JPH0538577Y2 - - Google Patents

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JPH0538577Y2
JPH0538577Y2 JP1988115049U JP11504988U JPH0538577Y2 JP H0538577 Y2 JPH0538577 Y2 JP H0538577Y2 JP 1988115049 U JP1988115049 U JP 1988115049U JP 11504988 U JP11504988 U JP 11504988U JP H0538577 Y2 JPH0538577 Y2 JP H0538577Y2
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switch
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brush cutter
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、草刈り等に使用される刈払機に係
り、詳しくは不用意にスタータが作動することを
防止される刈払機に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は刈払機10の概略的な全体斜視図であ
る。刈払機10は、長く延びる操作桿12を備
え、操作桿12の基端部及び先端部にはそれぞれ
エンジン動力部14及びギヤケース16が取付け
られている。刈刃18は、ギヤケース16から下
方へ突出する駆動軸(図示せず)に固定され、エ
ンジン動力部14から伝達されたエンジン動力に
より駆動軸と一体的に回転する。ループ状ハンド
ル20は、操作桿12の長手方向中間部に固定さ
れ、作業者により把持される。スイツチ装置22
は、操作桿12の長手方向に関してループ状ハン
ドル20よりエンジン動力部14側の位置でかつ
操作桿12の周方向に関しては上半部側の位置に
おいて、操作桿12に固定される。
第6図は従来のスイツチ装置22aの斜視図で
ある。スイツチ装置22aは、操作桿12に嵌合
して固定される環状金具24と、環状金具24の
外周部に固定されている円形状スイツチケース2
6とを有している。エンジン停止スイツチ28
は、円形状スイツチケース26の前側側面(操作
桿12の長手方向に関してギヤケース16の方を
前方、エンジン動力部14の方を後方とする。)
に設けられ、A方向へ変位して、エンジン動力部
14のエンジンの点火装置の作動を許容又は停止
させる。押しボタン式始動スイツチ30は、円形
状スイツチケース26の上面に設けられ、B方向
へ変位して、エンジン動力部14のエンジンのス
タータの駆動電流を制御する。押しボタン式始動
スイツチ30は、B方向に関して円形状スイツチ
ケース26から突出する向きにばね(図示せず)
により付勢されており、円形状スイツチケース2
6の方へ弾力的に押し込まれると、オンになり、
スタータが駆動される。
第7図は従来の別のスイツチ装置22bの斜視
図である。このスイツチ装置22bでは、エンジ
ン停止スイツチ28及び押しボタン式始動スイツ
チ30は、それぞれ直方体状スイツチケース32
の前側側面及び左側側面に設けられる。
第5図は刈刃18を交換するときの刈払機10
の状態を示している。刈刃18の交換時では、操
作桿12は、刈刃18を上に向けるように、周方
向へ(図示の例では180°)回転させられる。地面
等には、石34が存在し、スイツチ装置22に当
たり易い。
〔考案が解決しようとする課題〕
刈払機10の従来のスイツチ装置22a,22
bでは、刈刃18を交換する際に、石34が押し
ボタン式始動スイツチ30等に当接すると、スタ
ータ50が駆動状態になつて、エンジンが回さ
れ、刈刃18が回転し、危険性がある。特に、エ
ンジン停止スイツチ28が点火装置の作動を許容
する位置にある場合には、エンジンの回転と共に
点火プラグに点火電流が流れるので、押しボタン
式始動スイツチ30がオフになつても、エンジン
が運転を継続し、危険性が大きい。このような危
険性は、また、刈刃18の交換作業以外の場合に
も、エンジンの停止中にもかかわらず、押しボタ
ン式始動スイツチ30に身体の一部や突起物に不
用意に当たる場合にも存在する。
この考案の目的は、始動時以外に、押しボタン
式始動スイツチが突起物等との当接により誤つて
操作され、スタータが駆動されるのを確実に防止
することができる刈払機を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使
用して説明する。
請求項1の刈払機10によれば、エンジンのス
タータ50の駆動電流を制御する第1の押しボタ
ン式始動スイツチ36及び第2の押しボタン式始
動スイツチ38は、互いに反対方向へ向けられ
て、スイツチケース32に設けられ、互いに直列
に接続されている。
請求項2の刈払機10では、操作桿12が、エ
ンジンを備えるエンジン動力部14を基端部に取
付けられる。また、スイツチケース32は操作桿
12に取付けられている。
〔作用〕
請求項1の考案において、第1の押しボタン式
始動スイツチ36及び第2の押しボタン式始動ス
イツチ38が同時に押し込まれると、スタータ5
0に駆動電流が流れ、スタータ50が駆動状態に
なり、エンジンの始動が行なわれる。第1の押し
ボタン式始動スイツチ36及び第2の押しボタン
式始動スイツチ38の一方のみが押し込まれて
も、他方が押し込まれていない場合には、スター
タ50に駆動電流が供給されず、スタータ50は
停止状態を保持する。刈刃18等の交換を行なう
場合には、第1の押しボタン式始動スイツチ36
及び第2の押しボタン式始動スイツチ38の一方
が下に向けられて、地面の突起物に当接して、オ
ンになつても、他方は、上に向けられて、突起物
に当接することがなく、スタータ50の駆動はな
い。
〔実施例〕
以下、この考案を第1図ないし第3図の実施例
について説明する。なお、第4図ないし第7図に
おいて説明した部分と重複する部分については、
同一符号により指示して、説明を省略する。
第1図は刈払機10の斜め上方からスイツチ装
置22cを見た斜視図である。直方体状スイツチ
ケース32は、操作桿12の周方向に関して上側
半部に位置するように、環状ブラケツト24を介
して操作桿12に固定されている。エンジン停止
スイツチ28は、直方体状スイツチケース32の
前側側面に設けられて、A方向(刈払機10の左
右方向)へ変位して、オン、オフを切り換えられ
る。第1の押しボタン式始動スイツチ36及び第
2の押しボタン式始動スイツチ38は、直方体状
スイツチケース32の左右側面にそれぞれ設けら
れ、B方向(刈払機10の左右方向)へ変位し
て、オン、オフを切り換えられる。図示の実施例
では、第1の押しボタン式始動スイツチ36及び
第2の押しボタン式始動スイツチ38は、直方体
状スイツチケース32の方へ押し込まれたとき
に、オンとなる。
第2図は刈払機10の電気回路図である。点火
装置40は、エンジン動力部14に設けられ、エ
ンジン動力部14のエンジンの回転に同期して、
エンジンの点火プラグの電極42に二次点火電圧
を印加する。エンジン停止スイツチ28は、点火
装置40の作動を無効又は許容するもので、オン
位置では、点火装置40の一次コイル側を短絡さ
せ、二次点火電圧の発生を阻止する。リレー44
は、コイル部46と、このコイル部46からの磁
力により操作されるスイツチ部48とを有してい
る。スタータ50は、エンジンの始動時にエンジ
ンを外力により強制的に回転させるもので、エン
ジン動力部14に設けられ、スイツチ部48を介
してバツテリ52へ接続される。第1の押しボタ
ン式始動スイツチ36及び第2の押しボタン式始
動スイツチ38は、互いに直列に接続され、コイ
ル部46を介してバツテリ52へ接続されてい
る。バツテリ52は充電可能な形式であり、第1
の押しボタン式始動スイツチ36及び第2の押し
ボタン式始動スイツチ38が同時にオンになる
と、リレー44のコイル部46に電流が流れ、ス
イツチ部48がオンになり、スタータ50が駆動
される。
第3図は刈刃18の交換等のために刈払機10
が横に倒されたときの状態を示している。
第1図ないし第3図の実施例の作用について説
明する。
刈払機10のエンジンを始動させる場合は、エ
ンジン停止スイツチ28をオフに切り換えるとと
もに、スイツチ装置22cの第1の押しボタン式
始動スイツチ36及び第2の押しボタン式始動ス
イツチ38を同時に押し込む。これにより、リレ
ー44が作動して、スタータ50にバツテリ52
から電力が供給され、スタータ50が回転して、
エンジンが始動する。
第3図のように、刈刃18の交換等のために、
刈払機10が倒された場合、第1の押しボタン式
始動スイツチ36及び第2の押しボタン式始動ス
イツチ38の一方(第3図では第1の押しボタン
式始動スイツチ36)が地面の石34に当接する
ことがある。この場合、一方の押しボタン式始動
スイツチとしての第1の押しボタン式始動スイツ
チ36はオンになるが、第2の押しボタン式始動
スイツチ38は、石34とは別の側に存在し、石
34との当接を免れて、オフを保持する。したが
つて、第1の押しボタン式始動スイツチ36及び
第2の押しボタン式始動スイツチ38の両方が同
時にオンになることが回避され、スタータ50の
駆動、エンジンの回転、そして刈刃18の回転が
防止される。刈刃18の交換作業時以外にも、突
起物や身体等が不用意に第1の押しボタン式始動
スイツチ36及び第2の押しボタン式始動スイツ
チ38のいずれかに当接することがあるが、互い
に反対方向へ向けられている第1の押しボタン式
始動スイツチ36及び第2の押しボタン式始動ス
イツチ38の両方が同時にオンになることが防止
され、刈刃18の不用意な駆動が防止される。
エンジンを停止させる場合には、エンジン停止
スイツチ28により点火装置40の点火コイル一
次側を短絡状態にし、点火プラグの電極42への
点火電圧の印加を中止する。
〔考案の効果〕
請求項1の考案では、第1の押しボタン式始動
スイツチ及び第2の押しボタン式始動スイツチ
が、互いに反対方向へ向けられて、スイツチケー
スに設けられているので、第1の押しボタン式始
動スイツチ及び第2の押しボタン式始動スイツチ
の一方が突起物等との当接によりオンになつて
も、他方は、突起物等の存在しない側にあつて、
突起物等との当接を免れる。これにより、スター
タが不用意に駆動されるのを防止し、優れた安全
性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の実施例に関
し、第1図は刈払機の斜め上方からスイツチ装置
を見た斜視図、第2図は刈払機の電気回路図、第
3図は刈刃の交換等のために刈払機が横に倒され
たときの状態を示す図、第4図は刈払機の概略的
な全体斜視図、第5図は刈刃を交換するときの刈
払機の状態を示す図、第6図及び第7図は従来の
スイツチ装置の斜視図である。 12……操作桿、14……エンジン動力部、3
2……直方体状スイツチケース(スイツチケー
ス)、36……第1の押しボタン式始動スイツチ、
38……第2の押しボタン式始動スイツチ、50
……スタータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エンジンのスタータ50の駆動電流を制御す
    る第1の押しボタン式始動スイツチ36及び第
    2の押しボタン式始動スイツチ38が、互いに
    反対方向へ向けられて、スイツチケース32に
    設けられ、互いに直列に接続されていることを
    特徴とする刈払機。 (2) 操作桿12が、前記エンジンを備えるエンジ
    ン動力部14を基端部に取付けられ、前記スイ
    ツチケース32は前記操作桿12に取付けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の刈払
    機。
JP1988115049U 1988-09-02 1988-09-02 Expired - Lifetime JPH0538577Y2 (ja)

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JP1988115049U JPH0538577Y2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02

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JP1988115049U JPH0538577Y2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02

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JPH0236926U JPH0236926U (ja) 1990-03-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63105230U (ja) * 1986-12-25 1988-07-07

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JPH0236926U (ja) 1990-03-12

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