JPH0536807Y2 - - Google Patents

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JPH0536807Y2
JPH0536807Y2 JP3528988U JP3528988U JPH0536807Y2 JP H0536807 Y2 JPH0536807 Y2 JP H0536807Y2 JP 3528988 U JP3528988 U JP 3528988U JP 3528988 U JP3528988 U JP 3528988U JP H0536807 Y2 JPH0536807 Y2 JP H0536807Y2
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conveyor
root vegetables
root
reservoir
discharge plate
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、根菜用茎葉結束機に係り、特に結束
した後の根菜を後処理に便利なように所定量を山
盛して圃場面に排出することのできる根菜用茎葉
結束機に関するものである。
[従来の技術] 従来の根菜用茎葉結束機では、第4図に示すよ
うに、結束した後の根菜9の束は、作業者が直ち
に、コンベア3の終端部44から拾い上げるよう
になつている。さもなくば、コンベア3の回走に
伴つてその結束した後の根菜9の束がコンベア終
端部44から地上に落下して折損等の不具合が生
じる。
[考案が解決しようとする課題] ところが、作業者が結束された根菜9の束をコ
ンベア終端部44から直ちに拾い上げ、これを機
体近傍の圃場43面に置くか、又は、この束を所
定場所まで運ぶことは、順次コンベア3により結
束された根菜9の束がその終端部44に連続して
搬送されてくるので、作業に余裕がなく、結局結
束された根菜9をコンベア3から拾い上げる作業
者とこの根菜の束を圃場の所定場所に集める作業
者を2人以上必要とし、作業能率が悪いものであ
つた。
本考案は、このような従来技術の問題点を解決
するために創案されたもので、結束された根菜を
損傷することなく自動的に取り出して後処理の便
宜に供することのできる新規な根菜用茎葉結束機
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案では、根菜を
搬送方向に対して横断させて茎葉部を一側部から
延出させて載置して搬送するためのコンベアと、
このコンベアの途中に設けられ、コンベアの側部
から延出されて搬送される茎葉部を結束するため
の結束手段と、上記コンベアの終端下方に設けら
れて後方に傾斜して下降する排出板及びその下降
端に起立して排出されてくる結束根菜を受溜める
と共にその所定重量により倒状開放する棚部材と
からなる自動排出溜手段とを備えたものである。
[作用] 上記構成において、根菜を搬送方向に対して横
断させて茎葉部を一側部から延出させてコンベア
に載置すると、コンベアの回走により途中、その
延出する茎葉部に結束紐が掛け廻わされて複数本
の根菜が束状に結束され、その結束された根菜が
コンベアの終端下方から排出板に供給される。
その排出板に供給される結束根菜は、ばね付勢
で起立している棚部材によつて受け止められ、そ
こに次々溜まる。
その結束根菜の溜量が所定量に達すると、その
重量により、上記棚部材はばね付勢に抗して倒状
して開放し、上記排出板の下降端からそれと略同
一の傾斜勾配になつて、上記溜つていた結束根菜
を圃場に下降排出させ山盛状に溜める。
そして、その下降排出が終ると、その棚部材
は、ばね付勢により元の起立位置に復帰し次の結
束根菜群を溜め、その溜め量が所定量に達すると
上述同様の排出動作を繰返すことになる。
而して、このような排出動作が作業機本体の進
行に伴つて行なわれるときには、圃場に所定間隔
を隔てて結束根菜群の山が次々に形成されてい
く。
[実施例] 以下、本考案の好適一実施例を図面を参照しな
がら詳述する。なお、従来のものと共通する構成
要素については同一符号を使用するものとする。
第1図は、本考案を実施した根菜用茎葉結束機
の側面図、第2図は同上根菜用茎葉結束機の要部
の平面図である。
図示するように、この実施例の根菜用茎葉結束
機1は、作業機本体2の前後方向に張架される搬
送コンベア3と、このコンベア3の途中に位置す
るように上記本体2に装設される結束手段4と、
上記コンベア3の終端の延長上に排出板5及び柵
部材6とで側面視V字状の溜部を形成する溜手段
7とで主に構成されている。
具体的には、上記搬送コンベア3の往路面8
は、根菜9の茎葉部10の受板11と略同一面を
なすよう設定されている(第1図)。
この搬送コンベア3と受板11との間には、第
2図に示すように、これらに並行するよう一対の
ローラチエーン12が張架され、そのローラチエ
ーン12には、直接または左右のローラチエーン
12とを結ぶ連結片13を介して外方に突出する
移動突起14が設けられている。この移動突起1
4の間隔は一束となる根菜9の本数を規制するよ
うになつている。
これらローラチエーン12は、上記搬送コンベ
ア3と同調して回走するよう共通の回転軸15に
掛け廻わされている。16はその回転軸15に固
定され上記ローラチエーン12が噛合つているス
プロケツトである。
上記搬送コンベア3の表面は、根菜9の根部1
7を搬送方向に対して横断させて横たえるに十分
な巾dを有し、且つその表面に根部17との滑り
を防止するための突起3aを間隔を隔てて多数設
けている。
結束手段4は、公知の結束部18及び紐供給部
19により形成され、これらを連係して駆動させ
るための駆動部20が作業機本体2の側部21に
設けられて、結束部18を受板11の上方に延出
された連結腕22により支持している。結束部1
8は、間隙23の上方に設けられ、その下方に設
けられた紐供給部19との間に結束領域24を形
成し、結束用紐25を茎葉部10に対し搬送方向
イ前方から横切るように供給すると共に、駆動部
20内に備えられたクラツチ(図示略)が根菜感
知判別手段26の作動に連動連繋して入れられた
ときに、その後方へ折り返し、結節してから、そ
の結束用紐25を切断するようになつている。
上記溜手段7は、溜部7と支柱28とで主に構
成されている。
この溜部27は、上記コンベア3の終端下方に
設けられ、後方に傾斜して下降する排出板5及び
その下降端にばね付勢で起立して排出されてくる
結束根菜9を受溜めると共にその所定重量により
ばね付勢に抗して倒状開放する柵部材6とで構成
されている。
この排出板5は、鉄板製の主体29の上面にゴ
ム部材30を被覆してなり、その両側基端31が
作業機本体2後端側上部に設けたブラケツト32
に枢着33されると共に、その下面後方34が上
記本体2後端側下部に設けたブラケツト35に支
柱28を渡架することにより支持されている。
他方、柵部材6は、横杆36にスポーク状に柵
片37を櫛歯状に植設して構成され、上記排出板
5の後端両側に突設するブラケツト38にその横
杆36を渡架して、ばね39によつて常態におい
て上記柵片37が起立するようになつている。
このばね39は、上記横杆36の両側に夫々巻
設され各ばね39の端部がその横杆36の側方に
嵌着するボス40と上記ブラケツト38に係止さ
れている。柵部材6の高さ、ばね39の強度は任
意に選定し、希望する溜部27の容積に応じ互換
自在にすることもできる。
なお、柵部材6の構造は、上記櫛歯状のものに
限定されることなく、柵片37に代えて板体のも
を選定するなど他の構造のもにを採用することも
できる。
上記支柱28には、基端側に複数の調節穴41
が直列状に穿設され、上記ブラケツト35のピン
42を抜き、上記排出板5を反時計廻りに回動さ
せて、その支柱28のいずれかの調節穴41をブ
ラケツト35の穴に合致させピン42を挿込め
ば、排出板5の傾斜角度を調整できるようになつ
ている。
次に上述した実施例の作用を説明する。
圃場から収穫した根菜9を、搬送方向イに対し
て横断させ、且つそれの茎葉部10を一側部から
延出させてコンベア3の載置すると、コンベア3
の回走により、途中その延出する茎葉部10が結
束域24にさしかかると、根菜感知判別手段26
の作動により、駆動部20内に備えた図示しない
クラツチが“入”となり、移動突起14間に載置
された茎葉部10を群単位としてその搬送方向を
上下に横切る結束用紐25が紐供給部19たるニ
ードルを介し搬送方向前方から後方に折り返され
て掛け廻わされ、結束部18で結節され、その後
結束用紐25を切断する。
このようにして結束された根菜9は、コンベア
3の終端に移送され、その終端から溜部27の排
出板5に排出されるとその下降端で柵片37に受
け止められ、次々後続して排出されてくる結束根
菜9がこの溜部27に溜められることになる。
この溜部27に溜められる結束根菜9が一定量
に達すると、その自重によつて上記柵片37がば
ね39の付勢に抗して倒状してこの溜部27を開
放し、その溜められていた結束根菜9群は、その
倒状した柵片37を案内通路として圃場43に排
出され、山盛状に溜められる。
その排出が終わると、柵片37はばね39の付
勢により、自動的に起立して元位置に復帰し、次
の結束根菜9群を溜めるための溜部27を形成す
る。
この際、コンベア3に根菜9が連続して載置さ
れ、且つ作業機本体2が進行している限り、上述
した柵片37の起伏の動作が繰返されることにな
り、圃場43の作業機本体2が通過した跡には、
一定間隔を隔てて、結束根菜9群の山が直列状に
形成され、後処理されるようになる。
以上述べたように、この実施例によれば、下記
の効果を発揮する。
コンベア3の終端から移送される結束根菜9
が圃場に接近した位置にある溜部27に溜めら
れ、且つ柵部材6を案内通路としてその圃場に
排出されるから根菜9が折損しない。
柵部材6がスポーク状柵片37で構成される
から、根菜9の受け溜め時及び排出時に接触面
が少なく、損傷が少ない。
柵部材6が溜められる結束根菜9の自重によ
り倒状開放するから、結束根菜9の排出が自動
的に行なわれ、省力的、能率的である。
柵部材6が互換自在であるから、溜部27の
容積を任意に変更でき、圃場に山盛する容積を
後処理に便利なようにすることができる。
尚、実施例では結束手段を設けたが、これを省
略した収穫作業機にも適用することができる。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば下記の効果を発揮
する。
コンベアの終端に移送される結束根菜を一旦
溜めると共に、そのコンベアの高さ位置より一
段下つた所から排出するから、根菜が損傷しな
い。
その排出は自動的に行なわれるから、作業が
省力的、能率的に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した根菜用茎葉結束機の
要部の側面図、第2図は同上根菜用茎葉結束機の
要部の平面図、第3図は同上根菜用茎葉結束機の
作用を示す側面図、第4図は従来の根菜用茎葉結
束機の側面図である。 図中、1は根菜用茎葉結束機、3はコンベア、
4は結束手段、5は排出板、6は柵部材、7は溜
手段、9は根菜、10は茎葉部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 根菜を搬送方向に対して横断させて茎葉部を一
    側部から延出させて載置して搬送するためのコン
    ベアと、該コンベアの途中に設けられ、コンベア
    の側部から延出されて搬送される茎葉部を結束す
    るための結束手段と、上記コンベアの終端下方に
    設けられ、後方に傾斜して下降する排出板及びそ
    の下降端にばね付勢で起立して排出されてくる結
    束根菜を受溜めると共にその所定重量によりばね
    付勢に抗して倒状開放する柵部材とからなる自動
    排出溜手段とを備えたことを特徴とする根菜用茎
    葉結束機。
JP3528988U 1988-03-18 1988-03-18 Expired - Lifetime JPH0536807Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3528988U JPH0536807Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

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JP3528988U JPH0536807Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

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Publication Number Publication Date
JPH01141207U JPH01141207U (ja) 1989-09-27
JPH0536807Y2 true JPH0536807Y2 (ja) 1993-09-17

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JPH01141207U (ja) 1989-09-27

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