JPH0538104A - 回転電機鉄心抜板加工プレス装置 - Google Patents

回転電機鉄心抜板加工プレス装置

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JPH0538104A
JPH0538104A JP19331891A JP19331891A JPH0538104A JP H0538104 A JPH0538104 A JP H0538104A JP 19331891 A JP19331891 A JP 19331891A JP 19331891 A JP19331891 A JP 19331891A JP H0538104 A JPH0538104 A JP H0538104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blank
stator
guides
punching
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP19331891A
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English (en)
Inventor
Katsumi Mizutani
克己 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 固定子スロットのピッチのバラツキを防止
し、且つ一定した高速度(打抜き始めと同速度)にて全
打抜きが可能となる回転電機鉄心のノッチングプレス装
置を提供する。 【効果】 抜板の最大外径に当接するガイドを、いつも
最大径をバランスよく拘束するように複数個あるいは連
続的に配設することにより、固定子抜板と回転子抜板の
未分離部分が短くなる最終打抜き付近においても、ノッ
チングプレス加工時の固定子抜板に働く遠心力の影響を
抑制することが可能となり、加工中心軸とのずれを防止
することになる。このことにより、一定した高速で固定
子スロットを打抜くとともに、そのスロットピッチを高
精度に確保することが可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転電機鉄心の固定子
抜板あるいは回転子抜板の導体を保持するための溝を、
ノッチ加工するプレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、回転電機の固定子鉄心および回
転子鉄心の抜板を電気鉄板から打抜いて成形する場合に
は、例えば図4で示されるように固定子および回転子の
抜板素材3に導体溝(以下スロットと云う)を打抜く前
に、略円形状の抜板素材3の中心に、スロットを打抜く
ための加工中心に先ず回転軸孔あるいは仮孔4を打抜
く。その後、図3に示めされるようなノツチプレス5の
加工中心軸ガイドに装置し、抜板素材1をプレス5のス
トロークに同期させて、連続的・間欠的に回転させなが
ら、固定子スロット6および固定子抜板1と回転子抜板
2との間を固定子抜板1の内径寸法でもって分離するよ
うに、所定ピッチ毎に順次打抜き切断していく。その
後、打抜かれた回転子抜板2を回転させながら、回転子
スロットおよび回転子抜板の外径寸法でもって、その外
周を所定ピッチ毎に打抜いていく。そして、夫々に完成
した固定子抜板1および回転子抜板2を積層して、固定
子鉄心あるいは、回転子鉄心として作られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なノッチプレス5を用いて抜板素材3の固定子抜板1に
固定子スロット6を形成しながら順次に回転子抜板2と
分離するように打抜き切断する場合、次のような種々の
問題が生じていた。
【0004】即ち図4において、矢印7の方向へ連続的
・間欠的に、連続的・間欠的所定ピッチ毎に順次打抜き
切断分離を行なう場合、一定した高速度打抜きでは、固
定子抜板1と回転子抜板2の未分離部分が短くなる最終
打抜き切断付近で、固定子抜板1は連続的・間欠的回転
の遠心力により抜板素材3の中心よりずれを生じる。そ
の結果、最終打抜きの付近でない固定子スロット6のピ
ッチP1と最終打抜きの付近の固定子スロット6のピツ
チP2では寸法が異なり、固定子鉄板1の打抜き不良に
つながる。そして、その寸法誤差が少ない時でも、後工
程では鉄心積層時の積み精度ひいては製品特性の劣化の
原因ともなっていた。
【0005】これを避けるためには打抜き作業の効率を
低下させることを承知で、最終打抜き付近でノッチング
プレス5の可変速モータ8の回転数を、最周付近の回転
子抜板2と未分離部分の距離に応じて回転数を落し、遠
心力の発生を抑止して固定子スロット6のピッチバラツ
キを防止することが行なわれていた。特に大径の固定子
抜板1の場合及びスロットピッチ数の小の時には、この
技術が大変重要なものであった。
【0006】本発明の目的は、この問題を解決するため
に行なわれたもので、固定子スロットのピッチのバラツ
キを防止し、且つ一定した高速度(打抜き始めと同速
度)にて全打抜きが可能となる回転電機鉄心のノッチン
グプレス装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の回転電機鉄心の
ノッチングプレス装置は、略円形状の抜板の中心を保持
して連続的・間欠的に回転させ、これに固定子スロット
および固定子抜板と回転子抜板とを、固定子抜板の内径
寸法でもって分離するように所定ピッチ毎に順次打抜き
・切断するノッチングプレスにあって、略円形状の抜板
の外径の最大径に該当する外周に当接するガイドを、い
つも最大径をバランスよく拘束するように複数個配設す
ることに特徴を有する。
【0008】
【作用】抜板の最大外径に当接するガイドを、いつも最
大径をバランスよく拘束するように複数個あるいは連続
的に配設することにより、固定子抜板と回転子抜板の未
分離部分が短くなる最終打抜き付近においても、ノッチ
ングプレス加工時の固定子抜板に働く遠心力の影響を抑
制することが可能となり、加工中心軸とのずれを防止す
ることになる。このことにより、一定した高速で固定子
スロットを打抜くとともに、そのスロットピッチを高精
度に確保することが可能とすることができる。
【0009】
【実施例】図1および図2を用いて本発明の一実施例を
説明する。図1はノッチングプレス5の側面図であっ
て、フレーム11の上部に駆動用の可変速モータ8があ
る。これによってラム12がフレーム11に沿って上下
に摺動するラム12の先端には、固定子スロット6およ
び固定子抜板1の内径を切断するための上抜型13が取
付けられ、この上抜型13に噛合うするように下型14
がベース15の上面に固定されている。
【0010】ベース15の中央には回転テーブル16が
取付けられ、その回転はベース15の下部に取り付けら
れた可変速モータ8に連結された、連続・間欠回転器1
7によりラム12と同期した連続・間欠回転を行なう。
回転テーブル16の図示しない加工中心軸に抜板素材3
がその回転子軸孔,あるいは仮孔4を嵌合し、その上か
らエアシリンダにより上下に移動するクランプ18で押
して固定される。そしてこの抜板素材3の最大外径より
0.05〜0.1mm隙間をもったガイドが抜板受20上
面に植設され、抜板受20はベース15の下部に取付け
られたエアシリンダ21により上下に移動する。このガ
イド19,抜板受20,エアシリンダ21で構成される
ガイドユニット22は、本実施例の場合においては、4
箇所に取り付けられている。
【0011】なお、ガイドユニット22は固定子抜板1
の外径形状に対し最も効果のある箇所に必要数配置され
るものであって、場合によっては連続的に配置されるも
のである。このことは、スロット数及び固定子抜板1の
外径寸法の大きさ等により、必要に応じて決められるも
のである。
【0012】又ガイド19は、抜板素材3との位置決め
がスムーズに行われるように、上部先端部にテーパ加工
を施すとともに、抜板素材3の回転方向に対しスムーズ
にひっかかりがなく抜板素材3が回転できるように、案
内用のテーパ加工が施してある。次に本実施例の作用に
ついて説明する。 (1)(搬入時)
【0013】抜板素材3が回転テーブル16上の加工中
心軸に回転軸孔あるいは仮孔4を嵌合し、クランプ18
で押力されてセットされると先端にテーパ加工する。そ
して抜板素材3回転方向に対しスムーズにひっかかりな
く回転できるよう、案内用テーパ加工が施してるガイド
19がシリンダ21により上昇してくる。
【0014】(2)次に材料受け20上に取付けてある
ガイド19の位置を、ガイド19が抜板素材3の最大外
径周より0.05〜0.1mmの隙間を持たせた抜板回転
軌跡上に全てあるように調節し固定する。 (3)(打抜き時)
【0015】一定速度にて打抜きを行なうと、最終打抜
き付近でも遠心力による固定子抜板1の位置ずれの発生
は、全体にバランスよく配設されたガイドユニット22
のガイド19によってその衝撃力及び反発力が吸収され
たため、打抜かれている固定子抜板1のそのずれの発生
は抑制することができる。 (4)(打抜き終了時)ガイド19がシリンダ21の作
用によって下降するので、打抜き後の固定子抜板1と回
転子抜板2とを容易に取り外すことができる。
【0016】以上述べた実施例によれば、一定した高速
度打抜きでは固定子抜板1と回転子抜板2の未分離部分
が短くなる最終付近(図2中では二点鎖線で示してあ
る)においても、固定子抜板1に働く遠心力の影響を抑
制して最終打抜き付近でない固定子スロットのピッチP
1と最終打抜き付近の固定子スロットのピッチP2との
寸法のバラツキをなくすことができた。
【0017】又、ガイド19の位置を0.05〜0.1
mm外へ逃すことにより、固定子抜板1との回転時の抵抗
を緩和することによるピッチ不揃い防止、あるいはガイ
ド19の固定子抜板1の回転してくる方向に対してテー
バ加工をすることにより、スムーズに回転する効果が得
られた。 (他の実施例)
【0018】ガイド19については、ガイドローラ方式
も採用可能。又、固定子抜板1の外周部に凹溝のあるも
のでもガイド巾と所定ピッチ巾との関係を把握し、凹溝
外で必ずガイドが均一にガイドする箇数設置すればよ
い。そして、ガイド及び材料受けを非磁性のものを使用
し摩擦による抵抗をなくした。
【0019】
【発明の効果】以上本発明によれば、抜板の最大外周よ
り0.05〜0.1mmの隙間を持たせ、且つ抜板回転軌
跡上に全てあるようにガイドを複数個及び連続的に設け
たことにより、ノッチングプレス加工時の固定子抜板の
位置ずれ抑止し、一定の高速で固定子スロットを打ち抜
くことができる。又、そのピッチを高精度に維持するこ
とを可能ならしめたため、製品特性の低下を防止し、生
産性向上に寄与するなど優れた効果を有することとなっ
た。
【0020】以上により実効果として、固定子抜板外径
610mm,スロット数72とし、打抜きスピード700
spmにおいてスロットピッチのバラツキを0.1mm以
内とすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプレス装置の側面図、
【図2】本発明に適用した回転電機鉄心抜板の打抜方法
の説明図、
【図3】従来のノッチングプレス装置の側面図、
【図4】従来の打抜き方法の説明図、
【図5】その他の実施例の説明図。
【符号の説明】
1…固定子抜板、 2…回転子抜板、 3…
抜板素材、4…回転子軸孔、 5…ノッチングプレ
ス、 6…固定子スロット、7…抜板回転方向、8…可
変速モータ、 13…上抜型、14…下抜型、 15
…ベース、 16…回転テーブル、 19…ガイド、2
0…材料受、 21…シリンダ、 22…ガイ
ドユニット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 回転電機鉄心の固定抜板でその外径が略
    円形状となっている薄板の中心を保持して連続・間欠的
    に回転させ、これに固定子溝および固定子抜板の内径を
    所定ピッチ毎に順次打抜き・切断するノッチ加工するノ
    ッチングブレスにおいて、前記固定子抜板の略外径の最
    大径に該当する外周に当接するガイドを、いつも最大径
    を抱束するように複数個・連続に配置することを特徴と
    する回転電機鉄心抜板加工プレス装置。
JP19331891A 1991-08-02 1991-08-02 回転電機鉄心抜板加工プレス装置 Pending JPH0538104A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19331891A JPH0538104A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 回転電機鉄心抜板加工プレス装置

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JP19331891A JPH0538104A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 回転電機鉄心抜板加工プレス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0538104A true JPH0538104A (ja) 1993-02-12

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ID=16305912

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JP19331891A Pending JPH0538104A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 回転電機鉄心抜板加工プレス装置

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