JPS638221Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638221Y2 JPS638221Y2 JP1014783U JP1014783U JPS638221Y2 JP S638221 Y2 JPS638221 Y2 JP S638221Y2 JP 1014783 U JP1014783 U JP 1014783U JP 1014783 U JP1014783 U JP 1014783U JP S638221 Y2 JPS638221 Y2 JP S638221Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gunpowder
- voltage generator
- piezoelectric element
- high voltage
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000000749 insecticidal effect Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は薬剤を燃焼させた時に発生するくん煙
により殺虫効果を得るくん煙式殺虫剤に点火する
ための点火装置に関するものである。
により殺虫効果を得るくん煙式殺虫剤に点火する
ための点火装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点
最近、高電圧発生装置を用い、薬剤を燃焼させ
た時に発生するくん煙により殺虫効果を得るくん
煙式殺虫装置が開発された。
た時に発生するくん煙により殺虫効果を得るくん
煙式殺虫装置が開発された。
第1図にこのくん煙式殺虫装置の内部構造を示
しており、図において1は圧電素子に衝撃力を加
えることにより高電圧パルスを発生する高電圧発
生装置、2は薬剤3を収納した本体ケース4の上
部に配設した火薬収納部であり、この火薬収納部
2には、内部に放電ギヤツプが形成されるように
電極片5a,5bが配設されている。また、この
火薬収納部2内には火薬6が収納されており、放
電ギヤツプ間で発生する火花放電により火薬6が
爆発させられ、この爆発時に火薬収納部2の開口
部2aより飛び出る炎により薬剤3に点火され
る。7a,7bは前記高電圧発生装置の圧電素子
から取出される高電圧パルスを電極片5a,5b
に供給するための高圧側、アース側のリード線で
ある。
しており、図において1は圧電素子に衝撃力を加
えることにより高電圧パルスを発生する高電圧発
生装置、2は薬剤3を収納した本体ケース4の上
部に配設した火薬収納部であり、この火薬収納部
2には、内部に放電ギヤツプが形成されるように
電極片5a,5bが配設されている。また、この
火薬収納部2内には火薬6が収納されており、放
電ギヤツプ間で発生する火花放電により火薬6が
爆発させられ、この爆発時に火薬収納部2の開口
部2aより飛び出る炎により薬剤3に点火され
る。7a,7bは前記高電圧発生装置の圧電素子
から取出される高電圧パルスを電極片5a,5b
に供給するための高圧側、アース側のリード線で
ある。
すなわち、この従来のくん煙式殺虫剤用点火装
置においては、高電圧発生装置1と火薬収納部2
とが別々に設けられていたため、高電圧発生装置
1で発生した高電圧パルスを火薬収納部2の電極
片5a,5bに供給するために、リード線7a,
7bを用いて接続する必要があり、部品点数が多
いとともに、組立工数が多く、しかもコンパクト
にすることができないという欠点があつた。
置においては、高電圧発生装置1と火薬収納部2
とが別々に設けられていたため、高電圧発生装置
1で発生した高電圧パルスを火薬収納部2の電極
片5a,5bに供給するために、リード線7a,
7bを用いて接続する必要があり、部品点数が多
いとともに、組立工数が多く、しかもコンパクト
にすることができないという欠点があつた。
考案の目的
本考案はこのような従来の欠点を解決するもの
で、部品点数が少なく組立が簡単で、コンパクト
な構造にすることを目的とするものである。
で、部品点数が少なく組立が簡単で、コンパクト
な構造にすることを目的とするものである。
考案の構成
この目的を達成するために本考案は、高電圧発
生装置の圧電素子を収納するケースと一体に火薬
収納部を設け、かつ前記圧電素子の両端に一対の
放電板の一端部を当接させるとともに、他端部を
前記火薬収納部内に突出させて火薬収納部内に放
電ギヤツプを形成したものであり、この構成によ
つて圧電素子の両端に一端部を当接させた放電板
自体により、放電ギヤツプが形成されることとな
り、リード線が不要となる。
生装置の圧電素子を収納するケースと一体に火薬
収納部を設け、かつ前記圧電素子の両端に一対の
放電板の一端部を当接させるとともに、他端部を
前記火薬収納部内に突出させて火薬収納部内に放
電ギヤツプを形成したものであり、この構成によ
つて圧電素子の両端に一端部を当接させた放電板
自体により、放電ギヤツプが形成されることとな
り、リード線が不要となる。
実施例の説明
以下、本考案の一実施例を示す第2図の図面を
用いて説明する。なお、第2図において、第1図
と同一部分について同一番号を付している。
用いて説明する。なお、第2図において、第1図
と同一部分について同一番号を付している。
第2図において、8は高電圧発生装置であり、
この高電圧発生装置8は、樹脂製の外ケース9内
に、両端に放電板10a,10bを当接させた圧
電素子11およびこの圧電素子11の衝撃を受け
る側に配設される当て金12を収納し、そしてそ
の外ケース9に、前記圧電素子11に衝撃を加え
るための衝撃子13および衝撃バネ14を収納し
た内ケース15を摺動可能なように嵌込むことに
より構成されている。すなわち、内ケース15を
第2図の矢印A方向に押込むことにより、所定量
押込まれた位置で衝撃子13が衝撃バネ14の押
圧力による反発力により当て金12に衝突し、そ
の時の衝撃力によつて圧電素子11から高電圧パ
ルスが発生する。
この高電圧発生装置8は、樹脂製の外ケース9内
に、両端に放電板10a,10bを当接させた圧
電素子11およびこの圧電素子11の衝撃を受け
る側に配設される当て金12を収納し、そしてそ
の外ケース9に、前記圧電素子11に衝撃を加え
るための衝撃子13および衝撃バネ14を収納し
た内ケース15を摺動可能なように嵌込むことに
より構成されている。すなわち、内ケース15を
第2図の矢印A方向に押込むことにより、所定量
押込まれた位置で衝撃子13が衝撃バネ14の押
圧力による反発力により当て金12に衝突し、そ
の時の衝撃力によつて圧電素子11から高電圧パ
ルスが発生する。
16はこの高電圧発生装置8の外ケース9と一
体に設けた円筒状の火薬収納部であり、この火薬
収納部16は、本体ケース4の上部に配設され、
開口部16aが本体ケース4の薬剤3に向つて開
口している。また、この火薬収納部16内には、
前記放電板10a,10bの他端部が突出し、火
薬収納部16内の火薬6中に放電ギヤツプが形成
されている。すなわち、高電圧発生装置8で発生
する高電圧パルスは、放電板10a,10bに流
れ、放電ギヤツプにおいて火花放電が発生して火
薬6が爆発し、火薬収納部16の開口部16aか
ら炎が飛び出して薬剤3に点火される。
体に設けた円筒状の火薬収納部であり、この火薬
収納部16は、本体ケース4の上部に配設され、
開口部16aが本体ケース4の薬剤3に向つて開
口している。また、この火薬収納部16内には、
前記放電板10a,10bの他端部が突出し、火
薬収納部16内の火薬6中に放電ギヤツプが形成
されている。すなわち、高電圧発生装置8で発生
する高電圧パルスは、放電板10a,10bに流
れ、放電ギヤツプにおいて火花放電が発生して火
薬6が爆発し、火薬収納部16の開口部16aか
ら炎が飛び出して薬剤3に点火される。
考案の効果
以上のように本考案のくん煙式殺虫剤用点火装
置によれば、高電圧発生装置のケースと火薬収納
部とを一体に設け、かつ圧電素子の両端に一対の
放電板の一端部を当接させるとともに、他端部で
火薬収納部内に放電ギヤツプを形成したものであ
り、高電圧発生装置から得られる高電圧パルスを
放電ギヤツプに導くためのリード線をなくすこと
ができ、これによつて部品点数を少なくすること
ができるとともに、組立が容易となり、しかも高
電圧発生装置と火薬収納部とを一体にしたことに
より、コンパクトで取扱いが容易になるという効
果が得られる。
置によれば、高電圧発生装置のケースと火薬収納
部とを一体に設け、かつ圧電素子の両端に一対の
放電板の一端部を当接させるとともに、他端部で
火薬収納部内に放電ギヤツプを形成したものであ
り、高電圧発生装置から得られる高電圧パルスを
放電ギヤツプに導くためのリード線をなくすこと
ができ、これによつて部品点数を少なくすること
ができるとともに、組立が容易となり、しかも高
電圧発生装置と火薬収納部とを一体にしたことに
より、コンパクトで取扱いが容易になるという効
果が得られる。
第1図は従来の点火装置を用いたくん煙式殺虫
装置を示す断面図、第2図は本考案の一実施例に
よる点火装置を用いたくん煙式殺虫装置を示す断
面図である。 3……薬剤、6……火薬、8……高電圧発生装
置、10a,10b……放電板、11……圧電素
子、16……火薬収納部。
装置を示す断面図、第2図は本考案の一実施例に
よる点火装置を用いたくん煙式殺虫装置を示す断
面図である。 3……薬剤、6……火薬、8……高電圧発生装
置、10a,10b……放電板、11……圧電素
子、16……火薬収納部。
Claims (1)
- 圧電素子に衝撃力を加えることにより高電圧パ
ルスを発生させる高電圧発生装置と、この高電圧
発生装置の高電圧パルスによる火花放電により爆
発する火薬を収納しかつ前記火薬の爆発により薬
剤に点火する火薬収納部とを有し、前記高電圧発
生装置の圧電素子を収納するケースと一体に火薬
収納部を設け、かつ前記圧電素子の両端に一対の
放電板の一端部を当接させるとともに、他端部を
前記火薬収納部内に突出させて火薬収納部内に放
電ギヤツプを形成したくん煙式殺虫剤用点火装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1014783U JPS59117373U (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | くん煙式殺虫剤用点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1014783U JPS59117373U (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | くん煙式殺虫剤用点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59117373U JPS59117373U (ja) | 1984-08-08 |
JPS638221Y2 true JPS638221Y2 (ja) | 1988-03-11 |
Family
ID=30141589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1014783U Granted JPS59117373U (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | くん煙式殺虫剤用点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59117373U (ja) |
-
1983
- 1983-01-27 JP JP1014783U patent/JPS59117373U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59117373U (ja) | 1984-08-08 |
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