JPH09196516A - 冷凍・空調装置用レシーバ - Google Patents
冷凍・空調装置用レシーバInfo
- Publication number
- JPH09196516A JPH09196516A JP2066496A JP2066496A JPH09196516A JP H09196516 A JPH09196516 A JP H09196516A JP 2066496 A JP2066496 A JP 2066496A JP 2066496 A JP2066496 A JP 2066496A JP H09196516 A JPH09196516 A JP H09196516A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- spiraling
- refrigerant
- liquid refrigerant
- receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/02—Centrifugal separation of gas, liquid or oil
Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液冷媒を旋回させることによって蒸発器内に
滞留する冷凍機油の量を低減する。 【解決手段】 冷媒入口管12を容器11内に流入する液冷
媒に旋回流を付与するよう容器11の内周に沿って配設す
る。そして、容器11内を旋回しながら下降する液冷媒15
に対しその旋回を助長する旋回助長板14を設け、その出
口側端に対向して冷媒出口管13を配設する。
滞留する冷凍機油の量を低減する。 【解決手段】 冷媒入口管12を容器11内に流入する液冷
媒に旋回流を付与するよう容器11の内周に沿って配設す
る。そして、容器11内を旋回しながら下降する液冷媒15
に対しその旋回を助長する旋回助長板14を設け、その出
口側端に対向して冷媒出口管13を配設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍装置や空調装置
に組み込まれるレシーバに関する。
に組み込まれるレシーバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍装置の系統図が図2に示され
ている。冷凍装置を運転すると、圧縮機1から吐出され
たガス冷媒は凝縮器2に入り、ここで凝縮液化する。こ
の液冷媒はレシーバ10を経て電子膨張弁等からなる膨張
手段3に入り、ここで絞られることにより断熱膨張して
気液二相の冷媒となる。この冷媒は蒸発器4に入り、こ
こでフアン5によって送風される庫内空気を冷却するこ
とによって蒸発気化した後、再び圧縮機1に吸入され
る。
ている。冷凍装置を運転すると、圧縮機1から吐出され
たガス冷媒は凝縮器2に入り、ここで凝縮液化する。こ
の液冷媒はレシーバ10を経て電子膨張弁等からなる膨張
手段3に入り、ここで絞られることにより断熱膨張して
気液二相の冷媒となる。この冷媒は蒸発器4に入り、こ
こでフアン5によって送風される庫内空気を冷却するこ
とによって蒸発気化した後、再び圧縮機1に吸入され
る。
【0003】上記蒸発器4及びフアン5並びにこれを駆
動するモータ6はコンテナC内に形成された庫内空気の
循環流路9中に設置されている。
動するモータ6はコンテナC内に形成された庫内空気の
循環流路9中に設置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍装置の
運転中、圧縮機1を潤滑するための冷凍機油が冷媒に伴
われて冷媒回路内を循環するが、蒸発器4内でその流速
が低下すると同時にその温度が低下するため、蒸発器4
のチューブ内面に多量の冷凍機油が付着して滞留する。
運転中、圧縮機1を潤滑するための冷凍機油が冷媒に伴
われて冷媒回路内を循環するが、蒸発器4内でその流速
が低下すると同時にその温度が低下するため、蒸発器4
のチューブ内面に多量の冷凍機油が付着して滞留する。
【0005】この結果、圧縮機1に戻る冷凍機油の量が
少なくなって圧縮機1の潤滑不良や焼付きを惹起するお
それがあるとともに蒸発器4の熱交換性能が低下して冷
凍装置の効率が低下するという不具合があった。
少なくなって圧縮機1の潤滑不良や焼付きを惹起するお
それがあるとともに蒸発器4の熱交換性能が低下して冷
凍装置の効率が低下するという不具合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、所定の容積を有する円筒状の容器に冷媒入口管
と冷媒出口管を接続してなる冷凍・空調装置用レシーバ
において、上記冷媒入口管を上記容器内に流入する液冷
媒に旋回流を付与するよう上記容器の内周に沿って配設
するとともに上記容器内にこの容器内を旋回しながら下
降する液冷媒に対しその旋回を助長する旋回助長板を設
け、この旋回助長板の出口側端に対向して上記冷媒出口
管を配設したことを特徴とする冷凍・空調装置用レシー
バにある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、所定の容積を有する円筒状の容器に冷媒入口管
と冷媒出口管を接続してなる冷凍・空調装置用レシーバ
において、上記冷媒入口管を上記容器内に流入する液冷
媒に旋回流を付与するよう上記容器の内周に沿って配設
するとともに上記容器内にこの容器内を旋回しながら下
降する液冷媒に対しその旋回を助長する旋回助長板を設
け、この旋回助長板の出口側端に対向して上記冷媒出口
管を配設したことを特徴とする冷凍・空調装置用レシー
バにある。
【0007】しかして、液冷媒は冷媒入口管を通る過程
で旋回力を付与されて容器内に旋回しながら流入し、こ
の流入液冷媒に付勢されることによって容器内の液冷媒
は旋回しながら下降し、その過程で旋回助長板により旋
回を助長されて冷媒出口管から流出する。
で旋回力を付与されて容器内に旋回しながら流入し、こ
の流入液冷媒に付勢されることによって容器内の液冷媒
は旋回しながら下降し、その過程で旋回助長板により旋
回を助長されて冷媒出口管から流出する。
【0008】他の特徴とするところは、上記旋回助長板
を徐々に縮経する螺旋板で構成したことにある。
を徐々に縮経する螺旋板で構成したことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1に示さ
れ、(A) はレシーバの縦断面図、(B) は(A) のB−B線
に沿う断面図である。レシーバ10は円筒状の容器11に接
続された冷媒入口管12及び冷媒出口管13を具備してい
る。
れ、(A) はレシーバの縦断面図、(B) は(A) のB−B線
に沿う断面図である。レシーバ10は円筒状の容器11に接
続された冷媒入口管12及び冷媒出口管13を具備してい
る。
【0010】冷媒入口管12は容器11の頂板の中央に貫通
固定され、その先端部は容器11内においてその内周に沿
うように渦巻状に弯曲せしめられている。容器11内底部
中央には徐々に縮経する螺旋板からなる旋回助長板14が
配設され、この出口側端に対向するように冷媒出口管13
が容器11の底板に固定されている。
固定され、その先端部は容器11内においてその内周に沿
うように渦巻状に弯曲せしめられている。容器11内底部
中央には徐々に縮経する螺旋板からなる旋回助長板14が
配設され、この出口側端に対向するように冷媒出口管13
が容器11の底板に固定されている。
【0011】しかして、図示しない凝縮器で凝縮液化し
た液冷媒は冷媒入口管12を通って容器11内に流入する過
程で旋回力を付与されるので、冷媒入口管12から流出し
た液冷媒は容器11の内周に沿って旋回しながら下降す
る。
た液冷媒は冷媒入口管12を通って容器11内に流入する過
程で旋回力を付与されるので、冷媒入口管12から流出し
た液冷媒は容器11の内周に沿って旋回しながら下降す
る。
【0012】この流入液冷媒に付勢されることによって
容器11内下部に貯溜されている液冷媒15が容器11内を旋
回しながら下降する過程でその旋回は旋回助長板14によ
って助長され、その出口側端から冷媒出口管13に入り、
冷媒出口管13内を旋回しながら流出する。
容器11内下部に貯溜されている液冷媒15が容器11内を旋
回しながら下降する過程でその旋回は旋回助長板14によ
って助長され、その出口側端から冷媒出口管13に入り、
冷媒出口管13内を旋回しながら流出する。
【0013】
【発明の効果】本発明においては、冷媒入口管を容器内
に流入する液冷媒に旋回流を付与するよう容器の内周に
沿って配設するとともに容器内にこの容器内を旋回しな
がら下降する液冷媒に対しその旋回を助長する旋回助長
板を設け、この旋回助長板の出口側端に対向して冷媒出
口管を配設したため、液冷媒は冷媒入口管を通る過程で
旋回力を付与されて容器内に旋回しながら流入し、この
流入液冷媒に付勢されることによって容器内の液冷媒は
旋回しながら下降し、その過程で旋回助長板により旋回
を助長されて冷媒出口管から流出する。
に流入する液冷媒に旋回流を付与するよう容器の内周に
沿って配設するとともに容器内にこの容器内を旋回しな
がら下降する液冷媒に対しその旋回を助長する旋回助長
板を設け、この旋回助長板の出口側端に対向して冷媒出
口管を配設したため、液冷媒は冷媒入口管を通る過程で
旋回力を付与されて容器内に旋回しながら流入し、この
流入液冷媒に付勢されることによって容器内の液冷媒は
旋回しながら下降し、その過程で旋回助長板により旋回
を助長されて冷媒出口管から流出する。
【0014】従って、レシーバから流出する液冷媒に旋
回を付与することができるので、蒸発器のチューブ内面
に付着して蒸発器内に滞留する冷凍機油の量を低減する
ことができる。
回を付与することができるので、蒸発器のチューブ内面
に付着して蒸発器内に滞留する冷凍機油の量を低減する
ことができる。
【0015】この結果、圧縮機に戻る冷凍機油の量が増
大するので、圧縮機の潤滑不良や焼付きを防止できる。
また、蒸発器の熱交換性能を向上することができるの
で、冷媒の過熱度が増大して高圧冷媒の圧力が低下し、
従って、冷凍・空調装置の入力が低下してその効率が向
上する。
大するので、圧縮機の潤滑不良や焼付きを防止できる。
また、蒸発器の熱交換性能を向上することができるの
で、冷媒の過熱度が増大して高圧冷媒の圧力が低下し、
従って、冷凍・空調装置の入力が低下してその効率が向
上する。
【図1】本発明の実施形態に係わるレシーバの縦断面
図、(B) は(A) のB−B矢に沿う断面図である。
図、(B) は(A) のB−B矢に沿う断面図である。
【図2】従来の冷凍装置の略示的系統図である。
10 レシーバ 11 容器 12 冷媒入口管 13 冷媒出口管 14 旋回助長板
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の容積を有する円筒状の容器に冷媒
入口管と冷媒出口管を接続してなる冷凍・空調装置用レ
シーバにおいて、 上記冷媒入口管を上記容器内に流入する液冷媒に旋回流
を付与するよう上記容器の内周に沿って配設するととも
に上記容器内にこの容器内を旋回しながら下降する液冷
媒に対しその旋回を助長する旋回助長板を設け、この旋
回助長板の出口側端に対向して上記冷媒出口管を配設し
たことを特徴とする冷凍・空調装置用レシーバ。 - 【請求項2】 上記旋回助長板を徐々に縮経する螺旋板
で構成したことを特徴とする請求項1記載の冷凍・空調
装置用レシーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2066496A JPH09196516A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 冷凍・空調装置用レシーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2066496A JPH09196516A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 冷凍・空調装置用レシーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09196516A true JPH09196516A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12033474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2066496A Withdrawn JPH09196516A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 冷凍・空調装置用レシーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09196516A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6609390B1 (en) | 1998-09-30 | 2003-08-26 | Daikin Industries, Ltd. | Two-refrigerant refrigerating device |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP2066496A patent/JPH09196516A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6609390B1 (en) | 1998-09-30 | 2003-08-26 | Daikin Industries, Ltd. | Two-refrigerant refrigerating device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |