JPH0536115Y2 - - Google Patents

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JPH0536115Y2
JPH0536115Y2 JP1986116919U JP11691986U JPH0536115Y2 JP H0536115 Y2 JPH0536115 Y2 JP H0536115Y2 JP 1986116919 U JP1986116919 U JP 1986116919U JP 11691986 U JP11691986 U JP 11691986U JP H0536115 Y2 JPH0536115 Y2 JP H0536115Y2
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JP
Japan
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oil
gear shaft
side gear
insertion hole
plate
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JP1986116919U
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JPS6324450U (ja
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  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Retarders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車のデフケース潤滑油オイルバ
ツフルの固定装置に関するものである。
(従来技術) 従来自動車のトランスアクスルにおいては、ト
ランスミツシヨンケースに設けたサイドギヤシヤ
フト挿入孔にベアリングの外輪が挿入され、ベア
リングの一側にはそれぞれがリング状の位置決め
シム、オイルバツフルプレート及びオイルシール
が記載順に間隔をおいてサイドギヤシヤフト挿入
孔に油密に挿入され、ベアリングの内輪にはデフ
ケースが挿入され、デフケースにはサイドギヤシ
ヤフトが相対回転可能に挿入され、前記オイルバ
ツフルプレート及びオイルシールはサイドギヤシ
ヤフトをシールしており、オイルバツフルプレー
ト、トランスミツシヨンケース及びサイドギヤシ
ヤフトには相互に連通可能のオイル通路が半径方
向に設けられている。
(考案が解決しようとする課題) 然しこの従来の構成ではオイルシールとオイル
バツフルプレートとの間に隙間があるためオイル
バツフルプレートはサイドギヤシヤフトの軸方向
に移動できる状態にあり、オイルバツフルプレー
ト3に設けたオイル通路とトランスミツシヨンケ
ース及びサイドギヤシヤフトのそれぞれに設けた
オイル通路との整合性がなくなり、デフケース内
にトランスミツシヨンケース内からオイルが円滑
に供給されない恐れがあつた。なほ、本願の先行
技術資料として実公昭60−139528号公報がある。
この考案はオイルバツフルプレートを所定位置
に保持し、オイルバツフルプレートのオイル通路
がトランスミツシヨンケース及びサイドギヤシヤ
フトのオイル通路に対し常に整合する装置の提供
を課題とする。
(問題点を解決するための手段) 前記課題を解決するために、本考案のデフケー
ス潤滑油オイルバツフルの固定装置はつぎのよう
に構成されている。
すなわちトランスミツシヨンケースのサイドギ
ヤシヤフト挿入孔に対してデフケースがベアリン
グにより回転自在に支持されているとともに、同
じくこの挿入孔には前記デフケースに対しその回
転軸線上で相対回転可能に支持されたサイドギヤ
シヤフトが挿通され、また前記挿通孔内における
前記ベアリングの一側にはそれぞれがリング状の
位置決めシム、オイルバツフルプレート及びオイ
ルシールが組付けられ、このバツフルプレート及
びオイルシールはサイドギヤシヤフトをシールし
ているとともに、このバツフルプレートが前記ト
ランスミツシヨンケースとサイドギヤシヤフトと
のそれぞれのオイル通路を連通させるオイル通路
を備えている形式のものにおいて、前記オイルシ
ールのオイルバツフルプレートと対向する側の端
部に、このバツフルプレートを前記位置決めシム
に押しつける方向の弾性力をもつリング形状の弾
性部材が一体的に設けられている。
(作用) 上記の構成によりオイルバツフルプレートは弾
性部材により位置決めシムに常に押し付けられて
いるためその位置が一定し動くことがない。その
ためオイルバツフルプレートに設けたオイル通路
とトランスミツシヨンケース及びサイドギヤシヤ
フトのそれぞれに設けたオイル通路との整合性が
保持される。
(実施例の説明) 以下実施例を示す図面によりこの考案を説明す
る。第1図及び第2図においてトランスミツシヨ
ンケース2に設けたサイドギヤシヤフト挿入孔2
aにローラベアリング5の外輪5aが挿入され、
ローラベアリング5の左側(第1図において)に
はそれぞれがリング状の位置決めシム4、オイル
バツフルプレート3及びオイルシール7が記載順
に間隔をおいてサイドギヤシヤフト挿入孔2aに
油密に挿入されている。オイルシール7にはサイ
ドギヤシヤフト挿入孔2aに沿つてリング状の弾
性体6が一体状に取り付けられており、弾性体6
は弾性変形してオイルバツフルプレート3を常に
位置決めシム4に押圧している。ローラベアリン
グ5の内輪5bにはデフケース8が挿入され、デ
フケース8にはサイドギヤシヤフト1が相対回転
可能に挿入され、前記オイルバツフルプレート3
及びオイルシール7はサイドギヤシヤフト1の外
周面をシールしている。
第2図に示すようにトランスミツシヨンケース
2、オイルバツフルプレート3、サイドギヤシヤ
フト1にはそれぞれ半径方向のオイル通路9,1
0,11が相互に整合して設けられている。オイ
ル通路11はサイドギヤシヤフト1の中心孔1a
を介してデフケース8の内部に連通している。サ
イドギヤシヤフト1には同シヤフトとデフケース
8との接触面を潤滑するために中心孔1aからサ
イドギヤシヤフト1の外周面に達するオイル通路
12が設けられている。
上記の構成において、オイルバツフルプレート
3はオイルシール7に一体状に形成したリング状
の弾性体6により常に位置決めシム4に押圧され
ているのでその左右方向(サイドシヤフト1の軸
方向)の位置が安定している。このためオイルバ
ツフルプレート3内のオイル通路10はトランス
ミツシヨンケース2のオイル通路9及びサイドギ
ヤシヤフト2のオイル通路11と常に整合してい
る。従つてトランスミツシヨンケース2内のオイ
ルはオイル通路9,10,11及びサイドギヤシ
ヤフト1の中心孔1aを経てデフケース8内に円
滑に供給される。
なお前記オイルバツフルプレート3がトランス
ミツシヨンケース2と別体になつているのは、こ
のケース2の前記挿入孔2a内周に圧入されてい
る前記ローラベアリング5の外輪5aを取り外と
きに便利だからである。周知のように前記外輪5
aの取り外しにあたつては、まずサイドギヤシヤ
フト1及びオイルシール7が取り除かれた後の前
記挿入孔2aから前記オイルバツフルプレート3
を取り外す。この状態で挿入孔2aの外側(ケー
ス2側)に所定の工具をセツトし、この工具でロ
ーラベアリング5の外輪5aとケース2との間に
軸方向の力をかけて外輪5aを図面の右側へ押し
外す。オイルバツフルプレート3とトランスミツ
シヨンケース2とが一体に形成されていると、こ
のような取り外し作業は不可能となる。
(考案の効果) このように本考案は、オイルシールの圧入荷重
や圧入寸法に関係なく、このオイルシールと一体
的に設けられたリング状の弾性部材によりオイル
バツフルプレートがシム側に押しつけられるの
で、このバツフルプレートが安定して位置決めさ
れ、トランスミツシヨンケースとサイドギヤシヤ
フトとのオイル通路の連通状態が適正に保持され
るとともに、バツフルプレートに安価な樹脂材な
どを使用してもこのバツフルプレートの外周部分
からの油洩れが防止され、コストダウンを図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の縦断正面図を示
し、第2図はオイル通路の詳細図を示す。 1……サイドギヤシヤフト、2……トランスミ
ツシヨンケース、2a……サイドキヤシヤフト挿
入孔、3……オイルバツフルプレート、4……位
置決めシム、5……ローラベオリング(ベアリン
グ)、6……弾性部材、7……オイルシール、8
……デフケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランスミツシヨンケースのサイドギヤシヤフ
    ト挿入孔に対してデフケースがベアリングにより
    回転自在に支持されているとともに、同じくこの
    挿入孔には前記デフケースに対しその回転軸線上
    で相対回転可能に支持されたサイドギヤシヤフト
    が挿通され、また前記挿通孔内における前記ベア
    リングの一側にはそれぞれがリング状の位置決め
    シム、オイルバツフルプレート及びオイルシール
    が組付けられ、このバツフルプレート及びオイル
    シールはサイドギヤシヤフトをシールしていると
    ともに、このバツフルプレートが前記トランスミ
    ツシヨンケースとサイドギヤシヤフトとのそれぞ
    れのオイル通路を連通させるオイル通路を備えて
    いる形式のものにおいて、前記オイルシールのオ
    イルバツフルプレートと対向する側の端部に、こ
    のバツフルプレートを前記位置決めシムに押しつ
    ける方向の弾性力をもつリング形状の弾性部材が
    一体的に設けられていることを特徴とするデフケ
    ース潤滑油オイルバツフルの固定装置。
JP1986116919U 1986-07-30 1986-07-30 Expired - Lifetime JPH0536115Y2 (ja)

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