JP2001230794A - リング型ネットワークを用いた通信システム及び方法 - Google Patents

リング型ネットワークを用いた通信システム及び方法

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JP2001230794A
JP2001230794A JP2000099103A JP2000099103A JP2001230794A JP 2001230794 A JP2001230794 A JP 2001230794A JP 2000099103 A JP2000099103 A JP 2000099103A JP 2000099103 A JP2000099103 A JP 2000099103A JP 2001230794 A JP2001230794 A JP 2001230794A
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network
ring
ring network
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JP2000099103A
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Yoshiyuki Hamada
義之 濱田
Kenichi Inoue
兼一 井上
Masamichi Kawagome
正道 河込
Yutaka Manabe
裕 真部
Shiro Kikuchi
史郎 菊地
Shinichi Suzuki
眞一 鈴木
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KVH TELECOM CO Ltd
Original Assignee
KVH TELECOM CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】敷設、拡充維持が容易な高速高品質リング型光
ネットワークによる通信システムを提供する。 【解決手段】複数の伝送通信ノードを光ファイバで接続
したリング型光ネットワークを構成する。中央情報セン
ターにおける各種ノードは同一の形態をもっており、そ
の配線の仕方も全く同一となるように設計されている。
各ノードは集約されたラックのスペースに重ねて配置す
ることができるようになっている。これによって、スペ
ースを有効に使用することができるとともに、各ノード
及びサーバーあるいは、配線フレームを集約して配置す
ることにより設置作業及びメンテナンスも簡単にかつ容
易に行うことができる。また役割の異なるノードを同一
の形態とすることにより、作業効率を飛躍的に改善する
ことができる。複数のリング型ネットワークを独立して
機能させるようにしたので極めて汎用性が高くなる。こ
のように構成することにより、簡単な構成で複数のリン
グ型ネットワークを機能させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを媒体
として情報通信をするように構築されたリング型ネット
ワークを用いて情報通信及び/または処理するシステム
及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、情報通信の分野では、その応用範
囲がますます拡大しており、特に大容量のデータの高速
通信へのニーズが急激に高まっている。しかし、従来の
通信システムは通信容量が小さく速度が遅いだけでなく
信頼性、品質及び安全性等が低い等の問題がある。した
がって、既存のシステムにおいて、今後の情報通信に対
するニーズを充足することが困難である。例えば、既存
の通信システム構成のもとでは比較的近距離てあって
も、異なる建物間で通信するような場合には、不可避的
に一般の汎用回線を経由せざるを得ない。この場合、専
用線を使用することも考えれられるが、コスト的に不利
となる。既存の汎用回線を使用する場合には、上記のよ
うに通信容量、速度、信頼性、品質、安全性及びコスト
等の面でいずれも不十分である。このため既存のシステ
ムを用いての情報通信は、さまざまな観点からその限界
性が指摘されており、新たなニーズに応える新たな情報
通信用インフラを整備することが業界の急務となってい
る。
【0003】このような事情に鑑み、光ファイバを媒体
としてネットワークを構築することが提案されている。
この場合、安全性を高めるためにリング状に通信ノード
を配置したリング型ネットワークが推奨されている。こ
の光ファイバリング型ネットワークシステムでは、一方
の通信回線が故障した場合には瞬時に他方の回線の経由
して情報伝送ができるという利点がある。このためリン
グ型ネットワークは、いわゆるスター型ネットワークと
比較して安全性が高いとされている。
【0004】このように光ファイバリング型ネットワー
クシステムは、大容量かつ高速での情報通信が可能であ
り、かつ安全性が高くまた、低コストでの通信が期待さ
れることからさまざまな分野にその需要が拡大すること
が見込まれている。この光ファイバリング型ネットワー
クシステムの下では、音声及び画像を同時にリアルタイ
ムで伝送する必要がある場合であっても十分に対応する
ことができ、しかも、安全に伝送することができる。し
たがって、既存の情報通信システムのもとでは想定でき
なかったビジネス上の可能性が急激に拡がることが期待
されている。このため、光ファイバリング型ネットワー
クシステムの早期実現が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来提案され
ているリング型ネットワークシステムは、中継系ネット
ワークに関するものが中心であり一度構築されるとその
後、システムの機能の拡充変更等が困難で、柔軟性に欠
けるという問題点が指摘されており、アクセス系ネット
ワークのように加入者側から発生する情報を効率的に収
集する為に、例えば、異なるリング型ネットワーク間を
連結したり、他の通信ネットワークを該リング型ネット
ワークシステムに組み込んだり、ネットワーク通信経路
を変更したりすることが容易でないという不便があり、
ネットワーク活用の自由度の面で満足のいくものではな
かった。
【0006】本発明は、従来のリング型ネットワークに
おける上記のような問題に鑑みてなされたものであっ
て、特にアクセス系のネットワークに本発明を適用し、
大容量、高速通信可能で信頼性及び安全性が高く、低価
格での通信を可能にするリング型ネットワークを提供す
ることを目的とする。
【0007】本発明の他の目的は、音声、画像、その他
の多様なデータ通信を許容し、さらに配信型サービスに
最適なネットワークを提供するとともに低価格の通信を
可能にするリング型ネットワークを提供することであ
る。
【0008】本発明のさらに他の目的は、システムの拡
充変更に対して柔軟に対応できるリング型ネットワーク
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は下記
の特徴を有するリング型ネットワーク通信システムによ
って達成することができる。
【0010】本発明の1つの特徴によれば、少なくとも
1つの通信ノードを組み込んで情報を伝送可能に光ファ
イバをリング状に配設して形成するリング型ネットワー
クを用いて情報通信を行う通信システムにおいて、リン
グ型ネットワークに設けられ、情報を収集して該収集情
報を前記リング状ネットワーク内に伝送する収集ノード
と、リング型ネットワークに設けられ、前記情報を前記
リング状ネットワーク内の他のノードに伝送する伝送ノ
ードと、リング型ネットワークに設けられ、1つのリン
グ型ネットワークと少なくとも1つの他のリング型ネッ
トワークとを情報伝送を可能に連結する連結ノードと、
リング型ネットワークに設けられ、該リング型ネットワ
ーク内で伝送される情報をリング型ネットワークの外部
に情報を提供する提供ノードとを備え、前記連結ノード
により情報伝送可能に連結された複数の前記リング型ネ
ットワークを介して情報を収集し、伝送し、提供するよ
うになったことを特徴とする連結リング型ネットワーク
システムが提供される。収集ノードは、例えば、本発明
にかかるリング型ネットワークシステム以外の他のLA
N等のネットワークに接続されており、該他のネットワ
ークから様々な情報を収集するようになっている。例え
ば電話回線を介しての音声情報、複数のコンピュータを
接続して構成されるコンピュータネットワークからの画
像、動画データ等の情報を収集する。伝送ノードは受信
した情報を所定の出力レベル、形態、方式でリング型ネ
ットワークを介して接続された他の通信ノードに向けて
出力する。連結ノードは、リング型ネットワーク間に介
在し、受信した情報を他のリング型ネットワークの通信
ノードに所定の出力レベル、形態、方式で出力する。こ
の連結ノードを有することによって、リング型ネットワ
ーク間の連結を多様る行うことができ、システムの機能
性、柔軟性を飛躍的に高めることができる。提供ノード
はリング型ネットワーク内で伝送されている所定の情報
を本発明にかかるリング型ネットワークシステム外の他
のネットワークあるいは汎用回線などに出力する機能を
有する。この場合、提供ノードか接続される外部ネット
ワークは、本発明のリング型ネットワークに回線を介し
て直接接続されていても良いが、無線通信による接続形
態でもよい。提供ノードは、リング型ネットワーク内を
伝送されたきた情報の形態に応じて本発明にかかるリン
グ型ネットワークから外部に音声、映像、画像、データ
信号として出力する。
【0011】好ましい態様では、前記収集ノード、伝送
ノード、連結ノード及び提供ノードは同一のハードウェ
ア装置を置換可能であるように構成されている。すなわ
ち、これらのノードは同一形態(形状、大きさ、重量
等)、同一の機能を有するとともに、配線形態、接続プ
ラグ位置、伝送能力等を全く同一とする。
【0012】別の好ましい態様では、さらに前記提供ノ
ードに情報伝送可能に接続された情報処理手段を備え、
前記収集ノードを介して収集された情報をリング型ネッ
トワークを介して伝送し、前記提供ノードを介して前記
情報処理手段に提供し、情報処理手段によって所定の処
理を行うようになっている。
【0013】この情報処理手段は、例えば、サーバ等に
よって構成され、情報処理としてはデータの管理、処理
あるいは記録等が含まれる。すなわち、加入者から収集
した情報に付加価値をつけることに相当し、また、他の
機関への情報の分配等も含まれる。情報処理手段は、連
結されたリング型ネットワークのそれぞれに設けること
もできるが、複数のリング型ネットワークに共通に設け
ることもできる。情報処理手段を特定のリング型ネット
ワークに設けてリング型ネットワークの故障を有無を監
視させる機能を与えることもできる。
【0014】別の好ましい態様では、前記情報処理手段
によって処理した情報を前記リング型ネットワークを介
して伝送し外部の情報端末に供給する。このようにリン
グ型ネットワーク内で加工、生成あるいは処理した情報
を外部の情報端末で利用するようにすることによって、
情報端末の負担を著しく軽減することができる。このよ
うに光ファイバネットワークと情報処理手段を有機的に
結合したシステムを構成することによって、ネットワー
クユーザーは、本発明にかかるリング型ネットワークを
介してホスティングあるいは、ハウジングサービスを容
易にかつ効果的に活用することができ、大容量の情報処
理能力を高めることができるとともに、自己のスペース
内に大型のコンピュータ処理設備を配置する必要がなく
なるので経済的である。しかも、本発明にかかるリング
型ネットワークは、光ファイバによって、少なくとも
1.5Mbps以上、好ましくは150Mbpsの回線
速度を有するように構築されるため、既存の通信システ
ムに比べて極めて大容量のデータを高速でしかも低価格
で処理することが可能となる。
【0015】このように本発明にかかる光ファイバを用
いたリング型ネットワークを介してデータ処理すれば、
例えば従来では不可能であるとされていた異なる建物間
での情報処理に関し既存のLANと全く同様機能を達成
することができる。また、画像、音声等についても遠距
離であっても同様にリアルタイムで処理することができ
る。
【0016】本発明の別の好ましい態様によれば、さら
に前記収集ノードに接続された情報端末を備え、該情報
端末から収集した情報を、前記伝送ノードを介してリン
グ型ネットワーク内を伝送し、前記提供ノードを介して
他の通信事業者の汎用通信回線、例えば、公衆電話回
線、インターネット回線等に前記情報を提供するように
なっている。本発明の別の特徴は、既存のあらゆる通信
事業者の汎用回線との接続も可能であることである。す
なわち、本発明にかかるリング型ネットワークは他の通
信事業者の汎用回線を用いたネットワーク例えばインタ
ーネットとの結合も可能であり、これらの回線への情報
の伝送あるいはこれらの既存の汎用回線からの情報の交
換、疎通も自由に行うことができる。すなわち加入者情
報を任意のルートで疎通させることが可能である。した
がって、本発明のこの特徴を活用することによりニーズ
に応じた多様なシステム構築が可能となる。本発明の好
ましい態様では、前記光ファイバによって伝送される通
信信号が、150Mbps以上のSONET又はSHD
信号である。大容量のデータ通信を可能にするために
は、典型的に使用される信号であるが、この形式の限定
されるものではなく、本件発明は例えば、IP形式、A
TM形式、WDM形式等に従う信号であっても同様に適
用することができるものである。またこれらの異なる通
信形式にかかるリング型ネットワークを並列的に敷設
し、かつ、独立して機能させるように構築することも容
易に出来る。これによってさらに多様な情報通信を可能
にすることが出来、本発明にかかる連結リング型ネット
ワークの汎用性をさらに高めることが出来る。特に、本
発明の連結リング型ネットワークを情報通信密度の高い
都市部の例えば数キロから数10キロの領域内に限定し
て構築することにより、ニーズの高い地域において大容
量高速通信機能を集中的かつ飛躍的に高めることができ
る。このように本発明は、情報通信密度の高い地域に集
中的に大容量高速通信可能なシステムを構築するもので
あるので、設備投資に比して得られる効果が大きく、通
信コストを大幅に低減できるという利点がある。
【0017】本発明の別の特徴によれば、少なくとも1
つのノードを組み込んで情報伝送可能に光ファイバをリ
ング状に配設してリング型ネットワークを形成し、情報
を収集して該収集情報を前記リング状ネットワーク内に
伝送する収集ノードをリング型ネットワークに設け、前
記情報を前記リング状ネットワーク内の他のノードに伝
送する伝送ノードをリング型ネットワークに設け、1つ
のリング型ネットワークと少なくとも1つの他のリング
型ネットワークとを情報伝送を可能に連結する連結ノー
ドをリング型ネットワークに設け、該リング型ネットワ
ーク内で伝送される情報をリング型ネットワークの外部
に情報を提供する提供ノードをリング型ネットワークに
設け、そして、前記連結ノードを介して複数の前記リン
グ型ネットワークを連結して構成された連結リング型ネ
ットワークを用いて情報を伝送する通信方法において、
前記連結リング型ネットワークの何れかのリング型ネッ
トワークの収集ノードにより、連結リング型ネットワー
ク外の情報を収集し、該収集ノードを介して収集した前
記情報を前記リング型ネットワークに伝送し、連結ノー
ドを介して前記情報を他のリング型ネットワークに伝送
し、前記情報を連結された複数のリング型ネットワーク
をめぐって伝送し、さらに、前記連結リング型ネットワ
ークの何れかのリング型ネットワークの提供ノードを介
して前記連結リング型ネットワークの外部に前記情報を
提供することを特徴とする連結リング型ネットワークに
よる通信方法が提供される。
【0018】好ましい態様では、さらに何れかのリング
型ネットワークの提供ノードを介して、前記収集ノード
で収集された情報を情報伝送可能に接続された情報処理
手段に伝送し、該情報処理手段は、該情報に対して所定
の処理を行うようになっている。また、好ましくは情報
処理手段によって処理した情報を前記連結リング型ネッ
トワークを介して伝送し外部の前記情報収集を行った収
集ノードを介して情報を与えた情報端末に戻すようにな
っている。さらにべつの態様では、何れかのリング型ネ
ットワークに設けられた収集ノードに接続された情報端
末から情報を収集し、該情報を連結リング型ネットワー
ク内に伝送し、該情報を何れかのリング型ネットワーク
の提供ノードを介して汎用通信回線に前記情報を提供す
るようになっている。
【0019】本発明のさらに別の特徴によれば、少なく
とも1つのノードを組み込んで情報伝送可能に光ファイ
バをリング状に配設して形成するリング型ネットワーク
を複数連結して連結リング型ネットワークを構成し該連
結リング型ネットワークを介して情報通信を行う通信シ
ステムにおいて、前記連結リング型ネットワークが一つ
の建物の異なる階を巡って配設される第1リング型ネッ
トワークと前記第1リング型ネットワークに連結ノード
を介して連結され前記建物とは異なる建物に配設される
第2リング型ネットワークと前記第1リング型ネットワ
ークにおいて前記建物の異なる階に設置される収集ノー
ドと前記収集ノードと同一建物内の同一階に配置され、
該収集ノードに情報通信可能に接続される情報端末と、
前記第2リング型ネットワークに接続された情報処理手
段と、を備え、前記情報端末からの情報を前記第2リン
グ型ネットワークに伝送し、前記情報処理手段により所
定の情報処理をおこなった後前記リング型ネットワーク
を介して、情報を前記情報端末に伝送するように構成さ
れたことを特徴とする通信システムが提供される。
【0020】この場合、前記情報端末によりLANが構
築されており、前記情報処理手段が、該LANのサーバ
ーに情報伝送可能に前記第1及び第2リング型ネットワ
ークを介して連結されており、前記情報端末がクライア
ントの役割を果たしており、情報端末からの情報を前記
第1及び第2リング型ネットワークを介して、前記情報
端末と前記情報処理手段との間の情報伝送を行うように
なっていることが望ましい。
【0021】本発明のさらに別の特徴によれば、異なる
建物間を巡って敷設された光ファイバケーブルに連結さ
れた親ノードと子ノード間と有するリング型ネットワー
クを用いて情報通信を行う通信方法であって、前記親ノ
ードにおいて多数の情報源からの各情報を仮想コンテナ
ごとに区別して多重化したSDHフレームを生成し、前
記親ノードにおいて、SDHフレームの仮想コンテナの
宛先情報をSOHに記入して、前記リング型ネットワー
クに送出し、前記子ノードにおいて、前記SDHフレー
ムを受信して該SDHフレームのSOHに所定の情報を
記入して中継転送し、前記子ノードにおいて、受信した
SDHフレームのSOHを読み取り自局宛の仮想コンテ
ナを認知して該仮想コンテナを取得し、親ノードにおい
て、前記SDHフレームのSOHを読み取ることによっ
て子ノードによって記入された情報を認知し、同一建物
かつ同一階に配設され、子ノードに接続されたLAN設
けられた少なくとも1つの情報端末に前記仮想コンテナ
に搭載された情報を分配し、子ノードにおいて、前記情
報端末からの情報に基づいて仮想コンテナを生成し、子
ノードに設けられ生成した仮想コンテナをSDHフレー
ムの中継転送の際該SDHフレームに組み込みかつ、該
SDHフレームのSOHに記入し、親ノードにおいて、
前記リング型ネットワークを一巡してきたSDHフレー
ムのSOHを読み取ることによって前記子ノードから発
信された仮想コンテナを取得しかつ処理することを特徴
とする配信型サービスの通信方法が提供される。この場
合好ましくは、親ノードにおいて、外部に設けられた公
衆回線に接続し、該公衆回線を介して受信した情報に基
づいて仮想コンテナを生成してSDHフレームに組み込
んでリング型ネットワークに伝送するようになってい
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しつつ本発明の実
施の形態について説明する。図を参照すると本発明にか
かる実施形態の概念図が示されている。図1を参照する
と、東京の特定のビジネスエリアを想定して構築された
リング型ネットワークが示されている。本例のリング型
ネットワーク1は、情報の流れを総括的に管理するため
の中央情報センター2を備え、SONETリングネット
ワークの形式で構築される。このリング型ネットワーク
1は、所定の情報処理センター3を巡って配設されてい
る。リング型ネットワーク1は、情報処理センター3の
接続ラインの一方が何らかの故障によって通信不能にな
ったとしても、他方のルートを利用することにより情報
を送信することができるようになっている。すなわち、
リング型ネットワーク1は各情報収集ノード3に対して
冗長構成とされている。所定の情報処理センター3と
は、例えば1つのビル内に含まれ、該リング型ネットワ
ークに情報伝送可能に接続されたコンピュータ、通信端
末、情報端末、通信ネットワークあるいは情報処理シス
テム等を意味する。
【0023】また、他のリング型ネットワークでも良
い。これらの各情報処理センターの情報処理ネットワー
ク等は、図2に示すようにTDM、ルータ、PBX及び
TAの伝送分配装置4に収集ノードを構成するADM
(アッド・ドロップ・マルチプレクサ)5を介して接続
される。また、他のリング型ネットワークの場合には、
上記ADM5と同様の構成の連結ノードNrを介して当
該リング型ネットワークに接続されている。情報伝送可
能に接続とは単に物理的に接続されているかどうかを問
題にするのではなく、本発明にかかる通信ネットワーク
が機能するように接続されていることを意味する。
【0024】図1に示すように、本例の中央情報センタ
ーには、A−D地区を巡って延設された複数のリング型
ネットワークが接続されている。なお、リング型ネット
ワーク1のリング状という意味は、形状がリング状であ
ることを意味するものではなくネットワークの1つの情
報収集ノードへの通信経路がループ形態になっており、
この結果通信経路が冗長構成になっていることを意味す
る。リング型ネットワーク1内において情報は、各情報
収集ノードを介して順次、隣接する各情報収集ノード3
に伝送され、循環するようになっており、各情報収集ノ
ードはこの循環している情報のうち当該情報収集ノード
に関係する情報のみを選択して収集して内部に導入する
ようになっている。
【0025】図2に示すように、リング型ネットワーク
1を形成する光ファイバ6は、地下に配設された管路7
内に敷設され、引き込み管路8を介して各情報収集ノー
ド内に引き込まれるようになっている。情報収集ノード
3内には、情報伝送装置としてのADM5が設けられて
おり、該ADM5は、情報収集ノード内に存在する個別
のネットワークへの伝送装置(TDM、ルータ、PB
X)に光ファイバ、スチール配線等により接続されてい
る。場合によっては、ADM5は、無線により情報収集
ノード3内部のネットワークに情報伝送する。
【0026】図3を参照すると、本発明が対象とする情
報とその流れの概念図が示されている。リング型ネット
ワーク1には、ネットワーク該の情報を収集するための
複数の収集ノード(Access Traffic Collecting Node)
(Na)9がネットワーク内に情報伝送可能に設けられ
ている。収集ノード9は、リング型ネットワーク1の情
報源に有線または無線で情報受信可能に接続されてい
る。これらの収集ノード9には、電話、コンピュータ端
末、CD、磁気テープ、カセット等のコンピュータプロ
グラム製品、あるいはVoIPによる音声信号等による
情報が送信される。収集ノード9は、ネットワーク外の
限定された地域において幅広い情報源からの情報を効率
的に収集可能に構成されるものであっていわゆるトロー
ルネット型の情報収集ノード9である。
【0027】収集ノード9によってリング型ネットワー
クに導入された各種の情報は、情報処理施設に出力する
ための情報ドロップノードあるいは提供ノード(Traffi
c Drop Node)(Nd)10が設けられる。情報処理施
設11は、ハウジングあるいはホスティングサービスを
提供するためのコンピュータシステムを備えており、送
信されてきた情報に応じて予め指示された情報処理を行
う。また、情報処理施設は、送信されてきた情報に対し
て所定の情報処理を施すことによって、該情報の価値を
増大するための付加価値サーバ12を備えている。さら
にリング型ネットワーク1には、該ネットワーク内を伝
送循環する情報を外部の情報伝送ネットワークあるいは
他のキャリア(NTT(登録商標)等)13にデータと
してあるいは音声として送信する相互接続ノード(N
c)14が設けられている。
【0028】図4を参照すると、本例のリング型ネット
ワーク内に送信された情報を外部のキャリアに送出する
構成が概念的に示されている。
【0029】上記のように各地区からの情報は、それぞ
れの地区に適宜配置された収集ノード(Na)9によっ
てリング型ネットワークに伝送される。この情報の内所
定の情報は上記したように、他の収集ノードNaを巡っ
て提供ノードNdに到達し、ハウジングあるいはホステ
ィングサービスのための情報処理施設に送信される。ま
た、特定の情報は、指定されたキャリア例えばNTT、
KDD、DDIあるいは、CWCごとに所定の相互接続
ノード(Nc)14を介して送出される。なお、図4に
示す例では、本例のリング型ネットワークは、連結ノー
ド(Nr)15を介して互いに情報伝送可能に接続され
ている。したがって、異なるリング型ネットワークにお
ける相互接続ノード(Nc)14を介して特定のキャリ
アに情報を送出することができる。
【0030】図4の例では、1つ収集ノード(Nan)
9に他のビルの情報収集ノードのネットワークRaが接
続されており、他の収集ノード(Nan)にさらに他の
ビルの情報収集ノードの複数のノード(Nbn)16を
有するネットワークRa2が接続されている。本例のリ
ング型ネットワークの伝送能力は600Mbpsで構成
され収集ノード(Nan)9に接続されるネットワーク
は150Mbpsで構成されている。このように構成し
た場合、図5に示すように各収集ノード9には、4つの
外部ネットワークを接続することができる。そして相互
接続ノード(Nc)には、150Mbpsのラインが外
部から接続される。すなわち、それぞれのキャリアに対
して150Mbpsのラインが割り当てられることにな
る。図6は、中央情報センターにおける伝送回線の概念
図である。上記のように構成することにより本発明にか
かるリング型ネットワークを備えた中央情報センター
は、図6に概念的に示すように単一の配線敷設構造を用
いて例えば4つの独立した情報伝送方式の異なるリング
型ネットワークを機能させることができるように構成さ
れている。図6に示す例では、IPリング型ネットワー
ク、ATMリング型ネットワーク、SONET/SDH
リング型ネットワーク及びWDMリング型ネットワーク
のための光ファイバ回線が独立に敷設されていることに
なる。異なる伝送方式はそれぞれ特徴がありユーザーは
自己のビジネス形態あるいは考え方によって選択するこ
とができる。本例の構成を採用することにより、ユーザ
ーが何れの伝送形態を選択しても対応することができ
る。
【0031】図7には、単一の配線構造により複数のリ
ング型ネットワークを機能させるための配線集約及び分
岐に用いるフレーム構造が概念的に示されている。この
図から明らかなように、中央情報センターへの光フアイ
バケーブル回線19の出入りは単一のフレーム17に集
約して1つの管路8により行うようにしており、情報収
集ノード内部の光ファイバケーブル回線20の構成を分
配フレーム18を介して独立に敷設するようにしてい
る。図8を参照すると、1つの伝送形態における各分配
フレームに対するノードの配置状態が示されている。第
9図には、異なる伝送形態のものも含めてノード配置状
態及びホスティング、ハウジングのためのサーバーエリ
アの平面的な配置状態が概念的に示されている。このよ
うに伝送形態によりエリアを複数のブロック22に区分
して設けることによりそれぞれのネットワークの管理が
容易となり、故障時の対応、変更、メンテナンス上等に
おいて効率が良い。図8に示すように中央情報センター
における各種ノード9、10、14、15は同一の形態
をもっており、その配線の仕方も全く同一となるように
設計されている。そして、各ノードは集約されたラック
21のスペースに重ねて配置することができるようにな
っている。これによって、スペースを有効に使用するこ
とができるとともに、各ノード及びサーバーあるいは、
配線フレームを集約して配置することにより設置作業及
びメンテナンスも簡単にかつ容易に行うことができる。
また役割の異なるノード9、10、14及び15を同一
の形態とすることにより、作業効率を飛躍的に改善する
ことができる。上記したように本例の構成では、複数の
リング型ネットワーク1を独立して機能させるようにし
たので、極めて汎用性が高くなる。このように構成する
ことにより、簡単な構成で複数のリング型ネットワーク
を機能させることができる。
【0032】図10を参照すると、情報収集ノードを構
成する1つのビル内に設けられた内部のネットワーク構
成が示されている。図10に示す例では、ビル内にも複
数のサブのリング型ネットワーク23は敷設されてお
り、そのビルの地階に設けられた伝送ノード(Nb)1
6に接続されている。各サブリング型ネットワーク23
には、少なくとも1つのフロアノード(Nf)24が設
けられており、これらのノード(Nf)24は異なる階
にそれぞれ1つづ設けられる。そして、各ノード(N
f)24には、各階の情報端末がルーター等の伝送機器
25を介して接続されている。またサブリング型ネット
ワーク24の伝送ノード(Nb)25は、必ずしも地階
に設ける必要はなく、適当な階に設けることができる
が、いずれの場合でも、中央情報センターにリング型ネ
ットワーク1を介して接続されており、各フロアに配置
されたノード(Nf)24からの情報をリング型ネット
ワーク1を介して中央情報センターのノード(Na)9
に伝送するようになっている。なおフロアノード(N
f)は好ましくは各フロアにおいて設けられた管理室2
8内に設置される。この場合、ルータ25は、メディア
コンバータ26を介して非光ファイバから光ファイバに
よりノード16に接続することもできる。このように構
成することにより、非光ファイバ配線27を極力短縮す
ることができ、各フロアにおける情報端末からの情報を
容易に品質の高い大容量高速伝送可能な光ファイバのリ
ング型ネットワーク内に伝送することができる。各フロ
アのLANを個別に階を越えて配線して、光ファイバリ
ング型ネットワークのノード(Nb)16に連結する、
従来の手法に比して、効率が高くまた、高品質の維持の
面でも好ましい。長いメタル配線による情報伝送では品
質の低下が顕著となるからである。また、各フロアのノ
ード(Nf)24の構成は他のノードの構成と同一形態
であって、コンパクトでかつ他のノードと一部または全
部において互換性があるのでネットワーク敷設及びメン
テナンス等の作業性が良い。図11を参照すると、情報
収集ノードを構成するビル内の情報ネットワークの他の
例が示されている。本例の構成では、地下階に複数のリ
ングを収容するノード(Nb)が配置されており、該ノ
ードに各階に配置された客先のユーザーノード(Nu)
28を有するリング型ネットワーク29が接続されてい
る。この各フロアを巡るサブリング型ネットワークは本
例では、150Mbpsの伝送能力を有する。この情報
収集ノードの地下階のノードは600Mbpsの光ファ
イバケーブルのリング型ネットワークにより中央情報セ
ンターに接続されている。1つのサブリング型ネットワ
ーク29には最大15のノード(Nu)28を設けるこ
とができる。また当該ノード(Nu)28を介してさら
るサブリング型ネットワーク30を接続することもでき
る。上記ノード(Nu)28は各フロアごとの好ましく
は、天井裏スペース等を利用してに設けられるので、フ
ロア毎に情報ネットワークを配線して接続することによ
り、リング型ネットワークを介して異なる階の情報端末
と容易に情報通信を行うことができる。本発明に従うノ
ードはコンパクトでかつ同一形態であり、且つ互いに互
換性を有する。そして、上記構成では、最初にフロアを
越えてビルの縦管に光ファイバリング型ネットワーク2
9を複数設けるので、その後の異なるフロアを横断する
ような作業が不要であり、通信ネットワークの変更、拡
充が極めて容易である。
【0033】図12を参照すると、情報収集ノードに異
なる形態の情報源が存在する場合において、これらの異
なる情報源からの情報を本例のリング型ネットワークR
aを介して伝送する場合の状態が概念図の形態で示され
ている。ユーザーノード(Nu)28は、上記したよう
に情報収集ノードビルの各階に必要に応じて配置されて
いる。各ユーザーノード(Nu)28は、当該フロアに
存在する情報源、例えばインターネット用コンピュータ
端末、VoIP端末、プログラム製品用端末等からの情
報を収集し、ノード(Nb)を介して中央情報センター
のリング型ネットワークに伝送する。中央情報センター
のノード(Na)、(Nd)、(Nc)を介して指定さ
れたキャリアに所定の情報を伝送する。この場合、イン
ターネット情報の場合には、ルータ30を介して音声情
報の場合には、音声スイッチ31を介して伝送される。
この場合、図13に示すように、本例のリング型ネット
ワークから相互接続ノード(Nc)14を介して他のキ
ャリアに伝送された情報を、当該他のキャリアから本発
明に従う他の相互接続ノードNcを介して他のリング型
ネットワーク内に導入して伝送することができる。すな
わち本発明は、特定のエリアの情報伝送にとどまらず、
リング型ネットワークを設けた複数の特定エリアを他の
キャリアを用いて情報伝送可能に結合することができ
る。
【0034】図8及び図11に示す例では、サブリング
型ネットワークの伝送能力が150Mbpsで、中央情
報センターのリング型ネットワークが600Mbpsの
場合であるが、図14及び図15の例では、さらに伝送
能力を増大させたリング型ネットワーク付加した構成を
示してしている。図14に示すように中央情報センター
の伝送能力が150Mbsのサブリング型ネットワーク
を接続したリング型ネットワークが設けられるととも
に、このリング型ネットワークには、2.4Gbpsの
リング型ネットワーク1aが連結ノード(Nr)15を
介して連結される。そして、このリング型ネットワーク
1aには、それぞれが600Mbpsのサブリング型ネ
ットワーク32がノード(Na)9を介して接続され
る。このノードエリアは、図15に示すように構成され
るすなわち、中央情報センターのノード配置エリアに
は、リング型ネットワークの伝送能力を600Mbps
としたノードが集約されて配置されている。この配置自
体は、図8に示した例に類似しているが、それぞれのノ
ードはラック21内において600Mbps毎のフレー
ムに区分されて横方向に並んで配置されており、この区
分毎に他のリング型ネットワークが接続されるようにな
っている。
【0035】図16を参照すると、本発明にかかるリン
グ型ネットワークの監視システムが概念的に示されてい
る。本例のリング型ネットワークに接続された各ノード
(Na)9、Nb16、Ncは、中央情報センターまた
はその他の監視センターに設けられた総合ネットワーク
管理装置33によって監視されており、これらのノード
(Na)9を介してリング型ネットワークに何らかの障
害が発生した場合には、ただちに33に通知される。そ
して、たとえば、図17の情報収集ノードから他の情報
収集ノードを介して、特定のキャリアに情報伝送を行う
ようになったシステムにおいて通常情報伝送を行うメイ
ンノード回線34の1つのノード(Na)9が故障した
場合には、サブノード35の回線が連結ノード(Nr)
15を介してただちに確立され、このノード(Na)9
を経由する回線を迂回する伝送経路が形成され、情報を
このサブノード35の回線経路を介して送信する。ま
た、図18に示すようにメインノード34全体が機能し
なくなった場合でも、Nbからサブノード35に対し予
備用回線を事前に設置しておくことによりサブノード3
5がただちに起動されるため、情報伝送に支障がでるこ
とはない。
【0036】図19及び20には、本発明のNbを構成
する伝送装置40の概略構成図が示されている。これに
よれば、伝送装置の構成要素は、1つのキャビネット4
1内にコンパクトに格納されている。図19は、キャビ
ネット内の機能ブロック図であり、構成要素は、キャビ
ネット内部空間の中央に配置される伝送装置本体42、
その下部に配置される整流器43さらに整流器43の下
のキャビネット最下部に配置される蓄電池44、伝送装
置本体42の上方に配置される温度センサ45、温度セ
ンサ46の上方に配置される冷却ファン47、正面から
見て、伝送装置本体に接続される装置側端子盤48、該
装置側端子盤49の下方に位置するユーザ側端子50を
備えている。伝送装置本体42の前側には、光バッチパ
ネル51が設けられこれに光ファイバが接続されるよう
になっている。また、整流器43には、商用電源が接続
されるようになっている。
【0037】図20の正面図において、伝送装置40
と、上から順に、ファン47、光パッチパネル51、伝
送装置本体42、装置端子盤49、監視予備回線用モデ
ム52、整流器43、増設バッテリ53、蓄電池44、
ユーザー端子盤50の順に積層配置される。
【0038】伝送装置本体については、異なる機能に用
いる場合にも同一構成とされる。これによって、複雑な
リング型ネットワークを構成する場合であっても共通し
て使用することができ、設置作業及び装置の機能識別・
管理が容易である。
【0039】図21を参照すると本発明のさらに別の実
施の形態が示されている。この実施の形態においては、
WDMによって情報伝送を行うようになっている。この
リング型ネットワーク1は、それぞれが情報収集ノード
3を構成する複数のノードを連結して形成されており、
各情報収集ノード3すなわちノードには、たとえば、大
学、企業等の内部LAN等がそれぞれ接続される形態と
なっている。たとえば、ノード55については、さらに
リング型ネットワークを通じて別のノード(Nb)56
が接続されており、このノードNbを介して情報伝送が
行われるようになっている。このノードには、インタネ
ット情報、電話情報、コンピュータ情報等の情報源5
7、58、59からさまざまな情報が入力される。ノー
ド(Nb)56はこの情報を、それぞれ隣接するノード
60、61、62を介して中央情報センター2に伝送す
る。この場合、各ノードで取り扱える波長範囲を決めて
おくことにより、複数のユーザー63及び64が、1つ
伝送ハードウエアを共有することができる。
【0040】図22及び図23を参照して本発明にかか
るリング型ネットワークの使用例を説明する。特に図2
2、23においては、本発明の方式の利点を活かしたビ
デオ配信型サービスについて説明する。
【0041】本例の構成では、複数の建物にわたってリ
ング型に敷設した光ファイバによって構築されるリング
型光ネットワークによる通信システムが確立されてい
る。そして各ビルごとにリング型光ネットワークを流れ
る情報の受信もしくは中継を行うノードを設置して、こ
れに各ビル内に敷設されたLANや情報端末機器に接続
する。また光ネットワーク上には冗長系を構成してデー
タを送出する。さらに、光ネットワーク上には各種サー
バ装置や、電話網・ISDN網・インターネット網とい
った公衆通信回線などの光ネットワーク外部の情報源へ
の接続を仲介するノードを設け、リング型光ネットワー
ク内と前記情報源との間の双方向アクセスも可能にし
た、冗長系通信経路を確立している。
【0042】本例のリング型光ネットワークによる通信
システムの概略構成は図22に示すように、大都市にお
ける複数のビル等の建物Tを巡ってリング型に光ファイ
バケーブルが敷設されリング型の光通信ネットワークH
が形成されている。リング型光通信ネットワークHには
前記建物Tのうちの1つに設置された親ノード73およ
びこの建物Tとは別の建物Tにそれぞれ1台ずつ設置さ
れる子ノード75が接続している。
【0043】なお、中央情報センターに設置されたノー
ドを本例では、親ノードとし、情報収集ノードに設けら
れたノードを子ノードと呼んでいるが、同一の構成とす
ることができる。
【0044】親ノード73には映像サーバ77やカメラ
サーバ79および公衆通信回線(電話網およびISDN
網N・インターネット網Iなど)が情報源として接続し
ている。またインターネット網Iには各地に設置された
多数のビデオカメラ11が接続している。尚、各ビデオ
カメラ81には各ビデオカメラ81のインターネット網
Iへの接続などの処理を行うカメラ制御装置83が付帯
する。
【0045】子ノード75にはそれぞれ各建物不内に敷
設されたLAN(Local Area Network)15が接続して
おり、各LAN85にはパソコンやワークステーション
などのコンピュータ87や後述する映像提供サービスに
用いられるビデオ選択装置89などの各種情報処理端末
が接続している。
【0046】リング型光ネットワークHはその伝送方式
として基本ビットレートが(155.52Mビット/
秒)のSDH(Synchronous Digital Hierarchy:同期
デジタル・ハイアラーキ)を採用している。リング型光
ネットワークHにおけるデータ伝送はSDHフレームを
単位として行われる。SDHフレームには伝送する情報
が格納された多数の仮想コンテナと、主として運用保守
情報が格納されるSOH(Section Over Head)が含ま
れる。
【0047】SDHフレームは親ノード73もしくは子
ノード75によってリング型光ネットワークHの正逆双
方向に向けて送出され、送出されたSDHフレームは親
ノード73もしくは子ノード75によって中継されてリ
ング型光ネットワークH内を伝搬する。親ノード73お
よび子ノード75は送られてきたSDHフレームを受信
するとともに必要に応じてSDHフレームをリング型光
ネットワークHに再送出する。尚、SDHフレームを正
逆双方向に向けて送出するのは、ネットワークの耐障害
牲を向上させるためであり、これにより例えば親ノード
73もしくは子ノード75の一つに障害が発生しても逆
まわり方向からのノード73,75との間の通信は確保
されることになる。
【0048】親ノード73は前記各種の情報源から電気
信号の形で情報が与えられると、与えられた情報を仮想
コンテナに区別して多重化するとともに各仮想コンテナ
の宛先情報をSOHに記入したSDHフレームを生成
し、これを光信号の形でリング型光ネットワークHの正
逆両方向に向けて送出する。また親ノード73はリング
型光ネットワークHの正逆両方向からそれぞれ与えられ
るSDHフレームを受信してこれを電気信号に変換し、
そのSOHに自局宛の仮想コンテナが含まれていること
を認知すると、これを取り込んで該当の情報源に向けて
送出する。また親ノード3は、受信して一旦電気信号に
変換した前記SDHフレームを再び光信号に変換し、リ
ング型光ネットワークHに送出する。
【0049】子ノードは、リング型光ネットワークHの
正逆両方向からそれぞれ与えられるSDHフレームを受
信してこれを電気信号に変換し、そのSOHに自局宛の
仮想コンテナが含まれていることを認知するとその仮想
コンテナを取り込んで前記LAN85上の前記情報処理
端末に向けて送出する。また受信して一旦電気信号に変
換した前記SDHフレームを再び光信号に変換し、リン
グ型光ネットワーク上に再送出する。
【0050】また子ノード75は取得した前記仮想コン
テナ中に記載された情報を前記LAN85上のネットワ
ークアドレスに対応する前記情報処理端末に適宜に分配
転送する。また子ノード75は、前記情報処理端末から
電気信号の形で受信した情報に基づいて仮想コンテナを
生成し、この仮想コンテナを、前記SDHフレームを受
信して中継転送するプロセスにおいて当該SDHフレー
ムに組み込むとともに当該SDHフレームのSOHにそ
の旨を記入し、このSDHフレームを再び光信号に変換
してリング型光ネットワークH上に送出する。
【0051】つぎに、以上に説明したリング型光ネット
ワークHを介して行われる情報処理端末と情報源との間
のデータ通信について述べる。 (1)情報処理端末から情報源へ情報を送出する場合 情報処理端末は、ある特定の情報源に向けて情報を送出
する場合、送出しようとする情報に送出先の情報源を特
定する宛先指定情報と当該端末装置の前記LAN85に
おけるネットワークアドレスとを付帯させたデータパケ
ット作成しこれを子ノード75に送出する。尚、前記宛
先指定情報としては、例えば情報源が電話網やISDN
網Nに接続する、電話機や端末装置である場合にはダイ
ヤル番号であるし、情報源がインターネットI上のネッ
トワーク端末である場合にはIPアドレスなどのネット
ワークアドレスである。前記ネットワークアドレスは例
えば前記LAN85がTCP/IPプロトコルで運用さ
れていればIPアドレスである、また送出するデータパ
ケットに前記情報処理端末自身のネットワークアドレス
を付帯させるのは、情報源から返答を要求する場合など
において情報源が送出先の情報処理端末を特定するため
に必要となるからである。
【0052】子ノード75は、情報処理端末からデータ
パケットを受信すると、収容した仮想コンテナを組み込
んだSDHフレームを生成するとともに当該SDHフレ
ームのSOHにその旨を記入し、このSDHフレームを
リング型光ネットワーク上に送出する。一方、親ノード
73はリング型光ネットワークHを一巡してきた前記S
DHフレームのSOHを読み取ることで前記子ノード7
5から送出された前記仮想コンテナを取得し、この仮想
コンテナから電気信号の形で前記データパケットを取り
出す。そして親ノード73は取り出した前記データパケ
ット中の宛先指定情報に該当する情報源に向けて当該デ
ータパケットを送出する。データパケットを受け取った
情報源はデータパケットに含まれる情報を取得する。
【0053】(2)情報源から情報処理端末へ情報を送
出する場合 情報源は、ある特定の情報処理端末に向けて所定のデー
タを送出する場合、送出しようとするデータに送出先の
情報処理端末の前記LAN85におけるネットワークア
ドレスとを付帯させたデータパケットを電気信号の形で
親ノード73に向けて送出する。
【0054】親ノード73は前記データパケットを収容
した仮想コンテナを組み込んだSDHフレームを生成す
るとともに当該SDHフレームのSOHに前記仮想コン
テナの宛先である前記情報処理端末が接続する子ノード
75を指定する所定の宛先情報を記入して、このSDH
フレームをリング型光ネットワークH上に送出する。子
ノード75は受信したSDHフレームのSOHを読み取
ることで自局宛の仮想コンテナを認知して、その仮想コ
ンテナを取得し、この仮想コンテナから電気信号の形で
前記データパケットを取り出す。そして子ノード75は
取り出した前記データパケット中に記載されているネッ
トワークアドレスに対応する前記LAN85上の情報処
理端末に向けて当該データパケットを送出する。
【0055】他のサービスについて説明する。 (1)ビデオ映像提供サービス このサービスはリング型光ネットワークHを利用して、
建物T内に敷設された前記LAN85上の前記ビデオ選
択装置89に前記映像サーバ7に格納されているビデオ
映像データを供給し、ビデオ選択装置89に接続するテ
レビ装置にビデオ映像を上映するサービスであり、いわ
ゆるビデオオンデマンドサービスと呼ばれているものに
相当する。
【0056】映像サーバ77にはデータベースによって
タイトルID別に管理された多数のビデオ映像データが
格納されている。また映像サーバ77には当該映像サー
バ77に格納しているビデオ映像の一覧表(以下、映像
番組表データと記載)がある。
【0057】一方、ビデオ選択装置89は、利用者にビ
デオ映像のタイトルIDを指定させる機能および映像サ
ーバ87から送られてくるビデオ映像データを再生して
接続されているテレビ装置91に送出する機能を備えて
いる。利用者がビデオ選択装置89に対してこのサービ
スの利用を開始する所定の操作を行うと、ビデオ選択装
置89は前述したデータ通信方式によりリング型光ネッ
トワークHを介して映像サーバ7に映像番組表データの
リクエスト信号を送出する、映像サーバ77はリクエス
ト信号を受信すると前述したデータ通信方式によりリン
グ型光ネットワークHを介してビデオ選択装置89に映
像番組データを送出する。ビデオ選択装置89は映像サ
ーバ87から映像番組データが送られてくるとこれに基
づいて映像番組の一覧画面をテレビ装置91に表示す
る。
【0058】利用者がビデオ選択装置89に対し所定の
操作を行い前記一覧画面からある映像番組を選択する
と、ビデオ選択装置89からその映像番組に対応するタ
イトルIDが、前述した情報処理端末から情報源へのデ
ータ通信方式に従って映像サーバ87に送出され、一
方、映像サーバ87は、前記タイトルIDを受信して前
述した情報源から情報処理端末へのデータ通信方式に従
ってビデオ選択装置89に前記タイトルIDに対応する
ビデオ映像データの送出を開始する。そしてビデオ選択
装置89は映像サーバ87から送られてくるビデオ映像
データを再生してテレビ装置91に出力する。
【0059】このシステムの利用例としては、例えばホ
テルやビルのフロアに設置したテレビ装置に流す各種環
境映像の提供や、塾などにおける授業映像の提供、社員
教育番組の提供等が考えられる。 (2)ビデオカメラの映像を提供するサービス このサービスは、前述したビデオ選択装置89により利
用者が任意に選択したインターネット網Iに接続する前
記ビデオカメラ81の映像を、テレビ装置21で鑑賞で
きるようにするサービスである、前述したカメラサーバ
79には、設置されているビデオカメラ81の一覧とこ
の一覧に記載されている各ビデオカメラ81のインター
ネット網I上のIPアドレスが記載されたビデオカメラ
の一覧表データが格納されている。
【0060】利用者はビデオカメラ81の映像を鑑賞す
る場合、所定の操作を行ってビデオ選択装置89をビデ
オカメラ81の上映モードにセットする。ビデオ選択装
置89は、ビデオカメラ81の上映モードにセットされ
ると、カメラサーバ79に対して前述した情報処理端末
から情報源へ情報を送出する場合のデータ通信方式によ
り前記ビデオカメラの一覧表データのリクエスト信号を
送出する。カメラサーバ9はリクエスト信号を受信する
と、前述した情報源から情報処理端末へ情報を送出する
場合のデータ通信方式により前記一覧表データを前記ビ
デオ選択装置に向けて送出する。ビデオ選択装置89は
前記一覧表データを受信すると、これに基づいてビデオ
カメラ81の一覧画面を作成してテレビ装置に表示す
る。
【0061】利用者が前記一覧画面を見てビデオ選択装
置89を操作し、あるビデオカメラ81を選択すると、
ビデオ選択装置89は、前述した情報処理端末から情報
源へ情報を送出する場合のデータ通信方式およびインタ
ーネットを経由したデータ通信により当該ビデオカメラ
81のIPアドレスに向けて接続要求を送出する。ビデ
オカメラ81は、前記接続要求を受信すると、インター
ネット網Iを経由したデータ通信および前述した情報源
から情報処理端末へ情報を送出する場合のデータ通信方
式により前記ビデオ選択装置89に向けて当該ビデオ選
択装置89に接続されているビデオカメラの映像信号が
格納されたデータパケットを送出する。
【0062】ここで前記映像信号はMPEG2などの方
式で圧縮符号化された状態でデータパケットに格納され
ている。ビデオ選択装置89は、データパケットを受信
するとこれに圧縮符号化されて格納されているカメラ映
像信号を復号し、復号したカメラ映像信号をテレビ装置
91に出力する。
【0063】またビデオ選択装置89は利用者にビデオ
カメラ81の撮影方向を指示させる操作入力装置(例え
ばジョイスティック、矢印キー等)を備えており、利用
者は操作入力装置を操作してビデオカメラ81の撮影方
向を制御することができる。利用者が操作入力装置を操
作すると、その操作信号がビデオ選択装置89から前述
した情報処理端末から情報源へ情報を送出する場合のデ
ータ通信方式によりインターネット網Iを経由してビデ
オカメラ81に向けて送出される。操作信号が送られて
きたビデオカメラ81のカメラ制御装置83はこの信号
に基づいてビデオカメラ81の取付台に装備されている
サーボモータを制御し、ビデオカメラ81の撮影方向を
変化させる。このようにビデオカメラ81を遠隔地から
操作できることで臨場感のある映像を提供することがで
きる。
【0064】尚、この実施例においてビデオカメラ81
はインターネット網Iに接続する構成であるが、親ノー
ド73や子ノード75に直接接続する構成としてもよ
い。 (3)ビデオ映像とビデオカメラの映像の双方を提供す
るサービス 前述した映像提供サービスの応用としてつぎのようなサ
ービスも考えられる。図2(1)はここで説明するサー
ビスにおいてビデオ選択装置89がその電源投入時にテ
レビ装置91に出力する映像である。以下、一例として
利用者がビデオ選択装置89を操作して、この画面から
「観光地」を選択した場合について説明する。
【0065】利用者が「観光地」を選択すると映像サー
バ7から図2(2)に示す「世界地図」の映像データが
送られてくる。ここで利用者がこの画面を見ながら所定
の操作入力を行って、ある特定の地域、例えば「カナ
ダ」の部分を指定すると、映像サーバ7から詳細な地域
を指定させる図2(3)に示す「地域指定画面」の映像
データが送られてくる。利用者がこの画面に対して例え
ば「ナイアガラ」を指定すると、映像サーバ7からさら
に図2(4)に示す「季節指定画面」の映像データが送
られてくる。図に示すようにこの「季節指定画面」には
「春」、「夏」、「秋」、「冬」、「朝」、「夕」およ
び「現在」の選択肢が用意されている。利用者がこのう
ちの「春」、「夏」、「秋」、「冬」、「朝」、「夕」
のいずれかを選択した場合には・映像サーバは、「地域
指定画面」で指定した地域に対応する映像データベース
のビデオ映像データをビデオ選択装置89に送出する。
この映像は例えば映像サーバ77の管理者が事前に該当
の季節に撮影して格納しておいたものである。
【0066】一方、利用者が「現在」を選択した場合に
は、ビデオ選択装置89は前記カメラサーバに対してア
クセスする。カメラサーバ9はビデオ選択装置89から
のアクセスに応答して前記「地域指定画面」で指定され
た地域内に設置してあるビデオカメラ11の一覧リスト
をビデオ選択装置89に送出する。ビデオ選択装置19
はこの一覧リストをテレビ装置91に表示する。利用者
がこの一覧リストからビデオカメラ81を選択するとそ
のビデオカメラに対して接続要求を送出する。ビデオカ
メラ81は接続要求を受信すると前述した方法と同様の
方法によりビデオ選択装置89に対してビデオ映像デー
タ格納されたデータパケットの送出を開始する。ここで
ビデオカメラ11の撮影方向の制御を行えることは前述
と同様である。
【0067】子ノード75に電話機を接続し、この電話
機からリング型光ネットワークHを経由して親ノード7
3に接続する電話網やISDN網Nに接続できるように
する接続中継サービスの提供を行うことができる。
【0068】前記LAN85上のパソコンやワークステ
ーションなどのコンピュータ87からリング型光ネット
ワークHを経由してインターネットIに接続できるよう
にするといったサービスも考えられる。尚、このような
サービスを提供する場合、情報処理端末とインターネッ
ト網Iとの間のデータ通信は必ず親ノード73を経由し
て行われるので、親ノード73においてデータ通信時間
やデータ通信料を記録管理しておくようにすれば、イン
ターネット利用料金の課金処理を容易に行うことができ
る。
【0069】前述したビデオカメラ81の映像を提供す
るサービスでは、ビデオカメラ81の取付台を制御して
撮影方向を変化させるようにしているが、リング型光ネ
ットワークHによるデータ伝送は超高速であるので、例
えば同一地点にそれぞれ撮影方向の異なる複数台のビデ
オカメラ81を設置して各カメラを例えば一台のカメラ
制御装置に接続し、ビデオ選択装置89から送られてく
るビデオカメラ81の撮影方向の指定情報に従い、ビデ
オ選択装置89に送出する映像信号を前記指定情報で指
定されたビデオカメラ81からの映像に切り替えるよう
にするといった構成も可能である。
【0070】ビデオカメラ81で撮影した映像をビデオ
映像データとして前記映像サーバ77に格納しておき、
ビデオ選択装置89から送られてくる撮影方向の指定情
報に従って前記映像サーバ77からビデオ選択装置89
に送出するビデオ映像データを切り替えるようにし、利
用者にあたかもリアルタイムでビデオカメラ11の撮影
方向を変化させているように錯覚させるといったサービ
スも提供できる。
【0071】リング型光ネットワークHの高速性を利用
すれば、映像サーバ77やビデオカメラ11から映像デ
ータや映像信号を時分割・ブロードキャスト方式で伝送
し、複数のビデオ選択装置89で同時に同じビデオ映像
やビデオカメラ81の映像を受信できるようにすること
も可能である。尚、この場合にはビデオカメラ81の映
像を送出する時分割・ブロードキャストを例えば親ノー
ド73で行うように構成してもよい。
【0072】前記映像サーバ77は複数台で構成されて
いてもよい。この場合には、例えば代表として定めた特
定の映像サーバ77が、ビデオ選択装置89からタイト
ルIDが送出されてきた際に、そのタイトルIDに対応
するビデオ映像データが格納されている映像サーバ77
のネットワークアドレス等を通知するようにするとよ
い。これにより映像サーバ77の増設や前記特定情報等
の変更してもビデオ選択装置11側にその旨を事前に通
知しておく必要がなく、システムのメンテナンス性を向
上させることができる。
【0073】上記の特徴以外に以下の特徴を備えること
ができる。
【0074】親ノードは、前記リング型光ネットワーク
の外部の公衆通信回線に接続する手段と、その公衆通信
回線を介して受信した情報に基づいて前記仮想コンテナ
を生成して前記SDHフレームに組み込んで前記リング
型光ネットワークに送出する手段を有する。
【0075】親ノードは、前記子ノードから発信された
前記仮想コンテナの搭載情報に基づいて生成したデータ
を当該搭載情報にて指定された宛先に転送するように前
記公衆通信回線に送出する手段を有する。
【0076】子ノードは、前記LANに接続された情報
処理端末から受信した情報に基づいて当該情報を前記公
衆通信回線を介して所定の宛先に転送するための仮想コ
ンテナを生成して中継送信する前記SDHフレームに組
み込む手段とを有する。
【0077】親ノードは、前記情報処理端末から要求に
応じて実行した前記公衆通信回線を介しての通信に伴う
課金処理を行う手段を有する。
【0078】リング型光ネットワークを通じて前記親ノ
ードから前記子ノードに映像番組表データを転送すると
ともに前記LANを通じて前記情報処理端末に前記映像
番組表データを転送する手段と、前記LANを通じて前
記情報処理端末から希望映像番組指定データを前記子ノ
ードに転送するとともに前記リング型光ネットワークを
通じて前記子ノードから前記親ノードに希望映像番組指
定データを転送する手段と、前記親ノードと結合してお
り前記希望映像番組指定データに該当する映像源からの
映像データを選択して前記親ノードに受け渡す映像管理
装置と、この映像管理装置から受け渡された前記映像デ
ータを前記リング型光ネットワークを通じて該当する前
記子ノードに転送するとともに前記LANを通じて前記
情報処理端末に前記映像データを転送する手段とを備え
る。
【0079】リング型光ネットワークを通じて前記親ノ
ードから前記子ノードにビデオカメラの一覧表データを
転送するとともに前記LANを通じて前記情報処理端末
に前記ビデオカメラの一覧表データを転送する手段と、
前記LANを通じて前記情報処理端末からビデオカメラ
指定データを前記子ノードに転送するとともに前記リン
グ型光ネットワークを通じて前記子ノードから前記親ノ
ードに前記ビデオカメラ指定データを転送する手段と、
前記親ノードとネットワークを通じて前記ビデオカメラ
指定データで指定されるビデオカメラに向けて接続要求
を送出する手段と、前記接続要求に応答して接続した前
記ビデオカメラから前記ネットワークを通じて送られて
くる映像信号を前記リング型光ネットワークを通じて該
当する前記子ノードに転送するとともに前記LANを通
じて前記情報処理端末に転送する手段とを備える。
【0080】一覧表データには記載されている各ビデオ
カメラの前記ネットワーク上のアドレスが付帯してお
り、前記ビデオカメラ指定データに前記接続要求の送出
先となるビデオカメラの前記ネットワーク上におけるア
ドレスが記述されている。
【0081】さらに、情報処理端末が利用者に前記ビデ
オカメラの撮影方向を操作させる手段およびその操作信
号を出力する手段を備え、前記操作信号を前記LANを
通じて前記情報処理端末から前記操作信号を前記子ノー
ドに転送するとともに前記リング型光ネットワークを通
じて前記子ノードから前記親ノードに前記操作信号を転
送する手段と、前記操作信号を前記ネットワークを通じ
て前記親ノードから前記ビデオカメラに転送する手段
と、前記ビデオカメラが前記操作信号を受信してこの操
作信号に基づいてビデオカメラの撮影方向を変化させる
手段を備える。
【0082】
【発明の効果】本発明によるリング型光ネットワークに
よる通信システムによれば、大容量かつ高速通信を可能
にすることができる。また、冗長型通信ネットワークを
構成するので信頼性、安全性が高い。さらに、高密度情
報通信地域に集中的に敷設して機能させるので、付加価
値か高くかつ安価なしかも品質の良好な高速大容量通信
手段を提供することができる。
【0083】したがって、本発明は、例えばビデオオン
デマンドサービスや、各地に設置したビデオカメラの映
像を遠隔地からリアルタイムサービスに好適であり、こ
れらのサービスを高い信頼性と安全性を持って安価に実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態にかかるリング型ネット
ワークの概略図、
【図2】図1のリング型ネットワークに使用する光ファ
イバの敷設状態及び情報収集ノード内におけるノードの
配置を概念的に示す概略断面図、
【図3】図1の実施の形態における情報伝送の状態を示
す概念図、
【図4】情報収集ノード内の情報伝送リング型ネットワ
ークな構成を示す概略図、
【図5】リング型ネットワークの各ノードにおける接続
関係を示す概略図、
【図6】伝送形態の異なる複数のリング型ネットワーク
を構成することを説明した概念図、
【図7】中央情報センターにおける光ファイバの配設状
態を示す概略図、
【図8】中央情報センターにおけるノードの配設状態を
示す概略図、
【図9】中央情報センターにおけるノード及びフレーム
等の配置状態を示す概略平面図、
【図10】情報収集ノードにおけるネットワークの配設
状態を示す概念図、
【図11】情報収集ノードおけるネットワークの配設状
態を示す図10と同様の図、
【図12】本発明にかかるリング型ネットワークを用い
た情報伝送の1つのパターンを示す説明図、
【図13】本発明のかかるリング型ネットワークを用い
た情報伝送の1つのパターンを示す図12と同様の図、
【図14】本発明にかかるリング型ネットワークを異な
る伝送能力をもつ他のリング型ネットワークに接続した
例を示す概略図、
【図15】図14のリング型ネットワークの使用するノ
ードを配線フレームの配置状態を示す概略図、
【図16】本発明にかかるリング型ネットワークの監視
機構を示す説明図、
【図17】通信故障が生じた場合において、本発明のネ
ットワークを用いて情報伝送行う場合の説明図、
【図18】他の形態の通信故障が生じた場合の、図17
と同様の図、
【図19】本発明のリング型ネットワークに各種ノード
として使用することができる伝送装置の機能ブロック
図、
【図20】図19の伝送装置の正面図、
【図21】本発明に従うリング型ネットワークの他の形
態を示す概略図、
【図22】本発明の1実施例にかかるリング型光ネット
ワークによる通信システムの概略構成図、
【図23】(1)〜(4)は本発明の1実施例によるビ
デオ映像とビデオカメラの映像の双方を提供するサービ
スにおいてビデオ選択装置がテレビ装置に出力する画面
を示す図である。
【符号の説明】
1 リング型ネットワーク 2 中央情報センター 3 情報収集ノード 4 伝送分配装置 5 ADM 6 光ファイバ 7 管路 8 引き込み管路 9 収集ノード 10 提供ノード 11 情報処理施設 12 付加価値サーバ 13 キャリア 14 相互接続ノード 15 連結ノード 16 サブリング型ネットワークのノード 17 光ファイバフレーム 18 光ファイバフレーム 19 ケーブル回線 20 ケーブル回線 21 ラック 22 ブロック 23 サブリング型ネットワーク 24 フロアノード 25 伝送機器 26 メデァコンバータ 27 非光ファイバ配線 28 ユーザーノード 29リング型ネットワーク 33 INM 34 メインノード 35 サブノード 40 伝送装置 73 親ノード 75 子ノード 85 LAN H リング型光ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 兼一 東京都港区赤坂8丁目5番26号 赤坂DS ビル ケーヴィエイチ・テレコム株式会社 内 (72)発明者 河込 正道 東京都港区赤坂8丁目5番26号 赤坂DS ビル ケーヴィエイチ・テレコム株式会社 内 (72)発明者 真部 裕 東京都港区赤坂8丁目5番26号 赤坂DS ビル ケーヴィエイチ・テレコム株式会社 内 (72)発明者 菊地 史郎 東京都港区赤坂8丁目5番26号 赤坂DS ビル ケーヴィエイチ・テレコム株式会社 内 (72)発明者 鈴木 眞一 東京都港区赤坂8丁目5番26号 赤坂DS ビル ケーヴィエイチ・テレコム株式会社 内 Fターム(参考) 5K002 AA06 DA02 DA11 DA42 EA31 FA01 GA01 GA02 5K030 GA11 GA19 HA08 HB02 HC11 HC20 HD01 HD06 JL03 JL10 JT02 5K031 AA06 AA12 BA06 DA01 DA02 DA06 DA07 DA11 DA19

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの通信ノードを組み込んで
    情報伝送可能に光ファイバをリング状に配設して形成す
    るリング型ネットワークを用いて情報通信を行う通信シ
    ステムにおいて、 リング型ネットワークに設けられ、情報を収集して該収
    集情報を前記リング状ネットワーク内に伝送する収集ノ
    ードと、 リング型ネットワークに設けられ、前記情報を前記リン
    グ状ネットワーク内の他のノードに伝送する伝送ノード
    と、 リング型ネットワークに設けられ、1つのリング型ネッ
    トワークと少なくとも1つの他のリング型ネットワーク
    とを情報伝送を可能に連結する連結ノードと、リング型
    ネットワークに設けられ、該リング型ネットワーク内で
    伝送される情報をリング型ネットワークの外部に情報を
    提供する提供ノードとを備え、前記連結ノードにより情
    報伝送可能に連結された複数の前記リング型ネットワー
    クを介して情報を収集し、伝送し、提供するようになっ
    たことを特徴とする連結リング型ネットワークシステ
    ム。
  2. 【請求項2】前記収集ノード、伝送ノード、連結ノード
    及び提供ノードは置換可能に構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の連結リング型ネットワークシス
    テム。
  3. 【請求項3】さらに前記提供ノードに情報伝送可能に接
    続された情報処理手段を備え、前記収集ノードを介して
    収集された情報をリング型ネットワークを介して伝送
    し、前記提供ノードを介して前記情報処理手段に提供
    し、情報処理手段によって所定の処理を行うようになっ
    たことを特徴とする請求項1ないし2に記載の連結リン
    グ型ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】前記情報処理手段によって処理した情報を
    前記リング型ネットワークを介して伝送し外部の情報端
    末に供給するようになったことを特徴とする請求項1な
    いし3に記載した連結リング型ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】さらに前記収集ノードに接続された情報端
    末を備え、該情報端末から収集した情報を、前記伝送ノ
    ードを介してリング型ネットワーク内を伝送し、前記提
    供ノードを介して汎用通信回線に前記情報を提供する請
    求項1ないし4に記載の連結リング型ネットワークシス
    テム。
  6. 【請求項6】前記光ファイバによって伝送される通信信
    号が、150Mbps以上のSONET又はSHD信号
    であることを特徴とする請求項1ないし5に記載の連結
    リング型ネットワークシステム。
  7. 【請求項7】少なくとも1つの通信ノードを組み込んで
    情報伝送可能に光ファイバをリング状に配設してリング
    型ネットワークを形成し、 情報を収集して該収集情報を前記リング状ネットワーク
    内に伝送する収集ノードをリング型ネットワークに設
    け、前記情報を前記リング状ネットワーク内の他のノー
    ドに伝送する伝送ノードをリング型ネットワークに設
    け、1つのリング型ネットワークと少なくとも1つの他
    のリング型ネットワークとを情報伝送を可能に連結する
    連結ノードをリング型ネットワークに設け、該リング型
    ネットワーク内で伝送される情報をリング型ネットワー
    クの外部に情報を提供する提供ノードをリング型ネット
    ワークに設け、そして、前記連結ノードを介して複数の
    前記リング型ネットワークを連結して構成された連結リ
    ング型ネットワークを用いて情報を伝送する通信方法に
    おいて、前記連結リング型ネットワークの何れかのリン
    グ型ネットワークの収集ノードにより、連結リング型ネ
    ットワーク外の情報を収集し、該収集ノードを介して収
    集した前記情報を前記リング型ネットワークに伝送し、
    連結ノードを介して前記情報を他のリング型ネットワー
    クに伝送し、前記情報を連結された複数のリング型ネッ
    トワークをめぐって伝送し、さらに、前記連結リング型
    ネットワークの何れかのリング型ネットワークの提供ノ
    ードを介して前記連結リング型ネットワークの外部に前
    記情報を提供することを特徴とする連結リング型ネット
    ワークによる通信方法。
  8. 【請求項8】前記収集ノード、伝送ノード、連結ノード
    及び提供ノードは置換可能に構成されていることを特徴
    とする請求項7に記載の通信方法。
  9. 【請求項9】さらに何れかのリング型ネットワークの提
    供ノードを介して、前記収集ノードで収集された情報を
    情報伝送可能に接続された情報処理手段に伝送し、該情
    報処理手段は、該情報に対して所定の処理を行うこと特
    徴とする請求項7ないし8に記載の通信方法。
  10. 【請求項10】前記情報処理手段によって処理した情報
    を前記連結リング型ネットワークを介して伝送し外部の
    前記情報収集を行った収集ノードを介して情報を与えた
    情報端末に戻すことを特徴とする請求項9に記載の通信
    方法。
  11. 【請求項11】さらに何れかのリング型ネットワークに
    設けられた収集ノードに接続された情報端末から情報を
    収集し、該情報を連結リング型ネットワーク内に伝送
    し、該情報を何れかのリング型ネットワークの提供ノー
    ドを介して汎用通信回線に前記情報を提供することを特
    徴とする請求項7ないし9に記載の通信方法。
  12. 【請求項12】前記光ファイバによって伝送される通信
    信号が、150Mbps以上のSONET又はSDH信
    号であることを特徴とする請求項7ないし11に記載の
    通信方法。
  13. 【請求項13】少なくとも1つの通信ノードを組み込ん
    で情報伝送可能に光ファイバをリング状に配設して形成
    するリング型ネットワークを複数連結して連結リング型
    ネットワークを構成し該連結リング型ネットワークを介
    して情報通信を行う通信システムにおいて、前記連結リ
    ング型ネットワークが一つの建物の異なる階を巡って配
    設される第1リング型ネットワークと前記第1リング型
    ネットワークに連結ノードを介して連結され前記建物と
    は異なる建物に配設される第2リング型ネットワークと
    前記第1リング型ネットワークにおいて前記建物の異な
    る階に設置される収集ノードと前記収集ノードと同一建
    物内の同一階に配置され、該収集ノードに情報通信可能
    に接続される情報端末と、前記第2リング型ネットワー
    クに接続された情報処理手段と、を備え、前記情報端末
    からの情報を前記第2リング型ネットワークに伝送し、
    前記情報処理手段により所定の情報処理をおこなった後
    前記リング型ネットワークを介して、情報を前記情報端
    末に伝送するように構成されたことを特徴とする通信シ
    ステム。
  14. 【請求項14】前記情報端末によりLANが構築されて
    おり、前記情報処理手段が、該LANのサーバーに情報
    伝送可能に前記第1及び第2リング型ネットワークを介
    して連結されており、前記情報端末がクライアントの役
    割を果たしており、情報端末からの情報を前記第1及び
    第2リング型ネットワークを介して、前記情報端末と前
    記情報処理手段との間の情報伝送を行うようになったこ
    とを特徴とすることを特徴とする通信システム。
  15. 【請求項15】異なる建物間を巡って敷設された光ファ
    イバケーブルに連結された親ノードと子ノード間と有す
    るリング型ネットワークを用いて情報通信を行う通信方
    法であって、前記親ノードにおいて多数の情報源からの
    各情報を仮想コンテナごとに区別して多重化したSDH
    フレームを生成し、 前記親ノードにおいて、SDHフレームの仮想コンテナ
    の宛先情報をSOHに記入して、前記リング型ネットワ
    ークに送出し、 前記子ノードにおいて、前記SDHフレームを受信して
    該SDHフレームのSOHに所定の情報を記入して中継
    転送し、 前記子ノードにおいて、受信したSDHフレームのSO
    Hを読み取り自局宛の仮想コンテナを認知して該仮想コ
    ンテナを取得し、 親ノードにおいて、前記SDHフレームのSOHを読み
    取ることによって子ノードによって記入された情報を認
    知し、 同一建物かつ同一階に配設され、子ノードに接続された
    LAN設けられた少なくとも1つの情報端末に前記仮想
    コンテナに搭載された情報を分配し、 子ノードにおいて、前記情報端末からの情報に基づいて
    仮想コンテナを生成し、子ノードに設けられ生成した仮
    想コンテナをSDHフレームの中継転送の際該SDHフ
    レームに組み込みかつ、該SDHフレームのSOHに記
    入し、親ノードにおいて、前記リング型ネットワークを
    一巡してきたSDHフレームのSOHを読み取ることに
    よって前記子ノードから発信された仮想コンテナを取得
    しかつ処理することを特徴とする通信方法。
  16. 【請求項16】光ファイバを少なくとも一つの建物の異
    なる階を巡って情報伝送可能にリング状に配設して形成
    するリング型ネットワークと、前記建物の所定の階に配
    置され、かつ前記リング型ネットワークに設けられる通
    信ノードと、前記リング型ネットワークに組み込まれ、
    前記建物の少なくとも異なる2つ以上の階にそれぞれ設
    けられ、前記通信ノードに接続される情報端末と、を備
    え、前記建物の異なる階に配置された前記情報端末同士
    が前記通信ノード及びリング型ネットワークを介して情
    報伝送可能に結合されていることを特徴とする通信シス
    テム。
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