JPH0538484A - 気流分級機の粉体原料分散供給装置 - Google Patents

気流分級機の粉体原料分散供給装置

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JPH0538484A
JPH0538484A JP19526691A JP19526691A JPH0538484A JP H0538484 A JPH0538484 A JP H0538484A JP 19526691 A JP19526691 A JP 19526691A JP 19526691 A JP19526691 A JP 19526691A JP H0538484 A JPH0538484 A JP H0538484A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】気流分級機へ粉体原料を供給する管路で粉体粒
子の分散が十分に行われ、分級精度が良好であり、装置
の製作及び大型化が容易であり、かつ圧力損失の小さい
気流分級機の粉体原料分散供給装置を提供する。 【構成】粉体搬送用管路の対面する壁部に対をなす気体
導入用細孔を貫設し、これら細孔が下流側のほぼ一点を
指向するように傾斜配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気流分級機の粉体原料
分散供給装置に係り、より詳しくは、気流分級機へ粉体
原料を供給する管路で粉体粒子の分散が十分に行われ
て、良好な分級精度が得られるとともに、装置の製作及
び大型化が容易で、かつ圧力損失の小さい、気流分級機
の粉体原料分散供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、気流分級機へ粉体原料を供給する
装置として、例えば、図6に示すような粉体原料供給装
置が知られている。なお、図6中、10は粉体原料供給
装置、11は原料受、12は粉体原料、13はノズル、
14はディフューザ、15は供給空気、16は高速気
流、17は出口である。
【0003】この装置において、図示しない空気供給源
からノズル13に供給された供給空気15は、ノズル1
3の開孔部から高速気流16として噴出する。原料受1
1内の粉体原料12は高速気流16による圧力降下によ
って高速気流16内に引込まれ、次にディフューザ14
内で拡散され、出口17から図示しない気流分級機に供
給されて分級される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、定量供給された粉体原料12を圧縮空気
の高速気流16で吹き飛ばすだけであるため粉体粒子に
対する分散力が弱く、特に付着性、凝集性の強い粉体
(例えば、磁性粉体原料、二酸化チタン、酸化マグネシ
ウムなど)の場合、その分散が困難になること、また、
供給した粉体原料12の一部が、原料受11、ノズル1
3の先端部分、ディフューザ14の内壁などへ付着或は
固着することがあることなどの問題があった。
【0005】一方、従来知られているエジェクタ(例え
ば、図7参照)或はインジェクタは、噴出断面が円形で
供給空気の割に粉体原料の供給能力が低いため、大型化
が難しく、気流分級機の粉体原料供給装置としては利用
できないという問題があった。なお、図7中、20はエ
ジェクタ、21はノズル、22は粉体原料、23は供給
空気、24はディフューザである。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、気流分級機へ粉体原料を供給す
る管路で粉体粒子の分散が十分に行われて、良好な分級
精度が得られるとともに、装置の製作及び大型化が容易
で、かつ圧力損失の小さい、気流分級機の粉体原料分散
供給装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、粉体搬送用管路と、該管路の上流側及び下流側の
接続する粉体原料供給手段及び気流分級機とを備え、前
記粉体搬送用管路が、方形断面の中空部を有する角筒状
に形成されるとともに、その管路の対面する壁部に対を
なす気体導入用細孔が貫設され、該細孔がぞれぞれ前管
路の上流側から下流側のほぼ一点に指向するように傾斜
配置されていることを特徴とする気流分級機の粉体原料
分散供給装置から構成される。
【0008】また、本発明は、前記細孔の中心線と、前
記管路の中心線を含む水平面とのなす角度が30°以下
であること、前記対をなす細孔が前記管路の幅方向に複
数組配置されていること、および(または)前記対をな
す細孔が前記管路の長さ方向に複数組配置されているこ
とを、それぞれ望ましい構成とするものである。
【0009】
【作用】このような構成とすれば、対をなす気体導入用
細孔からそれぞれ導入される圧縮空気が、管路の下流側
で一体化されつつ下流方向へ向って膨張噴出する高速気
流を形成し、かつ該管路の上流側(粉体原料供給側)に
発生する負圧が飛躍的に増大する。
【0010】従って、粉体原料は該管路の上流側から負
圧により効率良く吸引され、粉体原料の吸引時に粉体粒
子の一次分散が行われて分散状態になるとともに、高速
気流によりさらに二次分散されて管路内を搬送され、気
流分級機に噴出供給されるので、良好な分級精度が得ら
れる。また、このように吸引時に粉体粒子の一次分散が
行われて分散状態になるとともに、高速気流によりさら
に二次分散されて気流分級機に噴出供給されるので、特
に付着性、凝集性の強い粉体(例えば、磁性粉体原料、
二酸化チタン、酸化マグネシウムなど)の場合でも、該
粉体原料の管路への付着或は固着が防止される。
【0011】また、前記細孔の中心線と、前記管路の中
心線を含む水平面とのなす角度を30°以下とすること
により、上記下流方向へ向かう高速気流の形成及び上流
側に発生する負圧の増大が一層効率良く行われる。
【0012】また、前記対をなす細孔を前記管路の幅方
向に複数組配置したり、或は前記対をなす細孔を前記管
路の長さ方向に複数組配置するようにすれば、粉体原料
の性状や処理量に応じた圧縮空気量を導入でき、該圧縮
空気による高速気流の形成、及び負圧の増大が十分得ら
れるので、本発明の粉体原料分散供給装置が適用される
気流分級機はその横幅を広げることにより、大型化が可
能となる。
【0013】また、前記管路の開口部の高さや、細孔の
直径などを選定することにより、圧縮空気の使用効率が
向上する。さらに、前記管路はその中空部の断面寸法を
一定とした方形断面としかつその対面する壁部に対をな
す細孔を特定の角度で貫設するだけでよく、しかもディ
フューザのような拡大部分も必要としないので、その製
作が容易であり、かつ圧力損失を小さくすることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0015】なお、図1は本発明の粉体原料分散供給装
置を構成する粉体搬送用管路の一例を示す斜視図、図2
は図1のII−II矢視断面図、図3,4はそれぞれ上記粉
体搬送用管路の他の例を示す平面図、図5は本発明の粉
体原料分散供給装置を使用し気流分級機により粉体原料
を3分割する分級系統の一例を示す図である。
【0016】図5において、1は粉体原料供給手段、2
は粉体搬送用管路、3は気流分級機である。
【0017】前記粉体原料供給手段1としては、図示の
ように、原料ホッパ1a内の粉体原料1bが定量フィー
ダ1cにより切出されて振動フィーダ1dを経て供給さ
れる形式のものなどを用いることができる。
【0018】また、前記気流分級機3としては、例え
ば、日鉄鉱業社製エルボージェット分級機などを用いる
ことができる。
【0019】前記粉体搬送用管路2は、図1,2に示す
ように、方形断面、本実施例では長方形断面の中空部2
aを有する角筒状に形成され、2つの管路2の対面する
壁部に対をなす細孔2b,2bが貫設されており、かつ
該細孔2b,2bは、それぞれ管路2の上流側から下流
側のほぼ一点に指向するように傾斜配置されている。な
お、前記中空部2aは、図示の例の長方形断面のものに
限定されるものではなく、正方形断面のものとすること
もできる。
【0020】また、前記細孔2b,2bは、その中心線
し、前記管路2の中心線を含む水平面Hとのなす角度θ
を30°以下、好ましくは10°〜5°とするのが適当
である。このような傾斜角度とすることにより、それぞ
れの細孔2b,2bから導入される圧縮空気が、管唄2
の下流側で一体化されつつ下流方向へ向って膨張噴出す
る高速気流を効率良く形成し、かつ該管路2の上流側に
発生する負圧を著しく増大させることができる。
【0021】また、前記細孔2b、2bは、図1,2に
示すように管路2の上下の壁部に一対の細孔を配置した
もの、図3に示すように管路2の幅方向に複数組の対を
なす細孔を配置したもの、さらに、図4に示すように管
路2の長さ方向に複数組の対をなす細孔を並列配置した
ものなどの適宜に選定することができる。なお、前記細
孔2b、2bは、管路2の両側の壁部に配置することも
可能である。
【0022】また、各細孔2b、2bへの圧縮空気の導
入は、例えば、図5に示すように各細孔の入口にそれぞ
れ気体導管4a、4bを個々に接続して行うこともで
き、また図3に示すように各細孔の入口を共通の流体導
管4cに接続して行うこともできる。
【0023】次に、本実施例の作用を説明する。
【0024】図5において、原料ホッパ1a内の粉体原
料1bが定量フィーダ1cにより切出されて振動フィー
ダ1dを経て粉体搬送用管路2の上流側に供給される。
【0025】一方、図1,2に示すように、各細孔2
b,2bから該管路2内に圧縮空気が導入されるが、こ
の際各細孔2b、2bからそれぞれ圧縮空気が管路2の
下流側のほぼ一点に指向するように導入されるため、該
圧縮空気が管路2の下流側で一体化されつつ下流方向へ
向かって膨張噴出する高速気流に形成され、かつ該管路
2の上流側(粉体原料供給側)に発生する負圧が飛躍的
に増大する。
【0026】このため、管路2の上流側に供給された粉
体原料1bは、上記負圧により効率良く吸引され、粉体
原料の吸引時に粉体粒子の一次分散が行われて分散状態
になるとともに、高速気流によりさらに二次分散されて
気流分級機3に噴出供給され、分級される。
【0027】次いで、微出口3aから引出された粒度の
細かい部分は図示しないバグフィルタにより微粉とし
て、また中間粉出口3bから引出された中間粒度の部分
は図示しないバグフィルタにより中間粉として、さらに
粗粉出口3cから引出された粒度の粗い部分は図示しな
いバグフィルタにより粗粉としてそれぞれ回収される。
【0028】実験例 以下、本発明の実験例をあげる。
【0029】図1,2に示す本発明タイプ及び図6に示
す従来タイプのものについて、表1の仕様による、供給
装置を使用して平均直径1μmの酸化マグネシウムから
なる粉体原料を供給した。その結果は、表1のとおりで
あった。
【0030】この表1から明らかなように、本発明によ
るものは、管路の上料側(粉体原料供給側)に発生する
負圧が飛躍的に増大していた。このため粉体原料が該負
圧により管路内に効率良く吸引されて、該管路内で粉体
粒子の分散が十分に行われ、該管路内部への粉体付着も
全く認められなかった。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明は、以下の効果を奏するものである。
【0033】本発明によれば、対をなす気体導入用細孔
からそれぞれ導入される圧縮空気が、粉体搬送用管路の
下流側で一体化されつつ下流方向へ向って膨張噴出する
高速気流を形成し、かつ該管路の上流側(粉体原料供給
側)に発生する負圧を飛躍的に増大させることができ
る。
【0034】従って、粉体原料は該管路の上流側から負
圧により効率良く吸引され、粉体原料の吸引時に粉体粒
子の一次分散が行われて分散状態になるとともに、高速
気流によりさらに二次分散されて管路内を搬送され、気
流分級機に噴出供給されるので、良好な分級精度砂得る
ことができる。このように吸引時に粉体粒子の一次分散
が行われて分散状態になるとともに、高速気流によりさ
らに二次分散されて気流分級機に噴出供給されるので、
特に付着性、凝集性の強い粉体(例えば、磁性粉体原
料、二酸化チタン、酸化マクグネシウムなど)の場合で
も、該粉体原料の一部が管路の内壁に付着或は固着する
恐れもない。
【0035】また、前記細孔の中心線と、前記管路の中
心線を含む水平面とのなす角度を30°以下とすること
により、上記下流方向へ向かう高速気流の形成及び上流
側に発生する負圧の増大を一層効率良く行うことができ
る。
【0036】また、前記対をなす細孔を前記管路の幅方
向に複数組配置したり、或は前記対をなす細孔を前記管
路の長さ方向に複数組配置するようにすれば、粉体原料
の性状や処理量に応じた圧縮空気量を導入でき、該圧縮
空気による高速気流の形成、及び負圧の増大が十分得ら
れるので、本発明の粉体原料分散供給装置が適用される
気流分級機はその横幅を広げることにより、大型化が可
能となる。
【0037】また、前記管路の開口部の高さや、細孔の
直径などを選定することにより、圧縮空気の使用効率を
向上させることができる。さらに前記管路はその中空部
の断面寸法を一定とした方形断面としかつその対面する
壁部に対をなす細孔を特定の角度で貫設するだけでよ
く、しかもディフューザのような拡大部分も必要としな
いので、その製作が容易であり、かつ圧力損失を小さく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の粉体原料分散供給装置を構成す
る粉体搬送用管路の一例を示す斜視図である。
【図2】図2は図1のII−II矢視断面図である。
【図3】図3は粉体搬送用管路の他の例を示す一部を切
欠いた平面図である。
【図4】図4は粉体搬送用管路のさらに他の例を示す一
部を切欠いた平面図である。
【図5】図5は本発明の実施例を示す系統図である。
【図6】図6は従来例を示す縦断面図である。
【図7】図7は他の従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 粉体原料供給手段 1a 原料ホッパ 1b 粉体原料 1c 定量フィーダ 1d 振動フィーダ 2 粉体搬送用管路 2a 中空部 2b 気体導入用細孔 3 気流分級機 3a,3b,3c 出口 4a,4b,4c 流体導管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、粉体搬送用管路と、該管路の上流側及び下流側
接続する粉体原料供給手段及び気流分級機とを備え、前
記粉体搬送用管路の対面する壁部に対をなす気体導入細
孔が貫設され、該細孔がれぞれ前管路の上流側から
下流側のほぼ一点に指向するように傾斜配置されている
ことを特徴とする気流分級機の粉体原料分散供給装置か
ら構成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】さらに、本発明は、上記の目的を達成する
ために、前記の粉体搬送用管路が方形断面の中空部を有
する角筒状に形成されることを提案する。また、本発明
は、前記細孔の中心線と、前記管路の中心線を含む水平
面とのなす角度が30°以下であること、前記対をなす
細孔が前記管路の幅方向に複数組配置されていること、
および(または)前記対をなす細孔が前記管路の長さ方
向に複数組配置されていることを、それぞれ望ましい構
成とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】また、前記細孔2b,2bは、その中心線
、前記管路2の中心線を含む水平面Hとのなす角度θ
を30°以下、好ましくは10°〜5°とするのが適当
である。このような傾斜角度とすることにより、それぞ
れの細孔2b,2bから導入される圧縮空気が、管
の下流側で一体化されつつ下流方向へ向って膨張噴出す
る高速気流を効率良く形成し、かつ該管路2の上流側に
発生する負圧を著しく増大させることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】また、前記細孔2b、2bは、図1,2に
示すように管路2の上下の壁部に一対の細孔を配置した
もの、図3に示すように管路2の幅方向に複数組の対を
なす細孔を配置したもの、さらに、図4に示すように管
路2の長さ方向に複数組の対をなす細孔を並列配置した
ものなど適宜に選定することができる。なお、前記細孔
2b、2bは、管路2の両側の壁部に配置することも可
能である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】次いで、微出口3aから引出された粒度
の細かい部分は図示しないバグフィルタにより微粉とし
て、また中間粉出口3bから引出された中間粒度の部分
は図示しないバグフィルタにより中間粉として、さらに
粗粉出口3cから引出された粒度の粗い部分は図示しな
いバグフィルタにより粗粉としてそれぞれ回収される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】この表1から明らかなように、本発明によ
るものは、管路の上側(粉体原料供給側)に発生する
負圧が飛躍的に増大していた。このため粉体原料が該負
圧により管路内に効率良く吸引されて、該管路内で粉体
粒子の分散が十分に行われ、該管路内部への粉体付着も
全く認められなかった。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】従って、粉体原料は該管路の上流側から負
圧により効率良く吸引され、粉体原料の吸引時に粉体粒
子の一次分散が行われて分散状態になるとともに、高速
気流によりさらに二次分散されて管路内を搬送され、気
流分級機に噴出供給されるので、良好な分級精度得る
ことができる。このように吸引時に粉体粒子の一次分散
が行われて分散状態になるとともに、高速気流によりさ
らに二次分散されて気流分級機に噴出供給されるので、
特に付着性、凝集性の強い粉体(例えば、磁性粉体原
料、二酸化チタン、酸化マクグネシウムなど)の場合で
も、該粉体原料の一部が管路の内壁に付着或は固着する
恐れもない。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉体搬送用管路と、該管路の上流側及び下
    流側に接続する粉体原料供給手段及び気流分級機とを備
    え、前記粉体搬送用管路の対面する壁部に対をなす気体
    導入用細孔が貫設され、該細孔がそれぞれ前記管路の上
    流側から下流側のほぼ一点に指向するように傾斜配置さ
    れていることを特徴とする気流分級機の粉体原料分散供
    給装置。
  2. 【請求項2】前記粉体搬送用管路が方形断面の中空部を
    有する角筒状に形成される、請求項1に記載の気流分級
    機の粉体原料分散供給装置。
  3. 【請求項3】前記細孔の中心線と、前記管路の中心線を
    含む水平面とのなす角度が30°以下である、請求項1
    又は2に記載の気流分級機の粉体原料分散供給装置。
  4. 【請求項4】前記対をなす細孔が前記管路の幅方向に複
    数組配置されている、請求項1ないし3の1つに2記載
    の気流分級機の粉体原料分散供給装置。
  5. 【請求項5】前記対をなす細孔が前記管路の長さ方向に
    複数組配置されている、請求項1ないし4の1つに記載
    の気流分級機の粉体原料分散供給装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06296935A (ja) * 1993-04-14 1994-10-25 Nittetsu Mining Co Ltd 気流分級機への原料粉体供給方法及び装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0212872A (ja) * 1988-06-30 1990-01-17 Seiko Epson Corp 半導体装置

Patent Citations (1)

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