JPH0538475Y2 - - Google Patents

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JPH0538475Y2
JPH0538475Y2 JP1987000332U JP33287U JPH0538475Y2 JP H0538475 Y2 JPH0538475 Y2 JP H0538475Y2 JP 1987000332 U JP1987000332 U JP 1987000332U JP 33287 U JP33287 U JP 33287U JP H0538475 Y2 JPH0538475 Y2 JP H0538475Y2
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magnetic disk
disk device
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casing
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 磁気デイスク装置をエンクロージヤ構造とした
磁気デイスク記憶装置において、外部から吸入し
た空気を磁気デイスク装置に直接吹きつけるよう
に構成することによつて、冷却効率の向上を図つ
た。
〔産業上の利用分野〕
この考案は磁気デイスク記憶装置、とくにエン
クロージヤ構造の磁気デイスク装置を採用した磁
気デイスク記憶装置に関するものである。
一般にデイスクエンクロージヤ(DE)と称さ
れるエンクロジヤ構造の磁気デイスク装置は、装
置の休止中を含めて塵埃等に対する耐環境性を向
上するため、磁気デイスクだけでなく、磁気ヘツ
ド系のその他の機構部をすべて密閉しモジユール
構造としたものである。
このような構造の磁気デイスク装置では、磁気
ヘツド移動用の駆動モータ等の発熱体をエンクロ
ージヤ内に設置しているので、これらが発生する
熱によつて内部温度が上昇し、各部の膨張や変形
によつて、オフトラツク(磁気ヘツドの位置決め
の誤り)を生ずるおそれがある。
このため、動作中は常に所定の温度範囲内に保
持しておく必要がある。
〔従来の技術〕
第3図に従来例の構成を側面図aと正面図bと
によつて示す。
1bは、下部および上部にそれぞれ、いくつか
の吸気口11および排気口12を設けた筐体で、
適宜に通気孔を設けた棚板と仕切り板とによつ
て、図示のように、上より下に向かつて区画・
区画・区画に区切り、区画・区画の横に
区画を区切り、区画及び区画には2台ずつ
合わせて4台のエンクロージヤ構造の磁気デイス
ク装置3を、区画には2台の発熱量が大きい電
源装置41を、区画には制御装置42を設けて
いる。
また、磁気デイスク装置3を載置する区画お
よび区画の棚板には、各磁気デイスク装置3毎
に、吸込み口を下に向け吐出し口を上に向けた送
風機2を設けている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記構成の従来例では、区画の磁気デイスク
装置3は電源装置41によつて温度上昇した空気
によつて、また区画の磁気デイスク装置3は区
画で更に温度上昇した空気によつて冷却するこ
とになる。
したがつて、送風機2の容量を大きくしなけれ
ば磁気デイスク装置3を十分に冷却することがで
きないという問題点がある。
すなわち本考案の目的は、送風機2の容量を大
きくすることなく、磁気デイスク装置3の冷却効
果を高めることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による磁気デイスク記憶装置は、第1図
の原理図に示すように、 筐体下部から吸入した空気を、上部から排出す
るように構成した気密筐体1と、下向きの吸込み
口が気密筐体1の開口部に開口し、吐出し口が上
向きに開口するよう、気密筐体1の下部に内蔵さ
れて、並列に配設される所望数の送風機2と、送
風機2の吐出し口に近接しそれぞれの送風機2の
上方に並列して、気密筐体1内に配設される、エ
ンクロージヤ構造の磁気デイスク装置3と、気密
筐体1内で磁気デイスク装置3の上段に配設され
る、電源装置・制御装置を含む他の装置4とを備
えた構成とする。
そして、縦隔壁により隔離された区画のそれぞ
れに、磁気デイスク装置3が設置されたものとす
る。
〔作用〕
気密筐体1の下部に設けた送風機2によつて装
置の冷気を直接吸入し、この冷気を縦隔壁によつ
て区切られた区画内に配設した磁気デイスク装置
3に吹きつけている。
したがつて、冷気の流れが安定し、磁気デイス
ク装置3の冷却効果が向上する。
〔実施例〕
第2図に実施例の構成を側面図aと正面図bと
によつて示す。
気密筐体1aは、棚板によつて上中下の3段に
分け、上段および中段にはそれぞれ制御装置42
および電源装置41を設け、下段は無孔隔壁によ
つて4区画に区切り、各区画の底板には、吸込み
口を下方に開口し、吐出し口を上方に開口して送
風機2を設け、各送風機2の上に磁気デイスク装
置3を設けている。
各棚板には多数の通気孔が設けてあり、各送風
機2によつて吸入した空気は、まず最初に磁気デ
イスク装置3を冷却し、電源装置41を冷却し、
ついで制御装置42を冷却したのち、上部の排気
口12から気密筐体1aの外部に排出される。
一般に、磁気デイスク記憶装置は温度管理され
た室内に設置しているので、磁気デイスク装置は
温度管理された空気によつて冷却されることにな
る。
したがつて、送風機2の容量を計算等によつて
求めた適切な値とすることにより、動作中の磁気
デイスク装置の温度を常に所定の温度範囲内に保
持することができる。
また、縦隔壁によつて区切つた区画毎に4台の
磁気デイスク装置3を隔離したうえ、個別に送風
機2を設けることにより、空気の流れを安定化さ
せることができ、磁気デイスク装置3の温度を安
定化することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による磁気デイス
ク記憶装置では、比較的小容量の送風機によつて
エンクロージヤ形の磁気デイスク装置の温度を所
定の温度に保持することができ、オフトラツク等
の誤りの発生を防止し信頼性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理図、第2図a,bは実施
例の構成図、第3図a,bは従来例の構成図であ
る。 図中、1,1a,1bは気密筐体、2は送風
機、3は磁気デイスク装置、4は他の装置を表
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筐体下部から吸入した空気を、上部から排出す
    るように構成した気密筐体1と、 下向きの吸込み口が該気密筐体1の開口部に開
    口し、吐出し口が上向きに開口するよう、該気密
    筐体1の下部に内蔵されて、並列に配設される所
    望数の送風機2と、 該送風機2の吐出し口に近接しそれぞれの該送
    風機2の上方に並列して、該気密筐体1内に配設
    される、エンクロージヤ構造の磁気デイスク装置
    3と、 該気密筐体1内で該磁気デイスク装置3の上段
    に配設される、電源装置・制御装置を含む他の装
    置4とを備え、 縦隔壁により隔離された区画のそれぞれに、該
    磁気デイスク装置3が設置されてなることを特徴
    とする磁気デイスク記憶装置。
JP1987000332U 1987-01-06 1987-01-06 Expired - Lifetime JPH0538475Y2 (ja)

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JPS63109399U JPS63109399U (ja) 1988-07-14
JPH0538475Y2 true JPH0538475Y2 (ja) 1993-09-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59149291U (ja) * 1983-03-22 1984-10-05 富士通株式会社 磁気デイスク装置

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JPS63109399U (ja) 1988-07-14

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