JPH0537356Y2 - - Google Patents

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JPH0537356Y2
JPH0537356Y2 JP1986093556U JP9355686U JPH0537356Y2 JP H0537356 Y2 JPH0537356 Y2 JP H0537356Y2 JP 1986093556 U JP1986093556 U JP 1986093556U JP 9355686 U JP9355686 U JP 9355686U JP H0537356 Y2 JPH0537356 Y2 JP H0537356Y2
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JP
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intrusion
state
detection
intrusion state
detection means
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は特定区域への侵入を検出する侵入検知
装置に関し、特に侵入状態の段階に応じて表示す
ることができる侵入検知装置に関する。
[従来の技術] この種の従来の侵入検知装置は第3図に示すも
のがあつた。この第3図に概略回路ブロツク図を
示し、同図において従来の侵入検知装置は、特定
区域の外周を囲うように立設して配置された外部
フエンス11に取付けられ、この外部フエンス1
1の振動を検出する振動検知器1と、該振動検知
器1にて検出された振動が予め定められた所定の
閾値以上の場合にこの検出信号の雑音を排除する
フイルタ24と、該フイルタ24の検出信号にて
セツト状態となり、リセツトスイツチ52の信号
にてリセツト状態となるRSフリツプフロツプ4
と、該RSフリツプフロツプ4のセツト信号に基
づいて侵入の表示を行なう監視盤5とを備えて構
成される。
次に上記従来装置の動作について説明する。ま
ず特定区域への侵入が行なわれた場合には、この
侵入を振動検知器1が検出し、この検出結果が予
め定められた所定の閾値を越えた場合に、この検
出結果をフイルタ21にて検出信号として入力す
る。この検出信号はRSフリツプフロツプ4をセ
ツト状態とし、このセツト状態により監視盤5の
表示ランプ51に侵入状態である旨の表示を行な
う。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の侵入検知装置は以上のように構成されて
いたことから、特定区域の外部フエンスが侵入以
外の風等による振動が生じた場合にも振動検知器
がこの振動を検知し、この検知結果が予め定めら
れた所定の閾値以上の場合にはそのまま監視盤に
侵入状態でないのに侵入発生を誤報知する等の問
題点を有していた。また侵入の予知等を予め報知
できないという問題点を併有していた。
本考案は上記問題点を解消するためになされた
もので、侵入の検知精度を向上させると共に侵入
予知を予め段階的に報知することができる侵入検
知装置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る侵入検知装置は、特定区域への侵
入の状態を侵入検知手段にて検知し、この検知結
果に基づいて侵入状態の度合いを侵入状態検出手
段にて検知し、この検出結果に基づいて侵入状態
の度合いに応じて段階的に侵入状態表示手段にて
表示すると共に、上記侵入状態検出手段で検出さ
れた侵入状態が予め定められた段階以上の場合に
これを記憶して警報発生手段にて警報を発する構
成である。
[作用] 本考案における侵入状態検出手段は、侵入検知
に基づいて侵入状態の度合いを検出して、この検
出結果に対応して侵入状態を段階的に表示させる
と共に、侵入状態が予め定められた段階以上の場
合に侵入発生を確認して警報を発令させる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例に係る侵入検知装置を
第1図及び第2図に基づいて説明する。第1図に
本実施例装置の概略回路ブロツク図、第2図に表
示盤の正面図を示し、上記各図において本実施例
に係る侵入検知装置は、特定区域の外周を囲うよ
うに立設して配置された外部フエンス11に取付
けられ、この外部フエンス11の振動を検出する
振動検知器1と、該振動検知器1の検出値に基づ
いて侵入状態を侵入状態信号として出力する侵入
状態検知部2と、該侵入状態検知部2の侵入状態
信号に基づいて侵入の状態を段階的に表示する段
階表示部3と、該段階表示部3の一部の表示出力
が入力され侵入の予備段階を予め検出する予備段
階検出部4と、該予備段階検出部4の検出値の出
力と段階表示部3の他の一部の表示出力が入力さ
れ、この各出力に基づいて侵入状態を表示する監
視盤5とを備えて構成される。
上記侵入状態検知部2は、振動検知器1の検出
信号の雑音を排除し、数10msecのアナログフイ
ルタとして形成されるフイルタ21と、該フイル
タ21の出力信号が入力され、この出力信号が予
め定められた所定のレベル以上の場合に出力する
レベル検知器22と、該レベル検知器22の出力
に基づいて起動し、上記レベル検出器22の各出
力に対して0.3秒間のパルス巾の出力信号を出力
するワンシヨツトマルチバイブレータ(以下OM
という)23とを備えて構成される。
上記段階表示部3は、侵入状態検出部2のOM
23から出力される出力信号のパルス巾を積算す
る5秒、4.5秒、4秒、3.5秒、3秒、2.5秒、2
秒、1.5秒、1秒、0.5秒の各タイマ30〜39
と、該各タイマ30〜39の積算値が予め定めら
れた値を満足することを条件として点灯する表示
ランプ30L〜39Lとを備えて構成される。
上記予備段階検出部4は、上記段階表示部3の
4秒、3.5秒、3秒の各タイマ32,33,34
の各出力がセツト信号として入力され、監視盤5
のリセツト釦56の出力をリセツト信号として
各々入力され、侵入の予備段階を段階的に検出す
るRSフリツプフロツプ41,42,43とを備
えて構成される。
上記監視盤5はRSフリツプフロツプ41,4
2,43の各出力と上記段階表示部3の2.5秒、
2秒、1.5秒の各タイマ35,36,37の各出
力とが各々入力されこれに対応して侵入状態を表
示する表示ランプ50L〜55Lと、上記RSフ
リツプフロツプ41,42,43をリセツト状態
とするリセツト釦56と、上記RSフリツプフロ
ツプ43の出力により鳴動するブザー57とを備
えて構成される(第2図参照)。
次に上記構成に基づく本実施例の動作について
説明する。まず侵入状態検出部2のレベル検知器
22のレベル設定は外部フエンス11から実際に
侵入行動を模擬的に実施し、表示ランプ30L〜
33Lが上記侵入行動のうち外部フエンス11に
よじ登つたときまでの点灯状態を確認する。
この侵入行動のうち外部フエンス11によじ登
つた状態で表示ランプ30L〜33Lが点灯した
とすると、表示ランプ34Lの点灯で侵入が敢行
されたものと判断するものとし段階表示部3の出
力端子34Tと予備段階検出部4の入力端子43
Tとを接続して回路を形成する。
さらに、上記のように接続して構成された本実
施例の侵入検知動作を説明する。外部フエンス1
1から侵入者が侵入を開始した場合には、侵入状
態検出部2がこの侵入状態に対応したパルス巾の
出力信号を送出し、段階表示部3の各タイマ30
〜39が各々設定値を満足する毎にこれに対応す
る表示ランプ30L〜39Lを次々に点灯させて
いく。
ここで、侵入状態検知部2の出力信号のパルス
巾が2.5秒以下の場合には表示ランプ35L〜3
9L及び53L〜55Lは点灯するが、侵入を報
知するブザー57はまだ鳴動しない。
さらに侵入状態が継続し侵入状態検出部2の出
力信号のパルス巾が3秒を越えた場合には、RS
フリツプフロツプ43がセツト状態となり出力を
送出するので表示ランプ52Lの点灯と共にブザ
ー57が鳴動して侵入を報知する。またさらに継
続して侵入状態が続けば、表示ランプ30L〜3
3L及び50L〜52Lが点灯する。
上記表示ランプ52Lの点灯、ブザー57の鳴
動が行われた段階で監視員が現場へ急行して侵入
に対処する。
なお、上記実施例の他に以下の通り構成するこ
ともできる。
(1) 振動検出器は光ビームセンサ、電界・磁界変
化を検知するセンサ、超音波センサ、マイクロ
波センサ等で構成することもできる。
(2) 侵入信号のレベル例えば振動レベルの強弱ま
たは変化量の大小にて同様に表示レベルを設定
して表示することもできる。
(3) 表示ランプは各々設けたが、表示ランプを1
個にして明暗のレベルまたはフリツカ周期、音
の強弱レベル等で表示する構成とすることもで
きる。またCRT等でグラフイツク表示にて構
成することもできる。
(4) 本実施例においては配線の接続でレベルを変
化させたが、スイツチで切替えるように構成し
てもよく、またマイコン等で処理するように構
成することもできる。
(5) ワンシヨツトマルチバイブレータの時間、タ
イマの時間等は必要に応じて変えられる構成と
することもできる。
(6) センサの信号の断線(切断される)等があつ
た時も合わせて表示する構成とすることもでき
る。
[考案の効果] 以上のように本考案に係る侵入検知装置は、特
定区域への侵入の状態を侵入検知手段にて検知
し、この検知結果に基づいて侵入状態の度合いを
侵入状態検出手段にて検知し、この検出結果に基
づいて侵入状態の度合いに応じて段階的に侵入状
態表示手段にて表示すると共に上記侵入状態検出
手段で検出された侵入状態が予め定められた段階
以上の場合にこれを記憶して警報発生手段にて警
報を発する構成を採つたことから、侵入発生の誤
報を排除し確実に侵入発生を検知できると共に、
侵入発生予知より実際の侵入動作の発展を逐一検
知し表示して報知することで保安効果が向上する
といつた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る侵入検知装置
の概略回路ブロツク図、第2図は監視盤の正面
図、第3図は従来装置の概略回路ブロツク図を示
す。 図において、1は振動検知器、2は侵入状態検
知部、3は段階表示部、4は予備段階検出部、5
は監視盤。なお、各図中、同一符号は同一又は相
当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 特定区域への侵入状態が続いて間、それを検
    知し継続して検知信号を出力する侵入検知手段
    と、該侵入検知手段より出力される検知信号の
    継続時間より侵入状態の進行の度合いを検知
    し、その度合いに応じた時間幅の検知信号を出
    力する侵入状態検出手段と、該侵入状態検出手
    段からの検知信号に基づいて侵入状態の進行の
    度合いを段階的に表示する侵入状態表示手段
    と、上記侵入状態検出手段で検出された侵入状
    態が予め定められた段階以上の場合にこれを記
    憶して警報を発する警報発生手段とを備えて構
    成したことを特徴とする侵入検知装置。 (2) 上記侵入状態検出手段にて検出した侵入状態
    の各段階に基づいて各段階に対応して侵入状態
    を表示する構成としたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の侵入検知装
    置。
JP1986093556U 1986-06-19 1986-06-19 Expired - Lifetime JPH0537356Y2 (ja)

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JP1986093556U JPH0537356Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

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JP1986093556U JPH0537356Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

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Publication Number Publication Date
JPS631296U JPS631296U (ja) 1988-01-07
JPH0537356Y2 true JPH0537356Y2 (ja) 1993-09-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59174678U (ja) * 1983-05-10 1984-11-21 株式会社日立ホームテック 物体接近警報装置

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