JPH053627A - 基板の活線交換装置 - Google Patents

基板の活線交換装置

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Publication number
JPH053627A
JPH053627A JP3153199A JP15319991A JPH053627A JP H053627 A JPH053627 A JP H053627A JP 3153199 A JP3153199 A JP 3153199A JP 15319991 A JP15319991 A JP 15319991A JP H053627 A JPH053627 A JP H053627A
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JP
Japan
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signal
wiring board
substrate
board
connector
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3153199A
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English (en)
Inventor
Akitoshi Hara
明利 原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3153199A priority Critical patent/JPH053627A/ja
Publication of JPH053627A publication Critical patent/JPH053627A/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】大電流の流れる基板の活線交換装置において、
活線交換中に発生するノイズから回路素子を保護する。 【構成】基板の活線交換装置1は電源を出力し論理信号
が入力される信号バス10を有するマザーボード8と、
配線基板5とを備える。配線基板5には、マザーボード
8よりの電源により動作し、信号バス10を制御するコ
ントロールIC11と、制御信号を切り替えるスイッチ1
7と、コントロールIC11よりの論理信号の出力を制御
信号で禁止可能なNANDゲート15とが備えられている。
この装置では、活線交換中のノイズが発生している間、
スイッチ17により制御信号を制御して、NANDゲート1
5から論理信号あるいはノイズの出力を禁止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば各種エレクトロ
ニクスシステムなどのフォルトトレラント機能を実行す
るために用いられる基板の活線交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、システムの一部の故障などに
対して、その波及を阻止し部分的に機能させるためのフ
ォルトトレラント機能が注目されている。このフォルト
トレラント機能は、故障以外には、24時間稼働するシ
ステムにおける通電中のシステムの保守にも用いられ
る。通電中のシステムの保守には、フォルトトレラント
機能を実現する手段の一つとして、システムを通電しつ
つ、配線基板などの交換が可能な基板の活線交換装置が
用いられる。
【0003】ところで、この基板の活線交換装置では、
活線交換に際してマザーボードと配線基板を接続してい
る回路、例えば、信号ラインおよび電源ラインなどの回
路の接続あるいは切り離し順序が重要である。通常、マ
ザーボードから配線基板を抜くときの活線交換では、ま
ず論理信号ラインが切れ、次ぎに電源5Vラインが切
れ、最後に電源0Vラインが切れ、またマザーボードに
配線基板を挿入するときの活線交換では、まず電源0V
ラインが接続され、次ぎに電源5Vラインが接続され、
最後に論理信号ラインが接続されることが望ましい。
【0004】従来の基板の活線交換装置は、マザーボー
ドおよび配線基板にそれぞれ電源ライン専用のケーブル
端子を活線交換部分とは別に設け、配線基板を活線交換
する際に、予めケーブル端子同志をケーブル接続して、
電源を配線基板に供給しつつマザーボードから配線基板
を抜く。その後、ケーブルを外すことで、回路の信号ラ
インと電源ラインとが同時に切れるのを防いでいる。
【0005】また、上述したケーブルを用いずに回路の
切り離しあるいは接続の順序を作り出す基板の活線交換
装置としては、配線基板側の信号ラインおよび電源ライ
ンの各コネクタ接続端を挿抜方向に対して異なる位置に
設けたものがある。さらに、配線基板挿抜時に配線基板
の傾きが発生しないように、マザーボードの両側縁にガ
イドレールを具備した基板の活線交換装置も考案されて
いる。
【0006】ところで、このような活線交換装置は、シ
ステムの中でも末端の装置に備えられるマザーボードに
接続する、例えばメモリカードなど電流容量が少なく外
形の小さな配線基板に採用されていた。
【0007】しかしながら、近年では、例えば制御シス
テムの主装置としてのプロセス用計算機本体にまで活線
交換装置を採用するなど、大型装置への要求が広がりつ
つある。このプロセス用計算機に電源を供給するための
回路には、大電流が流されており、配線基板を挿抜する
際、マザーボードの接点が配線基板のコネクタ接続端に
摺接(移動)することによってノイズが発生する。この
ノイズは信号バスを通じてマザーボードに入力され、例
えば論理回路を誤動作させるなど回路素子に悪影響を与
える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来の基板の活線交換装置を大型装置に採用する場合、大
電流の流れるマザーボードと配線基板とを活線交換する
際に、電源ラインなどにノイズが発生し、このノイズが
信号バスを通じて回路素子に悪影響を与えるという問題
があった。
【0009】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、活線交換を行う際マザーボードあるい
は配線基板の回路素子をノイズから保護することができ
る基板の活線交換装置を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の基板の活線交換
装置は上記した目的を達成するために、一端部に複数の
コネクタ接続端を有する配線基板と、前記配線基板の各
コネクタ接続端と電気的に接続されるコネクタ、および
前記配線基板の端部と摺接しつつ前記基板の前記コネク
タへの接続をガイドするガイド部を有するマザーボード
とからなる基板の活線装置において、前記ガイド部の前
記配線基板との摺接面に信号接点を設けると共に、前記
配線基板には、この配線基板の前記マザーボードへのコ
ネクタ接続に先立ち前記信号接点と接続される信号接続
端を設け、前記信号接続端と前記信号接点とが接続され
たとき、前記コネクタを通じた前記配線基板と前記マザ
ーボードとの間の信号伝送を禁止する信号伝送禁止回路
を、前記配線基板または前記マザーボードのいずれかに
備えたことを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明では、マザーボードに配線基板を挿入す
るときは、信号伝送禁止回路のスイッチをオフ状態と
し、始めに信号接続端と信号接点とが接続されると、制
御信号が信号伝送禁止回路に供給されて、信号伝送禁止
回路は論理信号が出力できる状態になる。次に第1のコ
ネクタ接続端とコネクタとが接続されると、電源アース
が繋がる。続いて第2のコネクタ接続端とコネクタとが
接続されると、電源+5Vが接続されてコントロールIC
より論理信号が出力され、信号伝送禁止回路が出力を禁
止する。コントロールICが動作した状態でマザーボード
に配線基板を摺動させて行くと、第2のコネクタ接続端
にノイズが発生するが、信号伝送禁止回路が出力を禁止
しているので、ノイズは信号バスには出力されない。配
線基板が完全に挿入(固定)されてから信号伝送禁止回
路のスイッチをオンすれば、信号伝送禁止回路が論理信
号を出力するようになる。また、配線基板をマザーボー
ドから抜くときは、上述した動作が全く逆に行なわれ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。
【0013】図1は本発明に係る一実施例の基板の活線
交換装置を示す平面図である。
【0014】同図において、1は基板の活線交換装置で
ある。この基板の活線交換装置1は信号接続端2、第1
のコネクタ接続端3および第2のコネクタ接続端4a〜
4fが設けられた配線基板5と、この配線基板5を摺動
自在にガイドするガイドレール6と第1のコネクタ接続
端3および第2のコネクタ接続端4a〜4fを接続する
ためのコネクタ7を有するマザーボード8とから構成さ
れている。信号接続端2、第1のコネクタ接続端3およ
び第2のコネクタ接続端4a〜4fは図1に示すように
それぞれマザーボード8との接続方向に対して異なる位
置に設けられている。
【0015】一方、ガイドレール6には、配線基板5の
端部と摺接するガイド部としての図示しないガイド溝が
形成されている。このガイド溝の摺接面には、配線基板
の信号接続端2と接続される信号接点9が設けられてい
る。すなわち、ガイドレール6が始めに配線基板5と摺
接するため、配線基板5の接続端の中では、信号接続端
2が始めにマザーボード8の回路と接続されることにな
る。10はマザーボード8上で電源、制御信号あるいは
論理信号を伝送する信号バスである。
【0016】図2は図1の基板の活線交換装置における
配線基板上の回路構成を示す回路図である。
【0017】同図において、11は論理信号を出力する
コントロールICであり、電源入力端子12と電源アース
端子13を有する。14はNANDゲート15、抵抗16お
よびスイッチ17からなる信号伝送禁止回路である。こ
のスイッチ17は制御信号入力端子18より入力される
制御信号をNANDゲート15とアースとに切り替えを行う
が、スイッチ17の切り替え自体は手動で行うようにな
っている。なお、この信号伝送禁止回路14には、信号
バス10に対しノイズを出さない(公知の)素子を用い
ることが重要である。
【0018】ここで、上記回路構成と各コネクタ接続端
との対応について説明する。信号接続端2は、NANDゲー
ト15に制御信号を供給する制御信号入力端子18に接
続されている。第1のコネクタ接続端3はコントロール
IC11の電源アース端子13に接続されている。第2の
コネクタ接続端4aはコントロールIC11の電源入力端
子12に、また第2のコネクタ接続端4b〜4fは論理
信号出力端子19に接続されている。
【0019】この基板の活線交換装置1の場合、マザー
ボード8に配線基板5を挿入するときは、まず、信号接
続端2と信号接点9とが摺接される(これをとす
る)。次に、第1のコネクタ接続端3とコネクタ7とが
摺接される(これをとする)。最後に第2のコネクタ
接続端4a〜4fとコネクタ7とが摺接される(これを
とする)。また、マザーボードから配線基板を抜くす
るときは、この順序が逆になる。
【0020】この基板の活線交換装置の動作を上述した
各接続端の接続順に基づいて説明する。マザーボード8
に配線基板5を挿入する前のマザーボード8の回路状態
としては、スイッチ17はオフ状態とし、NANDゲート1
5には何の信号も入力されていないため信号出力は禁止
されている。
【0021】まず、マザーボード8に配線基板5をの
接続状態まで挿入すると、制御信号が制御信号入力端子
18よりNANDゲート15に入力されNANDゲート15は開
く。続いての接続状態まで配線基板5を挿入すと、コ
ントロールIC11の電源アース端子13が接続される
が、電源アースのみの接続のためコントロールIC11は
まだ動作しない。さらにの接続状態まで配線基板5を
挿入すると、コントロールIC11の電源入力端子12に
電源+5Vが入力される。これでコントロールIC11が
動作を始め、コントロールIC11より論理信号がNANDゲ
ート15に出力される。制御信号が入力されているNAND
ゲート15は、論理信号の入力によって出力を禁止す
る。続いて配線基板5をマザーボード8に挿入して行く
と、完全に固定されるまでの間、第2のコネクタ接続端
4aとコネクタ7との摺動によってノイズが発生する。
しかし、NANDゲート15は出力禁止状態であり、信号バ
ス10にはノイズおよび論理信号は出力されない。
【0022】配線基板5が完全に固定されてから(ノイ
ズが止まってから)スイッチ17をオンすれば、NANDゲ
ート15は出力禁止を解除し論理信号がコネクタ7を通
じてマザーボード8に出力されるようになる。また、マ
ザーボード8から配線基板5を抜くときは、上述した動
作を全く逆に行うことで、やはりノイズはマザーボード
8に出力されない。
【0023】このように本実施例の基板の活線交換装置
によれば、マザーボード8に配線基板5を挿入すると
き、コントロールIC11が動作を始めて配線基板が摺動
している間(の接続以降)、ノイズは発生するがNAND
ゲート15が出力を禁止しており、マザーボード8の信
号バス10にノイズを出力させない。このため、例えば
回路素子の誤動作などノイズによる影響をマザーボード
8は受けずに済む。
【0024】なお、本実施例では、信号伝送禁止回路の
スイッチは手動開閉としているが、配線基板の挿抜と連
動するマイクロスイッチあるいは光検出スイッチなどを
用いてスイッチの開閉を自動化することにより、活線交
換装置の信頼性が向上することはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の基板の活線
交換装置によれば、大電流の流れる活線交換部の摺接で
発生するノイズを、マザーボードに伝送させなくするこ
とができる。この結果、マザーボードの回路素子をノイ
ズから保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の基板の活線交換装置の
構成を示す平面図である。
【図2】この実施例における基板の活線交換装置の回路
図である。
【符号の説明】
1……………基板の活線交換装置 2……………信号接続端 3……………第1のコネクタ接続端 4a〜4f…第2のコネクタ接続端 5……………配線基板 6……………ガイドレール 7……………コネクタ 8……………マザーボード 9……………信号接点 11…………コントロールIC 14…………信号伝送禁止回路 15…………NANDゲート 16…………抵抗 17…………スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一端部に複数のコネクタ接続端を有する
    配線基板と、前記配線基板の各コネクタ接続端と電気的
    に接続されるコネクタ、および前記配線基板の端部と摺
    接しつつ前記配線基板の前記コネクタへの接続をガイド
    するガイド部を有するマザーボードとからなる基板の活
    線装置において、前記ガイド部の前記配線基板との摺接
    面に信号接点を設けると共に、前記配線基板には、この
    配線基板の前記マザーボードへのコネクタ接続に先立ち
    前記信号接点と接続される信号接続端を設け、前記信号
    接続端と前記信号接点とが接続されたとき、前記コネク
    タを通じた前記配線基板と前記マザーボードとの間の信
    号伝送を禁止する信号伝送禁止回路を、前記配線基板ま
    たは前記マザーボードのいずれかに備えたことを特徴と
    する基板の活線交換装置。
JP3153199A 1991-06-25 1991-06-25 基板の活線交換装置 Withdrawn JPH053627A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3153199A JPH053627A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 基板の活線交換装置

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JP3153199A JPH053627A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 基板の活線交換装置

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JPH053627A true JPH053627A (ja) 1993-01-08

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ID=15557211

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JP3153199A Withdrawn JPH053627A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 基板の活線交換装置

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JP (1) JPH053627A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7757388B2 (en) 2005-09-02 2010-07-20 Honda Motor Co., Ltd. Apparatus for supplying and press-fitting part to work

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7757388B2 (en) 2005-09-02 2010-07-20 Honda Motor Co., Ltd. Apparatus for supplying and press-fitting part to work

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903