JPH0536898A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JPH0536898A
JPH0536898A JP21279891A JP21279891A JPH0536898A JP H0536898 A JPH0536898 A JP H0536898A JP 21279891 A JP21279891 A JP 21279891A JP 21279891 A JP21279891 A JP 21279891A JP H0536898 A JPH0536898 A JP H0536898A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference voltage
semiconductor integrated
circuit
integrated circuit
voltage generating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21279891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Arimura
政彦 有村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP21279891A priority Critical patent/JPH0536898A/ja
Publication of JPH0536898A publication Critical patent/JPH0536898A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電力を変更することができると共に、短
い製造工期で製造することができる半導体集積回路を提
供する。 【構成】 基準電圧発生回路1,3をオア出力構成で論
理回路2の定電流源に接続する。基準電圧発生回路1の
出力電圧は基準電圧発生回路3の出力電圧よりも高く設
定されている。通常は、基準電圧発生回路1の出力電圧
が基準電圧VCSI となるが、レーザ光線等でトリミング
加工してA点を切断すると、基準電圧発生回路3の出力
電圧が基準電圧VCSI となる。これにより、半導体集積
回路の消費電力を低減することができる。 【効果】 半導体集積回路の製造後に、その用途に応じ
て基準電圧発生回路1の配線を切断するか否かを決定す
ることができるので、従来のように拡散工程のシート抵
抗を変更する場合とは異なって、短い製造工期で半導体
集積回路を製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基準電圧により制御され
る定電流源を備えた半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のECL型の半導体集積回路
を示す回路図である。
【0003】基準電圧発生回路1は以下に示すように構
成されている。即ち、接地GNDと最低位電源VEEとの
間には抵抗R1 及びトランジスタQ1 乃至Q3 が直列に
接続されている。このトランジスタQ1 乃至Q3 は夫々
そのコレクタがそのベースに接続されている。トランジ
スタQ4 はそのコレクタが接地GNDに接続され、その
ベースが抵抗R1 及びトランジスタQ1 の相互接続点に
接続され、そのエミッタが抵抗R2 を介して電源VEE
接続されている。この場合、基準電圧VCSI はトランジ
スタQ4 のエミッタから出力される。
【0004】論理回路2は以下に示すように構成されて
いる。即ち、トランジスタQ5 はそのコレクタが抵抗R
3 を介して接地GNDに接続され、そのベースに入力信
号INを入力する。トランジスタQ6 はそのコレクタが
抵抗R4 を介して接地GNDに接続され、そのベースに
参照電圧VRef を入力する。このトランジスタQ5 ,Q
6 のエミッタは共通接続されており、これによりECL
回路を構成している。トランジスタQ7 はそのコレクタ
がトランジスタQ5 ,Q6 の共通エミッタに接続され、
そのベースが基準電圧発生回路1のトランジスタQ4
エミッタに接続され、そのエミッタが抵抗R5 を介して
最低位電源VEEに接続されている。トランジスタQ8
そのコレクタが接地GNDに接続され、そのベースがト
ランジスタQ6 のコレクタに接続され、そのエミッタが
論理回路2の出力端に接続されている。トランジスタQ
9 はそのコレクタが論理回路2の前記出力端に接続さ
れ、そのベースが基準電圧発生回路1のトランジスタQ
4 のエミッタに接続され、そのエミッタが抵抗R6 を介
して最低位電源VEEに接続されている。
【0005】次に、上述した従来の半導体集積回路の動
作について説明する。トランジスタQ1 乃至Q4 の順方
向電圧Vf が全て等しいものとすると、基準電圧VCSI
は最低位電源VEEよりも2×Vf だけ高い値に設定され
る。このため、定電流源を構成するトランジスタQ7
9 のベースには最低位電源VEEよりも2×Vf だけ高
い電圧が入力される。このとき、トランジスタQ7 ,Q
9 の順方向電圧Vf がトランジスタQ1 乃至Q4 の順方
向電圧Vf と同じであれば、抵抗R5 ,R6 の両端間に
かかる電圧はVf となる。従って、論理回路2には、V
f /R5 及びVf /R6 の定電流が常に供給される。定
電流Vf /R5 は入力信号INと参照電圧VRef との間
の高低関係に基づいてトランジスタQ5 又はQ6 に流
れ、ECL回路の出力はトランジスタQ8 で駆動されて
出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の半導体集積回路においては、回路構成が固定さ
れているため、例えば、動作速度を遅くして消費電力を
低減したい場合、回路で使用されている抵抗の抵抗値を
大きくする必要がある。この場合、拡散工程のシート抵
抗を大きくする必要があるため、半導体集積回路の製造
工期が著しく長くなるという問題点がある。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、消費電力を変更することができると共に、
短い製造工期で製造することができる半導体集積回路を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体集積
回路は、基準電圧を発生する基準電圧発生部と、前記基
準電圧に基づいて定電流を供給する定電流源とを有し、
前記基準電圧発生部はトリミング加工によって所定の部
分を切断することによりその基準電圧が変更可能である
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、例えば、基準電圧発生部は
出力電圧が相互に異なる第1及び第2の基準電圧発生回
路をオア出力構成で接続し、レーザ光線等でトリミング
加工して前記第1又は前記第2の基準電圧発生回路の接
続配線を切断することにより、基準電圧発生部の基準電
圧を変化させることができる。また、基準電圧発生部内
に複数個の抵抗を並列接続し、レーザ光線等でトリミン
グ加工して前記複数個の抵抗の配線を適宜切断すること
により、基準電圧発生部の基準電圧を変化させることが
できる。このようにして基準電圧を変化させると、定電
流源の定電流が変化するため、半導体集積回路の消費電
力を変更することができる。本発明によれば、半導体集
積回路の製造後に、その用途に応じてトリミング加工を
行うことができるので、従来のように拡散工程のシート
抵抗を変更する場合とは異なって、短い製造工期で半導
体集積回路を製造することができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例に係る半導体
集積回路を示す回路図である。なお、本実施例は従来例
回路に加えて基準電圧発生回路1に対してオア出力構成
の基準電圧発生回路3を設けたものであるので、図1に
おいて図3と同一物には同一符号を付してその部分の詳
細な説明は省略する。
【0012】基準電圧発生回路3は以下に示すように構
成されている。即ち、接地GNDと最低位電源VEEとの
間には抵抗R7 及びトランジスタQ10,Q11が直列に接
続されている。トランジスタQ10はそのコレクタがその
ベースに接続されている。トランジスタQ11はそのコレ
クタが抵抗R9 を介してそのベースに接続され、そのベ
ースが抵抗R10を介して最低位電源VEEに接続されてい
る。抵抗R9 ,R10はその抵抗比が1:2に設定されて
いる。トランジスタQ12はそのコレクタが接地GNDに
接続され、そのベースが抵抗R7 及びトランジスタQ10
の相互接続点に接続され、そのエミッタが抵抗R8 を介
して電源VEEに接続されている。この場合、基準電圧V
CSI はトランジスタQ12のエミッタから出力される。
【0013】而して、基準電圧発生回路1のトランジス
タQ4 のエミッタ及び基準電圧発生回路3のトランジス
タQ12のエミッタは、論理回路2のトランジスタQ7
9のベースに共通接続されている。なお、基準電圧発
生回路1と論理回路2とを相互に接続する配線はレーザ
光線等によりA点において切断可能になっている。
【0014】次に、上述した本実施例に係る半導体集積
回路の動作について説明する。トランジスタQ1 乃至Q
12の順方向電圧Vfが全て等しいものとすると、抵抗R9
の両端間には1/2×Vf の電圧がかかることにな
り、トランジスタQ11のコレクタ電圧は最低位電源VEE
よりも1.5×Vf だけ高い電圧に設定される。このた
め、基準電圧発生回路3の出力電圧は最低位電源VEE
りも1.5×Vf だけ高い電圧になる。一方、基準電圧
発生回路1の出力電圧は最低位電源VEEよりも2×Vf
だけ高い電圧に設定される。従って、基準電圧VCSI
オア出力の高いほうの値、即ち最低位電源VEEよりも2
×Vf だけ高い値に設定される。このとき、抵抗R5
6 の両端間にかかる電圧はVf となり、論理回路2に
はVf /R5 及びVf /R6 の定電流が常に供給され
る。
【0015】ここで、基準電圧発生回路1と論理回路2
とを相互に接続する配線をレーザ光線等により切断する
と、基準電圧VCSI は基準電圧発生回路3の出力電圧で
決定され、最低位電源VEEよりも1.5×Vf だけ高い
電圧になる。このとき、抵抗R5 ,R6 の両端間にかか
る電圧は0.5×Vf となり、抵抗R5 ,R6 を流れる
電流は切断前と比較して1/2になるので、消費電力を
実質的に半分に低減することができる。
【0016】本実施例によれば、出力電圧が相互に異な
る基準電圧発生回路1,3を設け、必要に応じて基準電
圧発生回路1の配線を切断することにより、消費電力を
変更することができる。この場合、半導体集積回路の製
造後に、その用途に応じて基準電圧発生回路1の配線を
切断するか否かを決定することができるので、従来のよ
うに拡散工程のシート抵抗を変更する場合とは異なっ
て、短い製造工期で半導体集積回路を製造することがで
きる。
【0017】なお、基準電圧発生回路1の配線の切断部
はポリシリコンヒューズ等で形成することによりレーザ
光線等で容易に切断することができる。
【0018】図2は本発明の第2の実施例に係る半導体
集積回路を示す回路図である。なお、本実施例は、第1
の実施例とは異なって、基準電圧発生回路3を設けない
で基準電圧発生回路1の構成の一部を変更したものであ
るので、図2において図1と同一物には同一符号を付し
てその部分の詳細な説明は省略する。
【0019】即ち、基準電圧発生回路1のトランジスタ
4 と接地GNDとの間には、抵抗R1 の替わりに、抵
抗R11乃至R13が夫々ヒューズF1 乃至F3 を介して並
列に接続されている。なお、ヒューズF1 乃至F3 の抵
抗成分は無視できるものとする。
【0020】次に、上述した本実施例に係る半導体集積
回路の動作について説明する。先ず、ヒューズF1 乃至
3 が非切断状態である場合、基準電圧VCSI は抵抗R
11乃至R13の並列抵抗値に基づいて設定される。次に、
ヒューズF1 乃至F3を適宜切断した場合には、その切
断の組合せにより数通りの合成抵抗を作ることができ、
その合成抵抗値に基づいて基準電圧VCSI を変化させる
ことができる。これにより、半導体集積回路の消費電力
を変更することができる。
【0021】本実施例によれば、ヒューズF1 乃至F3
の切断の組合せに応じて基準電圧VCSI を細かいステッ
プで変化させることができるので、半導体集積回路の消
費電力を細かく調整することができると共に、短い製造
工期で半導体集積回路を製造することができる。
【0022】なお、本実施例においては、3対のヒュー
ズF1 乃至F3 及び抵抗R11乃至R13を使用して合成抵
抗を形成しているが、並列接続するヒューズ及び抵抗を
増やすことにより基準電圧VCSI を更に細かいステップ
で変化させることができる。
【0023】また、上記各実施例においては、定電流源
を含む論理回路を備えた半導体集積回路について説明し
たが、本発明は記憶回路を備えた半導体集積回路等にも
適用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
リミング加工により基準電圧発生部の所定の部分を切断
することにより基準電圧を変化させるから、半導体集積
回路の消費電力を変更することができる。この場合、半
導体集積回路の製造後に、その用途に応じてトリミング
加工を行うことができるので、従来のように拡散工程の
シート抵抗を変更する場合とは異なって、短い製造工期
で半導体集積回路を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る半導体集積回路を
示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る半導体集積回路を
示す回路図である。
【図3】従来のECL型の半導体集積回路を示す回路図
である。
【符号の説明】
1,3;基準電圧発生回路 2;論理回路 Q1 乃至Q12;トランジスタ R1 乃至R13;抵抗 F1 乃至F3 ;ヒューズ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 基準電圧を発生する基準電圧発生部と、
    前記基準電圧に基づいて定電流を供給する定電流源とを
    有し、前記基準電圧発生部はトリミング加工によって所
    定の部分を切断することによりその基準電圧が変更可能
    であることを特徴とする半導体集積回路。
JP21279891A 1991-07-29 1991-07-29 半導体集積回路 Pending JPH0536898A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21279891A JPH0536898A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21279891A JPH0536898A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 半導体集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0536898A true JPH0536898A (ja) 1993-02-12

Family

ID=16628559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21279891A Pending JPH0536898A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0536898A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7745830B2 (en) 1995-06-06 2010-06-29 Lg Display Co., Ltd. LCD with increased pixel opening sizes

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7745830B2 (en) 1995-06-06 2010-06-29 Lg Display Co., Ltd. LCD with increased pixel opening sizes

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4804868A (en) BiMOS logical circuit
US7485931B2 (en) Semiconductor integrated circuit
JP2743401B2 (ja) Ecl回路
US6288660B1 (en) BiCMOS circuit for controlling a bipolar current source
JPH0536898A (ja) 半導体集積回路
JP3322600B2 (ja) 電流調整回路
US6002288A (en) Current limiting circuit and method that may be shared among different circuitry
EP0504559A2 (en) Clamping circuit
EP0615182B1 (en) Reference current generating circuit
KR900001746B1 (ko) 바이 씨 모스에 의한 고전압 대전력 구동회로
US5945842A (en) Output circuit for conversion from CMOS circuit level to ECL circuit level
JPH0360216A (ja) 論理回路
JP2655045B2 (ja) Ecl回路
JP2699821B2 (ja) レベル変換回路
JP3039174B2 (ja) スイッチ回路
KR940002812B1 (ko) 저전류 기동회로
US5406136A (en) High speed ECL output circuit having reduced power consumption
JPH0256850B2 (ja)
JP2000286344A (ja) カレントミラー回路及び該回路を用いた発光素子の駆動回路
JPH1039940A (ja) 制御された電源
US4476429A (en) High voltage bubble memory pulse generator output stage
JP2000022459A (ja) 電流駆動回路
JPS628075B2 (ja)
JPH04282915A (ja) レベル変換回路
JPH08250310A (ja) 抵抗のトリミング回路