JPH0536707Y2 - - Google Patents

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JPH0536707Y2
JPH0536707Y2 JP1985099215U JP9921585U JPH0536707Y2 JP H0536707 Y2 JPH0536707 Y2 JP H0536707Y2 JP 1985099215 U JP1985099215 U JP 1985099215U JP 9921585 U JP9921585 U JP 9921585U JP H0536707 Y2 JPH0536707 Y2 JP H0536707Y2
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film cassette
camera body
opening
paper
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の属する技術分野] この考案は、印刷原版とカーボン紙と紙とを用
いる転写原理を応用したカメラ玩具に関する。
[従来技術とその欠点] 従来、本物のカメラと同様の操作をして、陽画
紙と同様に何らかの映像が写し出されたものが得
られるカメラ玩具は、まだ、市場に提供されてい
ない。
受圧台の上面に置いた紙の上から印刷原版とカ
ーボン紙を押圧してカーボンを紙に転移させて転
写させる印刷玩具は、実公昭56−39654号公報に
より知られている。
しかし、印刷原版、カーボン紙及び紙の三つの
要素を台版に固定し、その台版を移動装置に載
せ、ハンドルを回転して移動させて、三要素を一
対のロール間で挟圧させる構造のものであるた
め、いかにも印刷装置らしい外観を呈するもので
あつて、親和感がもてず、興味がわかないもので
あつた。
[この考案の目的] この考案は、上記の点に鑑みてなされたもので
あり、簡単な印刷原理を応用して、あたかも本物
のカメラでの撮影操作と近似の操作により、即座
に影像が記録された陽画紙に酷似したものを得る
ことができるカメラ玩具を提供することを目的と
する。
[目的達成手段] 上記目的を達成するため、この考案は、基本的
には第1図に示すように、印刷される紙をカセツ
トするフイルムカセツトAと、このフイルムカセ
ツトを装填し、シヤツター操作後、フイルム巻戻
し操作をすると、前記フイルムカセツトのカーボ
ンセツトに対して押圧力を加える押圧手段を有
し、かつ、フイルムカセツトを排出するカメラ本
体Bとから構成したものである。
[この考案の実施例] 次に、この考案の一実施例を図面に基いて説明
する。本考案に係るカメラ玩具は、第1図に示す
ように、フイルムカセツトAと、カメラ本体Bと
からなる。
フイルムカセツトAは、第2図に示すように、
硬質の受圧板1の表面に例えばスポンジパツドの
ような弾性層2を備えるとともに、ビニルシート
3aの裏面にカーボン紙3bを備えてなるカーボ
ンセツト3をその一端において受圧板1の一端に
反転自在にかつ着脱自在に結合するとともに、前
記弾性層2の表面に任意の図柄を有する印刷原版
4を備えている。
前記カーボンセツト3はビニルシート3aの一
面にカーボン紙3bを一体接合したものでもよい
し、ビニルシート3aの一端にカーボン紙3bの
一端を接着その他の手段により接合したものでよ
い。
そして、そのカーボンセツトを受圧板1から第
2図に示されているように引離し、そのカーボン
セツトと印刷原版4の間に紙5を挾み込んでカー
ボンセツトを再び閉じて紙のセツトをすることが
できる。また、カーボンセツトを持ち上げれば容
易に紙の取出しが可能である。
前記印刷原版4は凸版式の印刷原版であり、合
成樹脂により簡単に成形されるものを用いること
ができる。そして、印刷原版を弾性層2に着脱自
在に備えるには、その印刷原版の裏面に粘着剤を
塗布し、弾性層であるスポンジ上面に押圧して剥
離可能に固定したり、又は、第3図に示すよう
に、受圧板1の両側に係止片1a,1bを設け、
印刷原版4の両端部をその係止片と弾性層との間
に摺動自在に嵌合して印刷原版4を所定の位置に
固定する構造としてもよい。あるいは簡単に印刷
原版4を粘着テープ等で止めてもよい。
フイルムカセツトAには、これをカメラ本体B
に装填・取出しをする動作を容易にできるように
するため、把手6が付加されている。
一方、カメラ本体Bは、第4図に示すように、
前半部7と後半部8をヒンジ9により開閉可能な
箱状に形成され、第1図に示すように閉じた時
は、第4図に示されているロツク片10が対応す
る孔11に弾発的に嵌合してロツクされるように
なつている。
また、カメラ本体Bを閉じた状態では前半部7
と後半部8の間に嵌合部12が構成され、その嵌
合部はカメラ本体の一側面において外部に開放さ
れた開口13を有する。そして、前半部7の内側
面にはフイルムカセツトAの把手6側を除く3辺
に対応する三つの辺からなるガイド片14が設け
られ、また、後半部8の内側面に連続して延長す
る押え片15が設けられている。押え片15は前
半部7の内側面からこの押え片までの間隔を前記
フイルムカセツトAの見掛け上の厚さに対応させ
るために設けてあるものである。
そして、前記嵌合部12の開口13の一側には
押圧手段の一例として円棒又はローラ16が備え
てある。
また、フイルムカセツトAを前記ローラ16に
対して相対移動させるため、次のようなカセツト
移動手段を付加されている。
すなわち、フイルムカセツトAの受圧板1の裏
面には第2図及び第5図に示すように、長手方向
に延長するラツク17が形成されており、また、
カメラ本体の前記開口13のローラ16と相対す
る位置にピニオン18が軸19により備えてあ
り、その軸19の上端部はカメラ本体の上部外側
に設けてあるフイルム巻き戻し摘みに似せた摘み
20が固着され、その摘みに突設したピン21を
回転することにより、前記ピニオン18を回転さ
せることができるようになつている。
上記構成により、カメラ本体Bを第4図に示す
ように開放し、その中に丁度本物のカメラにおい
てフイルムを装填するのと同様にフイルムカセツ
トAを、前記把手6側を前記開口13から外部に
突出させるようにして嵌め込み、このフイルムカ
セツトAを嵌合部12に安定した状態で嵌合した
のち、後半部8を閉めてロツク片10、孔11に
よりロツクする。この状態において、フイルムカ
セツトAはガイド片14及び押え片15によりカ
メラ本体内部に安定した状態で保持されている。
なお、22は前半部7と後半部8の上部に設け
られた貫通孔であり、カメラのフアインダーに似
せてある。また、23は指で押し下げて指を離す
と、内部に備えたバネにより上昇復帰されるシヤ
ツタであり、押し下げた時に内部に備えてある鈴
その他の音を発生する部材を動作させて、あたか
もカメラのシヤツタを切つた時と同様な音響効果
を出す。
その後、前記摘み20を回転してピニオン18
を回転させると、これに噛合つているラツク17
によりフイルムカセツトAが嵌合部12内を開口
13方向に移動され、徐々にカメラの外部に出さ
れてくる。その時に押圧ローラ16がフイルムカ
セツトのビニルシート3aの上面から受圧板1に
向かつて押圧力を連続的に加えるため、その押圧
力の印刷原版4からの反力が紙5をカーボン紙3
bに押圧させるので、フイルムカセツトAが第1
図に示されているように、カメラ本体の外部に出
されきつた後に、カーボンセツト3を持ち上げて
フイルムカセツトAにセツトされていた紙5を取
出すと、その紙には印刷原版4に対応する画像が
印刷されている。
従つて、あたかもこのフイルムカセツトAには
インスタントカメラにおけるフイルムに即座に現
像された写真が映つているような印象を与えるの
で、非常に楽しい。
[この考案の効果] 上述のように、この考案によれば、フイルムカ
セツトには受圧板、印刷原版、紙、カーボンセツ
トがこの順序に配置され、カーボンセツトを反転
するだけで、紙のセツト及びその取出しができる
ので操作が非常に簡単であり、幼児等にも安直に
使用可能である。また、カメラ本体にはフイルム
カセツトを嵌合保持しかつ摺動案内する嵌合部
と、フイルム巻戻し用摘みの回転と連動してフイ
ルムカセツトを外部に排出させる手段と、紙及び
カーボンセツトを印刷原版に押圧する押圧手段と
を備えたので、シヤツター操作後、スイルム巻戻
し動作をすると印刷されるので、あたかも、イン
スタントカメラによる写真撮影に類似した結果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の基本的な構成を示す斜視
図、第2図はフイルムカセツトの構成を詳細に示
す断面図、第3図は印刷原版を着脱自在に装着す
る他の例を示す要部の断面図、第4図はカメラ本
体の展開斜視図、第5図はフイルムカセツトの裏
面図である。 A……フイルムカセツト、B……カメラ本体、
1……受圧板、2……弾性層、3……カーボンセ
ツト、3a……ビニルシート、3b……カーボン
紙、4……印刷原版、5……紙、6……把手、7
……前半部、8……後半部、9……ヒンジ、12
……嵌合部、13……開口、16……丸棒又はロ
ーラ(押圧手段)、17……ラツク、18……ピ
ニオン、19……軸、20……回転摘み。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) フイルムカセツトAと、カメラ本体Bとから
    なり、 (ロ) 前記フイルムカセツトAは、受圧板1の上面
    に弾性層2を有し、その弾性層の上面に凸版式
    印刷原版4を着脱自在に備え、前記受圧板の一
    端にシート3aの裏面にカーボン紙3bを備え
    てなるカーボンセツト3を、反転自在に、か
    つ、着脱自在に結合してなり、前記受圧板の端
    部に把手6を有するものであり (ハ) 前記カメラ本体Bは、前半部7と後半部8を
    ヒンジ9により開閉自在に結合して箱状に形成
    されており、閉じた状態の前記前半部と後半部
    の間に前記フイルムカセツトAを収容しうる嵌
    合部12が形成され、前記カメラ本体の一側面
    には前記嵌合部を外部に連通させる開口13が
    設けられ、前記開口の一側には前記嵌合部から
    開口を経て排出されるフイルムカセツトのカー
    ボンセツトに押圧を加える押圧力手段16が、
    また、前記開口の他側には、フイルム巻戻し用
    摘み20の回転と連動して嵌合部に収容された
    前記フイルムカセツトを前記開口から外部に排
    出させる手段18,19が設けられている、 ことを特徴とするカメラ玩具。
JP1985099215U 1985-06-29 1985-06-29 Expired - Lifetime JPH0536707Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985099215U JPH0536707Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985099215U JPH0536707Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS629560U JPS629560U (ja) 1987-01-21
JPH0536707Y2 true JPH0536707Y2 (ja) 1993-09-16

Family

ID=30967883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985099215U Expired - Lifetime JPH0536707Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5639654U (ja) * 1979-09-04 1981-04-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5639654U (ja) * 1979-09-04 1981-04-13

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Publication number Publication date
JPS629560U (ja) 1987-01-21

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