JPH0537537A - ネツトワークシステム - Google Patents

ネツトワークシステム

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JPH0537537A
JPH0537537A JP3194201A JP19420191A JPH0537537A JP H0537537 A JPH0537537 A JP H0537537A JP 3194201 A JP3194201 A JP 3194201A JP 19420191 A JP19420191 A JP 19420191A JP H0537537 A JPH0537537 A JP H0537537A
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JP
Japan
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optical
network
network system
frame
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Pending
Application number
JP3194201A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Onishi
勝善 大西
Masatoshi Yamazaki
正敏 山崎
Koichi Isaji
光一 伊佐治
Toshihiko Sekizawa
俊彦 関澤
Yuji Nagano
祐二 永野
Hiromichi Enomoto
博道 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi ULSI Engineering Corp, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi ULSI Engineering Corp
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Publication of JPH0537537A publication Critical patent/JPH0537537A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1605Fixed allocated frame structures
    • H04J3/1611Synchronous digital hierarchy [SDH] or SONET
    • H04J3/1617Synchronous digital hierarchy [SDH] or SONET carrying packets or ATM cells

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ビルディング内に情報コンセントを配置し、S
ONETフレームに異種情報をマッピングして伝送し、
フレキシブルなネットワークを提供する。 【構成】フレーム同期部2312が一方から入来するS
ONETフレームを認識し、ヘッダ処理部2313が各
種情報を分離して各情報毎に中継/折返しを判断し、多
重部2314が中継する情報と、他方から入来する情報
とを合成し、ヘッダ付与部2314がSONETフレー
ムを形成して他方に送出する。 【効果】本発明によれば、LANの種類や、情報の種類
によらず、1つのネットワ−クに統合するため、同一伝
送線で共有できる。従って、新規LANを導入する都度
配線工事の必要がない。また、伝送線と電力線を統合す
ることにより、配線工事が、1度に済む。従って、本発
明によれば、電気感覚で情報の授受ができるフレキシブ
ルなネットワークを構築できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気感覚で使えるフレ
キシブルな複合情報ネットワークシステムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、LANシステムは、例えばインテ
リジェントビルの場合、LANが無秩序に拡張されるこ
とを防ぐために、ビルディングの縦方向に幹線LANを
敷設し、各フロアにはブリッジやルータ等でフロアに敷
設される支線LANと幹線とを接続することでLANシ
ステムを統合する。
【0003】また、ケ−ブリング設備については、例え
ば日経コミュニケーション「1990.8.27:光へ
のリプレース」で、光ケーブルのビルディング内の配線
設備について述べられているように、光配線盤とメタリ
ック・ケ−ブルの配線盤との両方が並んで配置されてい
る。
【0004】また、家庭内システムへの光LANへの応
用例としては、朝倉書店「光LAN−基礎と応用」P2
58〜P260に述べられているように、光LANとし
て、情報を統一することが考えられているが、実際には
その方法が明らかではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術は以
下の点について問題点がある。
【0006】LANの種類や、電話や画像などの情報
の種類毎に、規格が異なるため、伝送媒体が、光ケ−ブ
ルやメタリック・ケ−ブルなどのように異なる。すなわ
ち、複数の情報を扱いたい場合には、いく種類もの配線
が必要となる。
【0007】新規に支線LANを導入する都度、配線
工事が必要になると共に、幹線との接続に、ブリッジや
ル−タが必要となる。
【0008】複数の伝送線と、電力線の配線工事とが
それぞれ必要となる。
【0009】複数の周辺装置を1本のチャネルに接続
する、デイジ−チェイン接続は、光ケ−ブルにおいて、
1ヵ所でも物理的に断線があると、その後の装置が使用
できなくなる。
【0010】上記従来技術の問題を解決するために、本
発明の目的は、複数のLANの情報や、電話や画像など
の複数の情報を、1つのネットワ−クに統合し、配線工
事が必要とすることなく、新規に支線LANや、情報機
器を導入することができるネットワ−クシステムを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】複数のサブネットワ−ク
を有するネットワ−クシステムにおいて、複数のサブネ
ットワ−クを相互に接続する中継装置を備え、該中継装
置は、それに接続される一のサブネットワ−クおよび他
のサブネットワ−クに流れるフレ−ムから必要な情報を
それぞれ抽出し、情報が有する指示により情報を乗せ換
えて、フレ−ムを構成して一のサブネットワ−クと他の
サブネットワ−クとにそれぞれ送出することができる。
【0012】上記中継装置は、フレームに示される各々
の情報に対する中継指示に基づいて、情報を取りだして
分離し、乗せ換え方路を判断する分離処理手段と、分離
した情報を新たなフレ−ムに乗せ換える多重手段と、次
の中継手段における各々の情報に対する中継指示を付与
する付与手段とを備え、上記各手段をそれぞれ1または
2以上有する。
【0013】上記サブネットワ−クは、光ケ−ブルであ
る伝送媒体により構成され、光ケ−ブル上にSONET
(Synchronous Optical NETwork)フレ−ムが伝送され
る。
【0014】また、サブネットワ−クは、サブネットワ
−クの間で情報の授受を行う情報機器と、サブネットワ
−クに対して情報機器を接続するための伝送用の情報コ
ンセントとを少なくとも1または2以上有することがで
きる。
【0015】上記情報コンセントは、情報機器へ分岐す
る分岐光径路と、分岐しない非分岐光径路と、電極板
と、伝送媒体につながる光コネクタと、電極板に電圧を
印加するための印加電圧用コネクタとを備え、上記二つ
の光径路は、選択可能に配置され、該電極板を上記二つ
の光径路の交差点に置き、常時は非分岐光径路側を選択
しており、情報機器が接続された場合には、該電極板に
電圧が印加されて、情報機器へ分岐する分岐光径路側を
選択する。
【0016】さらに、情報コンセントは、電源用コネク
タをさらに備えることができる。
【0017】上記伝送媒体は、情報コンセントに接続す
るための光コネクタおよび印加電圧用コネクタを有する
伝送用プラグと、伝送用プラグに接続する伝送用光ファ
イバケ−ブルおよび電圧を供給するための供給線とを備
える。
【0018】また、伝送媒体は、伝送用プラグに電源用
コネクタをさらに有し、電力供給用の電力線をさらに有
することができる。
【0019】上記情報機器は、フレ−ムを構成して、伝
送媒体に接続するためのインタフェ−スを有する。
【0020】上記インタフェ−スは、情報を授受し、電
気信号と光信号とを相互に変換し、伝送媒体につながる
光コネクタと、電圧を供給するための印加電圧用コネク
タとを備える。
【0021】また、インタフェ−スは、電源用コネクタ
をさらに備えることができる。 さらに、情報機器は、
フレームに示される各々の情報に基づいて、情報を取り
出して分離し、情報を抽出するか折り返しかを判断する
分離処理手段と、分離した情報を新たなフレ−ムに乗せ
換える多重手段と、各々の情報に対する中継指示を付与
する付与手段とを有する。
【0022】
【作用】ビルディング内の至る所に情報コンセントを配
置し、集配線装置を介して光ファイバケ−ブルを集配線
し、光ファイバケ−ブル上にSONETフレームを流し
てこれに異種メディアを割り当てることにより、如何な
る場所にある種々の通信方式をとる情報機器でも、近く
の統一した情報コンセントに接続さえすれば気軽に他の
情報機器と情報の授受ができるようになる。
【0023】更に、集配線装置が複数のサブネットワー
クを相互接続して、種々のデータを中継制御して広範囲
なネットワークを形成して広げることができ、加えて、
コンセントに接続される情報機器からバイパス制御をで
きるようにすることによって空のコンセントの部分での
光ファイバケ−ブルの断線を防ぐことができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0025】以下に述べる実施例は、本発明のネットワ
−クシステムを、ビルディングにおいて構築されるネッ
トワ−クシステムに適用した例である。
【0026】1.ビルディングネットワ−ク 本実施例の特徴は、ビルディング内の至る所に情報コン
セントを配置し、如何なる場所にある種々の通信方式を
とる情報機器でも、近くの統一した情報コンセントに接
続さえすれば、気軽に他の情報機器と情報の授受ができ
るようにしたものである。
【0027】まず、ネットワ−クのシステム構成につい
て説明し、情報コンセントおよび集配線装置の詳細につ
いては後述する。
【0028】図2に示す実施例は、ビルディング1に構
築されたネットワ−クシステムの一例を示している。本
実施例はビルディング内と広域網とを接続する集配線装
置21と、ビルディングの各階ごとに設けられる集配線
装置22とこれらを接続する情報伝送用光ファイバ31
と、各階において、上記集配線装置22からそれぞれ引
き出される複数の光ファイバ32と、これらの光ファイ
バ32の各々に接続される最下位の集配線装置23と、
これらの集配線装置23からそれぞれ引き出される光フ
ァイバ33と、これらの光ファイバ33の各々について
または2以上設けられる情報コンセント24とを備える
ものである。各情報コンセント24には、ワ−クステ−
ション、電話等の端末40が接続されている。
【0029】図2において、集配線装置21は、広域網
から受ける光ファイバを、例えば、各フロアに設置され
る複数の下位の集配線装置22に分配接続し、また、各
種情報の中継/伝送を行う。
【0030】また、集配線装置22は、例えば、部署毎
にフロアに分散配置する複数の下位の集配線装置23
に、同様に、光ファイバを分配接続し、また各種情報の
中継/伝送を行う。
【0031】さらに、最下位の集配線装置23は、複数
の情報コンセントへ同様に分配接続する。
【0032】一方、これとは逆に、下位から上位に光信
号が集められて、集配線装置21を介して広域網に送ら
れる。
【0033】このように、広域網から受ける光ファイバ
は、ビルディングのいたる所に配線されて行き渡り、如
何なる場所にある情報機器でも、ネットワークの末端で
ある近くの情報コンセント24に接続さえすれば、気軽
に他の情報機器(ビルディング外の隔地、あるいは他の
フロア、あるいはフロア内、あるいは部署内に存在する
情報機器)と情報(音声、デ−タ、画像等)の授受がで
きる。
【0034】2.配線 次に、光ファイバの配線の詳細について図3の配線図を
用いて説明する(情報の中継/伝送方法は後述する)。
【0035】21、22および23は図1に示した集配
線装置である。上位の集配線装置21および22は、そ
れぞれ下位の集配線装置22および23に、スター形態
で分配/集線する。すなわち、それぞれの下位集配線装
置に対して、下り方向(下位方向)と上り方向(上位方
向)の往復の光ファイバで接続する。そして、最下位集
配線装置23は、情報コンセント24に対しては、デイ
ジーチェイン接続する。この場合、ビル内の配線の大部
分は、情報コンセント24の接続で占められるので、デ
イジーチェイン接続によって配線長を節約することがで
きるが、スタ−形態で接続することも可能である。
【0036】なお、光ケ−ブルにおけるデイジーチェイ
ン接続方法は、情報コンセント24の部分で、情報機器
が接続されていない場合でも、物理的に断線しないよう
に、入力ファイバと出力ファイバとがつながるように光
スイッチを入れて対策する。これについては後述する。
【0037】以上のような配線をすることにより、例え
ば音声端末であっても、デ−タ端末であっても、画像端
末であっても、自由に情報コンセント24に接続できる
ようにする。なお、異種メディアを同一伝送路の光ファ
イバで伝送できる伝送方式については、以後で説明す
る。
【0038】3.論理的な接続 ここでは、論理的な情報機器の接続を説明し、更に、
4.以後では、1.〜3.までに述べた物理的配線上で
の、論理的な情報機器の結合/伝送の実現方法について
述べる。
【0039】図4は論理的な情報機器の接続例を示した
図である。まず、グループαは複数のワ−クステーショ
41からなるデータ通信LANである。これはFDDI
(Fiber Distributed Data Interface)のプロトコルに従
って接続される。すなわち、複数のワークステーション
41と集配線装置23とから論理的なFDDIループを
形成する。
【0040】なお、この例においては、FDDIのプロ
トコルを用いているが、他のデ−タ通信プロトコルを用
いてもよい。
【0041】グループβは複数の電話装置43と集配線
装置23、22、21とから電話網を構成する。
【0042】グループγはカメラ421とモニタ422
と集配線装置23、22、21とからテレビ会議システ
ムを構成する。
【0043】4.伝送方式 次に、異種メディアを同一伝送路の光ファイバで伝送で
きる方法について説明する。
【0044】図5は、光ファイバ伝送用に世界標準化さ
れている、SONETフレームを示した図である。
【0045】SONETフレームは、155.5Mbp
sの伝送容量を持ち、その構成は、SOH(Sonet Over H
ead)、VC−4(伝送情報等)に分けられる。SONE
TフレームのVC−4領域に、例えば、図5のように、
FDDI LANが100Mbps、動画が30Mbp
s、電話(2B+D)が0.144Mbps、とマッピ
ング(配置)し、VC−4内各情報の始まりの位置は、
SOH内のポインタが示す。これにより、異種メディア
が同一の伝送路で伝送ができる。また、SONETフレ
ームを用いることにより、広域網との相性が良くなる。
本発明の実施例の1態様においては、SONETフレー
ムを採用しているが、他のフレ−ム構成をとることも可
能である。
【0046】図3において、SONETフレームは、集
配線装置23(L3a)⇒情報コンセント24⇒情報コ
ンセント24………情報コンセント24⇒集配線装置2
3(L3a)と巡回する。これをル−プ3とする。一
方、上位の集配線装置22(L2a)⇒集配線装置23
(L3a)⇒集配線装置22(L2a)⇒集配線装置2
3(L3b)⇒集配線装置22(L2a)間でも巡回
し、これをループ2とする。さらに、上位でも同様に、
集配線装置21(L1)⇒集配線装置22(L2a)⇒
集配線装置21(L1)⇒集配線装置22(L2b)⇒
集配線装置21(L1)間をループ1とする。このよう
にそれぞれの層のループ間は集配線装置によって結合さ
れており、各ル−プごとにSONETフレームを構成し
ている。
【0047】従って、SONETフレームにマッピング
された種々の情報は、ループ間に位置する集配線装置が
相互に乗せ換えを行う。図3において、乗せ換え方法を
各メディアを例とり、以下に説明する。
【0048】2B+D 電話のように、ビルディング全体にネットワークを構築
し、更に広域と接続するような場合、最上位集配線装置
21(L1)は、PBX相当の機能を持ち、電話交換を
行って広域から来るSONETフレーム内の2B+Dデ
ータと、ビルディング内のSONETフレーム内の2B
+Dデータとの間でデ−タの乗せ換えを行う。 一方、
下位の集配線装置22および23はそれぞれ、SONE
Tフレーム内の2B+Dデータを下位に中継する。
【0049】すなわち、例えば集配線装置23は、下り
方向では、ループ2を巡回するSONETフレーム内の
2B+Dデータを取り出して、ル−プ3を巡回するSO
NETフレーム内の2B+Dデータ領域に乗せて中継
し、一方、上り方向では、ル−プ3を巡回するSONE
Tフレーム内の2B+Dデータを取り出して、ループ2
を巡回するSONETフレーム内の2B+Dデータ領域
に乗せて中継する。
【0050】LAN LANのように、ビルディング内の一部にネットワーク
を構築するような場合、例えば、集配線装置23(L3
a)は次のように行う。
【0051】FDDIループは、集配線装置23(L3
a)と複数の情報コンセント24とでローカルに形成さ
れる。従って、集配線装置23(L3a)は上位へはF
DDIデータを伝えない(但し、LAN間接続方法は後
で説明する)。
【0052】このため、FDDI内の情報機器からの情
報は、情報コンセント24を介して、集配線装置23
(L3a)のところでリピ−ト(折り返し)される。
【0053】5.集配線装置の構成および中継方法 ここでは4.で説明したローカルなFDDI LAN
と、広域な電話網(2B+D)とが混在する一つの例に
ついて、その中継方法を図1を用いて、詳細に説明す
る。
【0054】図1に集配線装置23(L3a)の構成を
示す。
【0055】図1において、左側が下り方向のデータパ
スで、2311は光/電気変換部であり、上位分配装置
から光ファイバからの信号を受けて、光/電気変換を行
う。2312はフレーム同期部であり、フレーム同期を
とってSONETフレームを認識する。2313はヘッ
ダ処理部であり、SONETフレームのSOHに含まれ
るポインタをもとに、FDDIデータと2B+Dデータ
とを取り出し、中継/折り返しをする。2314は多重
部であり、ヘッダ処理部2313から受けるデ−タと、
他方の上り方向のヘッダ処理部2319から受けるデー
タとを、多重してVC−4を形成する。2315はヘッ
ダ付与部であり、多重部2314から受けるVC−4に
SOHを付与してSONETフレームを形成する。23
16は電気/光変換部であり、電気/光変換を施して下
位の複数の情報コンセント24に光信号を分配接続す
る。
【0056】一方、右側の上り方向のデータパスにおい
て、2317は光/電気変換部であり、下位の情報コン
セント24から光ファイバを受けて、光/電気変換を行
う。2318はフレーム同期部であり、フレーム同期を
とってSONETフレームを認識する。2319はヘッ
ダ処理部であり、SOHのポインタ支持に基づいてVC
−4から、FDDIデ−タと2B+Dデータを分離して
中継/折り返しを行う。2320は多重部であり、ヘッ
ダ処理部2319から受けるデ−タと、他方の下りのヘ
ッダ処理部2313から受けるデータを多重してVC−
4を形成する。2321はヘッダ付与部であり、多重部
2320から受けるVC−4にSOHを付与してSON
ETフレームを形成する。2322は電気/光変換部で
あり、電気/光変換を施して上位の集配線装置23に光
信号を送る。
【0057】また、スター形態での分配/集線の構成を
図8に、集配線装置の構成(その2)として示す。本発
明は、図8のように、集配線装置の内部に2323の光
/電気変換部と、2324の電気/光変換部を複数設け
ることにより、下位の情報コンセント24もしくは下位
の集配線装置に光信号を分配構成とすることができる。
【0058】次に、FDDIデータと2B+Dデータを
例に、図1の伝送方法を説明する。
【0059】まず、光/電気変換部2311が上位集配
線装置22から光ファイバを介して光信号を受けて、光
/電気変換を施す。この信号について、フレーム同期部
2312がフレーム同期をとって、SONETフレーム
を認識する。ヘッダ処理部2313がSOHが有するポ
インタに基づいてデータ(ここでは2B+Dのみ)を取
り出し、さらに2B+Dデータの先頭に有する中継/リ
ピート(F/R)指示に基づいて、上り方向に折返しリ
ピートするか、下り方向に中継するかを判断する。ここ
では、2B+Dデータは中継(F)である。
【0060】なお、本例では下り方向のデ−タは説明の
簡単化のため2B+Dデータだけとしている。例えば、
前述したように動画が含まれている場合は2B+Dと動
画デ−タとが下方向に中継されることは容易に類推され
る。
【0061】一方、上り方向では、情報コンセント24
から光信号を受ける光/電気変換部2317、フレーム
同期部2318が上述の下り方向と同様の処理を行う。
下位ル−プはFDDI LANと電話網(2B+D)と
が混在している。すなわち、FDDI LANは集配線
装置23内で下り方向に折り返し、一方、電話網(2B
+D)は、上り方向に中継されて抜けていく。従って、
ヘッダ処理部2319はFDDIと2B+Dとを分離し
た後、FDDIデータは下り方向の多重部2314に渡
し、2B+Dデータは上り方向の多重部2320に渡
す。ここで、2B+Dデータ、FDDIデータの中継/
リピート指示は、それぞれ、リピート(R)、中継
(F)と表示されている。
【0062】説明を下り方向に戻し、多重部2314
は、ヘッダ処理部2313から受ける2B+Dデ−タ
と、他方の上りの中継処理部2319から受けるFDD
Iデータとを多重して、VC−4を形成する。SOH付
与部2315は、多重部2314から受けるVC−4
に、SOHを付与してSONETフレームを形成して、
電気/光変換部2316が電気/光変換を施して、下位
の情報コンセント24に光信号を分配接続する。上り方
向の多重部2320、SOHを付与部2321、電気/
光変換部2322は上述した同様の処理を行う。
【0063】このように、本実施例では、SONETフ
レームを用いることにより、情報を相互に乗せ換えるこ
とにより、例えば、FDDI LANは集配線装置23
以下のローカルな範囲でネットワークを構築し、電話網
(2B+D)は集配線装置23を介して広範囲にネット
ワークを構築できる。また、本実施例では、FDDIL
ANは最も小さなローカルな範囲で構築する例を示した
が、例えば、次のよう構築することも可能である。
【0064】すなわち、図3において、(a)集配線装
置23(L3a)では中継(F)、集配線装置22(L
2a)で上り⇒下り折り返し(R)、とすることで、フ
ロア全体にFDDI LANを広げることができる。
【0065】(b)さらに、これに加え、他のフロアで
もFDDI LANを構築し(集配線装置22(L2
b)以下のネットワ−ク)、これを支線FDDI LA
Nとする。一方、集配線装置21、集配線装置22(L
2a)、集配線装置22(L2b)とで基幹FDDI
LANを構築して、集配線装置22(L2a)および集
配線装置22(L2b)において、支線FDDI LA
Nと基幹FDDI LANとを中継/折り返しを行うよ
うにしても良い。
【0066】6.ヘッダ付与機能 つぎに、集配線装置における、ヘッダ付与機能につい
て、図9を用いて、詳細に説明する。図9に、多重部2
314、ヘッダ処理部2313およびヘッダ付与部23
15の構成の1例を示す。
【0067】図9の多重部2314において、2314
1は、FIFO(First In First out)のメモリであ
り、下り方向のヘッダ処理部2313より取り出された
中継データを受ける。23142は、FIFOメモリで
あり、上り方向のヘッダ処理部2319より取り出され
たリピートデータを受ける。
【0068】FIFO23141および23142は、
コントロールフィールドとデータフィールドからなる。
コントロールフィールドには、ヘッダ処理部2313か
らの情報に従って、データの開始位置にはS(Start)
がセットされ、終了位置にはE(End)がセットされ
る。SとEにかこまれたデータフィールドには、各情報
データが格納される。
【0069】データフィールドの先頭、すなわち、Sが
セットされた位置にはシステムによってあらかじめ決め
られた番号が書かれる。たとえば、図5のSONETフ
レームのマッピングであると、FDDIは番号1、動画
は番号2、2B+Dは番号3と決めれば良い。
【0070】2331は属性設定部であり、図5のSO
NETフレ−ム内のマッピング情報が格納されている。
属性設定部2331は、ヘッダ付与部2315内に持つ
かもしくは、ヘッダ付与部2315の外部に持ってもよ
い。
【0071】図9に示すように、属性決定部2331に
は、情報数と、前記番号と、つぎの集配線装置における
F/R(中継/リピ−ト)と、情報長およびポインタと
が、あらかじめ設定されている。情報数とは、情報の種
類の数であり、上記図5の、例においては、情報数3と
なる。情報長は、各情報の長さを示し、あらかじめ決め
ておき固定である。ポインタは、VC−4内の各情報デ
ータの先頭位置を示す。つぎの集配線装置におけるF/
Rとは、この集配線装置23より、下位の集配線装置、
もしくは、上位の集配線装置での、各情報デ−タの中継
/リピ−トの情報のことである。使用していない場合
は、F/Rは空となる。もしくは、使用していない場合
は、F/Rを(N)とおいてもよい。すなわち、各集配
線装置には、属性決定部を上り方向および下り方向にそ
れぞれもち、ヘッダ付与部では、該属性決定部のF/R
の情報を、SONETフレ−ム内の所定の場所に付与す
ることにより、つぎの集配線装置での交換動作を決め
る。
【0072】また、ヘッダ付与部2315内において
は、23152はバッファであり、SONETフレ−ム
の構成をしている。23151はアドレスポインタ制御
部であり、属性決定部2331、FIFO23141お
よび23142を参照しながら、バッファ23142を
制御する。
【0073】以下、前述した図1および図3における集
配線装置23(L3a)についてを、例にして、図9に
示すヘッダ付与機能についての動作を説明する。この例
において、下り方向で中継されるデータが2B+D、上
り方向でリピートされるデータFDDIの場合である。
【0074】図3の、集配線装置23(L3a)の下り
方向では、次に受ける集配線装置は、自分自身である。
従って、属性設定部2331は、上から、情報数3、番
号1およびリピート(R)、番号1のFDDIのポイン
タ、情報長、番号2、動画は使用しないので、F/Rは
空にしておき、番号2の動画のポインタ、情報長、番号
3および中継(F)、番号3のポインタ、情報長、と設
定しておく。
【0075】ヘッダ処理部2313では、まずSONE
Tフレ−ム中のヘッダのポインタを参照し、VC−4の
デ−タエリアの各情報の始まりを知る。つぎに、それぞ
れのポインタが示す場所から、各情報デ−タに各情報の
先頭(S)および終了(E)を付与し、各情報の先頭に
位置する中継/リピート(F/R)の情報をもとに、中
継ならば多重部2314に、リピ−トならば多重部23
20に、各情報デ−タを転送する。FIFO23142
には、上り方向のヘッダ処理部2319から送られたF
DDIデータが、蓄積される。一方、FIFO2314
1には、2B+Dデータがヘッダ処理2313から送ら
れ蓄積される。
【0076】アドレスポインタ制御部23151は、属
性設定部2331を参照し、バッファ23152に、S
ONETフレームをマッピングする。
【0077】まず、属性設定部2331の番号1、リピ
−トの(R)を、バッファ23152に転送し、つぎ
に、FIFO23141およびFIFO23142のS
および番号を参照し、番号が1のデ−タから、バッファ
23152のSONETフレ−ムの当該位置に格納する
ように、指示する。そして、アドレスポインタ制御部2
3151はFDDIデータの最終、すなわちEビットに
より、バッファ23152への転送を終了する。
【0078】つぎに、番号2の、動画デ−タは、この集
配線装置23の下流では、使用していないので、属性設
定部2331の番号2、空か、もしくは(N)を、バッ
ファ23152へ転送し、その情報長分のバッファ領域
を空にして、あけておく。同様に、番号3、中継(F)
を、属性設定部2331からバッファ23152へ転送
し、FIFO23141から、番号3の2B+Dデータ
を順次転送し、バッファ23152に格納する。そし
て、属性設定部2331のポインタを、バッファ231
52のSOH(ポインタ)に転送することによって、S
ONETフレームは完成する。
【0079】なお、各集配線装置の属性設定部には、F
/Rの情報だけを持っていることとし、情報数、番号、
ポインタおよび情報長は、情報機器40にて付与するポ
インタを参照することとしてもよい。これにより、属性
設定部の容量を少なくすることができる。
【0080】7.FDDIステーション つぎに、情報機器40(以下FDDIステーションと言
う)について、図10を用いて説明する。図10に、F
DDIステーションの構成を示す。4111は、光/電
気変換器である。4112はフレ−ム同期部であり、フ
レーム同期をとってSONETフレームを認識する。4
113はヘッダ処理部であり、SONETフレームのS
OHに含まれるポインタをもとに、FDDIデータと2
B+Dデータを取り出し、中継/折り返しをする。41
20は多重部であり、ヘッダ処理部4113から受ける
デ−タと、他方の上り方向のユ−ザインタ−フェイス4
114からのデータとを、多重してVC−4を形成す
る。4121はヘッダ付与部であり、多重部4120か
ら受けるVC−4にSOHを付与してSONETフレー
ムを形成する。4122は電気/光変換部であり、電気
/光変換を施して光ファイバに接続する。4116はワ
ークステーション、4114はユ−ザインタフェ−スで
あり、FDDIデータと、SONETフォ−マットとを
相互に変換する。4115は、FDDI制御部(FDD
I CNTL)であり、ワークステーション4116お
よびユ−ザインタフェ−ス4114からのFDDIデー
タデ−タを制御する。また、光/電気変換器4111お
よび電気/光変換器4122の外部には、光コネクタや
印加電圧用のコネクタをそれぞれ備えている。つまり、
後述する情報コンセントのコネクタ部分を持っている。
そして、印加電圧用のコネクタには、電圧線が接続して
おり、FDDIステーションの内部から電圧を供給して
いる。光コネクタには、光/電気変換器4111および
電気/光変換器4122が接続している。また、電源用
のコネクタも備えることができ、電源を供給できる。
【0081】以下、FDDIステーションのFDDIデ
ータの取り扱いについて説明する。SONETフレーム
中には、集配線装置23によってFDDIデータは番号
1と設定されている。従って、ヘッダ処理部4113
は、番号1のFDDIデータ抽出して、図中ユーザイン
タフェース4114に送り、一方、2B+Dデータは多
重部4120に送る。FDDIステーションは、このF
DDIデータのみを取り扱うことになる。ユーザインタ
フェース4114は、不連続で来るFDDIデータを、
バッファ41141を介して、FDDI制御部4115
に送る。FDDI制御部4115で、このデータは、F
DDI規約に基づく125μsの連続した5B符号(F
DDIで言うシンボル列)となる。
【0082】以上が受信機能であるが、送信機能は、逆
に、FDDI制御部4115は125μbpsのシンボ
ル列をユーザインタフェース4114に送り、ユーザイ
ンタフェース4114は、シンボル列をSONETフォ
−マットに変換して、多重部4120に送ることによっ
て、以後、前述の集配線装置23と同様に、SONET
フレームを形成して、ファイバに送り出す。
【0083】以上のように、FDDIステーション41
は、SONETにマッピングされるFDDIに接続する
ことができる。
【0084】また、ユーザインタフェース4114と、
図10におけるユーザインタフェース4114より上部
にある、SONETの中継を取り扱うファイバ側の各部
とをFDDIステーションの外部に別のインタフェース
装置として持つことも可能である。すなわち、インタフ
ェース装置内部には、光/電気変換器4111、フレ−
ム同期部4112、ヘッダ処理部4113、多重部41
20、ヘッダ付与部4121、電気/光変換部412
2、ユ−ザインタフェ−ス4114を持つ構成になる。
【0085】この場合は、従来あるワークステーション
4116およびFDDI制御部4115に、該インタフ
ェース装置を接続することにより、ネットワ−クに接続
することができる。
【0086】さらに、該インタフェース装置のユーザイ
ンタフェース4114において、動画または2B+Dの
各端末装置のデ−タフォ−マットと、SONETフレ−
ムのフォ−マットとを変換をすることにより、動画また
は2B+Dの端末装置においても、ネットワ−クに接続
することができる。
【0087】従って、本実施例では以下の効果がある。
【0088】異なる複数の種類のネットワークが同一
の光ファイバ上に混在でき、配線が簡単になる。
【0089】情報機器は、如何なる場所でも情報の授
受ができ、また移設移動も容易である。
【0090】FDDIはSONETにマッピングする
ことによって、広域網への直結が容易にでき、高速でか
つ電話のように長距離の情報の授受が可能となる。
【0091】以上は、光ファイバの配線と情報伝送方式
について説明した。
【0092】以下は、光ファイバと電力線とを束ねて配
線する実施例を説明する。
【0093】まず、システム構成について説明する。本
実施例は、前述の実施例に加えて、光ファイバと電力線
とを同時に配線することである。さらに、ビルディング
内の至る所に電力線と光ファイバとを併せた持ったコン
セント(以下PIコンセントという)を配置し、如何な
る場所にある種種の通信方式をとる情報機器でも、近く
のPIコンセントに接続さえすれば、電力の供給を受
け、同時に他の情報機器と情報の授受ができるようにし
たものである。
【0094】図6にビルディングネットワ−ク図(その
2)を示す。これはビルディング内に光ファイバと電力
線とを同時に配線し、情報機器を接続した図である。図
6において、5はインテリジェントビル、62および6
3は、電力と情報とを集配線する集配線装置、71、7
2および73の点線と実線は、情報伝送用光ファイバと
電力線とを束ねたケーブル(以下PIケーブルとい
う)、64はPIコンセント、40はワ−クステ−ショ
ンや電話等の情報機器である。
【0095】次に、図6のPIケーブルの配線方法につ
いて説明する。集配線装置61は、光ファイバと電力線
とを同時に、各フロアに設置される複数の下位の集配線
装置62に分配接続する。光ファイバには広域網からの
情報が、また、電力線には外部から供給される高圧電力
を200Vに変圧した電力が供給されている。
【0096】更に集配線装置61、62および63は同
様に光ファイバと電力線を分配接続し、末端にあるPI
コンセント64には、電力と情報とが同時に行き届く。
【0097】PIケーブルの構造は、電源ケーブルの中
に光ファイバを埋め込む形状にすれば良く、また、配線
工事も情報系/電力系とが同時にできる。
【0098】本発明によれば、情報機器がネットワーク
に接続できる場所は制約されず、情報機器の移設移動も
容易である。
【0099】2.コネクタの形状 つぎに、図7にPIコンセント64と情報機器40につ
ながるプラグ401の形状を示す。PIコンセント64
の形状の特徴は、従来の電源コンセント/コネクタの形
状に加えて、光コネクタを併せ持たせた形としたことで
ある。
【0100】また、図7においては、PIコンセント6
4と光バイパススイッチ241とは、構成をわかりやす
くするために別々に示しているが、両者は一体してお
り、壁などに埋め込む形となっている。
【0101】デイジーチェイン接続の場合、PIコンセ
ント64の部分で1ケ所でも物理的に断線するか、もし
くは情報機器40が接続されない場合、他のPIコンセ
ント64も集配線装置63と切れてしまう問題がある。
そこで、PIコンセント64では、情報機器が接続され
ていない場合でも入力ファイバと出力ファイバとがつな
がるように光スイッチを入れて対策する。
【0102】その基本的な動作は、コネクタをPIコン
セント64に挿入すれば光伝送路は端末側に接続され
て、PIコンセント64が抜けば下り/上りがバイパス
されることである。
【0103】なお、図7では電力線は省略し、光ケーブ
ルのみの配線を示してある。
【0104】図7において、64は情報コンセント、2
41は光バイパススイッチ、2411は電極、2421
および2422は光コネクタ、243は電極用電圧コネ
クタである。また、33a、33b、34aおよび34
bは光ファイバである。
【0105】光バイパススイッチの基本的な原理は、導
波路を交差させ、その部分に電極を設け、電気光学効果
により屈折率を局部的に変え、全反射的に光路を切り替
えることにある。また、電極に印加する電圧は、情報機
器から供給するのが特徴である。
【0106】情報機器が、挿入されている状態/挿入さ
れていない状態、ではそれぞれ電極には、印加されてい
る状態/印加されていない状態、となって光路を切り替
える。そして、この光路を切り替えることによって、情
報機器を接続/バイパス状態にすることができる。
【0107】まず、PIコンセント64にプラグ401
が挿入されていない状態について詳細に説明する。
【0108】集配線装置あるいは上流のPIコンセント
64からくる下り光ファイバ33aは、光スイッチ24
1が受ける。プラグ401が挿入されていない状態で
は、電極2411に電圧が印加されていないので、図7
のように光は、そのまままっすぐに上り方向の光ファイ
バ33bに抜けていく。即ち、本状態では、バイパスさ
れている。そして、光伝送路は情報機器がつながってい
ない状態であっても物理的に断線していない。
【0109】また、PIコンセント64にプラグ401
が挿入されている状態について詳細に説明する。
【0110】プラグ401が挿入されている状態では、
プラグ401を介して情報機器から電圧が電極用電圧コ
ネクタ243を介して供給されて、電極2411に電圧
が印加されている。図のように導波路の交差点で、光は
光ファイバ34aは、コネクタ2421へ行く。そして
プラグ401を介して情報機器へと到達する。一方、情
報機器から出された光は、コネクタ2422から、光フ
ァイバ34b、を経て上り方向光ファイバ33bから集
配線装置63あるいは下流のPIコンセント64へと到
達する。なお、図7においてPIコンセント64と、光
バイパススイッチ241とは、別々に示してあるが、両
者を一体にして情報コンセントとして用いてもよい。
【0111】また、上記実施例では、情報機器から印加
電圧を供給しているが、集配線装置から供給するように
してもよい。この場合は、サブネットワ−クを構成して
いる光ファイバに、印加電圧用ケ−ブルを一体にして配
線し、情報機器が接続して情報コンセントにプラグが差
し込まれたときに、スイッチするような構成にする。
【0112】本発明のコンセントおよびプラグによれ
ば、情報機器が挿入されていない場合でも、情報コンセ
ントの部分に光スイッチを設けることにより、伝送路は
断線しないため、デイジ−チェイン接続が可能となる。
また、挿入時には情報機器側にスイッチすることができ
る。
【0113】
【発明の効果】以上のように本発明によれば以下の効果
がある。
【0114】LANの種類や、情報の種類によらず、1
つのネットワ−クに統合するため、同一伝送線で共有で
きる。従って、新規LANを導入する都度配線工事の必
要がない。また、伝送線と電力線を統合することによ
り、配線工事が、1度に済む。
【0115】従って、本発明によれば、電気感覚で情報
の授受ができるフレキシブルなネットワークを構築でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】集配線装置の構成を示すブロック図。
【図2】ビルディング内に光ファイバを配線し情報機器
を接続したビルディングネットワ−ク図。
【図3】光ファイバの配線図。
【図4】論理的な情報機器の接続例を示す論理接続図。
【図5】SONETフレームへのマッピングを示すフレ
−ム構成図。
【図6】ビルディング内に光ファイバと電力線とを同時
に配線し、接続したビルディングネットワ−ク図(その
2)。
【図7】コンセントとプラグ401の形状を示す説明
図。
【図8】集配線装置の構成を示すブロック図(その
2)。
【図9】多重部、ヘッダ処理部の詳細構成を示すブロッ
ク図。
【図10】FDDIステ−ションの構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1…インテリジェントビル、21、22および23…集
配線装置、24…情報コンセント、31、32および3
3…光ファイバ、40…情報機器。2311および23
17…光/電気変換部、2312および2318…フレ
ーム同期部、2313および2319…ヘッダ処理部、
2314および2320…多重部、2315および23
21…ヘッダ付与部、2316および2322…電気/
光変換部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 正敏 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所戸塚工場内 (72)発明者 伊佐治 光一 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフイスシステム設計開発セ ンタ内 (72)発明者 関澤 俊彦 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 永野 祐二 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 榎本 博道 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所神奈川工場内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のサブネットワ−クを有するネットワ
    −クシステムにおいて、 複数のサブネットワ−クを相互に接続する中継装置を備
    え、 該中継装置は、それに接続される一のサブネットワ−ク
    および他のサブネットワ−クに流れるフレ−ムから必要
    な情報をそれぞれ抽出し、情報が有する指示により情報
    を乗せ換えて、フレ−ムを構成して一のサブネットワ−
    クと他のサブネットワ−クとにそれぞれ送出することを
    特徴するネットワ−クシステム。
  2. 【請求項2】請求項1において、中継装置は、フレーム
    に示される各々の情報に対する中継指示に基づいて、情
    報を取りだして分離し、乗せ換え方路を判断する分離処
    理手段と、分離した情報を新たなフレ−ムに乗せ換える
    多重手段と、次の中継手段における各々の情報に対する
    中継指示を付与する付与手段とを備え、上記各手段をそ
    れぞれ1または2以上有することを特徴とするネットワ
    −クシステム。
  3. 【請求項3】請求項2において、サブネットワ−クは、
    光ケ−ブルである伝送媒体により構成され、光ケ−ブル
    上にSONET(Synchronous Optical NETwork)フレ
    −ムが伝送されることを特徴とするネットワ−クシステ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項3において、サブネットワ−クは、
    サブネットワ−クの間で情報の授受を行う情報機器と、
    サブネットワ−クに対して情報機器を接続するための伝
    送用の情報コンセントとを少なくとも1または2以上有
    することを特徴するネットワ−クシステム。
  5. 【請求項5】請求項4において、情報コンセントは、情
    報機器へ分岐する分岐光径路と、分岐しない非分岐光径
    路と、電極板と、伝送媒体につながる光コネクタと、電
    極板に電圧を印加するための印加電圧用コネクタとを備
    え、 上記二つの光径路は、選択可能に配置され、該電極板を
    上記二つの光径路の交差点に置き、常時は非分岐光径路
    側を選択しており、情報機器が接続された場合には、該
    電極板に電圧が印加されて、情報機器へ分岐する分岐光
    径路側を選択することを特徴とするネットワ−クシステ
    ム。
  6. 【請求項6】請求項5において、情報コンセントは、電
    源用コネクタをさらに備えることを特徴とするネットワ
    −クシステム。
  7. 【請求項7】請求項5または6において、伝送媒体は、
    情報コンセントに接続するための光コネクタおよび印加
    電圧用コネクタを有する伝送用プラグと、伝送用プラグ
    に接続する伝送用光ファイバケ−ブルおよび電圧を供給
    するための供給線とを備えることを特徴とするネットワ
    −クシステム。
  8. 【請求項8】請求項7において、伝送媒体は、伝送用プ
    ラグに電源用コネクタをさらに有し、電力供給用の電力
    線をさらに有することを特徴とするネットワ−クシステ
    ム。
  9. 【請求項9】請求項4、5、6、7または8において、
    情報機器は、フレ−ムを構成して、伝送媒体に接続する
    ためのインタフェ−スを有することを特徴とするネット
    ワ−クシステム。
  10. 【請求項10】請求項9において、インタフェ−スは、
    情報を授受し、電気信号と光信号とを相互に変換し、伝
    送媒体の伝送用プラグにつながる光コネクタと、電圧を
    供給するための印加電圧用コネクタとを備えることを特
    徴とするネットワ−クシステム。
  11. 【請求項11】請求項9または10において、インタフ
    ェ−スは、電源用コネクタをさらに備えることを特徴と
    するネットワ−クシステム。
  12. 【請求項12】請求項9、10または11において、情
    報機器は、フレームに示される各々の情報に基づいて、
    情報を取り出して分離し、情報を抽出するか折り返しか
    を判断する分離処理手段と、分離した情報を新たなフレ
    −ムに乗せ換える多重手段と、各々の情報に対する中継
    指示を付与する付与手段とを有することを特徴とするネ
    ットワ−クシステム。
  13. 【請求項13】情報ネットワークを構成するビルディン
    グ用のネットワ−クシステムにおいて、ビルディングの
    建物の構造に合わせて設けられる複数のサブネットワ−
    クと、複数のサブネットワ−クを相互に接続するための
    中継装置とを備え、 該中継装置は、それに接続される一のサブネットワ−ク
    および他のサブネットワ−クに流れるフレ−ムから必要
    な情報をそれぞれ抽出し、情報が有する指示により情報
    を乗せ換えて、フレ−ムを構成して一のサブネットワ−
    クと他のサブネットワ−クとにそれぞれ送出することを
    特徴とするビルディング用のネットワ−クシステム。
  14. 【請求項14】請求項13において、ビルディング用の
    ネットワ−クシステムと外部のネットワ−クシステムと
    を相互に接続する上位の中継装置をさらに有することを
    特徴とするビルディング用のネットワ−クシステム。
  15. 【請求項15】請求項13または14において、サブネ
    ットワ−クは、サブネットワ−クの下位にさらに複数の
    ネットワ−クと、サブネットワ−クの下位のネットワ−
    クを相互に接続してサブネットワ−クを構成させる下位
    の中継装置とを有することを特徴とするビルディング用
    のネットワ−クシステム。
  16. 【請求項16】複数のサブネットワ−クを相互に接続す
    る中継装置において、それに接続される一のサブネット
    ワ−クおよび他のサブネットワ−クに流れるフレ−ムか
    ら情報をそれぞれ抽出し、フレ−ムを構成して、情報が
    有する指示により情報を乗せ換えて一のサブネットワ−
    クと他のサブネットワ−クとにそれぞれ送出することを
    特徴する中継装置。
  17. 【請求項17】情報機器へ分岐する分岐光径路と、分岐
    しない非分岐光径路と、電極板と、伝送媒体につながる
    光コネクタと、電極板に電圧を印加するための印加電圧
    用コネクタとを備え、 上記二つの光径路は、選択可能に配置され、該電極板を
    上記二つの光径路の交差点に置き、常時は非分岐光径路
    側を選択しており、情報機器が接続された場合には、該
    電極板に電圧が印加されて、情報機器へ分岐する分岐光
    径路側を選択することを特徴とする情報コンセント。
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