JPH0538555U - スイツチ試験器 - Google Patents

スイツチ試験器

Info

Publication number
JPH0538555U
JPH0538555U JP8923091U JP8923091U JPH0538555U JP H0538555 U JPH0538555 U JP H0538555U JP 8923091 U JP8923091 U JP 8923091U JP 8923091 U JP8923091 U JP 8923091U JP H0538555 U JPH0538555 U JP H0538555U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
actuator
mechanical switch
movable member
characteristic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8923091U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2561870Y2 (ja
Inventor
功 永易
Original Assignee
ミクロン機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミクロン機器株式会社 filed Critical ミクロン機器株式会社
Priority to JP1991089230U priority Critical patent/JP2561870Y2/ja
Publication of JPH0538555U publication Critical patent/JPH0538555U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2561870Y2 publication Critical patent/JP2561870Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、機械式スイッチを正確に試験でき
るようにすることを目的とする。 【構成】 この考案は、特性を測定すべき機械式スイッ
チを押圧する可動部材1と、この可動部材1を駆動する
アクチュエータ2と、可動部材1の位置を検出する位置
検出器3と、位置指令に基づいてアクチュエータ2を駆
動し位置検出器3の位置検出信号がフィードバックされ
るサーボ系4と、位置検出器3の位置検出信号から機械
式スイッチの動きの変化を求めてこの動きの変化により
機械式スイッチの特性を定量的に測定するスイッチ特性
測定手段5とを備えたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は機械式スイッチのクリック感等の特性を定量的に測定するスイッチ試 験器に関する。
【0002】
【従来の技術】
機械式スイッチは種類が色々あり、重さが種類により異なってクリック感等の 特性が種類により異なる。機械式スイッチの特性は機械式スイッチのクリック感 、つまり機械式スイッチを押圧した感覚などがある。そして、従来は人間が機械 式スイッチを押圧して感覚により機械式スイッチのクリック感等の特性を判断し ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来は機械式スイッチのクリック感等の特性を人間が感覚により判断していた ので、機械式スイッチのクリック感等の特性を定量的に測定することができず、 機械式スイッチの特性を示すデータを正確に得ることができなくて機械式スイッ チの特性を正確に試験することができなかった。
【0004】 本考案は上記欠点を改善し、機械式スイッチを正確に試験することができるス イッチ試験器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の考案は、図1に示すように特性を測定す べき機械式スイッチを押圧する可動部材1と、この可動部材1を駆動するアクチ ュエータ2と、前記可動部材1の位置を検出する位置検出器3と、位置指令に基 づいて前記アクチュエータ2を駆動し前記位置検出器3の位置検出信号がフィー ドバックされるサーボ系4と、このサーボ系4からの位置フィードバック信号及 び速度信号から前記機械式スイッチの動きの変化を求めてこの動きの変化により 前記機械式スイッチの特性を定量的に測定するスイッチ特性測定手段5とを備え たものである。
【0006】
【作用】
アクチュエータ2が可動部材1を駆動して機械式スイッチを押圧し、可動部材 1の位置が位置検出器3により検出される。サーボ系4は位置指令に基づいてア クチュエータ2を駆動し位置検出器3の位置検出信号がフィードバックされて位 置指令に基づいてアクチュエータ2を駆動し、スイッチ特性測定手段5がサーボ 系4からの位置フィードバック信号及び速度信号から機械式スイッチの動きの変 化を求めてこの動きの変化により機械式スイッチの特性を定量的に測定する。
【0007】
【実施例】
図2は本考案の一実施例を示す。 特性を測定すべき機械式スイッチ11は固定台12にセットされ、アクチュエ ータ13が固定台12に固定される。ツール14はアクチュエータ13の可動部 13aに取り付けられてワークに対する作業を行うものであり、機械式スイッチ 11の上方に設置されて機械式スイッチ11を押圧する押圧部材としても用いら れる。図4〜図6に示すようにアクチュエータ13は例えば永久磁石15の周囲 に可動コイル16を上下方向へ移動可能に設けたリニアモータが用いられ、可動 部13aが可動コイル16と一体に構成されている。
【0008】 また、ホールセンサ17は可動部13aの位置を検出する位置検出器を構成す るものであって可動コイル16と一体に構成され、図示しない磁石により勾配磁 界が与えられる。この勾配磁界は強度が上下方向へ変化する磁界であり、ホール センサ17は勾配磁界の強度に応じた位置検出信号電圧を出力する。このホール センサ17の位置検出信号電圧はアクチュエータ13の可動コイル16及び可動 部13aが上下方向へ直線的に移動してホールセンサ17に加わる勾配磁界の強 度が変化するのに伴って変化し、アクチュエータ13の可動部13aの上下方向 位置を検出することになる。図2に示すようにアクチュエータ13のコネクタ1 3bは回路部18に接続され、表示操作部19が回路部18に接続される。
【0009】 図3は上記回路部18の構成を示す。 マイクロコンピュータ(マイコン)20が操作表示部19からの入力信号に基 づいて位置指令を発生してD/A変換器21にD/A変換させると、このD/A 変換器21からのアナログ位置信号が減算回路22に入力されると共にホールセ ンサ17からの位置検出信号電圧が減算回路22に負帰還されてその偏差が求め られる。
【0010】 また、ホールセンサ17の位置検出信号電圧が微分回路23により微分されて 速度信号が求められ、減算回路22の出力信号が演算増幅器からなる減算回路2 4に入力されると共に微分回路23からの速度信号が減算回路24に負帰還され てその偏差が求められる。さらに、リニアモータからなるアクチュエータ13に 流れる電流が抵抗25により電圧に変換されることによりアクチュエータ13の 駆動トルクが検出され、減算回路24の出力信号が演算器26にて抵抗25の電 圧との差が演算される。この演算器26の出力信号がパワーアンプ27により増 幅されてアクチュエータ13に印加され、アクチュエータ13がツール14を位 置指令に応じた位置へ移動させる。
【0011】 また、ホールセンサ17からの位置検出信号電圧および微分回路23からの速 度信号電圧がA/D変換器28,29によりそれぞれA/D変換されてマイコン 20へ送られる。マイコン20はA/D変換器28,29からの位置検出信号電 圧および速度信号電圧を取り込んでこれらに基づいて各種の演算を行い、スイッ チ11の特性を求めて操作表示部19に表示させる。
【0012】 ツール14をアクチュエータ13の可動部13aに取り付けてワークに対する 作業を行う場合、マイコン20がD/A変換器21への位置指令とA/D変換器 28,29からの位置検出信号電圧および速度信号電圧との関係を分析すること によってツール14とワークとの様々な状態を分析することが可能である。
【0013】 例えばマイコン20が図7に示すように時間に対して直線的に変化する位置指 令を与えてA/D変換器29からの速度信号電圧を見ることによってアクチュエ ータ13の負荷変動を知ることができる。アクチュエータ13の負荷変動が無け れば、位置指令およびアクチュエータ13の負荷の実際の速度,A/D変換器2 9からの速度信号電圧が図7に示すようになる。
【0014】 今、アクチュエータ13の負荷が図8に示すように例えば摩擦力によりA点で 重くなり、B点で折り返してC点で正常に戻った場合、アクチュエータ13の負 荷の動きの振幅Lは摩擦力が無い場合における振幅L0より小さくなり、アクチ ュエータ13の負荷の速度に対応したA/D変換器29からの速度信号電圧が図 8に示すように+S1,−S1の間で変化する。ツール14の先端でクリック感の あるスイッチ11を押した場合、スイッチ11が図9に示すようにA点でクリッ クしてスイッチ11のクリックが正常であるとすれば、アクチュエータ13の負 荷の速度に対応したA/D変換器29からの速度信号電圧が図9に示すように+ S1より相当大きな+S2まで変化する。従って、マイコン20がA/D変換器2 9からの速度信号電圧について+S2を見ることによりスイッチ11のクリック 感を定量的に測定することができる。+S2はスイッチ11のクリック感が無く なると、相当に小さくなる。
【0015】 そこで、マイコン20は図10及び図11に示すようにスイッチ11のクリッ ク感を測定する場合には、操作表示部19の操作スイッチにより予め入力された クリック感レベルVdをメモリに登録しておき、タイマーにて設定時間を計時し た後に位置指令が格納されているテーブルから図11に示すように位置指令xi を例えば小さい順にD/A変換器21へ出力する。そして、マイコン20はA/ D変換器29からの速度信号電圧Viを取り込むと共にA/D変換器28からの 出力信号を位置フィードバック量Xiとして取り込み、A/D変換器29からの 速度信号電圧Viにおける最大値のクリック感レベル(+S2)をメモリに登録され ているクリック感レベルVdと比較してクリック感レベル(+S2)がメモリに登録 されているクリック感レベルVdより小さければスイッチ11のクリック感が正 常値より低いと判定して操作表示部19にその判定結果として「NG」を表示さ せてタイマーの計時ステップに戻る。また、マイコン20はクリック感レベル( +S2)がメモリに登録されているクリック感レベルVd以上であればスイッチ1 1のクリック感が正常値であると判定して操作表示部19にその判定結果として 「OK」を表示させてタイマーの計時ステップに戻る。
【0016】 なお、上記実施例において、D/A変換器21、A/D変換器28,29、減 算回路22,24、微分回路23をマイコン20に含ませてソフトウェア処理を 行うことによりハードウェアのコンパクト化を計ることができる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、特性を測定すべき機械式スイッチを押圧する可 動部材と、この可動部材を駆動するアクチュエータと、前記可動部材の位置を検 出する位置検出器と、位置指令に基づいて前記アクチュエータを駆動し前記位置 検出器の位置検出信号がフィードバックされるサーボ系と、前記位置検出器の位 置検出信号から前記機械式スイッチの動きの変化を求めてこの動きの変化により 前記機械式スイッチの特性を定量的に測定するスイッチ特性測定手段とを備えた ので、機械式スイッチを正確に試験することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を示すブロック図である。
【図2】本考案の一実施例を示す概略図である。
【図3】同実施例の回路構成を示すブロック図である。
【図4】同実施例の一部を示す斜視図である。
【図5】同実施例を示す平面図である。
【図6】同実施例を示す側面図である。
【図7】同実施例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図8】同実施例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図9】同実施例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図10】同実施例におけるマイコンの処理フローを示
すフローチャートである。
【図11】同実施例のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 可動部材 2 アクチュエータ 3 位置検出器 4 サーボ系 5 スイッチ特性測定手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】特性を測定すべき機械式スイッチを押圧す
    る可動部材と、この可動部材を駆動するアクチュエータ
    と、前記可動部材の位置を検出する位置検出器と、位置
    指令に基づいて前記アクチュエータを駆動し前記位置検
    出器の位置検出信号がフィードバックされるサーボ系
    と、このサーボ系からの位置フィードバック信号及び速
    度信号から前記機械式スイッチの動きの変化を求めてこ
    の動きの変化により前記機械式スイッチの特性を定量的
    に測定するスイッチ特性測定手段とを備えたことを特徴
    とするスイッチ試験器。
JP1991089230U 1991-10-30 1991-10-30 スイッチ試験器 Expired - Fee Related JP2561870Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991089230U JP2561870Y2 (ja) 1991-10-30 1991-10-30 スイッチ試験器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991089230U JP2561870Y2 (ja) 1991-10-30 1991-10-30 スイッチ試験器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0538555U true JPH0538555U (ja) 1993-05-25
JP2561870Y2 JP2561870Y2 (ja) 1998-02-04

Family

ID=13964950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991089230U Expired - Fee Related JP2561870Y2 (ja) 1991-10-30 1991-10-30 スイッチ試験器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2561870Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2561870Y2 (ja) 1998-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lee et al. Acceleration estimator for low-velocity and low-acceleration regions based on encoder position data
JP2002202244A (ja) 微細摩擦摩滅実験装置
CN109946602A (zh) 一种机器人伺服电机性能测试装置
JP3413485B2 (ja) リニアモータにおける推力リップル測定方法
CN108387780B (zh) 可控磁场下磁敏器件的压阻/剪阻性能的测试装置
Nagai et al. Fast force control without force sensor using combination of aaKF and RFOB for in-circuit test with probing system
US6577137B1 (en) Reverse inertial load test
JPH0538555U (ja) スイツチ試験器
JP3047214B2 (ja) 射出成形機の型締力制御装置
JP2002071532A5 (ja)
CN114397053A (zh) 一种直线驱动电机推拉力及行程测试装置
CN113237652A (zh) 关节测试实验平台
CN109990807B (zh) 一种霍尔传感器特性测量实验装置及方法
JP2001336997A (ja) 摩擦力計測装置及び摩擦力計測方法
JPH0666681A (ja) 操作具の動特性測定装置
JPH0575058B2 (ja)
JP2000035377A (ja) 自走型振動アクチュエータの特性測定装置
CN217384297U (zh) 基于t型导轨的接近式传感器自动测试设备
JP2700066B2 (ja) 操作感触測定方法及びその装置
JPH0312681B2 (ja)
US5025223A (en) Flatness tester
Braier et al. Measurement, evaluation and comparison of positioning accuracy and other SGT linear motor quantities
JP2829984B2 (ja) 超微小硬度計
JP2518017B2 (ja) 材料試験機
JPH1048097A (ja) 押しボタンスイッチの検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970930

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees