JPH0535809Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0535809Y2 JPH0535809Y2 JP9237787U JP9237787U JPH0535809Y2 JP H0535809 Y2 JPH0535809 Y2 JP H0535809Y2 JP 9237787 U JP9237787 U JP 9237787U JP 9237787 U JP9237787 U JP 9237787U JP H0535809 Y2 JPH0535809 Y2 JP H0535809Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- groove
- screw
- knob
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 claims description 14
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は、例えば口紅等の棒状化粧品繰出し容器
に係る。
に係る。
「従来の技術」
棒状化粧品繰出し容器としては、一般に主筒外
面に螺筒を回動可能に嵌合させると共に、主筒内
に嵌合させた棒状化粧品支持筒からピンを突出さ
せて、該ピンを主筒に縦設した縦割溝に挿通さ
せ、かつ該ピン先端を螺筒内面の螺溝内へ係合さ
せ、上記螺筒に対して主筒下部が形成する摘み筒
部を正逆両方向へ回すと、螺溝内をピンが押上げ
られ、又押下げられることで支持筒が上下動する
よう設けられている。
面に螺筒を回動可能に嵌合させると共に、主筒内
に嵌合させた棒状化粧品支持筒からピンを突出さ
せて、該ピンを主筒に縦設した縦割溝に挿通さ
せ、かつ該ピン先端を螺筒内面の螺溝内へ係合さ
せ、上記螺筒に対して主筒下部が形成する摘み筒
部を正逆両方向へ回すと、螺溝内をピンが押上げ
られ、又押下げられることで支持筒が上下動する
よう設けられている。
該従来のこの種容器は、摘み筒部を大外径とし
て、その上方の小外径部分へ螺筒を嵌合させてお
り、支持筒のピンは螺溝下端に達したとき停止す
るから、よつて支持筒は摘み筒部から起立する縦
割溝付き筒部内だけを上下動するものであつた。
て、その上方の小外径部分へ螺筒を嵌合させてお
り、支持筒のピンは螺溝下端に達したとき停止す
るから、よつて支持筒は摘み筒部から起立する縦
割溝付き筒部内だけを上下動するものであつた。
「考案が解決しようとする問題点」
従来のこの種繰出し容器において、容器下端部
の摘み筒部分と、棒状化粧品下降時において棒状
化粧品用支持筒が位置する摘み筒の直ぐ上方部分
とは、実際に消費される棒状化粧品の収納部とし
ては使用されていない。このため棒状化粧品の長
さに比べて容器体が長くなり過ぎる欠点があつ
た。
の摘み筒部分と、棒状化粧品下降時において棒状
化粧品用支持筒が位置する摘み筒の直ぐ上方部分
とは、実際に消費される棒状化粧品の収納部とし
ては使用されていない。このため棒状化粧品の長
さに比べて容器体が長くなり過ぎる欠点があつ
た。
本案は、上記摘み筒内へ支持筒が下降するよう
形成することにより、容器における上記棒状化粧
品収納部の長さを大きく形成することが出来るよ
うにしたものである。
形成することにより、容器における上記棒状化粧
品収納部の長さを大きく形成することが出来るよ
うにしたものである。
「問題点を解決するための手段」
下部を摘み筒部２に、かつ該筒部上方を嵌合筒
部３として、該嵌合筒部の左右両側に第１、第２
割溝４，５を縦設すると共に、その第１割溝を上
記摘み筒部内面へ深溝６として延長し、かつ第２
割溝上端を筒部上端へ開口した主筒１と、上記嵌
合筒部３外面へ回動可能に筒体を嵌合させ、該筒
体内面に少くとも二条の第１、第２螺溝９，１０
を穿設する螺筒８と、上記主筒内へ上下動可能に
筒部を嵌合させ、該筒部左右両外面上下の各一方
からピン１２，１３を突出して、上方ピン１２先
端を割溝を介して第２螺溝の下端部内へ、下方ピ
ン先端を上記深溝内へ、それぞれ係合させた棒状
化粧品支持筒１１とを有し、上記両螺溝のうち、
第１螺溝９はその下端を、上記螺筒に対する摘み
筒部２の回動により支持筒１１が上昇するとき、
下方ピン１３が深溝内から第１螺溝内へ移動可能
に螺筒下端へ開口させると共に、その上端を螺筒
上端部内面で閉塞させ、第２螺溝１０上端は螺筒
上端面へ開口させせた。
部３として、該嵌合筒部の左右両側に第１、第２
割溝４，５を縦設すると共に、その第１割溝を上
記摘み筒部内面へ深溝６として延長し、かつ第２
割溝上端を筒部上端へ開口した主筒１と、上記嵌
合筒部３外面へ回動可能に筒体を嵌合させ、該筒
体内面に少くとも二条の第１、第２螺溝９，１０
を穿設する螺筒８と、上記主筒内へ上下動可能に
筒部を嵌合させ、該筒部左右両外面上下の各一方
からピン１２，１３を突出して、上方ピン１２先
端を割溝を介して第２螺溝の下端部内へ、下方ピ
ン先端を上記深溝内へ、それぞれ係合させた棒状
化粧品支持筒１１とを有し、上記両螺溝のうち、
第１螺溝９はその下端を、上記螺筒に対する摘み
筒部２の回動により支持筒１１が上昇するとき、
下方ピン１３が深溝内から第１螺溝内へ移動可能
に螺筒下端へ開口させると共に、その上端を螺筒
上端部内面で閉塞させ、第２螺溝１０上端は螺筒
上端面へ開口させせた。
「作用」
第１図の状態で、支持筒１１下半は摘み筒部２
内まで下降している。該状態から螺筒８に対して
摘み筒部２を回すと、図右方の上方ピン１２は係
合する第２螺溝１０内を、又下方ピン１３は支持
筒が主筒１に対し上昇することで深溝６内を上昇
した後、第１螺溝９内へ移つてそのまゝ上昇す
る。第２螺溝１０上端は螺筒上面へ開口させてあ
るため二点鎖線が示すように上方ピン１２は螺筒
上方へ離脱するが、第１螺溝９上端は閉塞させて
あるため、下方ピン１３はその閉塞端部で停止す
る。該状態から摘み筒部を逆方向へ回すことで支
持筒１１は再び図示の位置に戻る。
内まで下降している。該状態から螺筒８に対して
摘み筒部２を回すと、図右方の上方ピン１２は係
合する第２螺溝１０内を、又下方ピン１３は支持
筒が主筒１に対し上昇することで深溝６内を上昇
した後、第１螺溝９内へ移つてそのまゝ上昇す
る。第２螺溝１０上端は螺筒上面へ開口させてあ
るため二点鎖線が示すように上方ピン１２は螺筒
上方へ離脱するが、第１螺溝９上端は閉塞させて
あるため、下方ピン１３はその閉塞端部で停止す
る。該状態から摘み筒部を逆方向へ回すことで支
持筒１１は再び図示の位置に戻る。
「実施例」
本案容器は、主筒と螺筒と棒状化粧品用支持筒
とを有する。
とを有する。
主筒１は、筒部の下部を大外径の摘み筒部２
に、該摘み筒部よりも上方筒部分を嵌合筒部３と
し、該嵌合筒部の左右両側に第１、第２割溝４，
５を縦設している。又その第１割溝４を摘み筒部
内面へ深溝６として延長させている。第２割溝５
上端は筒部上端へ開口させる。筒部上端外面には
係合突条７が周設してある。
に、該摘み筒部よりも上方筒部分を嵌合筒部３と
し、該嵌合筒部の左右両側に第１、第２割溝４，
５を縦設している。又その第１割溝４を摘み筒部
内面へ深溝６として延長させている。第２割溝５
上端は筒部上端へ開口させる。筒部上端外面には
係合突条７が周設してある。
螺筒８は、上記嵌合筒部外面へ回動可能に嵌合
させる。該螺筒はその内面に少くとも二条の、第
１、第２螺溝９，１０を有する。これ等螺溝の位
置については後述する。第１螺溝は下端を螺筒下
端に開口すると共に上端を螺筒の上端部内面で閉
塞し、又第２螺溝１０は、螺筒上端へ開口する。
螺筒の上端部内面はその下方との間に上向き段部
を設けて大内径とし、その上向き段部に既述係合
突条７を係合させて、嵌合筒部からの螺筒の抜出
しを防止している。
させる。該螺筒はその内面に少くとも二条の、第
１、第２螺溝９，１０を有する。これ等螺溝の位
置については後述する。第１螺溝は下端を螺筒下
端に開口すると共に上端を螺筒の上端部内面で閉
塞し、又第２螺溝１０は、螺筒上端へ開口する。
螺筒の上端部内面はその下方との間に上向き段部
を設けて大内径とし、その上向き段部に既述係合
突条７を係合させて、嵌合筒部からの螺筒の抜出
しを防止している。
棒状化粧品用の支持筒１１は、既述主筒内へ上
下動可能に嵌合させた筒部の左右両外面上下の各
一方から、ピン１２，１３を突出し、その上方ピ
ン１２は第２割溝５を通つてその先端を第２螺溝
１０下端内へ、又下方ピン１３は深溝６内へ、そ
れぞれ係合させている。該下方ピン先端は、螺筒
８に対して摘み筒部２を正方向へ回すことで支持
筒１１が上昇したとき、深溝６内から第１螺溝９
内へ移動可能に設けておく。又下方ピン先端が第
１螺溝上端へ達したとき、上方ピン１２は第１図
が二点鎖線が示すように螺筒上方へ離脱するよう
設けておく。
下動可能に嵌合させた筒部の左右両外面上下の各
一方から、ピン１２，１３を突出し、その上方ピ
ン１２は第２割溝５を通つてその先端を第２螺溝
１０下端内へ、又下方ピン１３は深溝６内へ、そ
れぞれ係合させている。該下方ピン先端は、螺筒
８に対して摘み筒部２を正方向へ回すことで支持
筒１１が上昇したとき、深溝６内から第１螺溝９
内へ移動可能に設けておく。又下方ピン先端が第
１螺溝上端へ達したとき、上方ピン１２は第１図
が二点鎖線が示すように螺筒上方へ離脱するよう
設けておく。
尚既述の第１割溝４、深溝６、第１螺溝９は巾
広に、かつ下方ピン１３は大径とし、又第２割溝
５、第２螺溝１０は巾狭に、かつ上方ピン１２は
小径として、各ピンと割溝および螺溝等とが誤つ
て嵌合されないよう設けている。
広に、かつ下方ピン１３は大径とし、又第２割溝
５、第２螺溝１０は巾狭に、かつ上方ピン１２は
小径として、各ピンと割溝および螺溝等とが誤つ
て嵌合されないよう設けている。
「考案の効果」
本案は既述構成としたから、支持筒１１を下限
まで下降させた状態で、該支持筒の上方ピンより
も下方部分は摘み筒部２内へ入ることとなり、よ
つて従来に比べて実際に使用される棒状化粧品収
納部の長さを大とすることが出来、従来品に比べ
て容器をコンパクトに形成することが出来る。
まで下降させた状態で、該支持筒の上方ピンより
も下方部分は摘み筒部２内へ入ることとなり、よ
つて従来に比べて実際に使用される棒状化粧品収
納部の長さを大とすることが出来、従来品に比べ
て容器をコンパクトに形成することが出来る。
第１図は本案容器の断面図、第２図はその容器
の分解図である。 １……主筒、８……螺筒、１１……支持筒。
の分解図である。 １……主筒、８……螺筒、１１……支持筒。
Claims (1)
- 下部を摘み筒部２に、かつ該筒部上方を嵌合筒
部３として、該嵌合筒部の左右両側に第１、第２
割溝４，５を縦設すると共に、その第１割溝を上
記摘み筒部内面へ深溝６として延長し、かつ第２
割溝上端を筒部上端へ開口した主筒１と、上記嵌
合筒部３外面へ回動可能に筒体を嵌合させ、該筒
体内面に少くとも二条の第１、第２螺溝９，１０
を穿設する螺筒８と、上記主筒内へ上下動可能に
筒部を嵌合させ、該筒部左右両外面上下の各一方
からピン１２，１３を突出して、上方ピン１２先
端を割溝を介して第２螺溝の下端部内へ、下方ピ
ン先端を上記深溝内へ、それぞれ係合させた棒状
化粧品支持筒１１とを有し、上記両螺溝のうち、
第１螺溝９はその下端を、上記螺筒に対する摘み
筒部２の回動により支持筒１１が上昇するとき、
下方ピン１３が深溝内から第１螺溝内へ移動可能
に螺筒下端へ開口させると共に、その上端を螺筒
上端部内面で閉塞させ、第２螺溝１０上端は螺筒
上端面へ開口させたことを特徴とする棒状化粧品
繰出し容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9237787U JPH0535809Y2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9237787U JPH0535809Y2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63202213U JPS63202213U (ja) | 1988-12-27 |
| JPH0535809Y2 true JPH0535809Y2 (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=30954032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9237787U Expired - Lifetime JPH0535809Y2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0535809Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4739789B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2011-08-03 | 株式会社コーセー | スティック状化粧料用容器 |
-
1987
- 1987-06-16 JP JP9237787U patent/JPH0535809Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63202213U (ja) | 1988-12-27 |