JPH053761B2 - - Google Patents

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JPH053761B2
JPH053761B2 JP13299984A JP13299984A JPH053761B2 JP H053761 B2 JPH053761 B2 JP H053761B2 JP 13299984 A JP13299984 A JP 13299984A JP 13299984 A JP13299984 A JP 13299984A JP H053761 B2 JPH053761 B2 JP H053761B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、開口面アンテナの反射鏡に関し、特
にコア材(芯材)として蜂の巣状に形成され多孔
面を有する軽金属ハニカム材を用い、この軽金属
ハニカム材の表裏両面上にそれぞれ薄板状の炭素
繊維強化プラスチツク(CFRP)又はガラス繊維
強化プラスチツク(FRP)を積層固着したサン
ドイツチ形反射鏡体の製造方法に関するものであ
る。
開口面アンテナの反射鏡体には、一体形のもの
と、分割形のものがあるが、いずれもコア材の表
裏両面上にそれぞれ薄板状の表面材が積層固着さ
れ、必要に応じて反射面がメタライズされて形成
される場合が多い。表面材としては、種々のもの
があるが、薄板状の炭素繊維強化プラスチツク
(CFRP)やガラス繊維強化プラスチツク(FRP)
が用いられる場合がある。これら表面材としての
CFRPやFRPは、炭素繊維(CF)又はガラス繊
維(GF)を平織した布状シートに液状の接着用
樹脂(例えば、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂
等)を塗布して含浸させ、一枚ずつコア材の表裏
両面上に積層されて加熱硬化される。また、炭素
繊維(CF)は軽量で強度が大であり、線膨張係
数が非常に小さく、かつ電磁波を反射させる性質
を有しているので、CFRPを用いて反射面を形成
すると反射面のメタライズが不要となる。このた
め、この種の反射鏡の反射面材料としてCFRPが
多用される傾向にある。コア材として発泡ウレタ
ン等の充実面を有する素材が用いられる場合は、
製造コストの安価なハンドレイアツプ法と呼ばれ
る手法によつて反射鏡体が形成されるのが一般的
である。すなわち、このハンドレイアツプ法は、
予め成形されたコア材上に上記の如き布状シート
を載置して、これに接着用樹脂を刷毛等で塗布し
て含浸させ、次いでローラ等により布状シート上
をしごいて余分な樹脂を除去し、引きつづき、そ
の上に別の布状シートを重合して上記と同様な工
程をくり返して、所定枚数の樹脂含浸シートを密
着状に積層する方法である。そして、その後、こ
のコア材と樹脂含浸シートの積層体を加熱炉内で
加熱することにより、含浸樹脂が加熱硬化され、
コア材の表裏両面上に薄板状のCFRP又はFRPが
積層固着される。このように、ハンドレイアツプ
法は、簡単な用具のみを用いて反射鏡体の製造を
行なうことができ、大がかりな用具や製造設備を
必要としないので製造コストが安価である。最
近、反射鏡体の強度を確保しかつ軽量化を図る目
的で、軽金属ハニカム材、例えば、アルミハニカ
ム材がコア材として用いられる場合が多い。アル
ミハニカム材は、よく知られているように、蜂の
巣状に形成され多数の空洞部が設けられた多孔面
を有するものであり、その見掛け比重(例えば、
0.04g/cm3)が非常に小さく、かつ所要の強度を
有するものである。ところが、このアルミハニカ
ム材をコア材として用いた場合、上記のハンドレ
イアツプ法に依ると、ローラ等で余分な樹脂を除
去する際に、この樹脂が蜂の巣状の空洞部に侵入
してしまう。従つて、コア材としてアルミハニカ
ム材を用いる場合は、上記の如きハンドレイアツ
プ法を採用することができず、他の方法に依つて
反射鏡体を製造しなければならない。
〔従来の技術〕
第2図は従来のサンドイツチ形アンテナ反射鏡
体の製造方法を説明するための図である(この場
合は分割形反射鏡の分割反射鏡体の場合を示す)。
同図において、符号10は反射鏡体、11−1,
11−2は表面材としての炭素繊維(CF)織物
プリプレグ、12はコア材(芯材)としてのアル
ミハニカム材、13は上面13aがアンテナ反射
鏡面に対応する凸曲面に形成された金型をそれぞ
れ示す。CF織物プリプレグ11−1,11−2
は、平織された布状シートのCF織物に予め液状
の接着用樹脂(エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂
等)が塗布含浸され、この樹脂が接着性を有する
程度の半硬化状態(生乾き状態)まで硬化され、
その状態に保たれているものである。このため、
このプリプレグ11−1,11−2は常温の環境
内に放置されると樹脂の硬化作用が進行するの
で、−20℃〜−10℃の環境温度で保管する必要が
あり、高価なものである。
さて、従来の製造方法は次の手順で行なわれ
る。先づ、金型13の上面13a上にプリプレグ
11−1を4枚順番に積層する(この場合は、4
プライ構成)。次にこのプリプレグ11−1上に
アルミハニカム材12を積層する。引きつづき、
このアルミハニカム材12上にプリプレグ11−
2を4枚順番に積層する(この場合は、4プライ
構成)。このような積層する方法は、通称、コ
ウ・キユワ法(Co−Cure法)と呼ばれている。
このように、プリプレグ11−1,11−2とア
ルミハニカム材12が積層されて反射鏡体10が
金型13上に構成される。従つて、4プライから
成るプリプレグ11−1は反射鏡の反射面側表面
材として、また4プライから成るプリプレグ11
−2は反射鏡の背面側表面材として形成される。
さて、次に真空バツグ工程において、反射鏡体1
0を金型13と共に真空バツグで気密状に被覆
し、次いで、真空バツグ内の空気抜きを行なつて
真空バツグ内を真空状態とする。これにより、反
射鏡体10は大気圧の作用により金型13上に押
圧される。次に、この反射鏡体10を金型13及
び真空バツグと共にオートクレーブ内に持ち込
み、オートクレーブによつて所定時間加熱(120
℃程度)と同時に加圧(3〜4気圧程度)するこ
とにより、樹脂が最終的に硬化される。これによ
り、プリプレグ11−1から成る反射面側表面材
とプリプレグ11−2から成る背面側表面材とは
薄板状の炭素繊維強化プラスチツク(CFRP)と
なつてアルミハニカム材12の表裏両面上に積層
固着される。オートクレーブは上述の如く加熱及
び加圧の機能を兼有する装置であつて、きわめて
高価のものである。尚、上記のCF織物プリプレ
グ11−1,11−2の代りにガラス繊維織物プ
リプレグが用いられる場合もある。さて、次に、
脱型工程で、このようにして形成された反射鏡体
10が金型13から取外されて仕上工程に送られ
る。そして、仕上工程において、反射鏡体10
は、所定の外形寸法に端面部が切断されるトリミ
ング仕上、塗装仕上、反射面のメタライズ仕上
(表面材としてCFRPが用いられた場合は不要、
但し、FRPが用いられた場合は必要)等の仕上
作業が施されて完成される。このような製造方法
は、通常、真空バツグ・オートクレーブ法と呼ば
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の製造方法にあつては、表面材として
高価なプリプレグを用い、かつきわめて高価なオ
ートクレーブを用いているため、表面材の購入
費、及びオートクレーブの設備費の原価償却費を
考慮すると製造コストが非常に高額であるという
問題がある。従つて、本発明はこの問題を解消す
るために、安価なハンドレイアツプ法を巧みに利
用して案出されたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記問題点を解消した製造方法を提
供するもので、その手段として本発明に依れば、
軽金属ハニカム材をコア材として用い、その表裏
両面上に、薄板状の繊維強化プラスチツクを積層
固着したサンドイツチ形アンテナ反射鏡体の製造
方法において、 (イ) 凹曲面状の反射鏡面に対応する凸曲面の上面
を有する金型上に、強化繊維材から成る布状シ
ートを載置し、ハンドレイアツプ法により該シ
ートに接着用樹脂を塗布含浸させ、これをくり
返して複数枚積層し、この金型上の積層体を加
熱炉内で加熱硬化させてから脱型する背面側硬
化表面材の形成工程と、 (ロ) 前記同一の金型を用い、別の布状シートを載
置し、ハンドレイアツプ法により該シートに接
着用樹脂を塗布含浸させ、これをくり返して複
数枚積層し、この金型上の積層体を加熱炉内で
加熱硬化させる反射面側硬化表面材の形成工程
と、 (ハ) 次いで、前記反射側並びに背面側硬化表面材
のコア材側表面上にそれぞれ布状シートを載置
し、ハンドレイアツプ法により該シートに接着
用樹脂を塗布含浸させ、これをくり返して複数
枚積層して接着用シート層を設けて反射面側表
面材と背面側表面材とをそれぞれ形成し、これ
らをそれぞれ加熱炉内で半硬化状態に処理する
接着用シート層の形成工程と、 (ニ) 次いで、前記金型上の反射面側表面材上に、
軽金属ハニカム材を重合し、さらに該軽金属ハ
ニカム材上に前記背面側表面材を重合積層して
反射鏡体を組立てる工程と、 (ホ) 次いで、上記反射鏡体を金型と共に真空バツ
グに収容して大気圧の作用により前記反射鏡体
を金型上に押圧せしめ、該押圧状態のまま加熱
炉内で加熱し、前記接着用シート層の含浸樹脂
を最終的に加熱硬化せしめる真空バツグ押圧及
び加熱硬化工程と、 (ヘ) その後、前記反射鏡体を脱型して、その外形
トリミング、塗装、あるいは反射面のメタライ
ズ等の仕上げ工程、とから成るサンドイツチ形
アンテナ反射鏡体の製造方法が提供される。
また、前記繊維強化プラスチツクが炭素繊維強
化プラスチツク又はガラス繊維プラスチツクであ
ることが好ましい。
そして、前記軽金属ハニカム材はアルミハニカ
ム材であり、少くとも前記反射側硬化表面材が炭
素繊維強化プラスチツク材(CFRP)であること
が好ましい。
〔作用〕
上記製造方法は、コア材としてハニカム材を用
いた場合、ハンドレイアツプ法を利用して反射鏡
体表裏両面の表面材を個々に形成し、樹脂がハニ
カム材の空洞部に侵入することなく反射鏡体を製
造することができるので、前述の従来例における
高価なプリプレグを用いる必要がなく、また、非
常に高価なオートクレーブを省略することが可能
であり、製造設備の簡素化を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本発明の実施例を説明するための図で
ある。尚、同図において、前述の第2図と同一部
分又は相当部分は同一符号を付して示されてい
る。従つて、12はコア材(芯材)としてのアル
ミハニカム材(軽金属ハニカム材)、13は金型、
13aはアンテナ反射鏡面に対応する凸曲面に形
成された上面をそれぞれ示す。また、本実施例は
前述の従来例と同様に分割形反射鏡の分割反射鏡
体を製造する場合を示す。
さて、本実施例は次に述べる如く実施される。
先づ、a図に示すように、金型13上に炭素繊維
(CF)を平織した布状シート21Aを載置し、ハ
ンドレイアツプ法によりシート21Aに接着用樹
指(図示なし、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂
等)を塗布含浸させ、さらにこのシート21A上
に別の布状シート21Aを重合積層し、これに上
記と同様な手法で樹脂を塗布含浸させ(この場
合、2枚構成)、次いでこの金型13上の積層体
を簡易加熱炉(図示なし)内で加熱硬化(例え
ば、50℃〜80℃の加熱温度)させてから脱型する
ことにより、c図に示すような2プライ構成で薄
板状の背面側硬化表面材21B、すなわち炭素繊
維強化プラスチツク(CFRP)が形成される。
次に、b図に示すように、前記表面材21Bが
脱型された金型13を用い、この上に前記布状シ
ート21Aと同様に作製されて布状シート23A
を載置し、ハンドレイアツプ法によりシート23
Aに接着用樹脂(図示なし)を塗布含浸させ、さ
らにこのシート23A上に別の布状シート23A
を重合積層し、これに上記と同様な手法で樹指を
塗布含浸させ(この場合、2枚構成)、次いでこ
の金型13上の積層体を簡易加熱炉(図示なし)
内で加熱硬化させることにより、d図に示すよう
に、金型13上に2プライ構成で薄板状の反射面
側硬化表面材23B、すなわち炭素繊維強化プラ
スチツク(CFRP)が形成される。
次に、c図に示すように、硬化表面材21Bの
コア材側の表面、つまりこの場合は硬化表面材2
1Bの凹曲面〔c図において21Bの下面〕上に
前記布状シート21Aと同様に作製された布状シ
ート22Aを1枚ずつ2枚載置し(実際上は硬化
表面材21の下面を上向きにして行なう)、前記
a図の場合と同様な手法で各シート22Aに接着
用樹脂を布塗含浸させることにより、硬化表面材
21B上に2プライ構成の接着用シート層22B
が設けられ、これにより背面側表面材(4プライ
構成)20Aが形成される〔e図参照〕。そして、
これと全く同様な手法により、d図に示すよう
に、前記布状シート21Aと同様に作製された布
状シート24Aを硬化表面材23B上に1枚ずつ
2枚載置することにより、硬化表面材23B上に
2プライ構成の接着用シート層24Bが設けら
れ、これにより反射面側表面材(4プライ構成)
20Bが形成される〔e図参照〕。その後、これ
らの表面材20A,20Bをe図に示す如く、簡
易加熱炉25内で加熱(例えば、50℃〜80℃)し
て接着用シート層22B,24Bの樹脂を半硬化
状態(接着性を有し、かつ1〜2気圧程度の加圧
により流動しない程度の硬さ)になるように処理
する。
次に、f図に示すように、金型13上の反射面
側表面材20B上にアルミハニカム材12を重合
し、さらにこのアルミハニカム材上に背面側表面
材20Aを重合積層して反射鏡体20を組立て
る。
次に、g図に示すように、反射鏡体20を金型
13と共に真空バツグ26に収容(真空バツグ2
6で被覆)し、空気抜きコネクタ26aからバツ
グ26内の空気を抜き取つてバツグ26内を真空
状態にする。これにより反射鏡体20は大気圧の
作用により金型13上に押圧される。この場合、
このように押圧されても接着用シート層22B,
24Bの含浸樹脂は、前述の如く予め半硬化状態
に処理されているため、アルミハニカム12の空
洞部12aに侵入することが全くない。その後、
この押圧状態のまま簡易加熱炉25内で加熱(例
えば、50℃〜80℃)して接着用シート層22B,
24Bの含浸樹脂を最終的に加熱硬化させる。こ
れにより、アルミハニカム材12の表裏面上に、
反射面側表面材20Bと背面側表面材20Aがそ
れぞれ積層固着される。
次に、真空バツグ26を取り外し、引きつづき
反射鏡体20を脱型する。そして、仕上工程で反
射鏡体20の外形トリミング(所定外形寸法に仕
上げ切断)、塗装等が施されて反射鏡体20が完
成される。尚、この場合は表面材としてCFRTを
用いているので反射面のメタライズは不要である
(前述の如く炭素繊維(CF)が電磁波を反射する
性質を有しているため)。
上記実施例では表面材としてCFRPのみを用い
た場合を例示したが、これに代えてFRP(ガラス
繊維強化プラスチツク)を用いた場合も製造方法
は上記実施例と同様である。但し、この場合は反
射面をメタライズする必要がある。従つて、上記
実施例において、反射面側硬化表面材23Bのみ
にCFRPを用い、他の表面材にはFRPを用いて、
材料費の軽減化を図ることができる(FRPは
CFRPより安価であるため)。また、背面側及び
反射面側表面材20A,20Bは4プライ構成の
場合を示したが、このプライ数は任意に設定して
もよい。
また、上記実施例では1個の金型を用いる場合
を示したが、これは金型が比較的高価なものであ
るため、製造費の低減化を図るためである。しか
し、反射鏡体を量産する場合は、金型を2個用い
て、第1図のaとbにおける工程を並行させるこ
とが好ましい。勿論、この場合は金型の原価償却
費を充分カバーできる程度の量産を行なう場合で
ある。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明に依れ
ば、コア材としてハニカム材を用いた場合、ハン
ドレイアツプ法を利用して反射鏡体表裏両面の表
面材を個々に形成し、樹脂がハニカム材の空洞部
に侵入することなく反射鏡体を製造することがで
きるので、従来用いていたプリプレグを用いる必
要がなくなり、そして、非常に高価なオートクレ
ーブの使用を省略することが可能となり、製造設
備の簡素化を図ることができるので、反射鏡体の
製造コストを大幅に低減化することができるとい
つた効果大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を説明するための図、
第2図は従来の製造方法を説明するための図であ
る。 12……コア材(芯材)としてのアルミハニカ
ム材(軽金属ハニカム材)、12a……ハニカム
材の空洞部、13……金型、13a……アンテナ
反射鏡面に対応して形成された上面、20……本
発明に係る反射鏡体、20A……背面側表面材
(この場合4プライ構成)、20B……反射鏡面側
表面材(この場合、4プライ構成)、21A,2
2A,23A,24A……炭素繊維(CF)を平
織した布状シート、21B……薄板状の背面側硬
化表面材(2プライ構成)、23B……薄板状の
反射面側硬化表面材(2プライ構成)、22B,
24B……接着用シート層(2プライ構成)、2
5……簡易加熱炉、26……真空バツグ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軽金属ハニカム材をコア材として用い、その
    表裏両面上に、薄板状の繊維強化プラスチツクを
    積層固着したサンドイツチ形アンテナ反射鏡体の
    製造方法において、 (イ) 凹曲面状の反射鏡面に対応する凸曲面の上面
    を有する金型上に、強化繊維材から成る布状シ
    ートを載置し、ハンドレイアツプ法により該シ
    ートに接着用樹脂を塗布含浸させ、これをくり
    返して複数枚積層し、この金型上の積層体を加
    熱炉内で加熱硬化させてから脱型する背面側硬
    化表面材の形成工程と、 (ロ) 前記同一の金型を用い、別の布状シートを載
    置し、ハンドレイアツプ法により該シートに接
    着用樹脂を塗布含浸させ、これをくり返して複
    数枚積層し、この金型上の積層体を加熱炉内で
    加熱硬化させる反射面側硬化表面材の形成工程
    と、 (ハ) 次いで、前記反射側並びに背面側硬化表面材
    のコア材側表面上にそれぞれ布状シートを載置
    し、ハンドレイアツプ法により該シートに接着
    用樹脂を塗布含浸させ、これをくり返して複数
    枚積層して接着用シート層を設けて反射面側表
    面材と背面側表面材とをそれぞれ形成し、これ
    らをそれぞれ加熱炉内で半硬化状態に処理する
    接着用シート層の形成工程と、 (ニ) 次いで、前記金型上の反射面側表面材上に、
    軽金属ハニカム材を重合し、さらに該軽金属ハ
    ニカム材上に前記背面側表面材を重合積層して
    反射鏡体を組立てる工程と、 (ホ) 次いで、上記反射鏡体を金型と共に真空バツ
    グに収容して大気圧の作用により前記反射鏡体
    を金型上に押圧せしめ、該押圧状態のまま加熱
    炉内で加熱し、前記接着用シート層の含浸樹脂
    を最終的に加熱硬化せしめる真空バツグ押圧及
    び加熱硬化工程と、 (ヘ) その後、前記反射鏡体を脱型して、その外形
    トリミング、塗装、あるいは反射面のメタライ
    ズ等の仕上げ工程、とから成ることを特徴とす
    るサンドイツチ形アンテナ反射鏡体の製造方
    法。 2 前記繊維強化プラスチツクが炭素繊維強化プ
    ラスチツク又はガラス繊維強化プラスチツクであ
    る特許請求の範囲第1項に記載のサンドイツチ形
    アンテナ反射鏡体の製造方法。 3 前記軽金属ハニカム材がアルミハニカム材で
    あり、少くとも前記反射側硬化表面材が炭素繊維
    強化プラスチツク材である特許請求の範囲第1項
    又は第2項に記載のサンドイツチ形アンテナ反射
    鏡体の製造方法。
JP13299984A 1984-06-29 1984-06-29 サンドイツチ形アンテナ反射鏡体の製造方法 Granted JPS6113701A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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