 1978-10-27 1982-11-25

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JPS63176545U (ja) 1988-11-16

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