JPH0536192Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、充填ホツパー口外周にゴムチユーブ
等の膨張、収縮制御自在の密着装置において、袋
口と充填ホツパー口の密着検出装置に関するもの
である。

従来の技術 実開昭53−9986号で既に提案されているように
充填ホツパー口外周にゴムチユーブ等の膨張、収
縮制御自在のチユーブに袋を挿入して、チユーブ
を膨張させ袋口と充填ホツパー口を密着させるこ
とは公知のことである。

しかしながら、原子力廃棄物のように充填中に
空気に接すると物質が変化するために充填ホツパ
ー口と袋口が完全に密着して空気を遮断する必要
がある。今まで充填ホツパー口と袋口が密着して
いるかどうか検出する装置がなかつた。

考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、充填ホツパー口と袋口の密着
性を検出する装置を提供することである。

問題点を解決するための手段 このような問題点を解決する為に、圧力検出器
を用いて充填ホツパーと袋の内圧を感知するもの
である。

実施例 以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳述
する。

第１図に示すごとく、充填ホツパー１には開閉
弁２が設けられている。充填ホツパー口１ａの外
周に密着装置としてゴムチユーブ３が貼付けられ
ており、このゴムチユーブ３はコンプレツサー４
と連通されており、コンプレツサー４の動作によ
り空気を注入、排出して膨張、収縮出来るように
なつている。

開閉弁２と充填ホツパー口１ａとの中間に高圧
気体圧送装置５と連通するパイプ６が設置されて
おり、パイプ６には圧力検出器７が接続されてい
る。

作 用 開口された袋８が充填ホツパー口１ａに挿入さ
れると、コンプレツサー４が作動してゴムチユー
ブ３が膨張する。これにより充填ホツパー１ａと
袋８との隙間がゴムチユーブ３によつて塞さがれ
る。しかる後に、開閉弁２を閉じて高圧気体圧送
装置５により高圧気体を送り、圧力検出器７が内
圧の変化を感知して、所定以下の圧力の場合は充
填ホツパー口１ａと袋口の密着性が不良として検
出し、次工程への移送を停止する。

考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案は開閉
弁２と充填ホツパー口１ａの間にパイプ６で連通
した高圧気体圧送装置５に圧力検出器７を接続し
たので非常に簡単で、かつ確実、コストも安いと
いう効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案の側面図。 １……充填ホツパー、１ａ……充填ホツパー
口、２……開閉弁、３……ゴムチユーブ、４……
コンプレツサー、５……高圧気体圧送装置、６…
…パイプ、７……圧力検出器、８……袋。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 充填ホツパーに開閉弁と、充填ホツパー口外周
   にゴムチユーブ等の膨張、収縮自在の密着装置が
   取付けられており、前記開閉弁と前記充填ホツパ
   ー口の間に連通する高圧気体圧送装置を配置し、
   前記充填ホツパー口と前記気体圧送装置の間に圧
   力検出器を設けたことを特徴とする袋口と充填ホ
   ツパー口の密着検出装置。