JPH0536270U - アキユームレータ - Google Patents

アキユームレータ

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JPH0536270U
JPH0536270U JP8568191U JP8568191U JPH0536270U JP H0536270 U JPH0536270 U JP H0536270U JP 8568191 U JP8568191 U JP 8568191U JP 8568191 U JP8568191 U JP 8568191U JP H0536270 U JPH0536270 U JP H0536270U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
refrigerant
outlet pipe
accumulator
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP8568191U
Other languages
English (en)
Inventor
隆 片岡
Original Assignee
松下冷機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、アキュームレータに関するもの
で、冷媒を貯留する容器に挿入する出口パイプの挿入方
法によって、出口パイプに傾きが生じた場合でも、冷媒
の円滑な流動を行うことを目的とする。 【構成】 入口パイプ9と冷媒を貯留する容器10a
と、先端が容器10a中央に向けてテーパー状に形成さ
れた複数個の吸込口を有する出口パイプ11とから構成
されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、冷凍サイクルに使用されるアキュームレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来アキュームレータとしては実開昭61−023664号公報に示すものが 一般的であった。
【0003】 以下、図面を参照しながら上記従来のアキュームレータを説明する。図4,図 5は、従来のアキュームレータの構造を示す断面図である。アキュームレータと しての容器aに入口パイプd、出口パイプcを挿入し、出口パイプcの先端dは テーパー状に切除され、少しでも吸込面を広くとり、また出口パイプcは容器a の中央に位置するよう、溶接eさせた構成であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の従来例では、容器aへの出口パイプcの挿入方法に よっては、図5に示すように、出口パイプcのテーパー状先端dが容器aの内壁 面に密接し入口パイプbより流入してくる冷媒の円滑な流動をさまたげるという 欠点を有していた。
【0005】 本考案のアキュームレータは上記課題に鑑み、出口パイプの挿入方法に不備が あり出口パイプが傾いた時でも冷媒の円滑な流動が行えるようにしたものである 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、出口パイプの形状を二口あるいは、それ以上の複数口にし、 パイプ先端のテーパー状の吸入口を冷媒を貯留する容器内の中央に向けるように したものである。
【0007】
【作用】
以上の構成で、出口パイプを冷媒を貯留する容器に固定する時、出口パイプが 傾き容器の内壁面に密接したとしても、パイプ先端のテーパー状の口が複数個あ りしかもすべての容器の中央を向いているため、冷媒の円滑な流動が行える。
【0008】
【実施例】
以下、本考案によるアキュームレータの一実施例を図1から図3によって説明 する。
【0009】 まず本考案のアキュームレータが使用される空気調和機の冷凍サイクルについ て説明する。図において1は圧縮機、2は冷媒の流れを変える四方弁、3は室外 熱交換器、4,6は逆止弁、5,7はこの逆止弁4,6に並列接続された暖房用 及び冷房用減圧装置、8は室内熱交換器、10はアキュームレータでありこれら は、環状に連接されている。ここでアキュームレータ10の容器10aには、入 口パイプ9と出口パイプ11を接続し、入口パイプ9は四方弁2へ、出口パイプ 11は圧縮機1へ接続したものである。
【0010】 よって暖房運転時には図3破線矢印にしたがって圧縮機1から吐出された高温 ,高圧のガス冷媒は四方弁2の破線通路を経て凝縮器として作用する室内熱交換 器8に入り、ここで液化しながら暖房作用を行う。液化された冷媒は逆止弁6を 経て減圧装置5で減圧され断熱膨脹して気液混合冷媒となり、蒸発器として作用 する室外熱交換器3に入りここで気化しながら熱の汲み上げ作業を行う。そしあ て、室外熱交換器3を出た冷媒は四方弁2の別回路の破線通路を経て入口パイプ 9を通り、アキュームレータ10に入る。ここで室外熱交換器3において気化し きれなかった液状冷媒を完全に分離してガス冷媒のみを出口パイプ11から圧縮 機1にもどす。
【0011】 また冷房運転時には実線矢印にしたがって、圧縮機1から吐出された高温,高 圧のガス冷媒は四方弁2の実線通路を経て凝縮器として作用する室外熱交換器3 に入り、ここで液化された冷媒は逆弁4を経て減速装置7で減圧され、断熱膨脹 して気液混合冷媒となり、蒸発器として作用する室内熱交換器8に入りここで気 化しながら冷房作用を行う。室内熱交換器8を出た冷媒は四方弁2の別回路の実 線通路を経てさらに入口パイプ9を通りアキュームレータとしての容器10に入 り、ここで液状冷媒を分離してガス冷媒のみが出口パイプ11を通り圧縮機1に もどる。
【0012】 以上のような冷媒システムにおいて、出口パイプ11の先が複数口に分かれ、 パイプ先端のテーパー状の口が容器10の中央を向いているため、出口パイプ1 1が容器10内でいかに傾いても、テーパー状の口が容器10の内壁に密接する ことなく、常に安定した状態で令場の気液分離が行える。
【0013】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかな如く本考案のアキュームレータは容器内に挿入され る出口パイプの先が複数口に分かれており、その先端のテーパー状の口がそれぞ れ容器の中央を向いているため、出口パイプの容器への挿入方法により出口パイ プに傾きがあった時でも、冷媒の気液分離が常に安定した状態で行え、冷媒の流 れが円滑になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のアキュームレータの縦断面
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】本考案の一実施例のアキュームレータを使用す
るヒートポンプ式空気調和機の冷凍サイクル図
【図4】従来のアキュームレータの断面図
【図5】同アキュームレータの異常状態を示す断面図
【符号の説明】
9 入口パイプ 10a 容器 11 出口パイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を貯留する容器と、この容器内に連
    通する入口パイプ及び先端が容器中央に向けてテーパー
    状に形成された複数個の吸入口を有する出口パイプとよ
    りなるアキュームレータ。
JP8568191U 1991-10-22 1991-10-22 アキユームレータ Pending JPH0536270U (ja)

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JP8568191U JPH0536270U (ja) 1991-10-22 1991-10-22 アキユームレータ

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JPH0536270U true JPH0536270U (ja) 1993-05-18

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ID=13865589

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JP8568191U Pending JPH0536270U (ja) 1991-10-22 1991-10-22 アキユームレータ

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JP (1) JPH0536270U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139250A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷凍サイクル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007139250A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷凍サイクル装置

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