JPH0538619U - ビームピツチ調整装置 - Google Patents
ビームピツチ調整装置Info
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- JPH0538619U JPH0538619U JP8604491U JP8604491U JPH0538619U JP H0538619 U JPH0538619 U JP H0538619U JP 8604491 U JP8604491 U JP 8604491U JP 8604491 U JP8604491 U JP 8604491U JP H0538619 U JPH0538619 U JP H0538619U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案はレーザを光源とする電子写真方式印
刷装置のビームピッチ調整装置に関するものであり、そ
の目的とするところは、感光体上のビームピッチを簡単
な構成で正確に調整できる装置を提供することである。 【構成】 ビームピッチ調整装置は、ビームピッチディ
テクタ16と該ビームピッチディテクタ16を載置する
基板25と該基板25を支持するホルダ26で構成され
ており、該ホルダ26をピン27を中心として所定角度
回転させることによりビームピッチを調整する。
刷装置のビームピッチ調整装置に関するものであり、そ
の目的とするところは、感光体上のビームピッチを簡単
な構成で正確に調整できる装置を提供することである。 【構成】 ビームピッチ調整装置は、ビームピッチディ
テクタ16と該ビームピッチディテクタ16を載置する
基板25と該基板25を支持するホルダ26で構成され
ており、該ホルダ26をピン27を中心として所定角度
回転させることによりビームピッチを調整する。
Description
【0001】
本考案は、複数のレーザ光を光源とした電子写真方式印刷装置のビームピッチ 調整装置に関するものである。
【0002】
電子写真方式の印刷装置では、高速化、高精細化、画角拡大の要求が高まって いる。これらの要求を満たすためには、その光源となるレーザ、レーザを結像さ せるレンズ系、感光体上を走査するスキャナ等からなる光学系において、回転多 面鏡の回転数、面数、面の大きさ、あるいは、レーザ波長、レーザパワー等様々 な要素が関連してくる。
【0003】 しかしながら、これらの要素は、例えば、回転多面鏡の面数を多くすると面の 大きさが小さくなってしまう、あるいは、回転数をあげると感光体上にあたるレ ーザパワーが低下してしまうといったように夫々が相反しているため、特にレー ザダイオードを利用して上記の要求に答えることは困難であった。
【0004】 なぜならば、レーザダイオードは、以前より使用されていたガスレーザに比べ 、小型で信頼性が高いという利点は持つものの、レーザパワーが低く波長が長い という欠点を持っており、レーザパワーをあげようとすると回転多面鏡の回転数 を下げなければならず、また波長が長いのでビーム径が大きくなってしまうから である。
【0005】 そこで、レーザを2個使うことにより上記した問題を解決し、安価でかつ信頼 性の高いレーザダイオードを使用した高速、高精細な電子写真方式印刷装置が提 供されている。しかし、レーザを2個使いスキャナの1走査で2本のラスタを作 る方式では、この2本のラスタの間隔、すなわちビームピッチを如何に正確にあ わせるかが印刷品質上の重要な課題の一つになっている。
【0006】 印刷品質上問題とならないラスタ間隔のずれは+−5μm程度であり、このた めには感光体上のビームピッチを+−5μmの精度で合わせかつ保持しなければ ならず、印刷装置の振動、環境温度の変化等から固定方式では不可能である。
【0007】 従って、図3のようにビームピッチ検出用のレンズ系とディテクタとを設け、 サーボ制御でアクチュエータを動作させる方式が必要となる。第1レーザ1から 出射したレーザ光は第1コリメータ2でコリメート光となり、第1ガルバノミラ ー3で反射され、第1半波長板4を通過したのち偏向ビームスプリッタ5に入射 する。前記第1半波長板4で所定の角度傾いて直線偏向に変換されたレーザ光は ほとんど偏向ビームスプリッタ5のはりあわせ面(誘電体多層膜面)で反射され 、シリンダレンズ6とFθレンズ7とにより感光体8上へ結像されると共に回転 多面鏡9によって感光体上8を走査する。一方、わずかの光は偏向ビームスプリ ッタ5をそのまま通過してビームピッチ検出系10に導かれる。同様に、第2レ ーザ11から出射したレーザ光は、第2コリメータ12、第2ガルバノミラー1 3、第2半波長板14の取付角を適切に選ぶことにより、ほとんどの光を偏向ビ ームスプリッタ5を通過させて書き込み系15へ導き、残りのわずかな光を偏向 ビームスプリッタ5で反射させてビームピッチ検出系10へ導くことができる。 ビームピッチ検出系10は、ビームピッチディテクタ16とビームピッチディ テクタ16に第1ビーム、第2ビームを導くミラー17とビームピッチディテク タ16上で結像させるレンズ系18とからなる。ビームピッチ検出系10のレン ズ系18は書き込み系15のシリンダレンズ6、Fθレンズ7と共役な系であっ て、ビームピッチディテクタ16の受光面は感光体8上の面と等価である。
【0008】 前記した第1ガルバノミラー3と第2ガルバノミラー13はビームピッチディ テクタ16の出力に応じて制御され、回転多面鏡9による走査線に直行する副走 査方向に走査することができる。ビームピッチディテクタ16の受光面は図4に 示すように縦、横に分割されており、受光部19、20には第1ビーム30が受 光部21、22には第2ビーム31が入射する。受光部19、20の分割線23 と受光部21、22の分割線24の間には所定の間隔が設けてあり、感光体8上 の第1ビーム、第2ビームの間隔と等価であるから、受光部19と受光部20と の出力が等しくなるように第1ガルバノミラー3を動かし、受光部21と受光部 22との出力が等しくなるように第2ガルバノミラー13を動かせば、感光体8 上でのビームピッチが正確に合うことになる。従って、分割線23、24の間隔 を変えることによって感光体8上のビームピッチを変えることができ、換言すれ ば、分割線23、24の間隔を調整することで感光体8上のビームピッチすなわ ち印刷面上のラスタ間隔を調整することができる。
【0009】 この調整を行うためには、第1として、受光部19、20と受光部21、22 とを完全に独立させて各々あるいはいずれは一方を受光面内の分割線と垂直な方 向に移動させる方法が考えられる。また、第2の方法として、ビームピッチディ テクタを受光面に垂直な方向に移動させて見かけ上の分割線間隔を変化させる方 法が考えられる。
【0010】
しかしながら、上記した第1、第2の方法では、調整装置が大型になると同時 に機構が複雑になるという問題点があった。更に、第2の方法では上記問題点に 加え、ビームピッチ調整時にビームピッチディテクタ上のビーム径も変化してし まうという問題点があった。
【0011】 従って、本考案の目的は、感光体上のビームピッチを簡単な構成で正確に調整 できる装置を提供することにある。
【0012】
上記目的は、ビームピッチディテクタを受光面内で回転させることにより達成 される。
【0013】
【作用】 本考案によれば、ビームピッチディテクタを受光面内で回転できるようにした ので、感光体上のビームピッチを自由に変えることができ、ビームピッチの調整 が非常に容易になる。
【0014】
以下、実施例を示した図面を参照して本考案を説明する。
【0015】 図1は、本考案によるビームピッチ調整装置を示す平面図である。ビームピッ チディテクタ16は基板25上に載置され、該基板25はホルダ26によって支 持されている。該ホルダ26はピン27を中心として回転することができる。ま た、光学部フレーム29には円弧上の長穴が設けられており、前記ホルダ26は ネジ28を介して所定の位置に固定される。
【0016】 図2は、ビームピッチディテクタ16をその受光面内で角度θだけ回転させた ときの図である。θ=0°の時(図4)の分割線23、24の間隔をP0とする と、θだけ回転させた時(図2)のPはP0+Ltanθとなる。このとき、受 光部19と20、21と22の出力が各々等しくなるように夫々第1ガルバノミ ラー3、第2ガルバノミラー13を動かせば、θに応じて感光体8上のビームピ ッチも変化することになる。このように、本考案によれば、感光体上のビームピ ッチを自由に変えることができ、また所定のビームピッチに調整することができ る。
【0017】
本考案によれば、ビームピッチディテクタの受光面内での回転移動により、見 かけ上の分割線の間隔を変えて感光体上のビームピッチを変えるようにしたので 、ビームピッチディテクタ自体やビームピッチ検出系のレンズ等の製造上の誤差 (加工誤差、組立誤差)を完全に吸収し、またビームピッチ検出系の光路長を変 えないためビームピッチ調整に伴うビーム径のずれも全くなく、容易にビームピ ッチを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案によるビームピッチ調整装置の構造を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】 図1においてビームピッチディテクタを受光
面内で角度θだけ回転させたときの正面図である。
面内で角度θだけ回転させたときの正面図である。
【図3】 複数のレーザを光源として用いた電子写真方
式印刷装置の光学系の構成を示す斜視図である。
式印刷装置の光学系の構成を示す斜視図である。
【図4】 ビームピッチディテクタの受光部を示した正
面図である。
面図である。
16はビームピッチディテクタ、19、20、21、2
2は受光部、23、24は分割線、25は基板、26は
ホルダ、27はピン、28はネジ、29は光学部フレー
ム、30は第1ビーム、31は第2ビームである。
2は受光部、23、24は分割線、25は基板、26は
ホルダ、27はピン、28はネジ、29は光学部フレー
ム、30は第1ビーム、31は第2ビームである。
Claims (1)
- 【請求項1】 レーザを光源とする電子写真方式の印刷
装置であって、複数のレーザと、レーザ光を感光体上に
結像するレンズ系と、レーザ光を感光体上に走査するス
キャナと、レーザ光の走査位置を検出するディテクタ
と、複数のレーザ光の走査方向と直行する方向のビーム
の間隔を検出するディテクタと、走査方向と直行する方
向にレーザを走査するアクチュエータを有する光学系の
ビームピッチ調整装置において、 ビームピッチディテクタを受光面内で所定角度回転させ
ることによってビームピッチを調整することを特徴とし
たビームピッチ調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8604491U JP2565506Y2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | ビームピッチ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8604491U JP2565506Y2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | ビームピッチ調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538619U true JPH0538619U (ja) | 1993-05-25 |
JP2565506Y2 JP2565506Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=13875680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8604491U Expired - Fee Related JP2565506Y2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | ビームピッチ調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565506Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP8604491U patent/JP2565506Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2565506Y2 (ja) | 1998-03-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971104 |
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