JPH0537355Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0537355Y2 JPH0537355Y2 JP14964888U JP14964888U JPH0537355Y2 JP H0537355 Y2 JPH0537355 Y2 JP H0537355Y2 JP 14964888 U JP14964888 U JP 14964888U JP 14964888 U JP14964888 U JP 14964888U JP H0537355 Y2 JPH0537355 Y2 JP H0537355Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- smoke
- layer
- generating agent
- amount
- smoke generating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000779 smoke Substances 0.000 claims description 73
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims description 32
- 230000000391 smoking effect Effects 0.000 claims 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 239000004509 smoke generator Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Toys (AREA)
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、煙の色を変えることによる発煙時間
の経過が目視できる発煙筒に関する。
の経過が目視できる発煙筒に関する。
従来の発煙筒は、防火演習の際の火炎再現、災
害等の訓練、映画等の特殊効果、気流観測、霜害
予防、室内等の気密試験・火炎実験等に用いられ
ており、その使用方法は、本体キヤツプ部等に取
付けられた擦薬で点火部を擦る、あるいはマツチ
等により直接点火すると、ある一定時間中、単一
色の煙(通常白色煙)を終始出し続ける。
害等の訓練、映画等の特殊効果、気流観測、霜害
予防、室内等の気密試験・火炎実験等に用いられ
ており、その使用方法は、本体キヤツプ部等に取
付けられた擦薬で点火部を擦る、あるいはマツチ
等により直接点火すると、ある一定時間中、単一
色の煙(通常白色煙)を終始出し続ける。
煙の気流実験や火炎実験等の場合に、時間計測
者以外は、特に計器の監視係等は時計を見ること
ができないので従来の発煙筒では発煙開始からの
時間経過が全くわからない。従つて、終了時間の
予測がつかないと同時に、実験が終了したことが
わからない。
者以外は、特に計器の監視係等は時計を見ること
ができないので従来の発煙筒では発煙開始からの
時間経過が全くわからない。従つて、終了時間の
予測がつかないと同時に、実験が終了したことが
わからない。
本考案は、発煙させる色を任意の時間において
変化させることにより、煙の色で発煙時間の経過
を視覚的に知らせる発煙筒であり、発煙筒の内部
に封入する発煙剤を略層状に2層またはそれ以上
に構成し、各層の発煙剤が連続的に順次発煙し、
更に各層の煙が目視により遠方でも把握できるこ
とを特徴とした発煙筒である。
変化させることにより、煙の色で発煙時間の経過
を視覚的に知らせる発煙筒であり、発煙筒の内部
に封入する発煙剤を略層状に2層またはそれ以上
に構成し、各層の発煙剤が連続的に順次発煙し、
更に各層の煙が目視により遠方でも把握できるこ
とを特徴とした発煙筒である。
本考案による発煙筒では、発生する煙の色が任
意時間において変化するので、気流実験等に使用
した場合、時間計測者以外の実験者にも時間の経
過が把握できる。
意時間において変化するので、気流実験等に使用
した場合、時間計測者以外の実験者にも時間の経
過が把握できる。
第1図は、発煙剤を2層に構成した場合の一実
施例を示す概略断面図である。発煙剤を封入する
筒1内に第1層の発煙剤2が封入されていて、そ
の下部に第2層の発煙剤3が封入されている。筒
1の上面中央の孔4内に着火点5が設けられ、着
火後に孔4が煙の発生孔となる。ここで着火点5
にマツチ等により着火すると、孔4からまず第1
層の発煙剤2による第1層の煙が発生する。所定
時間後、発煙剤2の発煙が終了し、第2層の発煙
剤3からの発煙が開始され、第1層の煙とは異な
つた色の第2層が煙を発生させる。例えば、5分
間の発煙終了を認知するには、第1層の発煙剤2
を5分間分、第2層の発煙剤3を5秒程度分封入
する。そうすることにより第2図に示すように煙
の色を第1層の煙6から第2層の煙7へ変化させ
ることができる。
施例を示す概略断面図である。発煙剤を封入する
筒1内に第1層の発煙剤2が封入されていて、そ
の下部に第2層の発煙剤3が封入されている。筒
1の上面中央の孔4内に着火点5が設けられ、着
火後に孔4が煙の発生孔となる。ここで着火点5
にマツチ等により着火すると、孔4からまず第1
層の発煙剤2による第1層の煙が発生する。所定
時間後、発煙剤2の発煙が終了し、第2層の発煙
剤3からの発煙が開始され、第1層の煙とは異な
つた色の第2層が煙を発生させる。例えば、5分
間の発煙終了を認知するには、第1層の発煙剤2
を5分間分、第2層の発煙剤3を5秒程度分封入
する。そうすることにより第2図に示すように煙
の色を第1層の煙6から第2層の煙7へ変化させ
ることができる。
第3図は、発煙剤を更に4層に構成した場合の
一実施例を示す概略断面図である。第1図と同様
に筒1内に着火点5から第1層の発煙剤2、第2
層の発煙剤3、第3層の発煙剤8、第4層の発煙
剤9が層状に封入されている。従つて着火点5に
着火すると第1層の発煙剤2から連続的に第4層
の発煙剤9までの煙が発生する。ここで煙濃度な
どを測る目的を含む場合等には第1層の発煙剤2
と第3層の発煙剤8は同じ発煙剤でなくてはなら
ない。また、第2層の発煙剤3と第4層の発煙剤
9は区別できる方が良いので異なる発煙剤である
ことが好ましい。同様に6層や8層構造としても
よく、また中間点等を示す場合は、3層構造等の
奇数層の構造であつてもよい。
一実施例を示す概略断面図である。第1図と同様
に筒1内に着火点5から第1層の発煙剤2、第2
層の発煙剤3、第3層の発煙剤8、第4層の発煙
剤9が層状に封入されている。従つて着火点5に
着火すると第1層の発煙剤2から連続的に第4層
の発煙剤9までの煙が発生する。ここで煙濃度な
どを測る目的を含む場合等には第1層の発煙剤2
と第3層の発煙剤8は同じ発煙剤でなくてはなら
ない。また、第2層の発煙剤3と第4層の発煙剤
9は区別できる方が良いので異なる発煙剤である
ことが好ましい。同様に6層や8層構造としても
よく、また中間点等を示す場合は、3層構造等の
奇数層の構造であつてもよい。
本考案による発煙筒は、煙の挙動の経時変化を
測定する実験等に適した発煙筒であり、一定時間
経過後、発生する煙の色が変わるので実験時間の
終了等の時間の経過が、計器の監視者等の目の離
しにくい実験者にも容易に時間経過の概略を知ら
せることができる。
測定する実験等に適した発煙筒であり、一定時間
経過後、発生する煙の色が変わるので実験時間の
終了等の時間の経過が、計器の監視者等の目の離
しにくい実験者にも容易に時間経過の概略を知ら
せることができる。
第1図は、本考案による一実施例の発煙剤が2
層の場合の概略断面図であり、第2図は、第1図
の一実施例の発煙状態を示す外観図、第3図は、
発煙剤を更に4層とした場合の概略断面図であ
る。 1……筒、2,3,8,9……発煙剤、4……
孔。
層の場合の概略断面図であり、第2図は、第1図
の一実施例の発煙状態を示す外観図、第3図は、
発煙剤を更に4層とした場合の概略断面図であ
る。 1……筒、2,3,8,9……発煙剤、4……
孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒体内に、発煙する色の異なる複数の発煙剤
が、発生孔より順次に略層状に設けられてなる
ことを特徴とする発煙筒。 (2) 発煙剤は、2層であり、発生孔に接する第1
層の発煙剤の量が長時間発煙する量であり、第
2層の発煙剤の量が短時間発煙する量である請
求項第1記載の発煙筒。 (3) 発煙剤は、3層以上であり、発生孔に接する
第1層を含む奇数層は、長時間発煙する量であ
り、第2層からの偶数層は、短時間発煙する量
である請求項第1記載の発煙筒。 (4) 長時間発煙する奇数層の発煙剤による煙の色
は、同じである請求項第3記載の発煙筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14964888U JPH0537355Y2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14964888U JPH0537355Y2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0270291U JPH0270291U (ja) | 1990-05-29 |
JPH0537355Y2 true JPH0537355Y2 (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=31422071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14964888U Expired - Lifetime JPH0537355Y2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537355Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6473318B2 (ja) * | 2014-11-11 | 2019-02-20 | 株式会社ダイセル | 煙幕源発生剤組成物と煙幕発生器 |
-
1988
- 1988-11-18 JP JP14964888U patent/JPH0537355Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0270291U (ja) | 1990-05-29 |
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