JPH01199847A - 紙複合容器 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は封筒貼り方式により形成される紙複合容器に関
し、特に最内層がヒートシール性を有するポリエステル
樹脂層で最外層がポリオレフィン系樹脂層からなる積層
材により構成され、貼り合わせ部が強固に接着された保
谷性紙複合容器に関する。
し、特に最内層がヒートシール性を有するポリエステル
樹脂層で最外層がポリオレフィン系樹脂層からなる積層
材により構成され、貼り合わせ部が強固に接着された保
谷性紙複合容器に関する。
各種液状の飲食品や茶菓、香辛料等を収容する容器の胴
部、底材、蓋材をはじめ包装袋等に使用される従来の積
層材は、その両表面層がポリオレフィン系樹脂層で構成
されており、これらのポリオレフィン系樹脂層による熱
接着性を利用して各種形状の容器や包装袋に形成されて
いる。
部、底材、蓋材をはじめ包装袋等に使用される従来の積
層材は、その両表面層がポリオレフィン系樹脂層で構成
されており、これらのポリオレフィン系樹脂層による熱
接着性を利用して各種形状の容器や包装袋に形成されて
いる。
ところが両表面層がポリオレフィン系樹脂層で構成され
ている前記従来の積層材を、例えば、容器胴部、容器底
材、容器蓋材等として使用すると次のような問題がある
ことがわかった。すなわち、ポリオレフィン系樹脂層の
形成時や該積層材による容器や包装袋の形成時に、ポリ
オレフィン系樹脂が熱分解を受けて脂肪族炭化水素等の
揮発性成分を発生し、この揮発性成分が容器や包装袋内
に収容されている内容物内に移行する結果、内容物に変
味や異臭が発生する。また前記積層材におけるポリオレ
フィン系樹脂層は内容物中の着香成分を吸着し易かった
りあるいは透過し易かったりするため、内容物の風味が
失われるという欠点をも有する。
ている前記従来の積層材を、例えば、容器胴部、容器底
材、容器蓋材等として使用すると次のような問題がある
ことがわかった。すなわち、ポリオレフィン系樹脂層の
形成時や該積層材による容器や包装袋の形成時に、ポリ
オレフィン系樹脂が熱分解を受けて脂肪族炭化水素等の
揮発性成分を発生し、この揮発性成分が容器や包装袋内
に収容されている内容物内に移行する結果、内容物に変
味や異臭が発生する。また前記積層材におけるポリオレ
フィン系樹脂層は内容物中の着香成分を吸着し易かった
りあるいは透過し易かったりするため、内容物の風味が
失われるという欠点をも有する。
そこでポリオレフィン系樹脂層の有する前述の欠点を解
消するために、揮発性物質の発生が少なく、しかも保香
性の良好なヒートシール性を有するポリエステル樹脂層
を内外層に設けた積層材を使用することが考えられる。
消するために、揮発性物質の発生が少なく、しかも保香
性の良好なヒートシール性を有するポリエステル樹脂層
を内外層に設けた積層材を使用することが考えられる。
しかしながら、積層材の両面ともヒートシール性を有す
るポリエステル樹脂層とするとコスト高になる。また表
面層をポリオレフィン系樹脂層からポリエステル樹脂層
に変えることに伴い、紙複合容器の表面印刷用のインキ
その他の加工条件を変更しなければならないという問題
もある。そこで、最内層だけヒートシール性を有するポ
リエステル樹脂層からなる積層材を用いて容器を形成す
ることが考えられるが、この場合、第６図に示すように
、積層材１の両端部２，２′を重ね合わせて接着しよう
とすると、紙複合基材３の内層を形成するヒートシール
性ポリエステル樹脂層４と外層を形成するポリオレフィ
ン系樹脂層５とを接合しなければならない。しかしなが
ら、かかる両者の接着性は一般に良好でない。そのため
、両者を接着させるのに特殊な接着剤が必要となる。
るポリエステル樹脂層とするとコスト高になる。また表
面層をポリオレフィン系樹脂層からポリエステル樹脂層
に変えることに伴い、紙複合容器の表面印刷用のインキ
その他の加工条件を変更しなければならないという問題
もある。そこで、最内層だけヒートシール性を有するポ
リエステル樹脂層からなる積層材を用いて容器を形成す
ることが考えられるが、この場合、第６図に示すように
、積層材１の両端部２，２′を重ね合わせて接着しよう
とすると、紙複合基材３の内層を形成するヒートシール
性ポリエステル樹脂層４と外層を形成するポリオレフィ
ン系樹脂層５とを接合しなければならない。しかしなが
ら、かかる両者の接着性は一般に良好でない。そのため
、両者を接着させるのに特殊な接着剤が必要となる。
しかしながら、このような特殊な接着剤を使用して貼り
合わせ部の接着を行うと、接着工程が複雑化し、コスト
高になってしまう。
合わせ部の接着を行うと、接着工程が複雑化し、コスト
高になってしまう。
従って、本発明の目的は、貼り合わせ部の接着に特殊な
接着剤を使用することなく、最内層のポリエステル樹脂
層のヒートシール性を利用して、安価に強固な接着を得
ることのできる、最内層がヒートシール性を有するポリ
エステル樹脂層からなり、最外層がポリオレフィン系樹
脂層からなる紙複合容器を提供することを目的とする。
接着剤を使用することなく、最内層のポリエステル樹脂
層のヒートシール性を利用して、安価に強固な接着を得
ることのできる、最内層がヒートシール性を有するポリ
エステル樹脂層からなり、最外層がポリオレフィン系樹
脂層からなる紙複合容器を提供することを目的とする。
上記問題点に鑑み鋭意研究の結果、本発明者は積層材の
ポリオレフィン系樹脂層とヒートシール性を有するポリ
エステル樹脂層とが接合される貼り合わせ部において、
内側に位置する積層材端部を、その末端が外側に位置す
る積層材端部の末端と実質的に合致するまで、十分な幅
をもって２つに折り重ね、ヒートシール性を有するポリ
エステル樹脂層面同志を重ねてヒートシールすることに
より、紙複合容器が簡単に形成できることを発見し、本
発明に想到した。
ポリオレフィン系樹脂層とヒートシール性を有するポリ
エステル樹脂層とが接合される貼り合わせ部において、
内側に位置する積層材端部を、その末端が外側に位置す
る積層材端部の末端と実質的に合致するまで、十分な幅
をもって２つに折り重ね、ヒートシール性を有するポリ
エステル樹脂層面同志を重ねてヒートシールすることに
より、紙複合容器が簡単に形成できることを発見し、本
発明に想到した。
すなわち、本発明の紙複合容器は最内層がヒートシール
性を有するポリエステル樹脂層で最外層がポリオレフィ
ン系樹脂層である積層材からなり、前記積層材の貼り合
わせ部が、内側に位置する積層材端部を２つに折り重ね
、その末端を外側に位置する積層材端部の末端と実質的
に合致させて熱接着することにより構成されていること
を特徴とする。
性を有するポリエステル樹脂層で最外層がポリオレフィ
ン系樹脂層である積層材からなり、前記積層材の貼り合
わせ部が、内側に位置する積層材端部を２つに折り重ね
、その末端を外側に位置する積層材端部の末端と実質的
に合致させて熱接着することにより構成されていること
を特徴とする。
本発明の紙複合容器は、第１図に例示するように、最内
層をヒートシール性ポリエステル樹脂層４で、また最外
層をポリオレフィン系樹脂層５で形成した積層材１によ
り構成されている。なお、３は紙複合基材である。
層をヒートシール性ポリエステル樹脂層４で、また最外
層をポリオレフィン系樹脂層５で形成した積層材１によ
り構成されている。なお、３は紙複合基材である。
本発明において、紙複合容器を構成するヒートシール性
を有するポリエステル樹脂層としては軟化点が６０〜２
４０ ℃程度の熱可塑性ポリエステル樹脂を用い、好ま
しくはポリエチレンテレフタレート（軟化点８０℃）等
である。高結晶状態のポリエステルは一般に軟化点が高
いため好ましくなく、低結晶状態のポリエステル又は非
結晶性ポリエステルが好ましい。ポリエステル樹脂層は
積層材のヒートシールによる密封とともに、内容物の滲
出、漏洩を防止する機能を有するもので、厚さは一般に
３〜１５０ μｍである。またポリオレフィン系樹脂層
は積層材の表面に耐水性等を付与するもので、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等を使用することができ、厚さは
一般に３〜１５０ μｍ程度である。
を有するポリエステル樹脂層としては軟化点が６０〜２
４０ ℃程度の熱可塑性ポリエステル樹脂を用い、好ま
しくはポリエチレンテレフタレート（軟化点８０℃）等
である。高結晶状態のポリエステルは一般に軟化点が高
いため好ましくなく、低結晶状態のポリエステル又は非
結晶性ポリエステルが好ましい。ポリエステル樹脂層は
積層材のヒートシールによる密封とともに、内容物の滲
出、漏洩を防止する機能を有するもので、厚さは一般に
３〜１５０ μｍである。またポリオレフィン系樹脂層
は積層材の表面に耐水性等を付与するもので、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等を使用することができ、厚さは
一般に３〜１５０ μｍ程度である。
紙複合基材としては容器の形状・サイズに応じた厚さを
有する板紙を使用し、必要に応じアルミニウム箔を貼付
しである。紙複合基材の厚さは一般に４０〜１０００μ
ｍである。
有する板紙を使用し、必要に応じアルミニウム箔を貼付
しである。紙複合基材の厚さは一般に４０〜１０００μ
ｍである。
また、本発明の紙複合容器を構成するポリオレフィン系
樹脂層としては、従来から通常に用いられているポリエ
チレン又はエチレンと他のα−オレフィン、酢酸ビニル
、アクリル酸等との共重合体等が用いられる。
樹脂層としては、従来から通常に用いられているポリエ
チレン又はエチレンと他のα−オレフィン、酢酸ビニル
、アクリル酸等との共重合体等が用いられる。
さらに、本発明の紙複合容器においては、第１図に示す
ように、積層材１の両端部２，２′の貼り合わせ部が、
内側に位置する積層材端部２′を２つに折り重ね、その
末端Ｅ′を外側に位置する積層材端部２の末端Ｅと実質
的に合致させて熱接着することにより構成されている。
ように、積層材１の両端部２，２′の貼り合わせ部が、
内側に位置する積層材端部２′を２つに折り重ね、その
末端Ｅ′を外側に位置する積層材端部２の末端Ｅと実質
的に合致させて熱接着することにより構成されている。
このように構成することによって、最内層を形成するヒ
ートシール性ポリエステル樹脂層４同志を重ね合わせて
、特殊な接着剤を使用することなく熱接着せさることが
できるようになる。しかも、内側に位置する積層材端部
２′の末端Ｅ′を外側に位置する積層材端部２の末端Ｅ
と実質的に合致させているので、第７図に示すように、
外側に位置する積層材端部２が、一部熱接着されないよ
うな状態になることがなく、極めて強固な接着力を得る
ことができる。
ートシール性ポリエステル樹脂層４同志を重ね合わせて
、特殊な接着剤を使用することなく熱接着せさることが
できるようになる。しかも、内側に位置する積層材端部
２′の末端Ｅ′を外側に位置する積層材端部２の末端Ｅ
と実質的に合致させているので、第７図に示すように、
外側に位置する積層材端部２が、一部熱接着されないよ
うな状態になることがなく、極めて強固な接着力を得る
ことができる。
なお、ヒートシール性ポリエステル樹脂層同志の熱接着
は、通常のヒートシールにより行うことができ、一般に
８０〜２４０ ℃の温度で行う。
は、通常のヒートシールにより行うことができ、一般に
８０〜２４０ ℃の温度で行う。
第２図〜第５図は本発明の一実施例による紙複合容器を
示す断面図である。
示す断面図である。
各図において、紙複合容器を形成する積層材１は最内層
がヒートシール性を有するポリエステル樹脂層４、最外
層がポリオレフィン系樹脂層５であり、中間層が紙複合
基材３からなり、積層材１の両端部２．２′の貼り合わ
せ部が、内側に位置する積層材端部２′を２つに折り重
ね、その末端Ｅ′を外側に位置する積層材端部２の末端
Ｅと実質的に合致させて熱接着している。第２図及び第
３図は角筒型の容器の例を、また第４図及び第５図は先
筒型の容器の例を示す。ま、た第２図及び第４図は、紙
複合基材３として、坪量が５０〜５００ｇ ／ｍ″程度
の比較的薄いものを使用した場合の例を示すものであり
、内側に位置する積層材端部２′を、単にそのまま２つ
に折り曲げて成形している。これに対して、第３図及び
第５図は、紙複合基材３として、坪量が１００〜８００
ｇ／ｍ″程度の比較的厚いものを使用した場合の例を示
すもので、内側に位置する積層材端部２′を２つに折り
曲げた際に重なり合う部分６のポリオレフィン系樹脂層
５及び、場合によってはさらに紙複合基材３の一部を削
り取り、成形している。これによって、貼り合わせ部の
盛り上がりを少なくしている。
がヒートシール性を有するポリエステル樹脂層４、最外
層がポリオレフィン系樹脂層５であり、中間層が紙複合
基材３からなり、積層材１の両端部２．２′の貼り合わ
せ部が、内側に位置する積層材端部２′を２つに折り重
ね、その末端Ｅ′を外側に位置する積層材端部２の末端
Ｅと実質的に合致させて熱接着している。第２図及び第
３図は角筒型の容器の例を、また第４図及び第５図は先
筒型の容器の例を示す。ま、た第２図及び第４図は、紙
複合基材３として、坪量が５０〜５００ｇ ／ｍ″程度
の比較的薄いものを使用した場合の例を示すものであり
、内側に位置する積層材端部２′を、単にそのまま２つ
に折り曲げて成形している。これに対して、第３図及び
第５図は、紙複合基材３として、坪量が１００〜８００
ｇ／ｍ″程度の比較的厚いものを使用した場合の例を示
すもので、内側に位置する積層材端部２′を２つに折り
曲げた際に重なり合う部分６のポリオレフィン系樹脂層
５及び、場合によってはさらに紙複合基材３の一部を削
り取り、成形している。これによって、貼り合わせ部の
盛り上がりを少なくしている。
本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例１
積層材を最外層から順に下記の構成となるようにして形
成した。
成した。
（１）厚さ３０μｍのポリオレフィン系樹脂層−「ミラ
ソン１６ＰＪ（三井石油化学工業■製）（２）坪量４０
０ｇ／ｍ″の耐熱紙 （３）厚さ１５μｍのアイオノマー樹脂層−「ハイミラ
ン１６５２Ｊ （三井デニボンボリケミカル側製） （４）厚す９μｍのアルミニウム箔 （５）厚さ１２μｍの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム （６）厚さ６０μｍの下記構成の三層共押出しフィル
ム （ａ） 厚さ３０μｍのエチレン−α−オレフィン共重
合体層−「ウルトゼックス１５２０ＬＪ（三井石油化学
工業■製） （ｂ）厚さ１０μｍの接着性ポリオレフィン樹脂層−「
アトマーＡＴ４６９ＣＪ （三井石油化学工業■製） （Ｃ）厚さ２０μｍの線状飽和ポリエステル樹脂層−ｒ
ＰＥＴＧ ６７６３Ｊ （イーストマンコダック社製） このようにして、最内層がヒートシール性を有するポリ
エステル樹脂層となる。
ソン１６ＰＪ（三井石油化学工業■製）（２）坪量４０
０ｇ／ｍ″の耐熱紙 （３）厚さ１５μｍのアイオノマー樹脂層−「ハイミラ
ン１６５２Ｊ （三井デニボンボリケミカル側製） （４）厚す９μｍのアルミニウム箔 （５）厚さ１２μｍの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム （６）厚さ６０μｍの下記構成の三層共押出しフィル
ム （ａ） 厚さ３０μｍのエチレン−α−オレフィン共重
合体層−「ウルトゼックス１５２０ＬＪ（三井石油化学
工業■製） （ｂ）厚さ１０μｍの接着性ポリオレフィン樹脂層−「
アトマーＡＴ４６９ＣＪ （三井石油化学工業■製） （Ｃ）厚さ２０μｍの線状飽和ポリエステル樹脂層−ｒ
ＰＥＴＧ ６７６３Ｊ （イーストマンコダック社製） このようにして、最内層がヒートシール性を有するポリ
エステル樹脂層となる。
上記構成の積層材において、第５図に示すように、貼り
合わせ部の内側に位置する積層材端部のポリオレフィン
系樹脂層及び耐熱紙の一部を、幅３ ｃｍにわたって削
り取り、幅１．５ＣＩＩ＋のところで、削り取った部分
を重ね合わせて２つ折りにした。
合わせ部の内側に位置する積層材端部のポリオレフィン
系樹脂層及び耐熱紙の一部を、幅３ ｃｍにわたって削
り取り、幅１．５ＣＩＩ＋のところで、削り取った部分
を重ね合わせて２つ折りにした。
次いで内側に位置する積層材端部の末端と外側に位置す
る積層材端部の末端とが実質的に合致するように積層材
の両端部を重ね合わせ、表面温度が２００℃になるよう
に加熱した後で圧着し、ヒートシールした。
る積層材端部の末端とが実質的に合致するように積層材
の両端部を重ね合わせ、表面温度が２００℃になるよう
に加熱した後で圧着し、ヒートシールした。
このようにして得られた紙複合容器の貼り合せ強度は３
．０ ｋｇ ／ ｍ’と大きかった。
．０ ｋｇ ／ ｍ’と大きかった。
以上の通り本発明の紙複合容器は内側にヒートシール性
を有するポリエステル樹脂層を有する積層材を用い、内
側に位置する積層材端部を２つに折り重ね、その末端を
外側に位置する積層材端部の末端と実質的に合致させ、
ポリエステル樹脂層同志を熱接着させて貼り合わせてい
るため、特殊な接着剤を使用することなく、安価に、強
固な貼り合わせを行うことができる。
を有するポリエステル樹脂層を有する積層材を用い、内
側に位置する積層材端部を２つに折り重ね、その末端を
外側に位置する積層材端部の末端と実質的に合致させ、
ポリエステル樹脂層同志を熱接着させて貼り合わせてい
るため、特殊な接着剤を使用することなく、安価に、強
固な貼り合わせを行うことができる。
また紙複合容器の最内層をヒートシール性を有するポリ
エステル樹脂層にすることにより、ポリオレフィン樹脂
で構成された従来の紙複合容器のように内容物に変味や
異臭が発生するという弊害が解消された。
エステル樹脂層にすることにより、ポリオレフィン樹脂
で構成された従来の紙複合容器のように内容物に変味や
異臭が発生するという弊害が解消された。
また形成時に封筒貼り部分を有する紙複合容器の最外層
は従来のポリオレフィン系樹脂を使用する為、最外層に
オフセット印刷する際のインキの変更等の必要がない。
は従来のポリオレフィン系樹脂を使用する為、最外層に
オフセット印刷する際のインキの変更等の必要がない。
さらに、最外層もヒートシール性を有するポリエステル
樹脂層にするより、最内層のみをヒートシール性を有す
るポリエステル樹脂層にする方が、ポリエステル樹脂の
使用量が少なくてすみ、また従来の成形、加工、印刷方
法等の変更も少なくてよいので、コストが低減できる。
樹脂層にするより、最内層のみをヒートシール性を有す
るポリエステル樹脂層にする方が、ポリエステル樹脂の
使用量が少なくてすみ、また従来の成形、加工、印刷方
法等の変更も少なくてよいので、コストが低減できる。
本発明はブリックタイプの紙複合容器、ゲーベルトップ
型の紙複合容器、筒状の紙複合容器等に適用することが
できる。
型の紙複合容器、筒状の紙複合容器等に適用することが
できる。
第１図は本発明の一実施例による紙複合容器の貼り合わ
せ部を示す断面図であり、 第２図〜第５図は本発明の他の実施例を示す断面図であ
り、 第６図及び第７図は従来の紙複合容器の貼り合わせ部の
例を示す断面図である。 １・・・積層材 ２．２′・・・積層材端部 ３・・・紙複合基材 ４・・・ヒートシール性を有するポリエステル樹脂層 ５・・・ポリオレフィン系樹脂層 Ｅ、Ｅ’・・・積層材端部末端
せ部を示す断面図であり、 第２図〜第５図は本発明の他の実施例を示す断面図であ
り、 第６図及び第７図は従来の紙複合容器の貼り合わせ部の
例を示す断面図である。 １・・・積層材 ２．２′・・・積層材端部 ３・・・紙複合基材 ４・・・ヒートシール性を有するポリエステル樹脂層 ５・・・ポリオレフィン系樹脂層 Ｅ、Ｅ’・・・積層材端部末端
Claims (1)
- 最内層がヒートシール性を有するポリエステル樹脂層で
最外層がポリオレフィン系樹脂層である積層材からなる
紙複合容器において、前記積層材の貼り合わせ部が、内
側に位置する積層材端部を２つに折り重ね、その末端を
外側に位置する積層材端部の末端と実質的に合致させて
熱接着することにより構成されていることを特徴とする
紙複合容器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63019772A JP2678451B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 紙複合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63019772A JP2678451B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 紙複合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01199847A true JPH01199847A (ja) | 1989-08-11 |
| JP2678451B2 JP2678451B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=12008625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63019772A Expired - Fee Related JP2678451B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 紙複合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2678451B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0529336A1 (en) * | 1991-08-01 | 1993-03-03 | Toppan Printing Co., Ltd. | Method of thermal fusion |
| JPH0539370U (ja) * | 1991-11-02 | 1993-05-28 | 大日本印刷株式会社 | 吊下容器 |
| US6554182B1 (en) * | 1997-07-28 | 2003-04-29 | Tetra Laval Holdings & Finance S.A. | Packaging container for the cold storage of liquid foods and a method of producing the packaging container |
| WO2020056702A1 (zh) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | 张开有 | 纸容器包装及其制造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60106918U (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-20 | 大日本印刷株式会社 | 注出口付容器 |
| JPS61132224U (ja) * | 1985-02-04 | 1986-08-18 |
-
1988
- 1988-01-30 JP JP63019772A patent/JP2678451B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60106918U (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-20 | 大日本印刷株式会社 | 注出口付容器 |
| JPS61132224U (ja) * | 1985-02-04 | 1986-08-18 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2020056702A1 (zh) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | 张开有 | 纸容器包装及其制造方法 |
| CN112739625A (zh) * | 2018-09-21 | 2021-04-30 | 张开有 | 纸容器包装及其制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2678451B2 (ja) | 1997-11-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |