JPH0538004U - 自動車減速道路 - Google Patents

自動車減速道路

Info

Publication number
JPH0538004U
JPH0538004U JP085549U JP8554991U JPH0538004U JP H0538004 U JPH0538004 U JP H0538004U JP 085549 U JP085549 U JP 085549U JP 8554991 U JP8554991 U JP 8554991U JP H0538004 U JPH0538004 U JP H0538004U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road
vehicle
deceleration road
automobile
deceleration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP085549U
Other languages
English (en)
Inventor
安松 内間
Original Assignee
安松 内間
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 安松 内間 filed Critical 安松 内間
Priority to JP085549U priority Critical patent/JPH0538004U/ja
Publication of JPH0538004U publication Critical patent/JPH0538004U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の自動車減速道路5は、標識11によ
り減速道路では確実に減速し、走行時、コトン,コトン
という異常な音を運転者が感じ、スピードを減速し、安
全運転に導くことが期待される自動車減速道路5を提供
することを目的としている。 【構成】 本考案の自動車減速道路5は、自動車減速道
路5の標識11を有し、自動車の進行方向Aと交叉する
方向に指向して舗装部4に凸条7を間隔Pをおいて並列
し、少なくとも凸条7の側壁部7bに反射ミラー8を設
けたものである。したがって、自動車減速道路5に近づ
くと、標識とミラー8により、減速道路5であることを
視認できるので、運転者が制限速度をこえるよりは減速
したほうが運転し易いと感じ、安全運転が実現される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は自動車減速道路、特に自動車の速度制限がされた道路に利用される 自動車減速道路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車の速度制限,一時停止などの規制を行ってきた道路として、たと えば、つぎのようなものがある。
【0003】 1)ひんぱんに自動車事故をおこした道路、 2)軌道踏切前の道路、 3)急カーブ,S形,T形,Y形その他の形状をした道路、 4)坂道カーブ、特に下り道カーブ、 5)トンネル入口、必要によりトンネル内、 6)高速道路から普通道路に入る前、 7)高速道路で自動車の減速を必要とする道路、 8)曲がりくねった見通しが悪い道路,坂道など地形上、安全性を特に要する 道路、 9)病院,作業の内容に振動による影響がある事業場などの構内の道路。
【0004】 このような道路では、それぞれ速度制限,一時停止などの標識などにより安全 運転を行うようになっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、制限速度以内で走行すればよいのであるが、交通整理を行って いないとき、夜間人通りがないとき、制限速度をこえて走行運転をすることは好 ましくないことはいうまでもない。
【0006】 たとえば、二輪車,四輪車の性能が近年著しく向上したことに伴って、たびた び同じ場所で自動車事故をおこしている道路は、いわゆる魔の道路といわれ、こ のような道路が全国に数多くあるのであるが、道路は簡単に拡張,改造できにく いのが実情である。
【0007】 毎日全国で尊い命を失い、多数の人が交通事故で死亡している。たとえば、昭 和63年1年間の交通事故件数は、614.400余件におよび幸いに命をとり とめた人もあり、また病院に多くの人が入院している。交通事故の原因としては 、前方不注意もあり、スピードの出しすぎがあった。 また、乗用車,重量車,オートバイなどを問わず、振動,騒音により住宅地内 の深夜における環境さえも損なうことがあるという問題点があった。
【0008】 この考案は、このような問題を解決するためになされたもので、この考案の自 動車減速道路は、減速すべき道路において確実に減速し、走行時、コトン,コト ンという異常な音を自動車運転者の全身に感じさせることにより、スピードを減 速し、安全運転にみちびくことを期待し、運転者を含め同乗者,通行人にも被害 を与える制限速度をこえた運転を防止するための自動車減速道路を提供すること を目的としている。そして、この考案の自動車減速道路が効果的であることによ り、自動車減速のための道路規制にも一助となり、交通事故の減少につながるこ とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため、この考案の自動車減速道路は、自動車減速道路の表示を有し、自動 車の進行方向と交叉する方向に指向して舗装部に凸条を間隔をおいて並設し、少 なくとも凸条の側壁部に発光体を設けたものである。
【0010】
【作用】
この考案の自動車減速道路は、上記のように構成したことにより、自動車の進 行方向と交叉した方向に指向して、舗装部に凸条を設けたので、自動車が制限速 度以内ならば、安全に走行して通行できるが、自動車が制限速度をこえたときは 、快適に運転できにくくなり、制限速度をこえないように運転するほうがよいと 感ずるように働く。 また、少なくとも凸条の側壁部に発光体を設けたため、前方から自動車減速道 路であることを夜間でも視認し易く、安全運転により通過できるように働く。
【0011】
【実施例】
以下に、この考案の一実施例に係る自動車減速道路について、図に基づいて説 明する。図1はこの考案の一実施例の自動車減速道路を示す断面図、図2は同平 面図である。
【0012】 図において、1は自動車が走行する道路、2はこの道路1の下層部、3はこの 下層部2を構成している砕石など、4はこの砕石など3を締固してなる下層部2 の上部2aに、舗装材であるコンクリート,アスファルトなどを用いて固めてな る舗装部、この一実施例ではこの舗装部4がコンクリートを固めてなるものであ る場合について説明する。5はこの舗装部4を有した自動車減速道路である。6 はこの自動車減速道路5上の平面部、7はこの前記自動車減速道路5の舗装部4 の中央部に、自動車の進行方向Aと交叉する方向に指向して、間隔をおいて平行 に設けた凸条であり、この一実施例では、複数の凸条7を、自動車の進行方向A とほぼ直角方向に指向して並列し、凸条7,7間に平面部6を設け、かつ、凸条 7の断面が半楕円形状である場合を例として説明する。pは凸条7,7間の間隔 であり、この間隔pは、この道路1の制限速度,道路事情などによって定められ るようになっているものとする。8は凸条7の自動車の進行時上り側の側壁部7 bに設けた発光体である反射ミラー,蛍光塗料,舗装面発光体などの発光体、9 は歩道、10はこの歩道9に沿って設けた縁石、11はたとえば速度制限を示し た表示手段としての標識である。
【0013】 以上に説明した道路に設けた凸条7を、道路1の中央部に並設し、突条7の自 動車の進行方向Aとほぼ直角方向の長さは、道路幅に応じ、一方通行の場合は比 較的短く、両側通行の場合は比較的長く設けるようになっている。
【0014】 以上の構成において、自動車などの車両が前方で夜間でも発光体8からの光に より、自動車減速道路5を視認し易く、車両が制限速度以下ならば車輪部のタイ ヤが平面部6で下がったのち、凸条7で乗り上げ、再び次の平面部6で下がり、 乗り上げを繰り返して安全に通行でき、しかししながら、制限速度をこえたとき は、高速になるほど高い周波数のコトン,コトンという異常な音を発し、しかも 高速になるほど快適に運転できなくなり、制限速度をこえないように運転者が運 転するほうがよくなるように働く。この場合において、たとえば凸条7の高さを 高くしたものとか、頂上7aを鋭角に形成したものでなければ、凸条7,7間の 間隔pをかなり長く形成しても制限速度以内ならば、それほど快適性を損なうこ とがなく、しかしながら、制限速度をこえるような高速度ではタイヤの凸条7へ の衝突による急な上昇と衝撃についで、かなり長い平面部6の一部を飛びこえて 、つぎの凸条7への衝突によるさらに急な上昇と衝撃を生じることがあり、運転 の快適性が失われ、ふつうの制限速度以下で安全運転した方がよいと感じ、変更 することが期待される。
【0015】 この考案の一実施例の自動車減速道路によれば、コンクリートなどを舗装した 道路1で、自動車の進行方向Aとほぼ直角方向に指向して、舗装部4に複数の平 面部6と凸条7を間隔をおいて並設したことにより、自動車の制限速度以内では 、タイヤの位置が平面部6に下がり、凸条7を経て、次の平面部6で下がること を繰り返し、安全に通行できるのであるが、制限速度をこえたときは制限速度を こえるほど、コトン,コトンという異常な音,振動,衝撃が大きく、快適に運転 できなくなり、このような状態となるよりも、制限速度を守り安全運転したほう が良いということになり易い。
【0016】 そして、凸条7の自動車の進行時上り側の側壁部7bに発光体8を設けたため 、自動車の前照灯,電柱の照明灯などによる発光体8からの反射光により自動車 減速道路5のかなり前方において視認し易く、安全運転の心構えができるので自 動車減速道路5を走行時、運転者が安全運転を選び、制限速度をこえた運転がな くなることが期待される自動車減速道路を提供できるという効果を奏する。
【0017】 (他の実施例) 前記の一実施例では、凸条7を自動車の進行方向Aとほぼ直角方向に指向して 並列した場合について説明したが、図3に示した他の実施例のように、凸条7を 自動車の進行方向Aに斜めに交叉して設けてもよい。
【0018】 前記の一実施例では、凸条7を自動車の進行方向Aと間隔pをおいて平行に設 けた場合について説明したが、図4に示した他の実施例のように、凸条7を上記 間隔pをおいた複数の凸条7と平面部6からなる第1の道路部に続いて、間隔P をおいて第1の道路部同様に構成した第2の道路部を順次に隣接してもよい。
【0019】 前記一実施例では、凸条7の断面形状が、半楕円形状である場合について説明 したが、図5の(a),(b)に示した他の実施例のように凸条7の側面形状が それぞれ(a)山形状,(b)台形状であってもよい。
【0020】 前記この考案の一実施例では、下層部2に砕石など3を敷いて固めた上部にコ ンクリートなどを舗装した道路である場合について説明したが、これ以外の舗装 道路であっても良いことはいうまでもない。
【0021】 前記この考案の一実施例では、コンクリート舗装の上部に平面部6と凸条7を 交互に並設した場合について説明したが、この凸条7を弾性を有した舗装材でつ くると、制限速度以下では、通行時、快適性を失うことが少なく、しかしながら 、制限速度をこえたときは、凸条7が低くても舗装部の弾性変形部が加わるので 、運転の快適性の喪失を直感し、正規の制限速度以下にするように働く。 この考案の一実施例では、発光体8を凸条7の自動車の進行時上り側の側壁部 7bに設けた場合について説明したが、凸条7の自動車の進行時上り側の側壁部 7bに沿って平面部6に設けても良い。
【0022】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案の自動車減速道路によれば、自動車の進行 方向と交叉する方向に指向して、舗装部に凸条を間隔をおいて平行に並設したた め、充分な強度を有した凸条をつくり易く、少なくとも凸条の自動車の進行方向 の側壁部に発光体を設けたことにより、運転者が自動車減速道路をかなり前方に おいて夜間でも視認し易く、このため表示された制限をこえない速度で通過する ための心構えができ、車両の制限速度以内では、タイヤの位置が凸条の形状に応 じて、凸条を経て、次の平面部で下がることを繰り返し、安全に通行でき、しか しながら、制限速度をこえたときは、快適に運転できなくなり、制限速度をこえ ないように運転するほうが良いと感じるようになり、暴走を防止し、併せて騒音 により環境を損なうことがなくなるという自動車減速道路を提供できるという効 果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案に係る一実施例の自動車減速道路を
示す断面図
【図2】 同平面図
【図3】 この考案の他の実施例の自動車減速道路の凸
条を示す模式図
【図4】 この考案の他の実施例の自動車減速道路の凸
条を示す模式図
【図5】 同自動車減速道路を示す断面図である。
【符号の説明】
4 舗装部 5 自動車減速道路 6 平面部 7 凸条 7b 側壁部 8 反射ミラー 11 標識 A 自動車の進行方向 p 間隔 各図中、同一符号は同一部分または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舗装材を用いて固めた舗装部と、減速道
    路の表示手段を有した自動車減速道路であって、前記舗
    装部に自動車の進行方向と交叉する方向に指向して、凸
    条を間隔をおいて並設し、少なくとも前記凸条の側壁部
    に発光体を設けたことを特徴とする自動車減速道路。
JP085549U 1991-10-21 1991-10-21 自動車減速道路 Pending JPH0538004U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP085549U JPH0538004U (ja) 1991-10-21 1991-10-21 自動車減速道路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP085549U JPH0538004U (ja) 1991-10-21 1991-10-21 自動車減速道路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0538004U true JPH0538004U (ja) 1993-05-21

Family

ID=13861928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP085549U Pending JPH0538004U (ja) 1991-10-21 1991-10-21 自動車減速道路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0538004U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345026A (en) * 1976-08-18 1978-04-22 Engwall Bertil Method of preventing vehicle form passing at high speed on temporarily speed reducing portion of road face and apparatus used therefor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345026A (en) * 1976-08-18 1978-04-22 Engwall Bertil Method of preventing vehicle form passing at high speed on temporarily speed reducing portion of road face and apparatus used therefor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112907964A (zh) 一种高速公路路面施工阶段交通安全管控方法和系统
JP4111384B2 (ja) 道路交差点構造
CN101818485B (zh) 对车辆无刚性冲击的减速带
CN205557215U (zh) 一种适用于交叉路口的道路系统
KR0146403B1 (ko) 논스톱 교차로 시스템
US8684625B2 (en) Device for limiting the speed of moving traffic
CN101838973A (zh) 震动柔和的道路减速带
CN101818486A (zh) 既无刚性冲击也无柔性冲击的道路减速垄
JPH0538004U (ja) 自動車減速道路
JP3122792U (ja) 車用減速兼進入防止バリア(障害物)
CN113047102A (zh) 一种立交桥
JPH09105107A (ja) 自動車減速道路
KR101130852B1 (ko) 볼록형 버스전용차로
WO2000040802A1 (en) New road and parallel side zone system
KR101000414B1 (ko) 도로용 과속방지턱
CN220704364U (zh) 减速带
CN218404879U (zh) 一种适用于大型车的公路平面信号交叉口机构
KR102563624B1 (ko) 험프식 과속방지겸용 횡단보도 및 이의 시공 방법
CN210458841U (zh) 一种侧石
JP2001049612A (ja) 走行速度減速用衝撃板と走行速度減速用衝撃板を用いた路面
CN210315278U (zh) 一种防震动减速带
CN211142866U (zh) 一种防滑人行横道线
CN211079963U (zh) 一种市政工程用减速带
CN108755293A (zh) 高速公路提速方法
KR20060126297A (ko) 버스전용차로

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950207