JPH0536168Y2 - - Google Patents

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JPH0536168Y2
JPH0536168Y2 JP17202987U JP17202987U JPH0536168Y2 JP H0536168 Y2 JPH0536168 Y2 JP H0536168Y2 JP 17202987 U JP17202987 U JP 17202987U JP 17202987 U JP17202987 U JP 17202987U JP H0536168 Y2 JPH0536168 Y2 JP H0536168Y2
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JP
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core
probe
case
stopper member
differential transformer
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、差動変圧器に関し、特に、プローブ
に設けられたストツパ部材により、プローブの軸
方向における機械的ストローク量を確実に設定す
るための新規な改良に関する。
b 従来の技術 従来、用いられていたこの種の差動変圧器とし
ては、種々の構成が提案されているが、その中で
代表的な構成について述べると、ここではその従
来構成を示す文献名等を開示していないが、第4
図及び第5図にて示す本出願人が社内で製造して
いた構成を挙げることができる。
すなわち、まず、第4図で示す構成の場合、符
号1で示されるものは全体がほぼ円筒状をなすケ
ースであり、このケース1の後端1aには、輪状
円板1bが設けられている。
前記ケース1内には、ほぼ円筒状をなす固定巻
線2が設けられていると共に、この固定巻線2の
中心には軸方向に形成された案内孔2aが、この
固定巻線2を貫通して形成されている。
前記ケース1の前端1bには、孔3aを有する
蓋体3が取付けられており、この孔3aを貫通し
てプローブ4が軸方向に作動自在に設けられてい
る。
前記プローブ4の前記案内孔2aに位置する一
端4aにはコア5が一体的に取付けられていると
共に、このプローブ4の他端4bには接続部6が
取付けられている。
さらに、第4図で示す構成の場合、前記孔3a
の直径は前記コア5の直径よりも小さく構成さ
れ、コア5が蓋体3から抜けないように構成され
ている。
又、第5図に示す構成は、第4図で示す構成と
ほぼ同一構成であり、同一部分には同一符号を付
してその説明は省略するが、異なる部分は、孔3
aの径がコア5の直径よりもやや大径に構成され
ており、コア5がこの孔3aを介して出入自在に
構成されている。
従来の差動変圧器は、前述したように構成され
ており、以下に、その動作について説明する。
まず、接続部6を図示しない駆動手段に接続
し、この駆動手段によつて前記プローブ4を介し
てコア5を移動させると、コア5の位置に応じた
出力電圧値を得ることができる。
又、第4図の構成においては、孔3aの径がコ
ア5の径よりも小径であるため、コア5が左側に
移動し、コア5が蓋体3に当接することによりコ
ア5の移動が停止される。
従つて、蓋体3はコア5のストツパの作用を有
している。
c 考案が解決しようとする問題点 従来の差動変圧器は、以上のように構成されて
いるため、次のような問題点を有していた。
すなわち、第4図の構成の場合、コア5を左側
に移動させ、コア5の端部が蓋体3と当接した場
合、プローブ4がコア5から抜けることがあり、
接続部6とコア5間における機械的ストロークK
が一定とならず、重大な検出誤差となつていた。
又、第5図の構成の場合、コア5を左側に移動
させると、コア5の過送りを制限するためのスト
ツパがないため、第5図で示すように、コア5が
案内孔2aから抜け出ることがあり、差動変圧器
の取付及び交換作業時において、コア5が抜け落
ちることがあり、重大な損傷をきたすことがあつ
た。
本考案は、以上のような問題点を解決するため
になされたもので、特に、プローブに設けられた
ストツパ部材により、プローブの軸方向における
機械的ストローク量を確実に設定するようにした
差動変圧器を提供することを目的とする。
d 問題点を解決するための手段 本考案による差動変圧器は、ケース内に設けら
れた固定巻線により形成された案内孔内にコアを
移動自在に設けたものにおいて、前記ケースの前
端に設けられた蓋体と、前記蓋体に形成された長
孔と、前記コアに接続され前記長孔を貫通するプ
ローブと、前記長孔とコアとの間において前記プ
ローブに設けられたストツパ部材とを備え、前記
ストツパ部材は前記長孔を貫通して配設されてい
る構成である。
e 作用 本考案による差動変圧器においては、コアと蓋
体との間におけるプローブ上にストツパ部材が設
けられているため、コアが移動するための機械的
ストロークを正確に決めることができると共に、
ストツパ部材によりコアの抜け落ちを防止でき
る。
又、プローブ及びストツパ部材をケース内に挿
入する場合、ストツパ部材を蓋体の長孔を通過さ
せるため、ストツパ部材のプローブ上における位
置を前もつて正確に決めることができる。
f 実施例 以下、図面と共に本考案による差動変圧器の好
適な実施例について詳細に説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分については同一
符号を用いて説明する。
第1図から第3図は、本考案による差動変圧器
を示すもので、第1図は断面図、第2図は第1図
の要部のA−A線による断面図、第3図は第1図
の他の実施例を示す一部断面を有する側面図であ
る。
図において、符号1で示されるものは、全体が
ほぼ円筒状をなすケースであり、このケース1の
後端1aには、輪状円板1bが設けられている。
前記ケース1内には、ほぼ円筒状をなす固定巻
線2が設けられていると共に、この固定巻線2の
中心には、軸方向に形成された案内孔2aが、こ
の固定巻線2を貫通して形成されている。
前記ケース1の前端1bには、長孔3aを有す
る蓋体3が取付けられており、この長孔3aを貫
通してプローブ4が軸方向に作動自在に設けられ
ている。
前記プローブ4の前記案内孔2aに位置する一
端4aには、コア5が一体的に取付けられている
と共に、このプローブ4の他端4bには接続部6
が取付けられている。
前記蓋体3とコア5との間における前記プロー
ブ4上には、ストツパ部材7が固定して設けら
れ、このストツパ部材7と前記接続部6とによつ
て、コア5移動時における機械的ストロークkが
規定されている。
さらに、前記長孔3aは、第2図にて示される
ように形成されており、軸心位置から直径方向に
延びて形成されている。
従つて、前述の差動変圧器を組立てる場合、ま
ず、蓋体3をケース1に取付ける前に、所定位置
にストツパ部材7を取付け、接続部6を装着する
と共に、コア5のみを装着しない状態で、プロー
ブ4の一端4aから長孔3aを貫通させ、このプ
ローブ4を傾斜させてストツパ部材7を傾斜状態
で長孔3aを貫通させる。
次に、このプローブ4の一端4aにコア5をロ
ー付にて接着固定し、前記コア5を案内孔2a内
に挿入した後、蓋体3をケース1の前端1bに装
着することによつて、差動変圧器の組立が完了す
る。
尚、前述のストツパ7は、第2図に示されるよ
うに、ほぼだ円形をなす非真円形状よりなつてい
るため、プローブ4を傾斜させて斜め状態にする
ことにより、前記長孔3aを容易にくぐり抜ける
ことができる。
又、このストツパ7aの直径は、いずれの方向
においても、長孔3aの短径Dよりは大であるた
め、第1図のように組立てた後は、ストツパ7が
長孔3aの内側から飛び出ることはなく、コア5
の移動時における抜け止め作用を有している。
又、第3図に示す構成は、他の実施例を示すも
ので、蓋体3を断面コの字形に構成し、ケース1
の外周と係合させるようにしたものであり、第1
図と同一部分には同一符号を付し、その説明は重
複を避けるため省略した。
本考案による差動変圧器は、前述したように構
成されており、以下に、その動作について説明す
る。
まず、接続部6を図示しない駆動手段に接続
し、この駆動手段によつて前記プローブ4を介し
てコア5を移動させると、コア5の位置に応じた
出力電圧値を得ることができる。
又、機械的ストロークkがストツパ部材7にて
決められているため、コア5を左側に強く移動し
た場合においても、ストツパ部材7が蓋体3に当
接するため、プローブ4とコア5の分離は未然に
防止することができる。
又、差動変圧器の交換作業時等において、プロ
ーブ4及びコア5のケース1からの抜け落ちを防
止することができるものである。
尚、前述の長孔3a及びストツパ部材7の形状
は、一例を示したものであり、種々変形を加えた
場合においても、前述と同様の作用を得ることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は、本考案による差動変圧器
を示すもので、第1図は全体構成を示す断面図、
第2図は第1図のA−A線による断面図、第3図
は第1図の要部の他の実施例を示す側面図、第4
図及び第5図は従来の差動変圧器を示す断面図で
ある。 1はケース、1bは前端、2は固定巻線、2a
は案内孔、3は蓋体、4はプローブ、5はコア、
7はストツパ部材である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ケース1内に設けられた固定巻線2により形
    成された案内孔2a内にコア5を移動自在に設
    けた差動変圧器において、前記ケース1の前端
    1bに設けられた蓋体3と、前記蓋体3に形成
    された長孔3aと、前記コア5に接続され前記
    長孔3aを貫通するプローブ4と、前記長孔3
    aとコア5との間において前記プローブ4に設
    けられたストツパ部材7とを備え、前記ストツ
    パ部材7は前記長孔3aを貫通して配設されて
    いることを特徴とする差動変圧器。 (2) 前記ストツパ部材7は、非真円形状よりなる
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の差動変圧器。
JP17202987U 1987-11-12 1987-11-12 Expired - Lifetime JPH0536168Y2 (ja)

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JP17202987U JPH0536168Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12

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JP17202987U JPH0536168Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12

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JPH0177913U JPH0177913U (ja) 1989-05-25
JPH0536168Y2 true JPH0536168Y2 (ja) 1993-09-13

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IT1299902B1 (it) * 1998-03-13 2000-04-04 Marposs Spa Testa, apparecchiatura e metodo per il controllo di dimensioni lineari di pezzi meccanici.
JP2011133317A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Koyo Mach Ind Co Ltd 変位測定装置
JP2018001337A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 シチズン時計株式会社 工作機械

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