JPH0535786U - チーズ用包装材 - Google Patents

チーズ用包装材

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JPH0535786U
JPH0535786U JP10487391U JP10487391U JPH0535786U JP H0535786 U JPH0535786 U JP H0535786U JP 10487391 U JP10487391 U JP 10487391U JP 10487391 U JP10487391 U JP 10487391U JP H0535786 U JPH0535786 U JP H0535786U
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JP
Japan
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sealant
cheese
film
packaging material
heat
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JP10487391U
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健夫 肥田
勁 丸山
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六甲バター株式会社
京阪セロフアン株式会社
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラミネートフイルムの両面の任意の位置に低
温シール性のシーラントを部分的にコーティングするこ
とで、密封に必要な部分のみが熱溶着できる。 【構成】 合成樹脂製フイルムの基材にヒートシール性
のフイルムを全面にラミネートしてラミネートフイルム
とし、該ラミネートフイルムの両面の任意の位置に低温
シール性のシーラントを部分的にコーティングしてなる
チーズ用包装材。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、合成樹脂製フイルムを基材としたラミネートフイルムの両面の任 意の位置に低温シール性のシーラントを部分的にコーティングすることで、密封 に必要な部分のみが熱溶着できるチーズ用包装材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、チーズ用包装材としては、基材にワックスをコートしたＫコートセロ ファン紙又は、基材に低温シール性のシーラントをラミネートしたもの等が提案 されている。
【０００３】 しかしながら、このような従来の包装材特にセロファンを基材にしたもので は強度が弱く、内容量の多い物には適さないものであった。又、基材全面にシー ラントがコーティング又は、ラミネートされており、内容物の熱又は油分がラミ ネート部を浸透し、接着部又は接着層に作用してデラミ（張り合わせたフイルム が接着部から剥がれてしまうこと。）が生じる等の危険性があった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記したごとき状況に鑑みなされたものであって、特に、内容量 の多い製品に適したチーズ用包装材を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、合成樹脂製フイルムの基材に ヒートシール性のフイルムを全面にラミネートしてラミネートフイルムとし、該 ラミネートフイルムの両面の任意の位置に低温シール性のシーラントを部分的に コーティングしてなるチーズ用包装材である。
【０００６】
【作用】 本考案のチーズ用包装材にあっては、ラミネートフイルムの両面の任意の位 置に低温シール性のシーラントが部分的ににコーティングされているため、熱溶 着（ヒートシール）により製袋、密封に必要な部分だけが選択的にシールされる 。
【０００７】
【実施例】
１は基材であって、合成樹脂製フイルムからなっている。該フイルムは特に 限定するものではないが、例えば、ＰＥＴ（ポリエステル）又はＯＮ（２軸延伸 ナイロン）が最適である。 ２はヒートシール性のシーラントで通常使用されているオレフィン系フイル ム等で基材の裏面全面にラミネートする。 ３は低温シール性のシーラントでラミネートフイルムの裏面の任意の位置及 び表面の任意の位置（例えば図示のように裏面では５カ所、表面で１カ所）にコ ーティングする。 以上のような包装材を用い、該包装材を二つ折にして両サイドをヒートシー ルすると共に折り目の近いところに空気孔を設けて包装袋詰体とする。 該空気孔は、該包装袋詰体をリテーナーまたは成型機能を保持した段ボール 箱に装着するときに、該包装袋詰体の底面と該段ボール箱の間隙から空気を排出 することにより、該包装袋詰体を該段ボール箱に装着し易くするのに役立つ。 次に、該包装袋詰体を開拡し、リテーナーまたは成型機能を保持した段ボー ル箱に装着して該開拡包装袋詰体に溶融チーズを充填する。 溶融チーズが充填されると該包装袋詰体の底面中折込部（ガゼット）に位置 した空気孔は溶融チーズの熱によりコート材が溶融して該中折込部が溶着すると 同時に該空気孔を閉塞する。 次に、該包装袋詰体の包装材の表面の一方のシーラント部を内側にし、他方 を上にして折り返し重合することにより熱融着してチーズを密封する。
【０００８】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のチーズ用包装材によれば、従来の包装材より強 度が優れているため、内容量の多い例えば５〜３０ｋｇの溶融チーズの充填包装 ができ、しかも、密封包装ができるため、カビ発生の防止等優れた効果がある。
【０００９】
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）、（ｂ）は本考案の包装材の平面図、
（ｃ）は断面図である。
【図２】（ａ）、（ｂ）は従来の包装材の平面図、
（ｃ）は断面図である。
【図３】本考案の包装材を使用した工程説明図である。
【符号の説明】
１ 基材 ２ ヒートシール性のフイルム ３ 低温シール性のシーラント

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 合成樹脂製フイルムの基材にヒートシー
    ル性のフイルムを全面にラミネートしてラミネートフイ
    ルムとし、該ラミネートフイルムの両面の任意の位置に
    低温シール性のシーラントを部分的にコーティングして
    なるチーズ用包装材。
JP1991104873U 1991-10-19 1991-10-19 チーズ用包装材 Expired - Lifetime JP2563913Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234621A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Morinaga Milk Ind Co Ltd ホット充填包装方法とその包装体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62212483A (ja) * 1986-03-13 1987-09-18 Reader:Kk 熱封緘蓋材
JPS6367473A (ja) * 1986-09-08 1988-03-26 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 調圧アンロ−ド弁

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