JPH0536189B2 - - Google Patents

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JPH0536189B2
JPH0536189B2 JP59192180A JP19218084A JPH0536189B2 JP H0536189 B2 JPH0536189 B2 JP H0536189B2 JP 59192180 A JP59192180 A JP 59192180A JP 19218084 A JP19218084 A JP 19218084A JP H0536189 B2 JPH0536189 B2 JP H0536189B2
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turning
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center
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Hideaki Fukaya
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OOKUMA KK
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OOKUMA KK
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、旋回可能な修正工具を有し、2次
元の補間が可能な数値制御研削盤に関する。
(従来の技術) 研削作業を連続して行うと、研削することで発
生する切り粉により砥石表面が目ずまり状態にな
り、研削精度やワーク表面の面粗度に悪影響が発
生してくる。そこで、研削盤に取り付けられてい
る砥石修正装置の修正工具を用いて、再び研削が
可能となるように砥石を修正することが行われて
いる。
ところで、この修正工具の刃先部分は、第3図
に示すように工具基準点O2を中心とした円弧状
になつている。従つて、円弧形状部分からずれた
部分で砥石を修正することがないように、砥石修
正作業時には第9図A,Bに示すように修正工具
1をなるべく砥石7の断面形状に対し垂直な方
向、すなわち砥石7の研削面の法線方向に向くよ
うにして砥石修正作業を行う必要がある。
また、砥石の断面形状は、研削対象のワーク形
状に合わせて種々の形状が用いられる場合があ
り、例えば第10図A,Bに示すような砥石7を
修正する際には、砥石7と修正工具1の干渉を避
けるため、修正工具1の方向を変化させて砥石修
正作業を行う必要がある。
そこで、近年では、修正工具と砥石の干渉を避
けると共に修正工具を砥石の研削面の法線方向に
向くようにして砥石の修正を行うために、砥石を
砥石の回転軸方向及び上下方向に移動制御すると
共に、修正工具を旋回制御して、砥石修正作業を
行う旋回式修正工具付き数値制御研削盤が開発さ
れた。修正工具を旋回させないと、例えば第11
図Aに示すような複雑な断面形状の砥石7の場
合、X印の部分で修正工具1と砥石7が干渉し、
△印の部分では修正工具1が砥石7の研削面の法
線方向を向いておらず、適切な砥石修正作業は不
可能である。しかし、旋回式修正工具付き数値制
御研削盤によれば、同図Bに示すように複雑な断
面形状の砥石7であつても修正工具1を旋回させ
ることで適切な砥石修正作業が可能となる。
第1図A及びBはこの発明を適用できる砥石修
正装置の概略構成図であり、砥石修正装置本体4
は成形研削盤ベツド(図示せず)に設置される。
サーボモータ5の回転によりアーム3が旋回さ
れ、アーム3の旋回位置はロータリエンコーダ6
によつて検出されるようになつている。砥石車7
は砥石駆動モータ(図示せず)により回転駆動さ
れるようになつており、砥石車7の位置が上下方
向のY軸及び回転軸方向のZ軸について、それぞ
れ数値制御されるようになつている。修正工具1
は修正工具保持具2に対して予め位置合せを行な
つて固定されており、修正工具保持具2がアーム
3の先端部に固定されている。このアーム3の旋
回位置も数値制御されており、これをA軸とす
る。このような構成の砥石修正装置により、Y軸
及びZ軸による砥石位置の制御とA軸による修正
工具1の旋回位置の制御とを行なつて、砥石の修
正を行なうようになつている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した砥石修正装置のように、修正用旋回工
具の作用点側を中心として旋回を大なう装置にお
いては、修正用旋回工具の基準点と旋回中心が一
致していないと、修正用旋回工具を旋回させるこ
とにより工具基準点が移動してしまうため加工誤
差を生じることとなる。すなわち第3図に示すよ
うに、修正用旋回工具1の工具基準点O2と修正
用旋回工具1の旋回中心O1が一致していない状
態でA軸による修正用旋回工具1の旋回位置制御
を行うと、修正用旋回工具1の位置にずれが発生
し修正された砥石7に加工誤差が生じる。そし
て、砥石7の加工誤差は研削作業の際のワークの
寸法精度に大きな影響を与えてしまう。このた
め、従来は工具基準点が旋回中心と一致するよう
にて工具を取付けていた。しかし、工具基準点と
旋回中心とを完全に一致させるように修正用旋回
工具を取付けることは困難な作業であり、工具基
準点と旋回中心のずれが満足できる値、例えば±
1μm以内となるように取付けるため多大な時間
を要していた。
この発明は上述のような事情からなされたもの
であり、数値制御研削盤の修正用旋回工具旋回平
面内において、工具基準点と旋回中心とが一致し
ていなくても、修正用旋回工具ずれを予め測定し
ておくことで、任意の旋回位置において自動的に
加工誤差を修正できるようにした旋回式修正工具
付き数値制御研削盤を提供することを目的として
いる。
(課題を解決するための手段) この発明は、砥石車の回転中心軸である第一の
軸と、この第一の軸に直交する第二の軸の方向に
前記砥石車の位置を制御する2軸制御機能と、前
記第一及び第二の軸と直交する第三の軸を旋回中
心軸として旋回可能な修正用旋回工具とを有する
数値制御研削盤に関するもので、この発明の上記
目的は、前記修正用旋回工具の、特定な角度差を
持つた任意の2つの旋回角度位置における、前記
修正用旋回工具の旋回中心から前記修正円旋回工
具の刃先円の円周上の点までの前記第二の軸方向
の距離のうち、最大距離を変位量として測定し設
定する手段と;設定された前記各変位量と、前記
修正用旋回工具の刃先円の径と、前記角度差と、
前記修正用旋回工具を旋回させる旋回指令に従つ
て決定される目標角度とに基づいて、前記修正用
旋回工具を前記目標角度だけ旋回させた時の前記
修正用旋回工具の刃先円の中心位置である工具基
準点と、前記旋回中心とのずれ量の、前記第一の
軸及び第二の軸方向の各成分を修正値として算出
する手段と;前記砥石車の位置制御指令値を前記
修正値で修正する手段とを備え、前記修正用旋回
工具を前記目標角度だけ旋回させた時に前記工具
基準点と前記旋回中心とが一致しないことによる
前記修正用旋回工具の位置ずれ量を修正して砥石
修正誤差を発生させないようにすることによつて
達成される。
(実施例) 第2図は、第1図で示した砥石修正装置の砥石
修正装置本体4に、修正工具基準点と旋回中心と
のずれを測定するための誤差測定装置20を取付
けたものである。ロツド9はボルト10により砥
石修正装置本体4に固定され、ロツド9の先端に
位置量を検出するためのダイヤルゲージ8が配設
されている。一方修正用旋回工具1の先端は第3
図に示されるように、修正工具基準点O2を中心
とする円弧状になつており、ダイヤルゲージ8の
先端の測定面81には第4図に示されるように修
正工具1の先端が接触しており、第5図に示すよ
うにダイヤルゲージ8は旋回中心O1から修正用
旋回工具1の刃先円の円周上の点までのY軸方向
の距離のうち、最大距離を変位量として指示して
いる。
誤差測定装置20の測定結果をもとに、修正工
具基準点O2と旋回中心O1のずれを修正し、砥石
修正を行なうための制御装置の概略図を第6図に
示す。テープに穿孔されたプログラムは紙テープ
リーダ54によつて読込まれ、この紙テープリー
ダ54に接続されているプログラムメモリ55
に、読込まれたプログラムが記憶される。プログ
ラムメモリ55には、デコーダ56が接続されて
おり、デコーダ56はプログラム開始信号PST
が入力されたときに1ブロツク分のプログラムを
解析して、Y軸及びZ軸の補間指令CYZを関数
発生器57に送り、A軸の補間指令CAを関数発
生器58に送る。一方、キーボードスイツチ50
には誤差測定装置20の測定結果L1及びL2が
手で入力され、これが演算器51に入力される。
演算器51ではこれらデータL1,L2からずれ
の大きさl及び角度θを演算し、それぞれレジス
タ52及びレジスタ53に送つて記憶する。そし
て、演算器59には、レジスタ52に記憶された
ずれの大きさlと、レジスタ53に記憶された過
度θの値と、関数発生器58が生成したA軸の目
標角度Aとが入力され、Y軸及びZ軸の修正値
Δy及びΔzがそれぞれ計算される。こうして計算
されたY軸及びZ軸の修正値Δy,Δzと、関数発
生器57が生成したY軸及びZ軸の目標値Y0及
びZ0はそれぞれ加算器60に入力され、ここで
工具基準点と、旋回中心とが一致しないことによ
る加工誤差を修正した目標値Y及びZが計算され
て出力される。
このようにして制御装置によつて出力されたA
軸、Y軸及びZ軸の3軸について目標値A、Y及
びZがそれぞれサーボモータ5の駆動装置(図示
せず)と、砥石車7のY軸及びZ軸の位置決めを
行なうサーボモータの駆動装置(図示せず)とに
送られ、修正用旋回工具1の角度及び砥石車7の
位置決めが行なわれる。
以上のような構成の誤差測定装置20及び制御
装置により、アーム3の任意の旋回位置におい
て、修正工具基準点O2と旋回中心O1が一致しな
い場合に、そのずれによる加工誤差を修正する様
子を説明する。
先ず、工具基準点O2と旋回中心O1とのずれ量
を算出するために、加工前にアーム3の特定の2
ケ所の旋回位置における修正用旋回工具の位置ず
れを測定する。そのために、第2図に示すように
ダイヤルゲージ8を先端に配設されたロツド9
を、ボルト10によつて砥石修正装置本体4に取
付けて固定する。この状態で、サーボモータ5を
回転させてアーム3を旋回させ、第4図のように
修正用旋回工具1がY軸方向すなわち垂直方向を
指す状態にして、この時のダイヤルゲージ8の指
示値L1を読取る。次に、再びサーボモータ5を
回転させてアーム3を反時計方向に45°旋回させ、
修正用旋回工具1を第5図のように45°傾けた状
態し、この時のダイヤルゲージ8の指示値L2を
読取る。ダイヤルゲージの指示値L1,L2は第
4図、第5図に示してある通り、ダイヤルゲージ
の先端の移動方向における、旋回中心O1から修
正用旋回工具1の刃先円の円周上の点までの距離
のうち、最大距離である。
第4図において、ダイヤルゲージの先端の測定
面81が旋回中心O1の位置まで下がつた時のダ
イヤルゲージ指示値を“0”に設定しておくこと
により、つまり基準点を設定しておくことによ
り、第4図、第5図のように工具を測定したとき
のダイヤルゲージの指示値がそのままL1,L2
になる。
なお、ダイヤルゲージを含む誤差測定装置(第
2図20)は一種の測定治具であり、上記ダイヤ
ルゲージの基準点設定も一度行なえば、設定し直
すことは半永久的に不要になる。
このようにして、ダイヤルゲージ8の指示値L
1及びL2をオペレータ等が読取り、その読取値
L1及びL2をキーボードスイツチ50を使用し
てデータ入力する。キーボードスイツチ50を使
用して入力された読取値L1及びL2は演算器5
1に入力され、次の計算式に従つて第3図に示す
ような旋回中心O1から修正工具基準点O2に向か
うベクトルの大きさlと偏角θとを計算する。
l=√22 ……(1) θ=90°+tan-1(y/z) ……(2) 但し、y=L1−r z=√2(L2−r)−(L1−r) このようにして計算されたずれ量l及びθの値
は、それぞれレジスタ52及びレジスタ53に送
られて記憶される。
第4図及び第5図より、工具基準点O2と旋回
中心O1の関係を1つの図に第7図として示す。
第7図において、A1は第4図の状態における
工具基準点O2の位置、A2は第5図の状態におけ
る工具基準点O2の位置、lは旋回中心O1と工具
基準点O2の距離、θは第4図の状態の時の1 2
がなす角度である。位置A1及びA2は旋回中心O1
を中心とする半径lの円周上にある。したがつ
て、 1 11 2=l ……(3) となる。今、旋回中心O1を通りZ方向と45°の角
度をなす線を引き、その線に位置A1から垂線を
下ろす。位置A1かりの垂線と45°の角度の線の交
点をC、旋回中心O1を通りY方向の線との交点
をDとする。また、位置A1,A2から旋回中心O1
を通るZ方向の線に垂線を下ろし、それぞれの交
点をB1,B2とする。∠A2O1A1=∠DO1C=45°な
ので∠A2O1D=∠A1O1Cであり、A2B2DO1
ので∠A2O1D=∠O1A2B2となる。したがつて、 ∠A1O1C=∠O1A2B2 ……(4) が成り立つ。上記(3)及び(4)式より△O1A2B2と、
△A1O1Cは合同な三角形であり、 2 21 ……(5) が成り立ち、△O1CDは直角二等辺三角形なの
で、 1=√2・1 ……(6) となり、上記(5)及び(6)式より、 1=√2・2 2 ……(7) が成り立つ。また、位置A1から旋回中心O1を通
るY方向の線へ垂線を下ろし、その交点をEとす
る。そして∠A1DEは45°なので△A1EDも直角二
等辺三角形である。したがつて、 1= ……(8) であり、また11 11 11である。
11 1 ……(9) 1 11 ……(10) であり、(7)〜(10)式より 1 11= =11 =√2・2 21 1 ……(11) となる。さらに1 1=L1−r、2 2=L2−rな
ので、 1 1=L1−r ……(12) 1 1=√2(L2−r)−(L1−r) ……(13) 1 1=y、1 1=zとすれば上記(1)及び(2)式
が得られ、y=L1−r、z=√2(L2−r)−
(L1−r)となる。
一方、テープリーダ54によつて読込まれた加
工プログラムは、一度メモリ55に記憶される。
そして、プログラム開始指令信号PSTが与えら
れると、デコーダ56により1ブロツク分の加工
プログラムがメモリ55から読出される。デコー
ダ56は読出された1ブロツク分のプログラムを
解析し、Y軸及びZ軸の補間指令CYZ及びA軸
の補間指令CAをそれぞれ関数発生器57及び関
数発生器58に送出する。関数発生器57は補間
指令CYZにより、修正工具基準点O2及び旋回中
心O1間のずれがない場合の、砥石7の位置のY
軸及びZ軸についての目標Y0,Z0を出力す
る。また、関数発生器58は補間指令CAにより、
アーム3の旋回角度の目標角度Aを出力する。こ
の目標角度Aと、レジスタ52に記憶された修正
工具基準点O2及び旋回中心O1の間のずれの絶対
値lと、レジスタ53に記憶された旋回中心O1
から修正工具基準点O2に向かうベクトル偏角θ
とにより、演算器59を用いてY軸及びZ軸につ
いての目標値の修正値Δy及びΔzが計算される。
ここに、この計算式を第8図を参照して説明す
る。第8図において、点FのY−Z平面の座標を
(Y0,Z0)、点F′のY−Z平面の座標を(Y,
Z)とする。そして、第8図は、修正用旋回工具
をY軸方向、すなわち垂直方向に位置決めした場
合、及び修正用旋回工具を補間指令CAについて、
目標角度Aに位置決めした場合の図である。修正
用旋回工具をY軸方向に位置決めした場合、もし
旋回中心O1と工具基準点O2が完全に一致してい
るならば、砥石の位置決め目標位置はF0である。
しかし、旋回中心O1と工具基準点O2が長さl、
偏角θだけずれているので、砥石の位置決め目標
位置はF0′である。同様に、修正用旋回工具を補
間指令CAによりA軸を目標角度Aに位置決めし
た場合、もし、旋回中心O1と基準点O2が完全に
一致しているなら、砥石の位置決め目標位置はF
になる。しかし、前述のように旋回中心O1と工
具基準点O2が長さl、偏角θだけずれているの
で、砥石はF′に位置決めしなければならない。四
辺形O1O2F′Fは平行四辺形なので、 ′1 2、′=1 2 ……(14) である。
また、旋回中心O1と工具基準点O2は偏角θだ
け常にずれているので、 ∠F0O1A1=∠FO1O2 ……(15) となる。今、点Fから点F′への位置決め目標位置
の修正値Δy、Δzを求めるが、(14)式より旋回中心
O1から工具基準点O2のずれ量がΔy、Δzに等しい
ことになる。また、(15)式より次式が成立する。
Δy=l・cos(A−∠FO1O2) =l・cos(A−∠F0O1A1) =l・cos(A−(180°−θ)) ……(16) 同様に、 Δz=l・cin(A−(180°−θ)) ……(17) である。点FのY−Z平面上の座標を(Y0
Z0)、点F′のY−Z平面上の座標を(Y、Z)と
すれば、 Y=Y0+Δy ……(18) Z=Z0+ΔZ ……(19) である。
上記(16)及び(17)式に従つて演算器59で演算され
た結果Δy及びΔzは共に加算器60に送られ、こ
の加算器60によつて(18)及び(19)式の加算が行なわ
れ、ずれがない場合の砥石7のY軸及びZ軸につ
いての目標値Y0及びZ0を修正した目標値Y及
びZが出力される。
以上説明したような制御装置によつて、アーム
3の旋回角度を決定するA軸の目標角度Aと、ア
ーム3の任意の旋回位置において修正工具基準点
O2及び旋回中心O1が一致しないことによる加工
誤差を修正したY軸の目標値Y及びZ軸の目標値
Zとがそれぞれ出力される。目標角度Aはサーボ
モータ5の駆動装置(図示せず)に送られ、アー
ム3の旋回角度が目標値と一致するようにサーボ
モータ5が駆動される。また、目標値Y及びZは
それぞれ砥石車7のY軸及びZ軸方向の位置を移
動させるサーボモータの駆動装置(図示せず)に
送られ、砥石車7の位置が目標値に一致するよう
に移動される。
以上の実施例では、誤差測定装置20の測定結
果L1及びL2をキーボードスイツチ50を用い
て手動で入力するようにしているが、これはポテ
ンシヨンメータやデイジタルスイツチ等を使用し
て直接制御装置に入力するようにしても構わな
い。また、上記実施例においては砥石修正装置に
適用したが、この発明は工具の取付け誤差が問題
となるような研削盤の全てに全く同様に適用する
ことができる。
(発明の効果) 以上のようにこの発明によれば、旋回可能な修
正工具の工具基準点と旋回中心とが一致していな
くても、工具基準点と旋回中心のずれを予め測定
しておくことで、任意の旋回位置において、自動
的にこのずれによる加工誤差を修正することがで
きる。このため、工具基準点と旋回中心とのずれ
に起因する加工誤差をなくすことができる。ま
た、工具基準点と旋回中心とが完全に一致するよ
うに修正用旋回工具を取付ける必要がなくなり、
修正用旋回工具の取付け作業も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図A及びBはこの発明を適用できる砥石修
正装置の側面図及び正面図、第2図は砥石修正装
置に誤差測定装置を取付けた構成図、第3図は砥
石修正装置の修正工具の先端の形状を示す図、第
4図及び第5図は砥石修正装置に誤差測定値を取
付けた場合の修正工具とダイヤルゲージの接触部
分の拡大図、第6図はこの発明を適用した砥石修
正装置の制御装置の概略構成図、第7図はベクト
ルの大きさとlと偏角θの計算の仕方を説明する
ための図、第8図は修正値Δy及びΔzの計算の仕
方を説明するための図、第9図及び第10図は砥
石修正作業する場合の砥石と修正工具の位置関係
を示す図、第11図は修正工具を旋回させない場
合と旋回させた場合の砥石修正作業の一例を示す
図である。 1……修正用旋回工具、2……修正用旋回工具
保持具、3……アーム、4……砥石修正装置本
体、5……サーボモータ、7……砥石車、8……
ダイヤルゲージ、20……誤差測定装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 砥石車の回転中心軸である第一の軸と、この
    第一の軸に直交する第二の軸の方向に前記砥石車
    の位置を制御する2軸制御機能と;前記第一及び
    第二の軸と直交する第三の軸を旋回中心軸として
    旋回可能な修正用旋回工具と;を有する数値制御
    研削盤において、前記修正用旋回工具の、特定な
    角度差を持つた任意の2つの旋回角度位置におけ
    る、前記修正用旋回工具の旋回中心から前記修正
    用旋回工具の刃先円の円周上の点までの前記第二
    の軸方向の距離のうち、最大距離を変位量として
    測定し設定する手段と;設定された前記各変位量
    と、前記修正用旋回工具の刃先円の径と、前記角
    度差と、前記修正用旋回工具を旋回させる旋回指
    令に従つて決定される目標角度とに基づいて、前
    記修正用旋回工具を前記目標角度だけ旋回させた
    時の前記修正用旋回工具の刃先円の中心位置であ
    る工具基準点と、前記旋回中心とのずれ量の、前
    記第一の軸及び第二の軸方向の各成分を修正値と
    して算出する手段と;前記砥石車の位置制御指令
    値を前記修正値で修正する手段とを備え、前記修
    正用旋回工具を前記目標角度だけ旋回させた時に
    前記工具基準点と前記旋回中心とが一致しないこ
    とによる前記修正用旋回工具の位置ずれ量を修正
    して砥石修正誤差を発生させないようにしたこと
    を特徴とする旋回式修正工具付き数値制御研削
    盤。
JP19218084A 1984-09-13 1984-09-13 旋回式修正工具付き数値制御研削盤 Granted JPS6171969A (ja)

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JPS6171969A (ja) 1986-04-12

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