JPH0536971A - Ccdラインセンサ - Google Patents

Ccdラインセンサ

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JPH0536971A
JPH0536971A JP3214713A JP21471391A JPH0536971A JP H0536971 A JPH0536971 A JP H0536971A JP 3214713 A JP3214713 A JP 3214713A JP 21471391 A JP21471391 A JP 21471391A JP H0536971 A JPH0536971 A JP H0536971A
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JP
Japan
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photodiode
ccd
light
photodiodes
block
Prior art date
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Application number
JP3214713A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Nishihata
俊彦 西端
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受光用フォトダイオードアレイに入射される
光学的情報を全て受光し、電気的に調整することなく、
良好な並列出力を可能とする。 【構成】 本発明のCCDラインセンサは、第1,第
2,第3,…の各ブロックに分割されている。そして、
第1のブロックの受光用フォトダイオード群1dと、第
2のブロックの受光用フォトダイオード群1e及び第3
のブロックの受光用フォトダイオード群1fとをそれぞ
れ、受光用フォトダイオードの間隔が変わらないように
して取付けると共に、CCD転送部3d〜3fに対して
各受光用フォトダイオード群1d〜1fとは反対側側面
に暗標準となる黒基準用フォトダイオードOB1d〜OB4
d,OB1e〜OB4e,OB1f〜OB4fを取付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学像の読取りに使用
されるCCDラインセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のCCDラインセンサの構成を図面
と共に説明する。図5は、従来のCCDラインセンサの
構成を示す図である。受光用フォトダイオードF1,F
2,…からなる受光用フォトダイオードアレイ1は、各
受光用フォトダイオードF1,F2,…に入射される光
を電荷に変えて蓄積する。このそれぞれの電荷は、トラ
ンスファーゲート2を介してCCD転送部3に供給され
る。そして、CCD転送部3に供給されるクロック信号
(図示せず)に従って各受光用フォトダイオードF1,
F2,…からの電荷がF5→F4→F3…の順番に順次
転送されて出力端子4より出力される。また、オプティ
カルブラック(黒基準用フォトダイオード)OB1〜OB3
は、それぞれ光が入射しないように表面にアルミ等でで
きた遮光膜が設けられた受光用フォトダイオードであ
り、図6に示すように、受光用フォトダイオードアレイ
1の出力信号の暗標準となる信号を発生するものであ
る。そして、受光用フォトダイオードアレイ1の出力信
号と、オプティカルブラックOB1〜OB3の出力信号との
差(図中斜線部)が各受光用フォトダイオードF1,F
2,…に入射した光の光量となって、出力端子4より出
力されることになる。この様に、オプティカルブラック
OB1〜OB3は、受光用フォトダイオードアレイ1の出力
信号から光学的に意味のある部分を分離するための基準
(暗標準)として使用されている。
【0003】また、図7には、全体を複数のブロックに
分割した各ブロックから並列出力することによって、同
じクロック周波数でも高速に読み出すことができるよう
にしたCCDラインセンサの構成を示す。同図におい
て、受光用フォトダイオードF1a,F2a,…からな
る受光用フォトダイオード群1aは、各受光用フォトダ
イオードF1a,F2a,…に入射される光を電荷に変
えて蓄積する。そして、それぞれの電荷は、トランスフ
ァーゲート2aを介してCCD転送部3aに供給され、
供給されるクロックによって順次転送されて出力端子4
aより出力される。また、受光用フォトダイオードF1
b,F2b,…からなる受光用フォトダイオード群1b
は、各受光用フォトダイオードF1a,F2a,…に入
射される光を電荷に変えて蓄積する。このそれぞれの電
荷は、トランスファーゲート2bを介してCCD転送部
3bに供給され、供給されるクロックによって順次転送
されて出力端子4bより出力される。同様に、受光用フ
ォトダイオードF1c,F2c,…からなる受光用フォ
トダイオード群1cは、入射される光を電荷に変えて蓄
積し、このそれぞれの電荷は、トランスファーゲート2
cを介してCCD転送部3cに供給され、供給されるク
ロックによって順次転送されて出力端子4cより出力さ
れる。そして、各受光用フォトダイオード群1a〜1c
は、それぞれの継ぎ目のところで受光用フォトダイオー
ドの間隔が変らないように一列に並べて取付けられ、受
光用フォトダイオードアレイとして動作している。この
CCDラインセンサは、受光用フォトダイオードアレイ
を複数のブロックに分割して、各受光用フォトダイオー
ド群1a〜1cごとにトランスファーゲート2a〜2
c、CCD転送部3a〜3c及び出力端子4a〜4cを
設けているので、各出力端子4a〜4cからそれぞれ各
受光用フォトダイオード群1a〜1cの出力信号が同時
に得られるので、同じクロック周波数でも図5に示した
CCDラインセンサに比べて高速に読み出すことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すような複数
個の受光用フォトダイオード群1a〜1cを直列に並べ
たCCDラインセンサでは、オプチカルブラックに相当
する部分がないため、出力端子4a〜4cからの出力信
号を複雑な回路により電気的に調整しなければ、良好な
光学像を得ることができなかった。そこで、図5に示し
たCCDラインセンサと同じ構造のブロックを図7のよ
うに複数個直列に並べて並列出力する構成にしようとす
ると、受光用フォトダイオードアレイの途中にオプティ
カルブラックOB1〜OB3が挿入されることになるので、
このオプティカルブラックOB1〜OB3の存在する部分に
入射される光学的情報を得ることができず、最終的に合
成される光学像に歪みや抜けが生じてしまうという問題
があった。また、装置の小型軽量化、高速化に伴い、小
さく、かつ高速に読出しのできるCCDラインセンサが
必要であった。
【0005】そこで本発明は、CCD転送部の両側側面
にフォトダイオードアレイを設ける構造もしくは、継ぎ
目のところでも受光用フォトダイオードの取付けピッチ
が同じになるように複数個の受光用フォトダイオード群
を取付けると共に黒基準用フォトダイオードをそれぞれ
のブロックごとに取付けた構造のCCDラインセンサを
提供することにより上記課題を解決することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、フォトダイオードが一定間隔で一列に並
べて取付けられたフォトダイオードアレイと、このフォ
トダイオードアレイの電荷を出力するトランスファーゲ
ートと、このトランスファーゲートから供給される電荷
を出力端子に転送するCCD転送部とからなるCCDラ
インセンサにおいて、前記フォトダイオードアレイを前
記CCD転送部の両側側面に設けたことを特徴とするC
CDラインセンサ、もしくは、受光用フォトダイオード
が一定間隔で一列に並べて取付けられた受光用フォトダ
イオード群と、この受光用フォトダイオード群の電荷を
出力するトランスファーゲートと、このトランスファー
ゲートから供給される電荷を出力端子に転送するCCD
転送部とからなるブロックが複数設けられ、この各ブロ
ックの前記受光用フォトダイオード群が前記一定間隔で
一列に並ぶように前記各ブロックが取付けられたCCD
ラインセンサにおいて、前記各ブロックの前記CCD転
送部の前記受光用フォトダイオード群とは、反対側側面
に前記受光用フォトダイオードの暗標準となる黒基準用
フォトダイオードをそれぞれ設けたことを特徴とするC
CDラインセンサCCDラインセンサを提供しようとす
るものである。
【0007】
【実施例】本発明のCCDラインセンサの第1の実施例
を図1と共に説明する。同図に示すCCDラインセンサ
は、CCD転送部8aの一方の側面に受光用フォトダイ
オードまたはオプティカルブラック(黒基準用フォトダ
イオード)であるフォトダイオードP1a,P2a,P
3a,…からなるフォトダイオードアレイ6aが、トラ
ンスファーゲート7aを介して設けられ、他方の側面に
は、フォトダイオードP1b,P2b,P3b,…から
なるフォトダイオードアレイ6bがトランスファーゲー
ト7bを介してそれぞれ設けられている。また、フォト
ダイオードP1aとフォトダイオードP1bとは、CC
D転送部8a内の同じ電極に接続されており、同様に、
フォトダイオードP2aとP2b、P3aとP3b、…
もそれぞれCCD転送部8a内の同じ電極に接続されて
いる。そして、トランスファーゲート7a,7bのスイ
ッチングのタイミングをCCD転送部8aに供給される
図示せぬクロックに同期させると共に、スイッチングの
方法を変化させることにより、フォトダイオードアレイ
6a,6bの電荷は、CCD転送部8aを順次転送され
て混合、シリーズまたは交互のいずれかの形態で出力端
子9aより出力される。
【0008】この出力形態で、フォトダイオードアレイ
6a,6bの電荷を混合して出力したい場合には、トラ
ンスファーゲート7a,7bを同時あるいは常に接続状
態にすることにより、フォトダイオードP1aの電荷a1
とフォトダイオードP1bの電荷b1が混合され、さらに
フォトダイオードP2aとP2b、P3aとP3b、…
の電荷もそれぞれ混合されて出力するので、出力端子9
aからは、a1+b1,a2+b2,a3+b3,…と順次出力する
ことができる。また、フォトダイオードアレイ6a,6
bの電荷をシリーズで出力したい場合には、まず、トラ
ンスファーゲート7aを接続状態にして、a1,a2,a3,
…と順次出力し、次に、トランスファーゲート7bを接
続状態にすることにより、b1,b2,b3,…と順次出力す
ることができる。そして、フォトダイオードアレイ6
a,6bの電荷を交互に出力したい場合には、CCD転
送部8a内のゲートのピッチを2倍にし、各フォトダイ
オード間にもゲート電極を設けておき、クロックの半分
の周期でトランスファーゲート7a,7bを交互に接続
することにより、a1,b1,a2,b2,a3,b3,…と順次出
力することができる。
【0009】次に、本発明のCCDラインセンサの第2
の実施例を図2と共に説明する。同図に示すCCDライ
ンセンサは、CCD転送部8cの一方の側面に受光用フ
ォトダイオードまたはオプティカルブラック(黒基準用
フォトダイオード)であるフォトダイオードP1c,P
2c,P3c,…からなるフォトダイオードアレイ6c
がトランスファーゲート7cを介して設けられ、他方の
側面には、フォトダイオードP1d,P2d,P3d,
…からなるフォトダイオードアレイ6dがトランスファ
ーゲート7dを介してそれぞれ設けられている。また、
フォトダイオードP1cとフォトダイオードP1dは、
CCD転送部8c内の隣同志の電極に接続されており、
以下順に、フォトダイオードP2c、P2d、P3c、
P3d、…の順に、交互に隣の電極に接続されている。
そして、トランスファーゲート7c,7dのスイッチン
グのタイミングをCCD転送部8cに供給される図示せ
ぬクロックに同期させると共に、スイッチングの方法を
変化させることにより、フォトダイオードアレイ6c,
6dの電荷は、CCD転送部8cを順次転送されて混
合、シリーズ、または交互のいずれかの形態で出力端子
9cより出力される。
【0010】この出力形態で、フォトダイオードアレイ
6c,6dの電荷を混合して出力したい場合には、ま
ず、トランスファーゲート7dを接続状態にし、次のク
ロックでトランスファーゲート7cを接続状態にするこ
とにより、フォトダイオードP1cの電荷c1にフォトダ
イオードP1dの電荷d1が混合され、フォトダイオード
P2cとP2d、P3cとP3d、…の電荷もそれぞれ
混合されて出力するので、出力端子9cからは、c1+d
1,c2+d2,c3+d3,…と順次出力することができる。
また、フォトダイオードアレイ6c,6dの電荷をシリ
ーズで出力したい場合には、まず、トランスファーゲー
ト7cを接続状態にして、c1,c2,c3,…と順次出力
し、次に、トランスファーゲート7dを接続状態にする
ことにより、d1,d2,d3,…と順次出力することができ
る。そして、フォトダイオードアレイ6c,6dの電荷
を交互に出力したい場合には、トランスファーゲート7
c,7dを同時あるいは常に接続状態にすることによ
り、c1,d1,c2,d2,c3,d3,…と順次出力することが
できる。この第1,第2の実施例は共に、2本の画素列
をほぼ同時に読み出すことができ、高速処理が可能とな
る。また、これらは、共に、1つのCCD転送部に対し
て2つのフォトダイオードアレイを有しているので、2
つのCCDラインセンサを用いる場合に比べて、小スペ
ースで済み、実質的に小形化したのと同等の効果が得ら
れる。また、以下に説明する第3,第4の実施例は、上
記した第1の実施例を複数のブロックに分割し、各ブロ
ックにおいて、一方の側のフォトダイオードアレイを受
光用フォトダイオードアレイとし、他方の側のフォトダ
イオードアレイを黒基準用フォトダイオードとして、こ
の黒基準用フォトダイオードを出力端子側に並べて取付
けたものである。
【0011】まず、本発明のCCDラインセンサの第3
の実施例を図3と共に説明する。同図に示すCCDライ
ンセンサは、第1,第2,第3,…の各ブロックに分割
されており、第1のブロックは、CCD転送部3dの一
方の側にトランスファーゲート5dによって接続された
オプティカルブラックOB1d〜OB4dと、このCCD転
送部3dを挟んで他方の側にトランスファーゲート2d
によって接続された受光用フォトダイオードF1d,F
2d,…からなる受光用フォトダイオード群1dとCC
D転送部3dと出力端子4dとで構成され、この受光用
フォトダイオード群1dの各受光用フォトダイオードF
1d,F2d,…に入射される光が電荷に変えられて、
トランスファーゲート2dを介してCCD転送部3dに
供給されると共に、暗標準として使用されるオプティカ
ルブラックOB1d〜OB4dからの信号もトランスファー
ゲート5dを介してCCD転送部3dに供給される。そ
して、CCD転送部3dに供給された各信号は、供給さ
れる図示せぬクロックによって順次転送されて出力端子
4dより出力される。また、この第1のブロックと同一
構成の第2のブロックが、このブロックの受光用フォト
ダイオード群1eが第1のブロックの受光用フォトダイ
オード群1dと受光用フォトダイオードの取付けピッチ
が同じになるように直列に取付けられており、この第2
のブロックの出力信号は、第1のブロックに供給される
クロックと同一クロックにより第1のブロックと同時に
出力端子4eより出力される。さらに、この第2のブロ
ックと直列に同様の構成を有する第3のブロックが接続
されており、この第3のブロックの出力信号は、第1,
第2のブロックに供給されるクロックと同一クロックに
より第1,第2のブロックと同時に出力端子4fより出
力される(なお、第4以降のブロックを接続する場合も
同様である)。
【0012】このように本実施例では、第1のブロック
の受光用フォトダイオード群1dと、第2のブロックの
受光用フォトダイオード群1e及び第3のブロックの受
光用フォトダイオード群1fとをそれぞれ、受光用フォ
トダイオードの間隔が変わらないようにして取付けると
共に、CCD転送部3d〜3fに対して各受光用フォト
ダイオード群1d〜1fとは反対側側面に暗標準となる
オプティカルブラックOB1d〜OB4d,OB1e〜OB4
e,OB1f〜OB4fを取付けたので、受光用フォトダイ
オードアレイに入射される光学的情報を全て受光するこ
とができ、最終的に合成される光学像に歪みや抜けが生
じることなく並列の高速出力が可能となる。また、各ブ
ロック毎にオプティカルブラックを有しているので、複
雑な回路により電気的に調整することなく、良好な出力
が得られる。
【0013】次に、本発明の第4の実施例を図4と共に
説明する。同図は、第4の実施例における第1のブロッ
クと第2のブロックとの継ぎ目を拡大した図である。第
1のブロックは、CCD転送部3gの左端に図示せぬ出
力端子が設けられており、このCCD転送部3gの図中
上側の出力端子付近にトランスファーゲートを介してオ
プティカルブラック(図示せぬ)が設けられている。そ
して、CCD転送部3gの図中下側には、受光用フォト
ダイオード…,F(m−1)g,Fmgからなる受光用
フォトダイオード群1gがトランスファーゲート2gを
介して設けられている。また、第2のブロックは、CC
D転送部3hの左端に出力端子4hが設けられており、
このCCD転送部3hの図中下側の出力端子4h付近に
トランスファーゲート5hを介してオプティカルブラッ
クOB1h〜OB3hが設けられている。そして、CCD転
送部3gの図中上側には、受光用フォトダイオードF1
h,f2h,…からなる受光用フォトダイオード群1h
がトランスファーゲート2hを介して設けられている。
【0014】そして、第1のブロックの受光用フォトダ
イオードFmgと第2のブロックの受光用フォトダイオ
ードF1hとの間隔を他の受光用フォトダイオードとの
間隔と同じにして取付けるために、第1のブロックのC
CD転送部3gと第2のブロックのCCD転送部3hの
位置は、受光用フォトダイオード群1g,1hを挟んだ
反対側の位置に来るようにして設けられている。さら
に、第3のブロック(図示せず)は、第1のブロックと
同じ構成のものを用い、第4のブロック(図示せず)
は、第2のブロックと同じ構成のものを用いるというよ
うに、奇数番目のブロックと偶数番目のブロックとをそ
れぞれ、第1及び第2のブロックと同様構成のものを用
い、受光用フォトダイオード群が一列になるように奇数
番目のブロックのCCD転送部と偶数番目のブロックの
CCD転送部の位置をそれぞれの受光用フォトダイオー
ド群を挟んで交互に反対側の位置になるよう取付けるこ
とにより、各ブロックごとに並列に高速出力することが
できる。そして、本実施例の場合も第1の実施例の場合
と同様に、最終的に合成される光学像に歪みや抜けが生
じることがなく、複雑な回路により電気的に調整するこ
とも不要である。
【0015】なお、第3,第4の実施例において、各ブ
ロックに設けられるオプチカルブラックは、3または4
個に限定されるものではなく、幾つであっても良い。そ
して、これらのオプチカルブラックは、出力端子側付近
に設けられているが、出力端子側と反対側でも、その両
方の側に設けても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明のCCDラインセンサは、フォト
ダイオードアレイをCCD転送部の両側側面に設けたの
で、センサそのものの大きさをあまり変えずに2本の画
素列をほぼ同時に読み出すことができ、結果として、小
スペースとなる。また、複数のブロックに分割されたC
CDラインセンサにおいて、各ブロックのCCD転送部
の受光用フォトダイオード群とは、反対側側面に受光用
フォトダイオードの暗標準となる黒基準用フォトダイオ
ードをそれぞれ設け、この各ブロックの受光用フォトダ
イオード群が一定間隔で一列に並ぶように各ブロックを
取付けたので、受光用フォトダイオードアレイに入射さ
れる光学的情報を全て受光することができ、最終的に合
成される光学像に歪みや抜けが生じることなく並列の高
速出力が可能となる。そして、各ブロック毎に黒基準用
フォトダイオードを有しているので、複雑な回路により
電気的に調整することなく、良好な出力が得られるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCCDラインセンサの第1の実施例を
示す構成図である。
【図2】本発明のCCDラインセンサの第2の実施例を
示す構成図である。
【図3】本発明のCCDラインセンサの第3の実施例を
示す構成図である。
【図4】本発明のCCDラインセンサの第4の実施例を
示す構成図である。
【図5】従来のCCDラインセンサの一例を示す構成図
である。
【図6】CCDラインセンサの出力信号を示すグラフで
ある。
【図7】従来のCCDラインセンサの他の例を示す構成
図である。
【符号の説明】
1 受光用フォトダイオードアレイ 1a〜1h 受光用フォトダイオード群 2,2a〜2h,5d〜5f,5h,7a〜7d トラ
ンスファーゲート 3,3a〜3h,8a,8c CCD転送部 4,4a〜4f,4h,9a,9c 出力端子 6a〜6d フォトダイオードアレイ F1,F2,…,F1a,F2a,…,F1b,F2
b,…,F1c,F2c,…,F1d,F2d,…,F
1e,F2e,…,F1f,F2f…,F1g,F2g
…,F1h,F2h,… 受光用フォトダイオード OB1〜OB3,OB1a〜OB3a,OB1b〜OB3b,OB1c
〜OB3c,OB1d〜OB4d,OB1e〜OB4e,OB1f〜
OB4f,OB1h〜OB3h オプティカルブラック(黒基
準用フォトダイオード)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォトダイオードが一定間隔で一列に並べ
    て取付けられたフォトダイオードアレイと、 このフォトダイオードアレイの電荷を出力するトランス
    ファーゲートと、 このトランスファーゲートから供給される電荷を出力端
    子に転送するCCD転送部とからなるCCDラインセン
    サにおいて、 前記フォトダイオードアレイを前記CCD転送部の両側
    側面に設けたことを特徴とするCCDラインセンサ。
  2. 【請求項2】受光用フォトダイオードが一定間隔で一列
    に並べて取付けられた受光用フォトダイオード群と、 この受光用フォトダイオード群の電荷を出力するトラン
    スファーゲートと、このトランスファーゲートから供給
    される電荷を出力端子に転送するCCD転送部とからな
    るブロックが複数設けられ、 この各ブロックの前記受光用フォトダイオード群が前記
    一定間隔で一列に並ぶように前記各ブロックが取付けら
    れたCCDラインセンサにおいて、 前記各ブロックの前記CCD転送部の前記受光用フォト
    ダイオード群とは、反対側側面に前記受光用フォトダイ
    オードの暗標準となる黒基準用フォトダイオードをそれ
    ぞれ設けたことを特徴とするCCDラインセンサ。
JP3214713A 1991-07-31 1991-07-31 Ccdラインセンサ Pending JPH0536971A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009022040A (ja) * 2008-09-26 2009-01-29 Fujifilm Corp リニアイメージセンサ
JP2013545274A (ja) * 2010-09-30 2013-12-19 トゥルーセンス イメージング, インコーポレイテッド ビデオデータをデインタレースする方法及び装置

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